燃えよ剣〈下〉 (新潮文庫)

燃えよ剣〈下〉 (新潮文庫)
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燃えよ剣〈下〉の感想・レビュー(2579)

土方歳三。学もなく、大局的な視野もない。でも剣に生き、組織に生きた彼の姿はやっぱりカッコイイ。下巻は近藤が散り、新撰組もなくなるが、歳三はますます強く、洗練されてくる。文句なしに面白い。

約10年ぶりに再読。最期まで喧嘩師として生きた土方歳三は、格好いい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/15

下巻は仲間との別れが沢山あり、やはり胸が苦しくなりますね。鳥羽伏見の戦い以降からの、息つく暇の無い戦の数々には引き込まれ、あっという間に感じました。歳三が素の状態で、お雪さんと過ごす一時は切ないけれど、ホッとする場面で好きです。「男は、自分が考えている美しさのために殉ずべきだ」というセリフの通り、時代の狭間でそれを貫き通した生きざまにとても惹かれます。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/13

土方のブレなさは安心感があるけれど、新撰組の顛末や時代のままならさは切ない。それにしてもとんだ沖田萌え小説だった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/13

土方以外の新撰組のキャラクターが、全然魅力的に見えなくて、何だかなと、思っていました。最後まで読んでみると、皮肉屋でひねくれ者の土方の目を通して新撰組をみると、隊士の皆がこういう書かれかたをするのは仕方ないなと思いました。戦を前にして、土方が、お雪と過ごしたいと告白した時に、永倉、原田が嬉し涙を流すシーンと、近藤との別れのシーンは、ただただ感動。男の友情、愛を感じました
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/07

あとがきで「竜馬がゆく」と同時に連載されていることが書かれている。対立したお互いではあるけれど、元々同じ物語。陸軍の奉行並みの資格を与えられ、最後は函館、五稜郭。閣僚8人の中で戦死したのは歳三だけ。そのうち4名は明治政府にも仕えた。「剣に生きるものは、ついには剣で死ぬ」、最後は剣でなかったが。「燃えよ‥」は土方歳三という人物を深く掘り下げていて特に集中して読めた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/03

歳さんは、最後まで、新選組副長・土方歳三だったんですね。鳥羽伏見の戦いから五稜郭まで、彼の凄まじさと潔さを知ることが出来ました。浅田次郎の「輪違屋糸里」「壬生義士伝」と共に。お勧め以上です。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 02/02
Nak34
切ないなあ。
ナイス!ナイス! - 02/03 22:36


自ら喧嘩師と自称する程の根っからの戦さ好きな土方歳三。さすがに強い!上巻も良かったけど、個人的には箱函での戦いっぷりの方が好み。お見事!土方さんの人生の中で戦さをしている時が一番生き生きしてたんじゃないかとおもうくらい…。だから、最後の土方さんの必死の思いはかっこいいんだけど寂しくもあった。新選組解散後も彼の気持ちはそこにあり、最期まで新選組土方歳三であり続けたんだな…。本当のところは本人しか分からないけどそうであったらいいなと思う
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/31

はじめて読んだ、何て言うんですかね、時代小説?でした。今まで読まず嫌いしてましたけど、意外に読みやすかったです。また、全く興味の無かった幕末の歴史も気になるようになってしまいました(笑)これをきっかけに今後も歴史小説を読んで見たいと思います。いやあ、かっこよかったな!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/30

ふむ。

土方歳三の生き様、最期までかっこよかった!「新撰組副長土方歳三」と名乗った時は痺れた( ; ; ) 薩長からすれば恐ろしい名前だよな。。近藤勇、沖田総司への思いや歳三に着いてこようとする旧新撰組隊士にたいする優しさにも涙。。みんな歳三を心から尊敬と信頼している。最高の上司だよなー
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/27

土方さんの格好いいところがぎゅっと凝縮されていました。最期まで前を見ていた土方さん、本当に格好いいです。下巻ということで、死、別れ、再会、といった山場の連続で次々に読み進めたくなります。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/25

命を落した同士、今まで自分が斬ってきた人達を背負い、時勢に踊らず最後まで節義にのみ生きる土方歳三の生き様に感動した。現代でも政道は揺れるが今こそ武士道が必要なのでは無いかと思わせる、勇気を与えてくれる小説となるでしょう。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/25

天運は最後まで土方側に味方しなかった。生き生きと戦いを続ける土方が時折見せる人情に胸が熱くなる。最後の死にざまがものすごい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/22

やむにやまれぬ立場の人々の生き様は、小説に書くしか仕様がないかと感じている司馬さん。京都を中心とする日本という統一国家樹立の必要を感じ、諸藩が薩長土の時勢に乗って官軍へと転じていく。それは日本ではく薩長土に過ぎないと、時勢に抵抗することで侠気をあらわす旧幕勢力。激しく時勢に抵抗し自分が考えている美しさのために殉ずる土方歳三、大義名分を重んじて捕捉される近藤、生きながらえてなお明治政府に仕官する榎本武揚。それぞれに感じるものはある。それほど共感できなかったが、薄桜鬼みてる場合じゃないぜってことはわかった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/22

★9。とても面白く、満足のいく読書時間だったと思います!上巻もよかったですが、下巻の方が好きですね。敗戦濃厚になっても降伏は考えず、己の生きざまと死にざまを大事にした男としては憧れる人物だったことに大いに感動しました。幕末ものを少し敬遠していましたが、反省です。これからも司馬作品をちょくちょく読もうと思います。お薦めです♪
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/20

20年ぶりに再読。とにかく土方がかっこよく、一気読み。唯一お雪にだけ弱みを見せる土方が好きでした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/19

上巻で司馬の書く文章が苦手で読むのをやめようと何度も思ったが、下巻は読みやすく面白かった。鳥羽伏見~箱館の戦いを中心に描いている。鳥羽伏見の戦いを戦争という老婆の証言が興味深い。歴史が動いた「鳥羽伏見」の解説の教授が「鳥羽伏見の戦争」という言葉を使用…どういう訳だろうか。あと、史実では箱館まで残って流罪、のちに赦されたが切腹して果てた相馬主計が脱走扱いなのは酷いと思った。一諾斎と斎藤一が混ざって描かれたのは史実にそぐわないにしても、面白いなあと思った。会津の戊辰の戦いが一つも描かれないのも新鮮だった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/16

昔読んだけど、再読。 この下巻の土方歳三はめちゃくちゃカッコいい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/14

土方の新選組への一途な思いが伝わってきた。 陸軍奉行並となっても、彼は、新選組副長であり続けたいと望んでいたのだと思う。名を聞かれ「新選組副長土方歳三」と答えたのは、その思い故のこと。 仲間の死、分裂、近藤との別れや沖田の死…それでも、土方は最後まで戦い続けた。そして、お雪と過ごした時間もまた哀しい。本当は戦場へ向かう土方を引き留めたかっただろう。でも、彼の生き様を理解しているからこそ、見送った。彼女は、近藤や沖田とは別の意味での生涯で大切な人だったに違いない。 土方の信念を貫く姿には胸が熱くなる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/12

1973
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/04

土方の人間的魅力がさらに増すように感じた下巻でした。お雪と過ごした時間は、儚いものだったけれど本当に幸せだったろうと思います。榎本たちが降伏に傾いていく中最後まで「喧嘩師」として死ぬことを選んだ、その筋の通った生き様は鳥肌が立つほどかっこいい。函館陥落前日の、昔の新撰組の面々の幻影を見て、「総司のやつがきたよ…」のセリフでこらえきれず涙…。名前を聞かれてあえて「新撰組副長」と答えるところといい、新撰組は土方の魂だったのだなと思います。今度は他の隊士の話も読んでみたい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/04

土方歳三が本当の意味で凄味を見せたのは流山で近藤と袂を分けた時からだと思う。新撰組という組織をいかに成り上がらせるかに心血を注いでいた頃とは違い、鳥羽・伏見で受けた闘い方の限界からすんなり西洋化に舵を切る時節の見極め方といい、常に新しいモノを欲する好奇心は豪胆そのもの。宮古湾海戦、箱館での闘いの後、彼が明治の世に生きていたらと想わずにはいられない傑物である。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/30

これはまさに名作ですね.近藤勇と土方歳三が別れ,新撰組が解散してしまうシーンは本当に辛かったです.沖田総司が死んでゆくシーンも涙をぐっとこらえて読みました.司馬遼太郎さんはどんな心境でこれらのシーンを書いていたのでしょうか.胸が張り裂ける思いだったのではないでしょうか.この小説は12月を楽しいものにしてくれました.
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/28

七里との決闘から五稜郭での戦争を描いた下巻。白兵戦では無敵だった新選組が、善戦するも敗北。近藤、沖田、鉄之助などのかつての仲間、そしてお雪と次々に別れの場面を繰り返す度に目頭が熱くなった。結末を知っているだけに読み進めるのが非常に辛かった。最後は喧嘩師としての意地と節義だけを残し、「『自分の美しさ』を作りきった」土方に感服した。命と言う名の剣を燃やしながら時代を生き切った、武士としては素晴らしい生き様だと思う。こういう太く短い人生も悪くない。幕末モノへの興味に一層火がついた作品。次は薩長視点で楽しみたい
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/27

カッコよすぎてぶわっと汗が出てきた。「尊氏だか何だか知らねえが、人間、万世に照らしてかわらねえものがあるはずだよ。その変わらねえ大事なものを目指して男は生きて行くもんだ」これとか大好き。司馬さんの小説の主人公の男の人の中でも、とくに土方歳三は本当に男らしく一本筋が通っているところが大好きです。憧れますねー。司馬さんも、歳三は幕末の乱世であったから歴史に名を馳せるほどに有名になったと書いておられましたが、現代に歳三が生れてたら、どんな人生送ってたんでしょうか?
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/25

まさに、燃えよ剣。下巻後半に近づくにつれ、土方歳三の最後を読まなければならないという悲しい気持ちを覚える。同時に、最後を見届けねばという気がしてくる。幕末ものに興味がなくとももっと早くに読めば良かった、と思う。傑作。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/23

下巻は薩長同盟が結成され、倒幕、維新が成立し、土方が東北~最後は五稜郭で死ぬまでの話。時流に真っ向から対立しても、自分自身の士道を全うした土方。それは武士はどうあるべきかという彼自身の哲学であり、沖田、近藤ら新撰組結成当時のメンバーと死別してもなお、自分自身の士道を徹底的に貫き、死んでいった姿には感銘を受ける。彼をそこまで士道を貫くことに向かわせた原動力はなんだったのか…なにより自分も自分自身の士道と呼べるべきものを確立して士道を全うして死んでやると自分に誓った。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/18

下巻に入ってから読書スピードがガクンと落ちた。つまりそれは飽きてきた、と言うこと…心のオアシス山崎が亡くなったせいか。とにかく流派とか出身などに縛られる気持ちが今とは全然違うんだなー、と。しかし己の死をあんなに達観できる土方はやはりすごい男なのだろう。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/17

面白かったかどうかなら面白かった。しかし、近藤勇はそれほどまでに俗物的だったのか、なら土方はなんでそこまで彼を立てたのか、やっぱ分からない。史実通りなのか、脚色がかなりあるのか? なんでそんなに命をかけられるのか、それは土方歳三だけではなくて、あまりにもたくさんの人が死ぬシーンがあって、あまりにも現代とかけ離れていて、ちょっと愕然とした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/15

「物事は単純な方が良い」と、土方が劇中で言っている。『坂ノ上の雲』で秋山好古も言っていたが、司馬遼太郎はこの考えが好きだったのかな?とりあえず、土方、一本筋が通っていて美しい生き方だった!
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/15

司馬さんの本は初めて読んだのでまだ何とも言えないけれど、わりと史実が淡々と語られるタイプの小説で、少し退屈だった。史実を通してもっと「人」を書いてほしいと思った。近藤勇らを下げて土方という男を際立たせるのではなく、それぞれの人間をそれぞれに描いて欲しかった。また、これは作家さんごとに多様でいいと思うけれど、日本語の美しさをもっと引き出すような言葉使い・文体の小説の方が自分は好きなように思う。概して期待していたほどにはあまり自分には合わなかったというのが正直な感想です。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/13

下巻は上巻にはいまいち感じられなかった土方の人間味がぐいぐい感じられるようになって、その本当の男らしさにただ感動。息子に読ませたい!この本でよくわからなかった新撰組が見えてきました。次は浅田次郎の「輪違屋糸里」読みます。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/12

★ネタバレ★大好きな作品です。『項羽と劉邦』での項羽はまさに一騎当千。ただ一騎、千の兵士を蹴散らします。そのあとに読む『燃えよ剣』では鬼土方歳三・天才沖田総司ともに同時に二名以上の相手との戦いを嫌った。両極端の人対人の戦いをまったく違和感なく描きだす司馬遼太郎氏はミラクルです。そして、架空の人物『お雪』との架空の会話、架空のストーリーを差し色にし、物語は一気に佳境へと!!引き込まれまくりです!司馬ミラクル!!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/12

無常ゆえの一心さ。人を斬った人間はかならず自分も斬られる、という宿命に殉じたのではないか?
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/11

土方も、近藤も、沖田も、独りで死んだ。一緒に死なせてあげたかった。でも、動乱の同志の精神は、離れていてもまるでつながっているかのようだった。土方は、周囲に無愛想でも、故郷や仲間を深く愛した人だったと感じた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/11

色々と忙しい下巻。相変わらず副長が格好良い。でもただ強くて男らしく格好良いだけではなく。京を発つにあたりお雪さんに手紙を書くシーンでは沖田の言葉に涙したりと人間味が感じられてとても好きなところです。最後の方で夢に以前の仲間たちが現れるシーンとかもしんみり。あとは最後の最後に長州部隊士官に名を聞かれて「新撰組副長土方歳三」と答えるシーンの感動ったらない!後日談の中にある鉄之助が土方家に訪れるたった数行のくだりにさえも感動してしまうほど(笑) あとやっぱり総司との会話がなごむ お雪さんとのはきゅんきゅんする
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/10

上巻に引き続き。愚直なまでに士道を貫く土方と京の熱に中てられる近藤。組織自体が変わってく中で各々の思いもまた変わっていく。話の筋としては上巻が好みだが、目に浮かぶ様な美しい四季や土方の恋(情事)の描写等見所はこちらも数多あり、本作を読了して歴史小説というものの見方が変わった。素晴らしい作品であれば結末が分かっていようとも血は滾る事を知った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/07

江戸幕府の崩壊とともに新撰組も終わりを迎える。そんな中、長州藩の近代的な武装の強さを認め、自分から率先して戦いに取り入れていく歳三。連戦連勝の函館の戦はそんな喧嘩屋歳三の真骨頂ともいえるだろう。しかし時代の流れは止められず、新撰組の隊士は次々と倒れていく。上巻とは明らかに違う、土方の仲間を想う気持ちが隊士の絆の深さを感じさせた。個人的に沖田がほとんど戦えない状態だったのが残念。恋愛描写も秀逸で、お雪と歳三の会話のやりとりなど細かいところにも深い情を感じさせる内容となっている。

とにかく土方が熱い。それに尽きる。終わりゆく剣の時代になお彼は戦う場所を探し求める。何気に司馬さんはラブシーンの描写力が非常に優れてると思う
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/01

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燃えよ剣〈下〉の 評価:33 感想・レビュー:420
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