不毛地帯 第3巻 (新潮文庫 や 5-42)
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不毛地帯 第3巻の感想・レビュー(393)
思ったより話が進まなくてもどかしい。秋津嬢との話もそんなにそそるものはないのでもっと二巻のような汚い話がみたい。
やばい、ブックオフに4・5巻がみあたらない みんな3巻で力尽きたらしい… 気持ちはわかる そろそろ締めてもらっても充分満足できると思います でも完読するけど
再読。数に頼る多数決原理は往々にして会社の方針を誤らせる。全社的な経営方針にかかわる問題については最後に決定するのは社長一人であるべき。天皇を補弼した御前会議の如く近畿商事の組織作りをしていく壱岐正。そしてすごい勢いで出世していく壱岐に対し、焦りを覚える里井副社長。大本営参謀本部で培った作戦力や組織力が企業でどう生かされるのかという点に着眼して読んでいるので勉強になります。
FX商戦で大勝利、中東戦争短期収束予想的中。華々しい大勝利に、出る杭は打たれる、社内での妬みやなど多くのものに足を引っ張られる、そして、最愛の人佳子の死、NYへの左遷、日米自動車合弁会社の失敗。
これでもかと、不運に見舞われる壱岐正。不必要に不幸が起きる昼ドラ的ストーリーは嫌いなのですが、本シリーズはストーリーに異常なまでなリアリティがあり、主人公の起伏の激しい半生に、ぐいぐい引き込まれていきました。しかし、壱岐正、部下には凄く恵まれているのに、上司には本当に恵まれない性分ですね。残り二巻、壱岐正が今後、どうなっていくのか、続きが気になります。
本巻の取扱い商品は車と石油。どちらにも官民、海外各国、財閥非財閥といったところの壮絶な権力関係、人間関係が交錯しており、展開が速すぎる感はあるが読み進めやすい。「本当かは定かではない」が、非財閥系商社のビジネス手法をこうして俯瞰していると現実世界の丸紅や伊藤忠の電力インフラ、繊維、食料部門等々の躍進というのがいかに物凄い事なのかと改めて実感できる。
すっかり商社マンの話になっちゃいましたね。エリートだからといったらそれまでですが、ここまで躍進するか?という気もします。奥さんがなぁ・・・
あまりにも物語の展開に都合が良すぎている妻の死。その後ニューヨークの支社長にと遅出の商社マンとしては異例の昇進を遂げた壱岐。この巻では日米の自動車会社合併に向け動き出す。シベリア帰りで歯も抜けていた壱岐であったのに、外見も変わったのか?入れ歯か?などと変なところに引っかかってしまった。歯抜けの親父に千里が恋愛感情を持つことが不思議。 国際競争か?国内産業を保護していくのかと揺れた時代背景は良く反映されていたのだが。
滑り出しが素晴らしすぎた故か前二巻と比較して、ややトーンダウン。娘の結婚相手や秋津千里との色恋など物語を盛り上げる為に些か都合の良い展開ないし設定になっているのが残念。小説だから仕方がない部分はあっても、仕事=戦いと恋愛=安堵の落差を描くのは不得手な作家なのだろう。
自動車編の途中まで。他社との業務提携なのに、自分たちは交渉せず商社に任せっきり?。コンサル+αみたいな役割だ。今更だけど。あと、「官僚たちの夏」でも登場した通産省の官僚も登場してくる。名前は微妙に違うけど。同じ時代なんだと実感し感慨深い…。
途中までしか読んでなくて最近読みだしたのですが、読みだしたら一日で読み終わってしまうくらい結構面白かった。壹岐が奥さん思いのことが好感もてただけに、奥さん亡くなって千里との関係が正直がっかりかな~って感じでした。(そんなもんでしょうけどね。)商社の話は面白かった!自動車編です。どうなってくのか読むの楽しみ。
壱岐正 アメリカで戦う篇 社内の抗争もあり、アメリカビッグスリーとの綱引きアリ これを学生時代に読んでいたら商社マンになりたくなったかもね そういえば、昔『なぜか笑介!』って漫画がスピリッツにあったよなぁ 最後どうなったんだろうか
血みどろのFX商戦を戦い抜き、大躍進する壱岐正の周りの社内外のライバルたちや、家族や秋津千里ら主要人物が持つ、羨望や畏怖や嫉妬がとても人間らしいと感じました。
元軍人で、日本の将来を真剣に考え、軍人時代の上司からの「生きて歴史の証人になれ」という言葉を胸に、商社マンとして、商社の汚れた金と政治の泥沼に深く入り込んでいく主人公に対して、読みながらまっすぐな正義を貫いて欲しいけれど、負けないで欲しいし、人間らしい部分もしょうがないのかな、などと期待したり、裏切られたり、許したり、いろいろな感情を持って読みました。
奥さん死んじゃって残念…。この話に出てくる商社マンって仕事に燃えすぎて大体が奥さんとうまくいってない場合だけど、壱岐正はそういう意味では一線を画するところがあるなと思う。しかし千里とどうなるか…
今度は自動車、外資との提携の仲介をする事に。TVで『官僚達の夏』を見てたのでなんだか商社側の意見・通産省側の意見などが理解できて興味深いです。プライベートでも波乱万丈な壱岐さん、体調なんかは大丈夫かなぁ。
すっごい激動の3巻。奥さんを無くし、娘はサメ息子にとられ息子はどんどん自立していく。でも陶芸家とはやっと恋に落ちる・・壱岐さんってば人生濃厚すぎます!サトイさんが気になる・・4をいまから!
自動車編おもしろいです!石油編はなんか苦手かなあ。より、壱岐の心の中の不毛地帯が商社の慌ただしい戦いの中で孤独という形で描かれていくのでしょう。
壱岐と秋津千里と壱岐の奥さんである佳子との関係が最大の目玉だと思う。壱岐の企業での闘いばかりに目がいきがちだが、この三人の関係が現すところが本著が示している問題の一旦と感じた。
ここで、あの長く描かれたシベリアの日々が生かされていくんですね!大きなターニングポイントを迎えた壱岐がどのように生きていくが目が離せません。
ふと気になったことだが、文章にはやはり作者特有の口癖が表れるものだと思った。山崎豊子さんの場合は、「~して来、」という表現だ。これが地の文だけではなく、あらゆる登場人物の会話文の中でも使われている。もしかすると、これは関西弁の表現なのだろうか?通常の用法では「~して来て」などのように必ず送り仮名をつけるものだと思う。揚げ足取りのようで恐縮だが、この点は作者の意図せざるミスなのだろう。
不毛地帯 第3巻の
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感想・レビュー:41件














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