一夢庵風流記 (新潮文庫)
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一夢庵風流記の感想・レビュー(327)
名作マンガ花の慶次の原作。自由で縛られない”いくさ人”としての生き様。高雅な風流人としての側面。情熱的な愛情の人のひたむきさ。人間としての前田慶次郎の面白さが凝縮されていて面白い。 どうしても花の慶次がすきなので筋違いな比べ方をしてしまう。ギャップは年齢くらいかな。原作だと慶次郎=中年な描写がちらほらあるからw 前半は花の慶二と重複する場面が多かったけど、後半は全然違う展開。マンガだと幸村登場あたりからほぼ別物に。朝鮮訪問から三成、秀康とのかかわり、関が原の描写はマンガにない展開で夢中に読んだ。
隆慶一郎2作目。主人公前田慶次の苛烈で奔放で義理人情溢れる生き方。今や現代人にとって無縁な生き方に近いが、だからこそ魅力的に見える。また、秀吉をはじめ、他の登場人物も個性的であり、生き生きとした描写にはまりこんだ。
「辛苦みつつ下りき」というにはあまりにも明るく自由な前田慶次の道行き。その意味では陰影にかけているような感もなきにしもあらず。
花の慶次が好きな人にはぜひとも読んでもらいたい原作。これを読んでいると花の慶次のシーンが思い出され、原哲夫の表現力は素晴らしいと思えてきた。やはり主人公の前田慶次郎にはもう惚れるくらいに凄い。男惚れ出来る人間は男に惚れられる人間になれるのだろうな。花の慶次との微妙な違いを楽しんでもらいたい。
原哲夫の「花の慶次」の原作。前田慶次郎が本当に格好良すぎる。男が憧れる生き方そのままを文章でぽんと出された感じ。これを読んだら男子なら誰でも、戦国時代に生まれたかったと思う。秀吉との対面部分の会話が好き。秀吉も大物だよな。それなのに前田利家の小物っぷりと言ったら……。史実じゃ凄まじくできる男なんだけどなあ利家。
『花の慶次』未読。慶郎の生き方が一人の男としてかっこいい!朱槍の描写が秀逸で、ほんとに殺陣をみてるみたいだった。終わり方も良かった!
今さら紹介する必要もない「花の慶次」の原作であるが、目の前に人物が現れるが如き隆慶一郎の筆力に驚嘆。「そんなことできるわけないだろう!!」という野暮なツッコミが霧消する前田慶次郎の快男児ぶりに圧倒されっ放しの書。
「花の慶次」の原作として読んだ。コミックに隆慶一郎氏と原哲夫氏のくだりがあって、「北斗の拳」を書き上げた原氏が、ケンシロウ以降、思い入れのある主人公を描けない、と執筆が止まっていた時に出会った、と。本作とその他の慶次郎モノを読むと、コミックはずいぶん若く描いているなぁ、と思いますが、原作の中でも活き活きと戦国の快男児が描かれ、おまつとのくだりなどは少しドロ臭さもあったり。いずれにしても、理想の男の子像だなぁ、と。
行動小説としては一級品。この茶目っ気もあり、諧謔もあり、行動の見事さのある、一種のヒーローには男ながらも惚れたくなる気持ちがある。特に秀吉と慶次のとの対面シーンの文筆力の圧倒さは必見。漫画を読んだ人にも筋が違う部分がかなりあるので是非、これをとっかかりにして隆慶一郎さんの世界に入ってきてほしい。 前書き部分?の期待をそそるのも上手いと思う。
慶次郎の「そもそも友とは何かを喋るものかね」という一言に痺れました。人物を魅力的に描いてある小説は読んでいて楽しいです。最初に読んだのはもう15年前、著者は既に故人でした。以来、隆さんの著作を漁るように読み続けてます。男が惚れる男を書ける数少ない作家だと思います。
文句なしに面白かったです。前田慶次郎が、どこへ行っても何をしてもひたすら痛快で、それが最後まで全くブレずに繰り返されるので、ミニマルな快楽がありました。文章も平易で読みやすいですし、延々と読み続けてもいいんじゃないかと思った。個人的には、秀吉との対決と、利家との最後の対面の箇所がぐっと来ました。共感したのは利家の方ですが…。
前田慶次郎を主人公にした歴史小説、「花の慶次」の原作として有名ですね。慶次郎の圧倒的な強さと華やかさ、そして天下人が相手であっても平気で啖呵を切る威勢の良さがイキイキと書かれています。前田慶次郎は実在の人物ですが、近作の一つ一つのエピソードは現実では到底考えられない創作の話となっています、しかしこの位壮大な逸話がある方が面白いし慶次郎らしくて良いですね。暗い話題が多い昨今、近作のように爽快な作品に触れて、気分を晴らして前向きな気持ちを持つことって大事だよなあ。
初めて読んだのは高校時分だったが、それでもストーリーをほぼ全て覚えているのに驚いた。漫画の助けもあるだろうが、優れた作品というのは矢張り忘れられない印象を残しているんだなあ。内容については何をか言わん。ひたすらこういう生き方が羨ましくなるのみです。
前田慶次郎に関する資料って少ないんですよねぇ。脚色もあるだろうけど、自分自身に嘘をつかず、誰に対しても通し続けるってすごい。しかも周囲も巻き込まれ、どこかで必ず心が通じ合い、悔しがりながらも爽やかな心持ちにさせてしまうところが鮮やか。女は勿論、男も惚れる人ですね。
前田慶次郎の生き様を描いた歴史小説。週刊少年ジャンプで連載されていた「花の慶次」の原作である。 とにかく主人公である慶次郎が格好いい。彼のようにまっすぐに生きたいと思った。
前田慶次郎という人をここまで鮮やかに描き有名にしたのはこの作品ではないかと思う。男が惚れる男、という印象。(もちろん女性にもモテるんだけど)自らの力量に確固たる自信があるからなんだろうけど己を曲げずに信じるがままに生きるというのはある意味憧れでもあるわけですから。周囲の人ははた迷惑だとは思うけど!
熱い時代小説であった。米沢旅行をしたとき、慶次郎の赤い兜を見たが、そういうことか。格好よすぎるんだけど、楽しめる男のロマン。
おもしろかった。漫画を先に読んでしまったんだけど、あんまりにも原作まんますぎてびっくりした。原作の表現を大事にする漫画っていいよね。
自由を思う存分使いこなした稀有な人物。爽快な生き様とに感動しました。面白い!ぶち切れた石田三成が泣きながらぽかぽかと慶次郎の胸板をたたいたシーンに笑ってしまいましたけど;;
面白いの一言に尽きる。面白い小説というのはまず冒頭からして面白い。一ページからこれから何が始まるのかという期待感が沸いてくる。まさにこの本がそれでした。今思えば『花の慶次』は、この原作のよいところをよいままに表現しようとした良作だったと思った。今の日本には野生馬っていないのかなぁ・・・。
男の生き様と物語としての巧みさが一致した傑作。一本の筋を貫き通した慶次郎の男振りの一つ一つが目に浮かぶようで、読者としても慶次郎に惹かれざるを得ない。
いまさらながらなのかな?前田慶次はこれがはしりだそうですね さすが隆慶一郎氏 もっともっと書いてほしかったなぁ 岸和田少年愚連隊のカオルちゃんに似てなくね?
今作での前田慶次郎の侠気・剛腕・爽快さ・傾き振りは言い尽くされているので、ちょっとだけ別の事を。…「傾奇者とは」という話の枕で、作者旧知のTVディレクターの人相風体行動が例えに出されたのだが、僅か三頁足らずの形容にも関わらず、彼の誇りや美意識や、その裏面の孤絶感と苦しみが存分に伝わってきて、読むこちらも胸が痛くなってしまった。これでググイと世界に惹き込まれた。素晴らしいオープニングだと思う。隆慶一郎氏の筆力に感嘆するのみ。
久々に面白い時代小説に出会えました。作者オリジナルの部分も史伝エピソードに負けない魅力があるのでぐいぐい引き込まれます。爽快!
前田慶次郎が本来どんな人間なのかは分かりません。が、この小説ではろくでなしのニートがありとあらゆる手をつくして賛美されまくっているような印象しか受けなかった。しかし少年漫画のようにすらすらと読ませる面白さがある。少ない資料でここまで話を広げてしまえるのは本当にすごい。
漢の憧れ、「前田慶次」。「花の慶次」から入りそれから隆慶一郎先生にハマリました。「花の慶次」から入るとなかなかカルチャーショックを受けます・・・。妻子持ちであったりその他もろもろ・・・。しかし、前田慶次大好きな自分としては二人の慶次が楽しめて得した気分でした。松風との出逢い、聚楽第での顛末、養父との別れの時の慶次の一言、利家の死ぬ間際のやりとり・・・漢なら誰もが感銘を受け、こうなりたいと思うはずです。正に天に愛された漢の話です。
『天地人』を読んで『一夢庵風流記』が読みたくなり、ずいぶんと久しぶりに手を出しました。『花の慶次』が無性に読みたくなります。
私の相手のバイブル。昔ジャンプで連載していた「花の慶次」の原作本、と言った方が通じる人が多そうです。読んでみて、ジャンプの方は良くも悪くも少年漫画だったんだなあ、と思いました(当たり前だけど)。男女の中の深さ、妻子を捨てても自分の生き方を貫く強さと慶次郎の器の大きさに惚れました。直江兼続との関係も良かった。歴史小説の醍醐味を存分に堪能しました。
私のAll time Best5に入る1冊、文庫にて再読!これがあったから、昨年(2009年)のNHK大河 天地人で直江兼続がクローズアップされたのだと思っています。
一夢庵風流記の
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感想・レビュー:73件














ナイス!
































