不毛地帯 (第1巻) (新潮文庫 (や-5-40))
不毛地帯を読んだ人はこんな本も読んでいます
不毛地帯を追加
不毛地帯の感想・レビュー(481)
小説を久しぶりに読んだが面白くてページをめくる手が止まらなかった。山崎豊子は人間の(日本人の)感情の捉え方と出し方がとてもうまいので引き込まれる。ニ巻からは汚い争いがみれそうで楽しみ(笑)
やはり山崎豊子は面白い。一巻の中心は11年に及ぶシベリア抑留の回顧録。国や時代は少し違うが、凄惨なアウシュビッツ収容所での生活を描いた夜と霧を思い出した。極限状態を生き延びた強い精神力を持った壹岐の、商社マンとしての第二の人生がどうなるのか非常に楽しみである。
再読です。読んでいるほうも辛くなってしまうほどのシベリア抑留時代を経て、いよいよ近畿商事へ。国が莫大な投資をして育て上げた将校を雇い、会社の発展へつなげようとする大門社長。参謀本部で培った作戦力や組織力はどう生かされるのか?初読のときとは違う楽しみ方ができるか?楽しみです。
覚悟を決めた男ほどかっこいい人間がいるだろうか。ドラマで一回見た記憶あるけど本もいいね。ソ連に弄ばれる日本兵。戦争の現実から背けたらいかん。続編ももちろん読む。彼から得ることは多いだろう。
自身39.2℃の熱に魘されながら、シベリア抑留の話に迷い込んだ。シベリア鉄道に詰め込められる敗軍捕虜、慰安婦、軍事裁判、今の平和はこうした歴史のもとに成るんだと感じた。近代史として目を背ける事の出来ない問題と史実。壹岐の第2の人生は商社で求められるものは、営業力ではなく、組織力。
数年ぶりに再読。商社を描いた経済小説と、ソ連に浮虜とされた終戦、戦後を描いた戦争小説のどちらとしても傑作。第1巻では、終戦時の混乱が丁寧に描かれ、とても勉強になる。壹岐をはじめ、将校、軍人ともその時代の価値観の中で生きてて、日本人としてのプライドを強く持ち生きていた。もちろん当時の価値観とプライドが正しいとは思わないが、学ぶべきこともある。
「坂の上の雲」で日露戦争のことを読んだ直後にこの本を読み出したので最初のシベリアの部分は、日露戦争の恨みがこもってる気がして、怖かった。胎教に良くないわ。でも後半商社の話になってくると面白かった。乙仲なんて自分が就職活動してた業種も出てきて興味深かった。
全巻を読んで人の醜さが表現されている中にも、しかしそれ以上に壱岐という人間性がまっすぐ描かれている。自分が人の道にそれた行動をしようと、先の戦争の教訓から石油利権のために奔走するシーンが印象的。
1巻は軍人から商社マンへと転身した主人公・壹岐がシベリア抑留に遭った11年間の話と、商社で働くに至る今の話が交錯して描かれている。彼の軍人としての信念の強さはロシア人やアメリカ人との圧倒的不利な状況での交渉や、左への転向組との対峙、使役労働の描写などから垣間見られる。ラーゲリーの実態や半世紀前の思想のぶつかり合い、日本の過去に興味のない人は読みづらいだろうがこの巻がベースとなる。☆☆☆
山崎豊子の小説は相変わらず面白いと思う。早く次が読みたくなる。第一巻は主人公の壱岐正のシベリア抑留生活と商社生活の始まりが描かれている。シベリア抑留生活は文章だけでもその悲惨さが伝わって来、目を背けたくなるがそれでも読ませる面白さがある。
ドラマで描かれていた以上に過酷なシベリア抑留の内容に読みながらつらかった・・・でもそれを踏まえての商社生活になるんだなーと、2巻からも楽しみです。
前半はシベリアでの出来事が中心で、戦後間もない頃の話ですが、読みづらさはなく、逆にリアルな表現に引き込まれてしまいます。後半に商社に入社後の話へ写りますが、多分プロローグ程度なのでしょう。
先輩から薦められて断る間もなく受け取った本だけど、今はこの本に巡り合えた素晴らしさを感じている。しかし、この本の感想は全編読むまで私には書けない。
TVを先に観てしまい、原作を読みたくなりました。想像以上のシベリア抑留生活に驚きました。軍人一筋の壹岐が商社マンとしてどの様に変貌を遂げるかをじっくり読み進んで生きたい。
純粋に読書の醍醐味が味わえる。先が気になって頁を繰る手が止められない。凄惨なシベリア抑留の一巻から打って変わって商社の一員となる話が更にまだ続くなんて贅沢すぎる展開だ。
沈まぬ太陽を手に取り一度止めてしまっていた山崎豊子さん。思うところあって、こちらから読むコトにしました。一巻のほとんどはシベリア抑留のこと。学校の歴史ではその名称くらいしか記憶にはありませんが、過酷であり壮絶。ただ、私があまりにも歴史に造詣が浅いからか疑問に思う点も多くありました。何故、主人公が防衛庁に入らないのかなど。自衛隊を私生児のように...という表現もまた...。全巻を読み終えるとまた変わってくるのでしょうか。歴史を知らないために、単純に読んでいて知識欲求が満たされる感覚があります。
ほぼシベリア編。沈まぬ太陽の御巣鷹山編とは違う悲惨さが…。先日のドラマは、あれでも簡略化されてたんだと実感。シベリア抑留11年は想像を絶するとしか言いようがない。第二巻突入。
山崎豊子は半端じゃないと思った一冊。読み終わった後に、こんな面白い本があと4冊読めるのかと思うと嬉しくなった。後半に少し商社に入ってくるけど、基本的には壱岐の芯の強さと心意気を極寒の地シベリアでの捕虜時代と共に描いていた。節々で天才ぶりを感じさせる。
商社業界の小説ではあるが、一巻は主に主人公のシベリア抑留の回顧録。戦犯の扱い、まだ浸透して間もないグローバリズムに慣れない世界、いわゆる昔の古き良き日本人など、現代人としては凡そかけ離れた生活が伺い知れる。白い巨塔の世界観では読み辛く感じた文体が、今回戦前戦後という自体背景なのでものすごくマッチしている風に感じられ、様子が生々しく伝わる。
商社の話と思ってたけど、第一巻は主にシベリア抑留の話。シベリア抑留で、日本人がどのような扱いを受け、どんな苦しみを背負ってきたかよくわかる。これは忘れてはいけないと思う
不毛地帯の
%
感想・レビュー:79件














ナイス!


























