アマノン国往還記 (新潮文庫)

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アマノン国往還記の感想・レビュー(14)

倉橋美学が堪能できた。基本的に女性だけで構成されたアマノン国にPという男が突入する。彼はモノカミ教徒であり、布教さらには革命を目指すことになる。唯一の男である彼は次第に神のような存在となっていく。ところが最後は…。隅々までメタファーで武装した自足的・円環的虚構世界を巧妙に描ききった見事な作品である。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/16

08/11:tapestry
まさに観念小説だ。古い作品なのに今でもなんておもしろいんだろう。昔読んだときは主人公が愚かで滑稽だと感じたけど、再読してみたらけっこう好き勝手なことをして楽しそうだとさえ思えた。

05/19:Yasutsune Kayo
10/09:myth
冒頭から露骨なメタファー、と思われたものがラストに繋がる。宗教・政治・生殖・文化・差別など、それぞれの対象を理性的かつ冷笑的に裏返して見せつけられて、思わず眉を顰めたり苦笑いしたり。これぞ倉橋文学の真骨頂と言えそうな、おバカなブラックユーモアSF。付録のアマノン語辞典も楽しいです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/02

03/01:akanemushi
女性だから、というより倉橋さんだからこそ書けた小説。最近読んだ小説の中では抜群に面白かった。磨きぬかれた端整な文体と毒を含んだパロディ(結構露骨な)が見事に調和している。こんな面白いのに発禁とはもったいないねえ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(2) - 10/10
たりこ
はじめまして。これって単に絶版というわけではなくて、発禁だったのですか?そうだったら確かにもったいないですね。
ナイス!ナイス! - 06/02 17:02

三柴ゆよし
なんでも右翼からの圧力を受けたんだとか。 『アマノン国』に限らず、倉橋さんの本には再版されていないものが多いので嘆かわしいです。
ナイス!ナイス! - 06/03 22:15


11/30:まさ影
--/--:madhatter
★★★★★ (圧力を受けた件は知りませんでした…)

--/--:のんき

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アマノン国往還記の 評価:71 感想・レビュー:5
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