未来いそっぷ (新潮文庫)
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未来いそっぷの感想・レビュー(1190)
初めて読んだ星新一。「またこういう感じか……」と思いつつ、気付くと物語に引き込まれていた。淡々としつつ、良い意味で気の抜けた文章で描かれるブラックユーモアは、さらりと読めるのに考えさせられる。「ある夜の物語」が、暖かくて好き。
たった数ページの物語の中に、人間の滑稽さ、現代社会への風刺、未来への広がる夢など、私たちの気持ちをぐっと引き込む要素満載で 一気に読めた。「熱中」「底なしの沼」「不思議なネコ」が好き。「ある夜の物語」は、読者人気の高い話みたいですね。人間って、愚かで ずるくて おかしいけれど、でもとてもあたたか。
イソップ村の繁栄の北風と太陽は現代そのもので、文にされると、寒いから上着を脱ぐなんておかしな行動だとよくわかる。「たそがれ」は胸にくる。『未来いそっぷ』なだけあって未来的なお話が多かった。
「底なしの沼」「ある商品」のような異星感の話、「いい上役」「余暇の芸術」のような人の関係性の面白み、「やさしい人柄」のようなミステリアスも、「価値検査器」のような機械が出てくる話も、短くても話の筋はちゃんとあり面白い。
小学6年生の頃生まれて初めて自分んで買った本。ふいに読みたくなり、再読しましたが相変わらず素晴らしい。「新がしがりや」と「ある夜の物語」が好きです。
バラエティあふれるショートショート集。
どれも読みやすく短い時間にちょっとずつ読むのに向いてる。
毒のある作品がけっこう有ったのが予想外だった。
一番印象に残ったのは「企業内の聖人」かな…
解説の新井素子さんじゃないですが「私にも書けるかもしれない」って思わせるシンプルさとそれに相反する作り。童話のような文体と雰囲気を醸し出してると思いきやブラックユーモア炸裂。星新一ワールドにもう夢中。
『イソップ村の繁栄』……なんともいえない(>_<)。おじいさんアリが信念と現実との矛盾に悩み、その悩みを忘れようと酒を飲み、若い連中と踊り始めるの……せつない(>_<)。
『ある夜の物語』が、印象的でした。自分の望みを叶えたい気持ちから、気の毒な人に権利をゆずりたい気持ちになる……それがとても自然な心境の変化だったので、なんだか素敵だな……と。
初めて星新一のショートショートを読んだ。もっと早く手を出しておけば良かった。好きな作家がまた増えました。『頭の大きなロボット』『いい上役』『企業内の聖人』がお気に入り。
SS33編収録☆誰もが知っている有名な寓話を星新一が改作。寓話だって時代に乗り遅れてはいけないんだとばかりに痛烈なブラックユーモアが炸裂している。 北風と太陽はまさしく現代ならではだね。
面白かった!ショート・ショートだからあっさりしているのかなと思ったけど全然そんなことなかった。読み応えたっぷりだった。「企業内の聖人」と「ある夜の物語」が好き。「ある商品」みたいな皮肉っぽいのも面白い。
星 新一作品9作目。この表紙と違う表紙の『未来いそっぷ』を持っているんですけど、本の検索にひっからなかったので、こちらで登録させていただくことにします…。
イソップ物語のリメイクがおもしろい。特に教訓。「北風と太陽」は特に気に入った。風刺のきいた話でぎくりとさせられたと思ったら、「不在の日」のようなひねった視点からの話があり、ある夜の物語みたいな心温まる話もありで幅が広すぎる!
独特の雰囲気好きです。小学生のころ一冊読んだことがあるので哀愁もかんじます(´`)どのお話も雰囲気が崩れていない!「ある夜の物語」いいです。あと、ロボットのでてくるお話が好きです。近未来を感じるからかな…?
未読だったのと限定カバーにつられて購入。『アリとキリギリス』の教訓で初っ端から笑った。『不在の日』のメタメタしさにもニヤニヤ。 『ある夜の物語』は別の文庫で読んだことあるような気がするんだけどあっちが再録だったのかな。
深い示唆と先見の明に感服させられる。「不在の日」は執筆時の著者が心配になった。
再読。最初に読んだ中学生の時、その余りの短さ、そして短いのにオチがついているのに驚いた。っていうか目次が2段でビッシリじゃん。目次なのに。と思ったのを覚えている。他愛もない、くすりと笑える可愛らしいともいえる話・・・と思いきや辛らつな皮肉やキツイ毒をもった話があり油断できない。
小学生の頃に夢中になって読み漁ってから、あまり触れていなかった星さんのショートショート、昔を思い出したように次々と読み進めてしまいました。でも、子どもの頃のように単純に、ただ楽しいとかびっくりするとかだけではなくて、常にざわざわするような感覚を背負いながらの二時間でした。久し振りにまたいろいろ読んでみたいです。
星新一さんの発想の転換には毎度驚かされる。こうなったら面白いだろうな、という星新一さんの頭の中を覗いているようで、この本も楽しめた。けど、短編ながらも比較的長い話のほうがつまらなかった。伸ばした割には…って感じの結末ばかりで、比較的短い話のほうがスパッとしてて、私としては短い話のほうがスッキリと読めたし、楽しめた。星新一ワールドはこの本にも健在。
意表を突いて突いて突きまくる、怒涛のショートショート33編。わかりやすくて、面白く。さくさく読めて、強烈な読後。あえてたとえるなら、ドラえもんのポケットみたいな作品。次は何が出てくるのだろう、次は、次は、とせっつきながら読みふけました。「ある夜の物語」「不在の日」「たそがれ」が特に印象的。
小学校の時に買ってもらって読んだ。衝撃的な内容だったことを思い出し、所々覚えていることに感動してしまった。SFというはじめての話に想像力が高まり、読書がとても好きになった。今の私の趣味が読書というのは、すべて星さんの本から始まったと思う。
読みやすい文章とは裏腹に考えさせられる内容。星さんはショートショートの神様です。ブラックユーモアや作風に好き嫌いが分かれるかもしれません。「やさしい人柄」「ある夜の物語」「不在の日」がお気に入り。「熱中」は思い当たる節があってドキリとしてしまいました。
どの話もするすると読め、ざっくり切り込むような痛みは伴わないものの、ちくりと刺すようなアイロニーや哀しさが織り込まれていて、空想と現実を往来するような不思議な感覚に覆われた。「やさしい人柄」ではやさしさの意味を想い、「底なしの沼」「価値検査器」「熱中」などは身につまされる部分も大いにあり、これが40年も前に発表された作品だという事にも、改めて感嘆するばかり。
久しぶりの星新一作品。いつも通りのサックリ読める短編集で安心しました。「健康な犬」と「少年と両親」が好き。あと、ブラックユーモアな話の中で唯一と言ってもいい位優しく温かい内容の「ある夜の物語」は特に好きです。
星新一読むのはすごい久しぶり よくこんなたくさん話しを作り出すなとただただ感服する この作品については最初の未来イソップが切り口が斬新で皮肉もきいてて面白かった キツネとツルあたりは急転直下過ぎて笑った
カバーの可愛さで購入。気軽に読むには最適な本です。短編のブラックユーモアは飽きずにサクサク読めます。「ある夜の物語」はなんとなく映画「スモーク」のラストシーンを思い出しました~ほっこり。
未来いそっぷの
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感想・レビュー:193件














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