パプリカ (新潮文庫)
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パプリカの感想・レビュー(695)
映画「インセプション」がパプリカからアイデアをパクってると筒井さんがテレビで言われていましたが、その意味がよく分かりました。極上な知的エンタテインメント作品。今敏監督の映像化作品も見たいと思います。ラスト近くは「ゴーストバスターズ」のマシュマロマンを思い出しました。ハリウッドにパクられたという作品内で、ハリウッド映画のパロディかと思えるシーンに笑えました。
同じく筒井の「虚人たち」と並行して読んだので、虚構の恣意性、また虚構の構造は現実にも当てはまるということ、そういうものを分かりやすくサービス精神旺盛に組み込むとこうなるのかなーと思った。玖珂さんいいなあ。下手をすると子供じみた滅茶苦茶な展開になりかねないが、そこに至るまでの誘導が見事。
破綻した夢の世界を言葉で書き上げることができるなんて。説明しても伝わらない夢を「パプリカ」では鮮やかに描きだせる。映画を先に見たせいかもしれないけれど。
なんといっても、夢の描き方はさすがに上手い。夢から夢に入り込んだり、場面の入れ替えだったり、スパイ大作戦みたいだったり、を見ると『インセプション』の元ネタはこれだったのか!みたいな気分になる。読み終わった後、読者がそれぞれ想像力を広げていくんだろうなあと思うと面白い。パプリカ自体が夢魔的だったり。
第一部で地を組み立てて第二部で一気に暴れまくる感じがなんだかまるでRPG(というか昔話の桃太郎?)のようでした。さすが筒井康隆!と思わせるような作品だったと思います。
大好きな筒井さんの本の中でも、お気に入り上位の小説。色々な面で素晴らしい作品ですね^^ たまにパプリカに会いたいから再読したくなります。
【ネタばれ有】夢と現実が混同していく様子が好き。カオスとは、この事なり。最後に、「皆、発狂していた」といった表記が気になる。ちなみに、解説で、「夢は普通一人称視点だけれど」といったような表記があるけれど、俺の今まで見た夢は、ほとんど3人称視点だった気がする。夢を見るのは好きです。
映画から入ったけど、とてもよかった。もっと小難しいかとおもいきや、覚悟してたほど難しくないし、しかも映画よりも筋がやはり複雑。 それぞれのキャラに深みがあって、素敵だった。 世界観に囚われすぎて未だに戻ってこれてない。 おもしろすぎて4時間くらいで読破。 帰りの駅で乗り過ごしたけど終電間に合ってよかった。 どこかで見つけたら買おう。
夢の中での応酬には若干混乱しましたが、夢の世界ならではの非現実的な世界を想像しながら読むのは楽しかったです。成人向のSFファンタジー、という印象でした。知的美人な主人公が時折見せる人間らしい弱さにコロッときてしまうのかな(笑)余談ですがイケメンとのロマンスになるのかな?と思いきや、やっぱり元の鞘に収まるのね。
初筒井康隆SF。もっと狂気が乱舞してるのかと思いきや、第一部はその断片をうかがわせつつも意外とまともで、第二部からいよいよという感じ。想像していたより断然読みやすくて、文章に酔いしれた気分になった。まさに夢そのもののように、結末がどうこうというより、読んでいる最中、作中に没頭している最中が一番楽しかった。
夢か現か幻か。 独特の文体から語られる物語は鮮烈な印象を残し、無へと帰る。 イマジネーション溢れる作品。朦朧とした。
今監督のアニメを見てから、原作を手に取ってみた次第。アニメもめちゃくちゃだと思ったけど、原作はもっとめちゃくちゃだった、ビックリだ。パプリカの世界を俯瞰して物語を読んでいるはずなのに、今自分が夢と現のどっちにいるのかなんて聞かれたら、いやあどちらでしょう、とか思わないわけですが、夢に侵食される現実は面白い。いや、今思うとパプリカの世界は現実だったのかも定かではないなあ、どうなんだろう。
研究所内の権力闘争だったのに、いつの間にか夢と現実が入り混じっていた。このインスピレーションはすごいよね。すごくワクワクして読めたけど、さすがに最後の方は筒井康隆の豊かな創造力から取り残されてしまった感がある。
★★★★☆ 映画でインセプションを見た時”この発想すごい!!”って思ったけど、その数年前に同じようなことを考えて実際に書籍化していたなんて・・・。アニメの映画にもなってるってことで是非みます!
SFはあまり好きじゃないけれど筒井康隆は例外。後半のスピーディーなハラハラ感が最高のエンターテイメントになっている。終わり方も期待を裏切らないし、さすがの一言です。
ブレーキの壊れた車のように無限に拡散していく想像力と発想力は圧巻。メタメタメタなので読者にも想像力が要求させる。映画化されただけあって、確かにそんな感じ。面白かったけど、“夢”の解釈はインセプションとかの方が好きかな。
筒井康隆「パプリカ」読了。評価:★★★★☆エンターテイメント性の高さにぐいぐいと引き込まれ、3日間で読破。特に後半は一気に読み切ってしまった。大学時代、心理学を専攻していたので、カウンセリング理論の妄想的応用としても興味深く読んだ。変態的エロスの要素がちょっとあるのも、あたし的には面白かったです。(笑)これから映画のDVDを借りに行きます♪
映画を先に見たクチの私ですが、敦子(=パプリカ)が可愛い。結構なビッチでもあるんだけどチャーミング。第一部はほんの導入で夢と現実が混ざり合って収束へと雪崩込んでいく第二部で筒井氏の本領が発揮されている。
パプリカちゃんがとても魅力的!次から次へと男性を愛し愛され…。普通だったら軽いなあって思ってしまいそうだけど、なぜだかそんなところも彼女の素敵な魅力に思えてしまいます。夢の中という状況がいやらしさをかわいらしさに変えているのかな。夢を操作することで発狂させることができるなんてとても怖いですね;人の心理の深さを思い知りました…。映画も観てみようと思います^^
映画で名前くらいは知っていた。まさか筒井さんの著作だったとは。最初は淡々と話が進んでいくけど段々個々の私欲がぶつかり合って物語りは進んでいく。最後の方の描写は圧巻。映画の方は未見だけど、映像で見たら凄そうだ。
文句無しに面白かった!特に後半は怒濤のストーリー展開で、ページを捲るのさえもどかしいような感じ。筒井康隆がSFの巨匠だとは知ってはいたけれど、こんなに凄いんだなぁ。私は主に推理小説を主に読んでいてあまりSFは知らないけど、この本はジャンルなんか関係なく、娯楽的小説として読ませる魅力があった。夢の中で戦うシーンの迫力は、映像では決して表すことが出来ないんじゃないかなぁ。 ただ、解説でも触れられているけれど、主人公があまりにも万能過ぎ、男性に都合良すぎな点は気になったところ。ま、仕方ないかなぁ。
映画みてからずーっと読みたかったんだけど、やっと読めた。映画のって、かなりライトな感じにして、それであんな感じになってたのか…。なんかとても衝撃だった。筒井康隆の小説は、やっぱり重いなぁと思った。【tkb】
私ごときが言うのも何ですが、筒井康隆さんの想像力は物凄いという感じです。一度読んだらのめり込んでしまう程面白い。。。すでに夢を映像化することは研究されているようなので、この物語のような世界は遠い未来ではないと思う。他人の夢の中を自由に行き来できる世界があったらオチオチ寝ていられないな。しかし、自分の夢を録画して見ることができたらわくわくする。どっちがいいのやら・・・。映画も面白いけど更に豊富な物語が待っているので是非!
冒頭は〜だった。っていうの続いてるなーって思ったけど、読み進めてるうちに次々にページをめくっていることに気がつきました。パプリカの魅力…分けてほしいものです(笑)何だか、自分が夢を見ているような本でした。初めて筒井さんの本を読んだけどなかなか当たりだったと思います
この作品自体がひとつの夢だったような、そんな読書体験だった。最後の最後でしこりの様なモノが残るのは、この作品が悪魔の種子だったのでしょう。きっと。
パプリカの
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感想・レビュー:137件















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