河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)

河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)
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河童・或阿呆の一生の感想・レビュー(525)

『歯車』読みたさ、ヘ、ヘヴィーだね……。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/15

細かい話は措いて、甲野さんが素敵すぎる
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/14

彼の晩年の作品ということでとてつもなく重く、読むのが苦痛でした。現実と心象が混在し、自ら泥沼へとはまっていくような作中の人物の姿を見ていると耐えれませんでした。僕はこの作品たちを好きになれません。それに読後感が最悪です。でもきっとまた読む機会があるんだろうなと思ってしまう作品である。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/10

本当に自殺へと引っ張られている人の文章って大抵読みにくく、それを読む人=自らの自殺で悲しむ人々の存在が書き手の中にはもういないことがよく伝わるのだけれど、芥川はそんな心まですっと理解できるほど明晰に描いて見せるところに恐ろしさを感じる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 02/09

精神の破綻を描くという矛盾した行為をやってのけられたのは、死にざまや遺書にもみられるような理性とプライドが、浸食されつつも全部は損なわれずに残っていたからで、剣がぼろぼろになってしまったことの痛ましさの一方で、それを死ぬまで折らなかったということも筆者をよく表しているのではないかと思う。『或阿呆の一生』50章の、狂って薔薇を食べた友人の一言とその明晰さにははっとさせられる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/06

再読。暗い。どうしようもなく暗い。最晩年の作品だからなんだろうか…何度読んでも、引きずられるように暗い気持ちになってしまう。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/22

…この本の注解で、『赤と黒』のかなり致命的なネタバレがあるので注意です…/残念ながら『河童』以外は私はあまり好きになれませんでした。目に写ったあるがままの事象をありありと書く文章はたしかに素晴らしいかもしれませんが、厭世観や苦悩といったネガティブなフィルターがかかって描写されているようで…勝手な想像ですが、晩年の芥川さん、スランプ時期から脱出できないであがいていたのではないでしょうか…『或阿呆の一生』の末尾の、刃のこぼれてしまった細い剣、というのは、どう考えても自分の文才に対する比喩でしょう…
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/19

『歯車』息苦しさや閉塞感という言葉が薄っぺらく感じられる。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/12

二度目の読了。内容忘れてたけど、改めて読んでみるとすごく面白くて、笑った。河童の世界の滑稽さに笑うのだが、この滑稽さが間接的に人間の世界の滑稽さであることを感じる。なんだか楽しそうな世界で、一度行ってみたいと思いながら、読了後に就寝すると、夢の中で行くことができた。でも実際(?)に行ってみると、怖かった。「…人が作った人の世が住みにくいからとて越す国はあるまい。あれば人でなしの国へいくばかりだ。人でなしの国は人の世よりも猶住みにくかろう。」という漱石『草枕』の冒頭の文を思い出した。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/11

何処までが著者の主張を物語に絡ませているのか、はたまたあくまでフィクションの物語であり主張も著者のものではなく登場人物のものであるのかと考えると面白い。『河童』の人間とは違う概念が興味深い
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/08

読んでいるこちらまでもが苦しくなるような作品が多かった。  とくに「歯車」。 わたしも “歯車” が見える体質なので、どきんとした。 
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/18

死の予感と神経衰弱の感ぜられる短編集。もっとも感銘を享けた『或阿呆の一生』を読んでいるうち、芥川は心のどこかで生きようとしていたことを知った。しかし、当該作品の中において、また『河童』の中で、己の分身を自殺させながら、なお生き続けることの出来なかった、芥川の地獄を思った。そして、『歯車』の中で追い詰められゆく彼自身の切迫した心情と共に描かれているように、何ものにも惑わされない理智が、同時に何ものをも信ぜられない不幸をもたらすということを示している。僕はそこに芥川の強さと弱さとを見出すのである。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/13

『歯車』の最後の一文には思わずぞっとした。あまりにも悲痛な切望。彼がどれ程までに絶望していたのかはよくわかるが、僕にはその心情の一片も理解できてないのだろう…。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/12

子供の頃好きだった「河童の国」「魔女の生活」といった創作の図説絵本を思い出す。あの無邪気さを失くした今では、人外のものに人を重ねて語ることはむしろ嫌いだ。固定された人間の視点で、尺度も基準も保ったまま語られる物事は貧しくつまらない。狂人の話という形を取った「河童」も、著者の早すぎる晩年の作ということもあり、そこにどうしても「唯ぼんやりした不安」を感じ取ってしまい、少し切ない。諸所で気を引かれる好きな部分はあるのに、物語世界だけで完結させた感想を持つことができないのが残念。続きはコメント欄へ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(1) - 11/06
やまめ
新潮文庫版、注釈多すぎるよ!親切というよりもお節介レベル。笑 これは河童の形を借りた私小説という印象なのだけど、同じ内容を人で語ると、暗くて読む気が起きないかもしれない。河童という滑稽味のあるモチーフ、常人の基準からは外れた狂人の証言であること、このふたつの要素で小説自体を明るくしているのかも。生活教の下りでは、信仰の内容ではなく「信仰すること」そのものへの信仰が見えるような気がする。
ナイス!ナイス! - 11/06 23:39


芥川龍之介の半生を読んで改めて読んでみた。背景というか置かれた状況というか、知ってしまうと、重くて暗くて、人間界を皮肉っているとか笑える話に書き上げたとか言われているけど、読み終わるまでずっと息苦しかった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/07

人生で何回か読んでます。はじめて読んだとき断片過ぎて理解できませんでした。彼が亡くなる前の作品であるということを鑑みると、おそらく彼にとっての走馬灯であったのではないかと思うようになりました。この作品は、読書をしたいとか読書初心者へではなく、芥川龍之介を知りたいという人にはおすすめできる本かと思います。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/25

芥川晩年の作品。「玄鶴山房」重く暗い話。秋が終り、厳しい冬に入るような。整った構成、11人の人物を巧みに使う能力の高さ、細工の細かさ。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 09/19

しばらく放置していたけど面白かった。51の超短編でできている「或阿保の一生」と、読んでいる間ずっと重い暗さの漂う「歯車」が好き。「蜃気楼」も、題名のようにぼんやりと美しかった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/18

少しでも気を抜くとついていけなくなる。読むという行為によって、美しさを感じさせる『玄鶴山房』と『蜃気楼』には感動します。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 09/07

『河童』人間の世界を映し出す河童の世界。そこに描かれる苦悩や憂鬱も、河童であることによって軽減され、滑稽さがうまれる。しかし、その滑稽さはそのまま人間に跳ね返ってくる。河童の世界に紛れ込み、再び人間の世界に戻ってきた男は、精神病院に入れられてしまう。果たして「狂っている」のはどちらなのだろうか。『玄鶴山房』今まで読んだ芥川龍之介の古典に基づいた作品とは、全く趣が異なっていた。全体が重苦しく、暗澹としている。そのなかでも、肺結核の床に就いている画家だった老人、玄鶴の家庭の不和に享楽する看護婦、【続く】
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 09/06
peace28
甲野の存在が仄暗く光っていた。
ナイス!ナイス! - 09/06 01:35


「或阿呆の一生」も「歯車」も絶筆だが天才作家の精神的破産の様子や神経的疲労の様子が文章に見うけられいたたまれなくなる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/24

「河童」以外は初読み。晩年の作品を集めているだけにどれも暗い影が差しております。「或阿呆の一生」はいちばんストレートな自叙伝なのだろうけど、どこか虚構のような突き放したところがある気がしました。「歯車」は死に憑かれた作品といった面持ちでたいへん痛切。この本では珍しく私小説的でない「玄鶴山房」はそれだけに純粋な悲劇として印象に残るお話でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 08/19

51辺の情景描写が主体となる作品。最初予備知識もなく読むと,意味不明な作品でした。  作者の作家としての自伝だと知ってから読むと全く違った印象を受ける。個々の情景から,喜び,不安,苦痛,憎悪といった様々感情が呼び起こされる。わずか数行の文章から,人との気持を揺さぶる作者の文章力には圧倒される。  後半は自殺という破局に向かって突き進んでいくため,読後は憂鬱な気分になった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/15

暗い。後味悪い。でも、惹かれてしまう。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 07/23

「歯車」ここまでネガティブな人間も珍しい。目に入るもの全てを掘り下げ紐解き死に結び付ける積極性というか…後味悪い名作。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/18

再読。切れた電線。火花。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 06/23

20代の頃読んでいて、危険を感じ中断した、私にとってトラウマのある文庫。 作品と正面から対峙すべくじっくり読むと、作者の生きることへの葛藤と恐怖が世界の文学に精通した見事な技巧で大迫力で伝わってくる。ただ、やはり危険な作品であることには変わりがなく、万人へおススメできるものではない。読もうとされる方は、相応の覚悟を。また危険を感じたら、すぐ中断を。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/16

再読。『或阿呆の一生』は、最初読んだ時はよく分からなかった。なにしろあれだけ断片的だから。全編を貫く刹那的な視点に気が付いてようやく読めた。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 05/09

河童、蜃気楼は以前読破していたのでそれ以外を目的に古本屋で購入。大導寺信輔の半生を読みながらこんなものかなと淡泊な気分だったが、或阿呆の一生及び歯車は腹のしくしくするのを覚えつつ読めて実に良かったと感じた。特に後者の末尾など、鳥肌と共に訳の分からない笑みが浮かぶのを抑えられなかった
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 04/18

【★★★★☆】勿論風刺小説として現代にも生き続ける(例えば、子の主体性のなさは子の身体が誰のものであるのかにつながり、それは臓器移植は「家族」の意思で決定可能かという問題になる)「河童」も含蓄に富んでいるが、何より「大導寺信輔の半生」「歯車」のもつ暗澹さ・苦痛・憎悪が徐に心身を蝕んでくる。/「目鼻のある歯車」(190頁)、か…。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/18

頭おかしいんだな河童の主人公 でも面白かった。世にも奇妙な物語にでても変ではないよな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 04/14

読後、憂鬱になりました。脇腹が痛いです。『歯車』は『人間失格』みたいなものかと思ったらそうでもなく、ただただ胸に泥が溜まったような疲労感が残りました。芥川さんといい太宰さんといい自殺しすぎだ!東方というゲームの河城にとりというキャラが好きで、モデルとなった『河童』を読むためだけに購入したのにとんだ弊害です……。『河童』は中々社会諷刺や幻想物語の要素もあったので楽しかったのに……とりあえず胃が痛いです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/02

「河童」も良かったが、「大導寺信輔の半生」や「或阿呆の一生」が好きだ。特に「或阿呆の一生」は良い。「歯車」の最後にはゾッとした
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 03/23

読後の感想としては、人間失格とかと同じ後味。元気な時に読むのがいいと思います。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/16

「玄鶴山房」をとりあげれば、静かに生を閉じようと覚悟した風だった玄鶴の山房に妾だったお芳が手伝いとして暮らすことで生まれる不調和、他意のないお芳が山房に指した光が人々のこころに影を落としていく有り体を容赦ない芥川の視線で綴る。影は罪ともいえ、ひとがひとである所以とも考えられることから、芥川自身が生きていることに対する思いを強く反映。作品を芥川の外的なものとすれば芥川の内的なものに限りなく近づいたといえる、創作と自我の境界を保ちきって描き上げられた秀作。この刊は等身大の芥川を知るのに適した作品群といえる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 03/02

〔自分メモ〕「蜃気楼」が良かった。とてもとても良かった。あまり注目されていない、こんな芥川の作品があったのだなあ。これぞ“芥川賞”の源だと私は思う。幻想に映る、無である存在。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/30

どれも毒が盛られているような作品集。なかでも「或阿呆の一生」は強烈。好きなのはどこか幻想的な河童
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/25

芥川晩年の作品集。『河童』はユニークでありつつもどことなく毒が感じられて…なかなか印象的で面白いです。『歯車』なんかも。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/24

人間ここまで切羽詰まるとこう言うもの書くのか…本の終盤になるにつれ、神経が痛み、過敏になるのがいたいほどわかる。こうなると残された手は自殺しかないだろう。特に歯車の圧迫感は恐ろしい。死ぬことで芥川は文学史にその名を刻んだ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/07

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河童・或阿呆の一生の 評価:39 感想・レビュー:103
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