海辺のカフカ (上) (新潮文庫)
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海辺のカフカの感想・レビュー(5288)
春樹ワールド。でも他の作品よりもストーリーがはっきりしていて、抽象的なところも少ない気がする。いや、それにしても小説家というものはよくこんなに書けるものだな。
村上春樹の作品は私の中では好きなものと嫌いなもので二分されるけど、これは好きなほう。大島さん、何者。文学的知識の高さに圧倒されました。
初村上春樹。いや正確に言えば授業でカンガルー日和をやった。よくわからなくて村上春樹を何となく避けてたけど、もう高校生だし、読んでみよ!ってことで読んでみた。メタファーとかアイロニーとかよくわからないけど、こういう時間がゆっくり流れる感じ!好きだなあ。もっとモヤモヤしたものかと思ってたけど想像とちがって面白かった。
村上春樹の本の中では、割とストーリーを楽しむ感じになっている。ほどほどに村上節も散りばめられている。よし、下巻へ。
案外簡単に読めた、これから下巻を読むけど、なんとなくどういう展開だかわかる。自分が思ってる展開にならなければいいと思うのだが・・・。
再読ー。刊行当時に読んだきりだったので、9年ぶりくらいでしょうか。内容は素敵に忘却しておりました。ぼくらしく。/15歳なのに、ギンギンな状態で手コキをされてシーツを汚さないカフカ君はさすがだなあ、と思いました。タフな15歳にしかできないことです。/というわけで、続く。
「ノルウェーの森」以来の春樹さん本挑戦です。現実とファンタジーの境界があいまいな不思議ワールドだけど思ったよりも読みやすかった。ゆったりした独特の時間の流れを味わいつつ、下巻へGO!
断りきれずに貸されてしまった本。正直なところ村上春樹は好みではなく(読まず嫌い)。まとまった時間があったのと、いい加減返さなくてはならぬと言う義務感から読んだが……やっぱり私には合わなかった。話がクロスオーバーしてのめり込みにくいのと、主人公(?)の自称・田村カフカに全く共感できなかった。と言うか好感が持てなかった。ナカタさんは気に入ったかな。時間のあるうちに下巻も読んで積読だけは回避……!
(上下巻感想)難解。どこからどこまで夢なのか、それとも全て幻想なのか判然としない世界だ。作中「すべては想像力の問題なのだ。僕らの責任は想像力の中から始まる」とある。そして、想像力を欠いた人々は<うつろな人間たち>と表現されている。想像力が狭隘な人間は、うつろであるが故に600万のユダヤ人をも殺せてしまう。想像は現実の只中にあり、夢は現実と隣り合わせだ。人間が生きていくためにはそれらから逃避してはいけない。想像力は心の強さであり、豊かさであり、人間を形成する記憶でもあると思う。(続く)
田村カフカは15歳の誕生日を迎えて家を出て西へと向かい、高松にある私立図書館に身を置くようになる。幼い頃事故にあって以来文字の読めなくなってしまったナカタさんは猫探しを請け負ううちに猫攫いの男を殺すことになり、ナカタさんはすべきことをするために西に向かう。二つのまったく関係ないかに思われる人物の物語がゆっくりと重なるように進んでいきます。田村くん、さくらさん、大島さん、佐伯さん、そしてナカタさんの人生。忘れてしまいがちだけど、世の中には色んな人が色んな経験をして色んな思いを抱えて生きているんだなあと思う。
なんだか見通しのないところからはじまった2つの物語だが、それが徐々に明らかにされてきていてどんどん読み進めたくなった。昔読んだときは、意味不明って言って途中放棄してしまったけど、そこが魅力でもあることに気づかなかったのだと思う。下巻も楽しみ。
今迄古い村上春樹作品しか読んだことなかったので、この作品はとても新鮮でした。情景描写や心理描写がいかんせん弱く感じ、物語の進行を強調している書き方のように読めたのですが…。村上春樹節が少しくどく感じたりと、どうも今迄と違う書き方のように思いました。物語は相変らずグイグイ引っ張られます。
家にあったので読んで見たら噂通りの面白さでした。初めの方はいつも通りにさーっと読んでいたんですが、途中からはジックリ時間をかけて文章を読み進めて村上作品を楽しんでいました。このまま一気に下巻へ・・・
血…猫…魚…ヒル…幽霊…[自主規制]……? なにがなんだかわからない……。一見なんの繋がりもない事象がどのように結ばれていくのがが気になってしょうがないので下巻も読みます。
村上春樹によくみられる2つのストーリーが融合する展開になってきた。主人公の少年とナカタさんがどのように関連するのか、下巻の展開が楽しみ。
今まで手をだし損ねた村上春樹。どんどんはまる。好きなタイプ。洗練された印象に、すんなり英語で物事を捉えられる感じでしょうか(^^)
やれやれ。こっからどう行くのか下巻が楽しみ。途中出てくる沢山の作品や言葉や、僕は何も知らないなぁと、思うのはいつもなんだけど。カフカ自体も読んだことないし。言ってることが分かるようでうまく消化できないのがなにかもどかしい。まだ頭がついていけてない。前半と後半とで文章が違って見えるのは気のせいなのかな。なるほど、少年カフカというのがあるのね。下巻読んだらそちらも読んでみよう。
#dokusho なぜか勝手にずっと、村上春樹(もっと言うと、大雑把にW村上)は私に合わないだろうと思ってた。でも、もしかすると食わず嫌いだったかもしれない。少なくとも、いまのところ面白い。下巻の最後まで読み終わった時「大嫌い!」って叫ぶことになるかもしれないけれど、そんな可能性があることさえ面白い。単語、フレーズ、文章が面白いのか、ストーリーが面白いのか、どちらでもない何かがあるのか。正直まだ分からない。だから他にも読んでみたくなる(私に合うものと、ものすごく合わないものがあるような気はしている)。
どれほど多くの水を汲みとっても汲み切れない、広く深い海。どれほど多くの言葉を費やしても、それそのもの以外では余すところなく表現できない文章。これはまさにそういう小説だと感じた。小説に意味やテーマを求めるのは愚である。小説とは体験するものだ。
徐々に2つの物語が接点を持ち始める。。。続きが無性に気になる。 「未完成」という言葉が節々に出てくるのが印象に残った。何か明確なメッセージをもった完成された作品よりも、未完成故に曖昧で、どううけとめていいかわからない、という作品。 玄人な楽しみ方だなあと思った
ナイフというモチーフは春樹作品に多々登場する。たとえば、『世界の終わりと~』に出てきた門番が持っていたのもナイフ。『ねじまき鳥~』で最後に主人公に襲いかかる影の持っていたのもナイフ。そして、「スフィンクスの影がナイフとなって、貴方の夢を貫く」のだ。我々の心を傷つけようとする何かを、村上春樹は捉え、表現しようとしている。そしてある場合には、傷つくということをどうにかして防ごうとしているのかもしれない。しかし、我々はむしろそれを防ごうとすることによってこそ、何か大切なものを失ってしまうのだろうか。
「世界でいちばんタフな15歳の少年」というキャッチに惹かれた。大島さんのキャラが好きだなぁ。最初は、話が交互に変わって理解しづらい所もあったけど、終盤で互いのストーリーが絡み合ってきた所にシビれた。……てゆーか、ジョニー・ウォーカーとナカタさんの件で、本当に気分が悪くなった。猫の心臓……(泣) 下巻も楽しみだのう。
大島さんがいいね。主人公?の「世界でいちばんタフな15歳の少年」を目指す家出少年より、ずっと興味深いキャラクター。村上春樹の小説は荒唐無稽の話なのにどうしてリアリティがあるように感じられるのだろう?話に引き込まれる。
話に入り込むのに少し時間がかかったが、一度入り込むと猛スピードで読み進めることができた。先が気になって仕方ないのに、一文一文が魅力的なので非常に困る。下巻を読み終わるころには自分の中で何かが少し変っている気がする。ただ猫のシーンだけは正直のところ読まなければ良かったと思った…。
家出した15歳の少年、戦争中に事件に巻き込まれた中田さん。全く無関係に思えた人が、繋がっていく。でも繋がりはしても、謎が多すぎて、上巻ではまだ全貌がつかめない。色々な本の引用も多く、読者家でなかった私には知らない作品が多い。一冊の作品を理解するのに他の作品を読むというのもいいなと感じた。ノルウェイの森に続く村上春樹作品二作目。カラスと呼ばれた少年、15歳の佐伯さん。実体のない、意思についても気になるところ。下巻へ続く。
佐伯さんの歌は予言めいてる。僕(カフカ)は本当にオイディプス的な運命をたどってるのか。生き霊の話で含意されてる魂の離脱や欠損というのは、村上作品でよく扱われてるように、人生において辿り直せない分岐点のことだろうか。佐伯さんの少女時代のスピリットと、ナカタ老人が喪失した幼少期の自己というのは符合が暗示的だ。ただ、前者が恋人の不条理な死による自我の欠損という精神医療っぽさがあるのに対し、後者は、米軍や宇宙人絡みのSFめいた記憶操作っぽい雰囲気を漂わせているが。僕(カフカ)は年齢的にまさに上記の分岐点ど真ん中?
すべては想像力の問題なのだ。僕らの責任は想像力の中から始まる。イェーツが書いている。In dreams begin the responsibilities.
1Q84のように交互に文章が展開し、最後のほうでやっと交わりつつある。現状では何がおこるのか皆目検討がつかない。
読みやすい。ナカタ老人とはどうかかわることになるのだろう。「世界の万物はメタファーだ」「人はその欠点によってではなく、その美質によって大きな悲劇の中に引きずり込まれていく」
海辺のカフカの
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