さぶ (新潮文庫)

さぶ (新潮文庫)
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さぶの感想・レビュー(394)

世の中、ろくでもない人が多くいると思うし、嫌なことも多くあると思う。理不尽なことも多く、何をやってもうまくいかないときや、人間不信になる時も多いだろう。しかし、この本を読むと、そういう心をほぐしてくれる。ここで少し、中身に触れようと思ったのだけれど、僕の書き方だと、どうしても安っぽくなってしまい、本の評価を下げてしまいそうになるから、内容に触れるのは止すことにした。この本は、父親が高校の時に、買ってくれた本である。ずっと読まずにいたが、買い与えたいという気持ちがよくわかった。僕も人に薦めたい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(1) - 02/04

プラスして、僕は、とても捻くれた人間だから、余計に感情移入したのかもしれない。楽観的な性格の人よりも、そうでない人の方が、感じることが多いと思う。あと、時代物が苦手でも、あまり気にならないとも思う。僕は苦手でも、一気に読み進めることが出来たから。
ナイス!ナイス! - 02/05 12:01


すぐ自分ひとりで生きている気になってしまうが、そこには必ず支えてくれる誰かがいることを忘れてはいけない。 わたしも誰かの「さぶ」になりたい。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/01

冒頭の一文から引き込む力がとにかくすごい。友情や愛のセリフがストレートで胸に染みわたるし、栄二の成長も自分と重なるものがあって奮えるものがあった。コンプレックスや鬱屈したものを抱えている人、私のような若い世代の人に読んでほしい。当たり前のことが当たり前じゃないと気づけた時に人は幸せに気づくものなのかもしれない。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/13

【9割の子どもは「読書」で変わる! (2010年 11月号)】内、子供への推薦図書にありました。高校生位の子向けかな。ほんのちょっと性的な部分もある?江戸の下町文化に憧れがあったけど、今の世の中の便利さを改めて知り、今の時代を逞しく生きていくんだ!!と力付けられました。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/09

これはさぶと栄二の友情物語ではなく、自己啓発書として読むのが正解と思う。仕事でもなんでも、労せずして成果を上げることができる人間はそうでない者の気持ちはわからない。この小説ほどドラマチックでなくとも小さな逆境や不幸には日常的に遭遇するし、その経験からどれだけの気付きを得て、どれほど成長するかは結局のところ自分次第だな、と。物事が上手く運んでいる時こそ、自戒の念をこめて読み返したい。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/03

この物語のタイトルは、なぜ「さぶ」なんだろうか。映像が目に浮かぶ。今、栄二の前に「さぶ」がいる。はにかみながら、自信なげに栄二に語りかける「さぶ」がいる。栄二の苦境を支え栄二と共にある「さぶ」がいる。タイトルの「さぶ」は栄二の目にうつった、かけがえのない友の姿そのものではないだろうか。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(2) - 11/23
アホのさかた
コメントありがとうございます。あほですが、いつかさぶのさかたになりたいものです。
ナイス!ナイス! - 11/23 21:35

d_kazeblowing
アホじゃないです。ナイスです。(ごめんなさい。自分のコメントを間違えて消してしまって書き直しました)
ナイス!ナイス! - 11/23 21:41


やはり名作はよい
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/16

ザックリで言うと「濡れ衣で復讐と人間不信に陥った男が様々な人々と触れ合う事で再生を見いだす」話。主人公と関わる人物も苦悩を抱えて生きているという部分がしっかり書かれており素直に感動できる。が、僕は捻くれているのか栄二は自分は意図しなくてもおすえに対して「弱み」を握っている立場であり、おすえは栄二を信頼しながらもどこかで「引け目」を感じたりしないのか?お互いがお互いを大事に愛しながらも罪滅ぼしの為に俺の(あなたの)側にいるのか?という感情が芽生えたりしないのかと思った。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/13

さぶやおすえ、おのぶ、そして与平等々、栄治に肉親以上に親身になってくれる人々のおかげで、自暴自棄になる所から成長を遂げた過程に読み入ってしまった。また、どこへ行っても主役の栄治と脇役になってしまうさぶ(subサブと掛けてる?)だけれど、違うタイプの2人だからこそ自分にないものを補い合えるとても良い関係になったのではないかと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 09/13

「図書館の神様」(瀬尾まいこ)に出てきた一冊。主人公の栄二は「主役」としての素質を存分に発揮する一方で、その栄二を輝かせているのは親友の「さぶ」。あくまで脇役だけど人が人として生きていく上で、必ずだれかがその存在を支えてくれる人がいるということを「さぶ」が気づかせてくれる。もっと山本周五郎の他著書も読んでみたくなった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 09/11
なーちゃん
今「さぶ」で検索かけたら・・・ やっぱ、あっちの「さぶ」も出てた^^;
ナイス!ナイス! - 10/07 19:15


Sky
熱い一冊。耐えること、楽しむこと、恋すること、大事に思うこととか、人との関わり方。いわゆる生きていくに必要なあらゆることが詰め込まれてる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/03

書き出しから終わりまで、映像を頭に浮かべることができるほどすっきりと書かれている。最後のシーンなど、思い浮かべるだけでさぶへの愛おしさが募るであろうこと請け合いである。「布切れ一枚で人生狂わせられちゃたまらない」と途中で栄二は思うが、逆境からそうやって立ち上がろうとする強さはぜひ身につけたいものだ。こうやって生きているだけでも周りに助けられている。そのことを忘れないようにしたい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/31

視点は「栄二」というイケメン(想像)。ところが、タイトルは栄二の友達である「さぶ」。最初のほうは、なぜ「さぶ」なんだろう?と思っていましたが、これは「さぶ」で間違いない。最高だぜ、さぶ。心にぐっとくる一冊。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/30

表に立つ人間には必ず裏方がいる。それに気付いて生きているかどうかで、物の見方が大きく変わる。ボクにとっては深い内容の話でした。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/23

人間関係に疲れたときに、また読み返したい。読み終わった後に、明日からまた少し頑張ってみようと素直に思えた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/17

おのぶは私がもらいたい。おすえより良い女だと思うのだけれど。ひどく苦しい思いをしたけれど、「人足寄場」での出来事と人との出会いは、栄二の人生には重要で意味のあることであったのだなあ。それにしてもこぶの清七の行方が気になる。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/01

おすえさん・・・ 末恐ろしい女だぜ・・・ 
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/22

さぶは尊べき人間だ。でもかないかな、みんなから好かれたりすんのは栄二みたいな人なんでしょう。 いろんな事を学ばしてくれる作品でした。 山本周五郎は人間の本質を描くのがうまい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/16

「さぶのような人になりたい」とは本を貸してくれた彼女の評。読んでみると、タイトルは「さぶ」なのに、主役の名は栄二。読み終わると、あくまで栄二のサポート役に徹するさぶこそが本作の隠れた主役であって、タイトルはさぶ個人というよりも、「さぶ」という言葉で形容される大勢の人々を指していることが分かる。さぶの献身はけして無償のものではなく、栄二との間に築かれた、認め認められ、頼り頼られという関係に由来するものだと思う。寄場でのエピソードも興味深く、皆が皆器用に生きていけるわけじゃないと教えられた気がする。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(5) - 07/16
d_kazeblowing
おっしゃるとおりだと思います。「さぶ」は人を支える人そのものを指しているんだと思います。ナイスです。
ナイス!ナイス! - 11/23 21:01

でぇじなとん
ナイスありがとうございました。そのことを栄二に諭す与平とおのぶのセリフがグッときました。
ナイス!ナイス! - 11/23 22:37


栄二が寄場に入ってから出会う人々や栄二自身の考え方や言葉がとてもよかった。いつの時代でも世間からはみ出てしまう人たちがいたんだなぁと思った。そのような人たちが温かな視点で描写されているところに感動した。 お互いの長所や短所を認めながら、うまく調和して生きている人たちの姿は活気があって、それはとても美しことだなと思った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/12

自由とは何か。公平,平等,権力とは何か。今,私たちがこれほど豊かに生活できるのも先祖のおかげだ。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/08

さぶ みたいになろう。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 06/22

『図書館の神様』から『さぶ』を読んだ。さぶのような人間が一番尊いと思った。 栄二が生き埋めになった時、(さぶ助けくれ)と言ったことが印象深い。おすえじゃ代わりになれない、さぶだから、ずっとずっと栄二と共にいたさぶだから出来たことだ。栄二というタイトルでも話は出来ただろう。でもただの栄二の再生譚だ。さぶがいないと、はなから物語ははじまらない。だから、さぶがタイトルでまったくおかしくないのだ!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/13

ずっと読みたいと思いつつ、時代物なので躊躇していた…が、夢中で読んだ。恨みで心を閉ざしてしまった栄二が成長する過程に惹きつけられた。その“足掛け三年”があったからこそ、許せたのだろう。でも、あえて題名が「さぶ」というのが憎い。 “さぶ”という生き方に視線をなげかけたところが山本周五郎の温かさか。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/09

ぐっときた。今年読んだなかでもいちばんのぐっとき具合。冒頭のシーンの活かし方や最後のアレといい、技法やプロットが緻密で、書かれた時代の割には現代っぽく感じた。終盤、栄二に誤解させるさぶの不器用さと運の悪さには呆れつつも、その誤解から事の真相を導かせたのには、巧すぎて感動した。そして、ラストのさぶの間の悪さ。山本周五郎恐るべし!!もっともっと多くの人達に読まれて欲しい。純粋にそう思える最高の一冊でした。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 05/30

色々な小説を読んだ中で最も得られるものが多かった小説。自分の人生ともオーバーラップする箇所が多々あり今後も大切にしていきたい作品
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/29

どうしてもおすえに納得できない。 寄場での生活が栄二にとって掛け替えの無いものとなったのはわかる。 しかし自分でハメておいて栄二に対して散々親身な台詞を吐き続けてたと思ったら 普通はもう絶対に信用できないだろう。惚れた弱味という事かもしれないが、 同じような境遇の清七は行方知れずになってしまうし、何が違うのかと考えると、 やっぱり「さぶ」の存在なんだなぁ。 世の理不尽さがあって、だが「だからこそ」の部分を描いた作品ではあるが 自分は社会から爪弾きにされた人々の慟哭の様な物を感じ、そちらにより共感を覚えた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/28

★★★★★:これはしみる。自分のものさしでは人ははかれないものだな。とてもリアルな話だ。最後のおわり方がなんとも爽やかで、雨のイメージが強かった中、雨にうたれても消えない、家族のぬくもりのようなぬくぬくした感じを受けました。急がばまわれとはよくいったものだ。と、思いました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/26

さぶの心根にある人を信じる気持ちが強く心に残った。なんて純粋で清い人なんだろう。それにしてもおすえには納得いかない。読了後、何かしこりが残った。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/02

[A+]再読。沁みた。前に読んだ時は全然読めてなかった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/10

主人公はさぶじゃないけど、読んだらなぜさぶというタイトルをつけたのかがよくわかる。 さぶがいなかったらこいつは終わりなんだよ
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 03/09

山本周五郎賞の受賞作や候補作をいくつか堪能させていただいたが、肝心な本人の著書を読んだことがなくようやく手にした一冊。時代背景は違っても深い共感を生むのは、いつの世も変わらない人間の強さ・弱さ、不条理な世間といったものの核心をついているからであろう。胸に響く場面がいくつもあった。「時代をずらすことで、現代を照射できるかもしれないし、(中略)より自分たちの立ち位置がクリアになったりとか、昔もこんな人がいたんだということで救われたりもする」という某作家の言葉を思い出した。読み継がれるべき名作。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/06

感想は、新時代文庫の「さぶ」に。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/05

【ネタバレ有】良き友こそ人生の宝と心より思える作品。さぶのように、一人の友のためにここまでできるだろうかと何度も自分に置換しながら読みました。最後はハッピーエンドなんでしょうか。栄二が良いならそれで良いけれど(栄二の成長がよく描かれたラストとはいえ)私にはどこか後味の悪い読後感でした。だって、ねぇ……さぶの書置がなかったら一生秘密にしてたのかいおすえちゃん!女って恐ろしいですわ……。それとも、こうなるように、さぶが計算してあの書置をしたのかしら。だったら一層惚れますさぶさん。幸せになってほしいなぁ
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/04

無実の罪をきせられた青年「栄二」と、かれをひたすら信じ支える親友の「さぶ」の物語。人を疑い恨む心と、人を愛おしみ信じる心。どちらの想いが通じるのか。さぶの一途な友情に泣き、栄二の再起する力強さに心打たれ……でも『さぶ』はそれだけでは終わらない。最後に明かされる秘密は、「それでも本当に許せるのか?」「あなたなら、どうなのか?」と問いかけてくる。ただ読むだけでは終わらない物語。読んだ後も続く山本周五郎の問いかけに読者は悩まされるだろう。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/25

女を見る目が無いよ~栄二~。「おすえ」じゃないでしょ、どう考えても「おのぶ」でしょ!!顔が好みじゃなかったのか?
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 12/28
annex 
【図書館の神様】(妹尾まいこ)に「主人公は栄二なのにタイトルは何故さぶ?」という事が書いてあり、ずっと気になっていて読んでみた。確かにその通り、さぶは脇役なのだが、主人公・栄二が人は一人で生きているものではない、必ず周りに誰かが支えてくれていると気付く過程をさぶが際立たせている。よくぞ「さぶ」というタイトルを付けてくれたと拍手。作者は明治生まれだが、その頃の風潮として普通にあった考えであろうのに『男が稼いで妻子を養うのはあたりまえ』という事を登場人物にそれは思い上がりだと言わしめているのに感心した
ナイス!ナイス! - 01/06 17:58


【図書館の神様】(妹尾まいこ)に「主人公は栄二なのにタイトルは何故さぶ?」という事が書いてあり、ずっと気になっていて読んでみた。確かにその通り、さぶは脇役なのだが、主人公・栄二が人は一人で生きているものではない、必ず周りに誰かが支えてくれていると気付く過程をさぶが際立たせている。よくぞ「さぶ」というタイトルを付けてくれたと拍手。作者は明治生まれだが、その頃の風潮として普通にあった考えであろうのに『男が稼いで妻子を養うのはあたりまえ』という事を登場人物にそれは思い上がりだと言わしめているのに感心した。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/28

いろいろ考えさせられる物語でした。でも、私が結婚するなら、栄二よりさぶがいいと思いました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/26

てっきり「さぶ」が主人公かと思って読むと、主に描かれるのは「栄二」の話。さぶは栄二を、栄二はさぶのことを考える、遠く離れても二人が互いを思い合っているのが、とても素敵だと思った。さぶの「人間のすることに、いちいちわけがなくっちゃならない、ってことはないんじゃないか、お互い人間てものは、どうしてそんなことをしたのか、自分でもわからないようなことをするときがあるんじゃないだろうか」という言葉が心に響いた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/27

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さぶの 評価:47 感想・レビュー:93
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