項羽と劉邦 (上) (新潮文庫)

項羽と劉邦 (上) (新潮文庫)
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項羽と劉邦の感想・レビュー(608)

やっぱり読み始めると面白い!

名作揃いの司馬本の中でも、自分としては一番の作品。この話を書く作家さんはどうしたって元ネタであり偉大なる先達である司馬遷の名文「項王垓下ニ泣ス」(虞ヤ虞ヤ汝ヲ・・・のくだりですね)と対決しなければいけないわけですが、そこが十分すぎるほど格調高い名文になっているのは、さすが日本を代表する作家であると思いました。ほんの少しだけネタバレを許していただければ、ラストシーンで項羽が笑います。その「笑い」があまりに悲しく、あまりに運命づけられていて背中が総毛立つ思いでした。不朽の一冊です。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 02/09

司馬遼太郎さん凄い。恥ずかしながら初読。「項羽はどう仕様もなく項羽であった」という一文が印象的。項羽が鉅鹿城を落とすシーンの記述が鮮やかで躍動感があってすばらしい。普段は日本の女性作家の狭い半径の話を読むことが多く、異国の古代のスケールの大きい話は初めて。それゆえ、最初はなかなか読むのが難しかったが、面白さが分かってきた。感情移入できて、共感できて楽しい読書ばっかりしてきたが、よかった…。この本読んで。幅を広げたい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/29

高校の古典の授業で知り、いつかきちんと読んでみたいと思っていましたが、歴史小説は少し苦手なので、長いこと手が出せませんでした。あのときからずっと項羽が好きで、ことあるごとに項羽に肩入れをしています。范増のことをよく知らないので、今のところ、項羽にもっと有能な軍師がいればと考えてしまいます。それとも、項羽の性格そのもののせいなのかな。最後の方は読んでいてつらかったです。でも、まだ上巻。どういう過程で結末を迎えるのか、知らないことだらけで読むのが怖いです。項羽がどうなるか知らないでいれば、こんな気持ちにならず
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 01/21
ぽん
【ネタバレ】事実なのか知らないけど、項梁の最後はとても残念。戦って最後を迎えてほしかった。あと、どうして、王なんてめんどうくさいものを立てちゃったの。このことがなかったら、後々どうなっていたのだろう。項羽と劉邦の年齢差に驚いた。項羽のほうが年下なのね。
ナイス!ナイス! - 01/21 09:30


司馬遼太郎は久しぶりだったが面白かった。読むのに時間がかかったと思った。

中国は秦末、激しい気性と圧倒的な武力を持つ項羽と、人を引き付け魅力をもつ劉邦の2人を軸に、激動の時代を描く。中国の広大さを背景に展開するストーリーがダイナミック。たくさんの個性的な人物が登場するけど、民生と後方補給の達人蕭何と秦の名将章邯が好き。何回も読んでいるけど、何回読んでも面白い。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/30

はるか昔、すべての戦いの究極の形である「王道」VS「覇道」の戦いがあった。戦の神と言われた項羽は99回勝ったが、最後に天に滅ぼされた。99回負け続けた劉邦は、最後にきわどい勝ちを拾った。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/13

三国志とか水滸伝とかたくさんの群雄が咲き乱れては散っていく系が好きで、項羽と劉邦は2人しか英雄が出ないと思って読まず嫌いをしていました。実際、読んでみて様々な勇者が己の理想や欲望によって立ち上がっては滅亡していく諸行無常な有様は上記2作品以上でした。今のところ、竹を割ったような単純明快な生き様を持っている項羽が好きです。どのように生き、散っていくのか続きが楽しみです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/02

高校の古典の授業で面白そうだったので読んでみました。この手の本はあまり読まないので比較はできませんがとても面白く読めました。何よりもまずスケールがでかいですね。ちょっと自分の頭では想像できませんよ。何十万人も一斉に戦って食って死ぬというのは。でてきた登場人物の中では趙高が好きです。こいつの悪役っぷりはどっかの漫画に出てきそうな感じで嫌いになれないです。英雄はいかに食わせることができるかで決まるというのは斬新というかなるほどなと思いました。劉邦はヤン・ウェンリーみたいな奴かなと思ったらぜんぜん違いました(笑
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/01

十二国記とか銀英伝読んでたから楽しめた。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/10

この巻では人物毎のエピソード集といった風で時系列も前後するので全体の流れが判りにくく、物語というよりこの時代の風俗紹介の比重が大きい印象。項羽・劉邦より秦の将軍章邯に最も惹かれたのにあの退場は…。一晩で二十万人を坑って想像できる規模を超えとる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/28

初の司馬遼太郎作品。馴染みの無い言葉に苦戦。しかしそれでも読むのを止められない面白さ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/19

漫画「赤龍王」を読んでウィキで少し調べてから読んだら読みやすかった。三国志とこれは中国歴史で1番面白い。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/14

大物論。

その人となりには、天賦の才が与える影響が大きいのであるが、それを超えて変えうる経験もまた貴重である。言葉、表情、居住まい、内にある教養、見た目、すべてがこの時代を覇者として生き抜くには重要であることが伝わってくる。現代にも通じるところが多いことを実感する。中巻が楽しみ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/28

古代中国の話である。あまりにも遙かに遠すぎて、何とも言えず不思議な感じがする。それにしても、昔から中国人のやることは桁が違うものだと思う。始皇帝の土木事業といい、項羽の大虐殺といい、やはり大陸人の考えることはなんだか、日本人の発想とは基準が違うようでもある。項羽が後に失敗し、劉邦が成功するその人間性の断片がほの見えるさまがおもしろい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 05/24

中国の歴史の中で一番面白い時代のうちの一つを、一人一人の人物描写が丁寧にされており、躍動感のあるストーリー展開。中・下巻と読み進めていくのが楽しみ。

初司馬遼太郎でしたが、読みやすかったです。間に中国の歴史や風俗など、解りやすく解説されていて、少し賢くなれたような気がします(笑)。上巻からだけでも、項羽がどのように最後を迎えていくのかが解る感じですね……
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/15

どんな英雄でも、食べさせられなくなれば部下に殺される時代。ちょこちょこ現代の話しが挟まれるせいで気持ちが少し萎えましたが、「馬と鹿」などの説話は面白く驚きが多かった。

初めて読んだ高校生の時は面白いなあと思ってたんだけど、吉川三国志を読んだ後だと読んでて眠くなる。躍動感が全然違う。キャラが生き生きしてないわ作者特有の脱線多いわで読んでて辛い。中巻からキャラが動いてくるのかな…。吉川英二の作品はジャンルだと大衆小説って言うくくりに入るけど、小説なんてフィクションで何でもありなんだから中途半端に歴史的解説なんて入れないで、吉川さんみたいに人を楽しませる書き方の方が個人的には好きだ。史実を知りたければ史料を読めばいいんだもん。

kc
悪政に対して立ち上がる、誰もがそのような高い意志を持って武器をとったわけではない。様々な人が様々な背景から戦いへと身を投じてゆく。戦の才能が優れた項羽、人徳以外皆無の劉邦、激動の物語への序章。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/03

当時は、「食べさせることができるのが英雄」とのこと。今とは時代の感覚が異なっていて、驚きが多い。劉邦にとっての蕭何、項羽にとっての范増。「主役を創る」彼らの活躍にも今後期待したい。項羽が蘇角を打ち破るシーンは鮮やかだった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 03/15

司馬さんの歴史小説にしては、小説要素よりも、歴史資料の要素が多い上巻。登場人物達にワクワクするよりは、歴史を学んでいるという展開です。上巻はまたまだ物語の序章です。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/14

当たり前だけど、スケールのデカさに圧倒された。善悪は別にして、尊敬する。そんな凄まじいスケールの事をやってのける器量や人徳や意志の強さや強靭な精神力や…。遥か昔にこの大地で起こった事に思いを馳せて見る世界は何だか壮大だなぁ…。活字嫌いだった私が初めて読みきった時代小説だけど、時代小説って、、、気づくの遅過ぎやけど、、、めっちゃおもしろい!!笑
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/16

登場する人物それぞれを見ていて、人間はいつの時代においても変わらないものなのかも知れないと思う。項羽みたいな人間も、趙高みたいな人間も、身近に見付けられるから。中巻以後の劉邦の描写が楽しみ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/16

項羽と劉邦というタイトルですが上巻では秦という強大な帝国がが自壊していく描写に重点が置かれています。さまざまな名将たちが広大な大陸を駆け回るのには圧倒されました。章邯の報われない名将ぶりが印象に残りました
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/01

小説なのに、時代や文化の検証があり、しかもそれをわざわざ似たような日本の文化に翻訳して伝えてくれている。勉強になりまくりながらも、かつ面白すぎて話せない小説。人心を得るとはなんなのか。考えさせられる。また、おごれば死ぬこともわかった。。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/20

一度読み始めると、止まらなくなるね。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/16

始皇帝、趙高(ちょうこう)、胡亥(こがい)。扶蘇(ふそ)、蒙恬(もうてん)。項梁(こうりょう)。

司馬小説は毎度読破する忍耐力を試されてるのかと言いたくなるくらいのその膨大な知識量に圧倒される。読んでて面白いかと問われれば正直躊躇うが、司馬遼太郎的歴史観は興味深くてすごい。読む前は劉邦はとてもすごいかっこいい英雄を想像してのに、田舎の大親分ではっき言って無能。でも人をひき付ける能力がずば抜けていて自然に手となり足となり頭となる人が寄ってくる。確かに、才知と武力に優れているのは大いに武器になるかもしれないが、頂点に立つ人物に一番必要なのは、このカリスマ性なのかもな。蕭何のファンになったよ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/30

三国志を読んだときも思ったけど、中国は裏切ったりするのが多い。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 09/21

☆☆☆☆

若干、知識を詰め込み過ぎで、理屈っぽいところがある。時代物が好きで、多少の気力が必要です。

風土とはいえ根本的な国民性の違いが面白い。どんだけ裏切るのよこの人たち。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/11

以前、横山光輝のマンガを読んだことがあり、一度違う作品も読んでみたいと思っていた。まだ上巻だけなので導入部だけのような感じ。話の最中に人物のエピソードや時代検証などが大量に入る司馬遼太郎らしい文章。もっと話の展開にスピードがほしいなあと、この人の本を読むといつも思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 05/31

秦の始皇帝の死から大陸は再び乱世に。『項羽と劉邦』の時代は秦から漢に変わるまでの一つの大きな波乱、と言ってしまえば、一言だが、その間には様々な人間の生き様がある。登場人物が多くて大変だが、それぞれの生き方に思いを馳せ、わくわくしながら読み終えた。司馬さん独特の迂回するような語りも面白い。次巻も期待。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/30

地理についての解説や人名地名の漢字に苦戦しながら、ようやく上巻を読み終えた。軽い達成感。項羽と劉邦のどちらにもまだ肩入れできないが、だんだん面白くなってきた。章邯将軍の末路が哀れ。ねっとりとした趙高には我慢ならない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/25

中国は統一国家が時代とともに数多く代わっていった。昔から何でかなと思っていたが、皇帝といっても日本の天皇とはぜんぜん違う。大きすぎる国土、中央集権国家といっても地方ではほころびか出て、やがて次の勢力に滅ぼされる。上巻では劉邦なんかまだ冴えない人物。これからがたのしみ
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/20

中国人の名前は,誰が誰かわからなくなるな.
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/15

やっと読み終わったー。2週間半かな。そしてもらってから5ヶ月近く。感想文3巻まとめて書こうと思ったら忘れそうだから、書くとしたらメモはとっといた方が良いだろう。ということで。項羽はそうでもないけど、劉邦はオーラ以外はイマイチだったんだ…2人とも名将のイメージがあったけど、この頃(今もかな?)リーダーに重要とされていたのは人柄とかカリスマ性みたいなものだったようだ。兵は一人一人把握できるくらいの人数ではなかった。だからこそ、リーダーの評判というものが兵を統率していたのかな。戦国時代だけあって地名とか複雑だ!

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項羽と劉邦の 評価:26 感想・レビュー:78
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