津軽 (新潮文庫)

津軽 (新潮文庫)
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津軽の感想・レビュー(435)

なんて人肌温い作品だろうと思った。人の故郷や人生に根ざした小説はどれをとってもハズレがない。特に最後の20ページが素晴らしく、読んでいる僕でさえはやる気持ちを抑えられず、もう誰でもいい、とにかく、懐かしい人に逢いたくなった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/06

昭和19年にこんな風に旅をしていることにまず驚いた。 この、津軽の人々の描写で、知り合いの青森人の大分面倒に感じた人を思い出した。そして少し理解ができた気がする。 さらば読者よ、命あらばまた他日。元気で行こう。絶望するな。では失敬。 全体的に暗くて明るい。太宰さんの小説はまだ数冊しか読んでいないが一通り読んだらまた読みたい。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/30

太宰っぽくない作品だとはじめは思った。しかしこの中に「正義と微笑」や「パンドラの匣」といった作品に見られる愛情や希望、ユーモアあるいは哀愁みたいなものの本質があるように思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/27

1944年5月から執筆依頼のため、3週間にわたって津軽半島を旅行したもの。津軽の歴史が本書に書かれてあるのだが、とても心温まる小説だった。たけとの再会は感動します。それに表紙が素敵。とても綺麗な絵で好きです。さらば読者よ、命あらばまた他日。元気で行こう。絶望するな。では、失敬。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/15

母親が持っていた文庫で、モノクロの絵(?)が表紙の〔草〕版。のんきでやさしい文体。のんきさのなかに、鋭いさびしさがある。国語便覧のネタバレの犠牲になってしまったが太宰の読み直しにはよいスタート。八甲田~十和田~奥入瀬もよかったが、次は初夏or夏に半島めぐりの旅をしたいなぁ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/14

太宰って凄いなと思うのは誰でも「読める」作品を書いた事。例えば人間失格は嫌いだイライラしたという人はかなりいるけど途中で読むのをやめた。難しくてよくわからなかった。という人は余り聞かない。何だかんだ最後まで読ませてそれぞれ感想を持たせ、印象を残す。サービス精神によるものなのか話の魅せ方を知っているといった類のモノなのかはわからないけど。女にモテたというのも何だかんだで相手に自分を知ってもらう事が上手だったからかもしれない。方々で酒を飲みながらの旅行記。破滅的なイメージが付きまとう人だけど別の一面が見れる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/08

太宰の帰省日記。帰省というか、まあ観光みたいなとこもあるけど。 基本的に知人を訪ねて飲み歩いてるだけのような気もするが、それがいい。楽しそう。 最後は思わずほろっと。

太宰作品で一番好きかも。のんだくれながらの津軽の旅は、暗さだけが想起される彼のイメージからは想像もつかない。ユーモラスな道中は育ての親のたけとの再開で閉められ、安堵と希望に満ちた気持ちを与えてくれる。太宰が平凡な人間で、故郷で暮らし続けていて、たけともちょくちょく再開していれば、入水なんかしなかったろうなきっと。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/19

タケとの再会の場面は温かさを感じて好きです。会えるまで私までドキドキそわそわ。長い間会ってない人に会いに行きたくなりました。それにしても、酒飲みだなー。 「さらば読者よ、命あらばまた他日。元気で行こう。絶望するな。では、失敬。」

人間失格に代表される暗いイメージが先行しがちな太宰文学だが、それだけではない作家本人の横顔が最も見え隠れする作品では。芭蕉翁の掟をものして反俗精神を説きつつも徹しきれず自嘲に陥ったり、至る所で太平洋戦争をさりげなくあてこすったりと、文章には底なしの明るさとユーモアが溢れている。また旅先で再会する旧友たちへの太宰の眼差しは、時代を冷徹に睨めした無頼派作家のそれとは異なり、ふるさとに対する素直な愛情がみてとれる。「自らを曝け出す」太宰節が、卑屈な自己否定でなく、自分の幸せな原体験の再発見へと昇華された白眉。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/07

なぜ太宰はこんなに愛されるのか。その理由が書かれている。この作品は彼自身なのだと思う。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/07

もう何度も読み返してる小説。何度読んでもラストは泣ける。春風に桜が舞う中、希望に満ちてる感じ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/20

津軽旅行記。数作しか読んだ事が無かったので、陰鬱なイメージばかりだったのだが、先々で酒を呑み、調子に乗って鯛を衝動買いし抱えたまま寺へ行くなど、そのユーモラスな道行に笑わせて貰った。クライマックスの「たけ」との再会は不覚にもホロリとした。太宰初心者にお勧め出来る。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/19

地元民として津軽の人の描写に頷き、太宰の人間性が微笑ましくなる一冊でした。「人間失格」は太宰という人間を表している一冊とは言えないな・・・と益々思います。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 09/30

表紙がいいですね。今日テレビで外ヶ浜,竜飛の中継を見て,つい再読。こんな風に郷土を謳歌できるって素晴らしい。「たけ」との再会シーンにまたもやホロッとしてしまいました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/26

面白かった。故郷と、縁のある人々は大切にしようと思った。自分の育った環境を一度見つめ直してみたい。青森にも行きたくなった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 09/19

太宰流風土記『津軽』幼少時代・親兄弟を唄う。 「大人とは裏切られた青年の姿である」とか 「芸術家の政治談は怪我のもとである」とか 天才太宰節健在の本である。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/15

「人間失格」や「走れメロス」よりも、まずはこれ。太宰入門に最適です。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 09/08

太宰の人間性まで突っ込んで知りたい人には良い一冊だと思う。作品だけ読みたいって人には退屈かも。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 08/23

太宰の小説の中では異質ですが、太宰という人間の本質が表れているような気がしました。心に残るのはやはり「たけ」との再会シーン。いざ会うと高ぶりがスッとおさまり穏やかな気持ちになっている彼の様子に、「たけ」への深い慕情を感じます。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/18

「命あらばまた他日。元気で行こう。絶望するな。」の部分が、太宰に言われるとものすごい説得力を感じる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 07/15

w
地元紹介小説。節々に太宰くんの性格が垣間見えて、とても親近感が沸く!「酒といふものさへなかったら、私は或いは聖人にでもなれたのではなかろうか」終始飲みっぱなしの自分が嫌になって一言。らしいなぁ
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/11

太宰のきげんのよい文学。文章の心地よさをたのしめる。郷里の友をたよりにする太宰には愛嬌があるが、かれは自分の愛嬌をきらうが憎めず、彼自身が彼の愛嬌に翻弄されているかのよう。ときどき笑わせようとしてくるが、その実笑える。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/27

太宰の別の一面を見ることができた。紀行文としても楽しめた。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 04/22

泣いたり笑ったり。これからもずっと。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 04/17

あ!太宰治って実は凄くサービス精神旺盛な人だったんだ!と気が付かせてくれる一冊。読んでいると一緒に旅をしているような、楽しい気持ちになれる。『思い出』でも触れていたたけとの再会が胸にじんときた。最後の締めの文も秀逸。大好き。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/12

司馬遼太郎が「街道を行く」シリーズで称賛していたので気になっていた。で、読んだ。津軽の気風と、歴史と、そんなことが太平洋戦争中の暗い社会の中でも明るいタッチで描かれている。が、チクリチクリと出てくる自己嫌悪。感性が鋭すぎるので、感じてしまうのかもしれない。全然別の観点だが、お酒もってピクニックに行きたくなった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/28

紀行文ではない。太宰の憧れがつまっているような気がする。たけには会えなかったらしいし。明るさが切ない。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 03/20

★★★**
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 03/20

故郷があるというのは幸せなことだネ。たけが思い出話をする所で涙腺がゆるんだ。母さんに会いに行こう。では、失敬。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 02/13

虚構色の薄い旅行記的な作品でした。他作品とは違い、明るいタッチで紡がれる文に若干面食らいつつも、「太宰イズム」とでも言うべき苦悩や人間臭さが至るところに出没してきて、それが面白くもあり、考えさせられました。特に、知人・友人と談話している中で太宰が自分自身の「評価されたい」という思いを吐露するシーンや、自分の欠点に気付いた時、それをくよくよ気にしてしまうあたりに非常に人間らしさを感じ印象的でした。日本史や青森の郷土史に関する予備知識が有れば更に面白く、かつ軽快に読めたのではないかと思います。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/01

たけに会いに行くところは有名で教科書でも読んだことがあるけど、通しで読んだのははじめて。人をもてなしてよろこばせるのが好きでどうしようもなくなってしまうという津軽人の気質というのは、自分のことを投影している感じもする。戦時中の暗い影があるなかで人々が暖かく、明るい雰囲気のある紀行文になっている。そして最後の一文がかっこよすぎる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/31

方言のことが気になる
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/31

他の太宰作品と比べて、明るい口調で面白い。1944年5月のころの話とされてるけど、戦時中にも関わらず出てくる人、出てくる人が明るくて面白い。とても裏で戦争をやっているようには思えなかった。とはいえ、兄弟たちへの屈折した思いが随所に垣間見える。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/29

津軽について、太宰と一緒に学びます。しかし、自分の住んでるところだというのに全く知らないものですね…。春休みは旅でもしてみようか。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/26

ユーモラス。最後、綺麗に締まったのが意外だった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/20

青森に遊びに行くのに予習ということで。太宰は学生時代に読んだ斜陽以来。星新一は太宰の文体を絶賛だが、確かに、メロスや斜陽では味わえないものがある。他の著作も読んでみようかなぁ。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/09

初めて読んだ紀行文。実家に帰った時などは人間失格のような太宰が出ていてあぁやっぱりこの人だ、と思った。しかし、これはユーモアがあって面白い。最後の締めが、しっかりしめくくられたなぁ…。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/26

自分が極端に相反する世界を求めていること、そして、どちらの世界からも締め出されていること、それを確認する旅でもあったのかもしれません。それは普通に考えても、不幸だろう。「元気で行こう。絶望するな。」と書いているその言葉はカラ元気のよう。彼の行く末を思うと、なんだか虚しいような気がして、余計にさびしいです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/21

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津軽の 評価:44 感想・レビュー:96
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