おはん (新潮文庫)
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おはんの感想・レビュー(59)
01/22:るし
古風な語り口の中にあっても、登場人物達の個性が非常に豊かに描写されており面白かった。子供がいるにも関わらず、可憐な少女のように初心で純粋で、控えめな余り感情を出さないおはん。自らの稼ぎで家を買ってしまうような逞しさを持ち合わせ、あてには男がいるのや、ほしいのやと言い切り欲望に素直なおかよ。2人の女性の間で揺れ動く最低な主人公。際立っているのがおはんの子供悟の可愛らしさだ。衝撃の結末は全く予想していなかった展開だった。
12/21:アダチケヱ
12/07:百地樹里
12/01:kitte
11/17:Savstrom
作者曰く、自身の故郷である岩国と京都の訛りを混ぜた口調で語られる男の懺悔小説。慣れない言葉に初めは読むのに苦労しましたが、物語の展開にどんどん吸い込まれてしまいました。おはんが理想の女性だという見解は、現代では正直すんなりと理解しがたいのですが、まるですぐそばに、おはん、おかよ、語り手の男がいるような臨場感を味わうことができました。昨今流通している大衆文学とは違う、言葉一つ一つの重みの違いをはっきりと感じ取ることができる素晴らしい名作だと思います。
10/05:***
09/02:samandabadra
09/02:へらへら
08/31:honey-spring
08/14:新地学
08/12:tapestry
08/02:trash
07/18:ArenasR
織田作之助の夫婦善哉と比較しつつ、こっちの男の方がくずと判定。かなり読み進むまで時間の無駄かと思ったが、最後はよかった。うちにサイン入りのなべもあるし、千代さん、あんた最高だよ。
04/17:梨田園子
二人の女の間をうろうろどっちつかずの優柔不断ダメ男の懺悔小説。どんどん追い込まれていくのにいつまでも放っとくからもうはらはらしっぱなしです。どうすんの?どうすんの?って。はあ、疲れた。方言の語り口がとにかく良い味です。
03/26:ライムポトス
男のずるさにいらつきながらも何一つ捨てられない気持ちに共感し、おかよの強い自我にあざとさを感じながらも一途さにあこがれ、おはんの怨まぬ姿に哀しさを感じながらも美しく目に映る。傍にいることをあきらめて男の永遠の女性になるなど、私にはできそうにもないけど。
美しい小説。なぜこんなにも簡単に語り手の男を許せてしまったのだろう。自分の中にもおはんのおかよの姿を見た気がして、女性の宿命というものがほんの少し分かったように思えた。
おかよもおはんも語り手の男も自分自身だという作者の言葉に唸る。人間の弱さ情けなさを描いてるようで、やっぱり生きて行くってありだな、って感じられた。息子が水死したところでは号泣でした
01/08:花実
12/19:めいゆう
09/10:りありー
こそこそ逢引するのは、愛人ではなく本妻という不思議な三角関係。片方に取り入れば片方を裏切ることになる、女の間を都合よく渡る男がほんとに情けない。そんなひどい男なのに、冷や汗をかくようなシーンでは同じようにほっとしていたり、腹立たしい一方ではないのは、独白でだめな部分も全部さらけ出しているからなのかもしれない。女二人の対照的な気性の違いがどう出るか、ある事件の後、遠慮深く待ち続けたおはんが自ら動く、その手紙のなんと・・。
04/12:chai
02/15:いっこ
02/12:gingerale1986
01/25:ごま(犬)
12/31:でんべぇ
市川昆の映画はまだ未見。読んでて肝が冷えたのが、おはんの人生の何もかもを踏みにじったうえ、内縁の妻の目を気にしながら暮らしてる男が語り部であるため、読む側も男と同じようにおはんを扱ってるような気になってくる。おはんもその息子も、男のために破滅するけど、男自身が無意識に仕向けたふしがあるのが、これまた…。おはんの身内にどれだけ蔑まされても、内縁の妻に軽蔑されるのが耐えられなくて、人でなしになり下がる男…他人事に思えん(汗)
09/07:しい
おはんの
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感想・レビュー:17件














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