ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)

ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)
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ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編の感想・レビュー(2717)

予想の付かない展開で読むのに時間がかかりました。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/13

第3部に入って物語がより複雑になってきた、というか、なりすぎ。なんとなく「1Q894」にも通じるものがあるような・・・でも最後は、すべてが収まったかのようでした。 う~ん、やっぱり、カフカ>1Q84>ダンス>ねじまき、かなぁ。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/05

3部目はハードボイルド〜とノルウェイの森の混ざった感じ。井戸の中の行き来はハードボイルドちっくでだけどクミコはナオコでメイはミドリみたいな。読み終わった後にハードボイルド〜を読み返したいな、とふと。話としては長い長い3部作だったけど読み終わってみればあっという間で結局村上ワールドに引きずりこまれていたんだと。色んなパターンの村上ワールドが組み込まれてて、結局村上春樹が書きたいのはこういう話なのかなって勝手に思ったり…。けど間宮中尉曰く想像は禁物!とまぁ結果的に私はこの話好きです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/05

時間かかった。ただラスト1/4から世界に引きずり込まれる様になり、抜け出せなくなった。すべては世界が上手く回るために予め決められている事のようにも感じるし、寧ろ岡田の為に世界が動いている様にも感じた。色々な暴力に満ちているのに嫌悪感を感じずに読めたのは現実がこんな感じで色々なものにまみれて成り立ってるってどっかで感じているからかな。最初からずっとわからない予測出来ない事だらけで読みにくいし、読んでいても冷静な自分と話に揺さぶられている自分がバラバラに存在している様な気になるが、読んで後悔はしない本。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/04

 村上春樹で最高傑作だと思う(私が今まで読んだ中でという注が入るが)のがこのねじまき鳥クロニクル。ハードボイルドワンダーランドも捨てがたいのだけれど、全体的な完成度としてはねじまき鳥クロニクルか。ただ、ちょっと長い。冗長な気がしないでもない。それでも、それを忘れさせてしまうくらいに面白い。読んでる時はこの風呂敷畳めるのかよと思ったが、まあ、ちょっと強引というか中身溢れ出てそのままなところもあったけど、どうにか風呂敷を畳んで、その風呂敷で一つの芸術作品を成したようで。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/03

いろんな人が感じているようだけど私もこのクロニクルは暴力がテーマであると思うのです。妻が突然いなくなった善良で普通の無職の僕が理不尽(暴力:綿谷ノボル)にどう立ち向かっていくか。戦時中の中尉のエピソードと時に平行に、時に交わり、時にねじれの関係で話は進みますが、僕と中尉の行きつく先は違います。ラストは賛否両論だと思いますが(特に世界の終わり~ほどきれいには終わっていないので)私は一読目の今現在はこれ以上の終わりはないと思うのです。時間を空けて再読します。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 02/01
ナルシスト
理不尽な暴力にどう対処するか。難しいテーマです。でも僕が最後は、また暴力に暴力で抵抗したのが違和感を感じて仕方がないのです。最後に手にしたバットは暴力ではなかったのでしょうか。やはりまだまだ深い。
ナイス!ナイス! - 02/02 01:29


情景がありありと浮かんでくるリアルな描写と、状況が交錯するアンリアルな世界のミックスが素晴らしかった。時間と世界のマトリクスを縦横無尽に駆け巡る秀逸な構成は読んでいる間常にハラハラとした緊張感を覚え、次に何が起きるのかと頁をめくるのが楽しみであった。個人的には、村上春樹作品は当たり外れが激しいと思うが、この物語は間違いなく傑作。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/31

錯綜する物語にただただ身をゆだねていく感覚でした。読みながら、これだけ長く多様な解釈ができそうな物語なのだから、自分も関心や共感できる部分をおそらくピックアップしているのだろうな、と思うと少しもったいないような気分になりました。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/31

読むの疲れた…けれどすごく面白かった。この行間に委ねられてるかんじが好き。と、ポルノグラフィティのビタースイートという曲は、もしかしたらこの作品へのリスペクトなのかな…と。「憂鬱を色にすれば あの夜 忍び込んでいた蒼い月光のようになるだろう」
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/30

牛河がでてきて、テンションあがりました。やはり謎が多く読者の想像力で補う作品と思いました(^^)読者の想像力で補うってことは、読者毎に解釈が違ってくるので、この作品の映画は無理かな( ̄◇ ̄;)
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/22

皮剝ぎボリスの話と、ホテルの廊下を彷徨っているところと、笠原メイの手紙が良かった。けっこう長いことかかりましたが、読み切りました。村上作品には、僕に対して、特殊な中毒性があるように感じます。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/21

3.5点。間宮中尉の続きの話が一番面白かった。三部作の話がなんとなく繋がってなんとなく理解できた。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/21

 最後の3部作を読み終わりました。わかったような、わからなかったような。ノルウエーの森のような純愛物語だったのか、海辺のカフカのような神話的な偶然が実は必然であるというようなファンタジーだったのか。でも語られる物語に最初から引き込まれ、主人公と同化して揺さぶられたことだけは間違いありません。暴力的なもの(ボリスであり綿谷ノボル)に対峙する者たちによりかかって読めば理解できるのでしょうか。3部になっても謎が謎を呼ぶ展開に戸惑いを隠せないまま読了しました。攻略本が出るのもうなずけますね。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/15

3部作の最終巻。 春樹作品の中では珍しく主人公が物事に執着を見せ、行動を起こしていた気もするけど、よく考えたら「ノルウェイの森」の頃から一人の女性に囚われる恋愛観は相変わらずなような。 色んな時代や世界観が入混じりながらも、最後にとりあえずの終着点があってよかった。 春樹作品は感覚的だから、言葉でどこがよかったと表現するのが難しい…

1,2部から1年以上経ってこの3部は出された。一度自身の中で(一応)終わった作品をここまで書き上げるのは並大抵のことではない。一つ一つの要素がうまく活かされていた。本作にはいわゆる「名文」は少ない。しかし構造がすごい。入り組んでいる。そしてその入り組んでいるモノを、さらっとした(しかし卓越した比喩を交えた)文章で描き、ぐいぐいと読ませる。引力がある。もし他の小説家に、この小説の構造だけを綿密に描いた図とあらすじだけを渡して「これに文章を肉付けしろ」といっても、ここまでのものは出来ないだろう。あっぱれ!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/08

謎が残る終わり方。けれど、その中で笠原メイは自分がどこにいるのかを確かめさせてくれる存在でした。今回は初めて読んだので物語を追うので精一杯になってしまいましたが、もう一度読んだときは、台詞や情景をゆっくり味わいたいです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/07

牛河が出てきて、少し第一部、二部と雰囲気が変わっていて(タイトルのつけ方とか)1Q84と似ている部分を多く持っている。ラストのがっかり感というかありきたりな感じは1Q84ほどにはないけれど、どうも村上春樹の三部作の第三部は一部二部とは違うように意識して書かれている気がする。(書かれた時期が違うことも影響しているのかもしれない)素敵な比喩表現やファンタジー的色合いは相変わらず面白いのだけれど、一部二部と同じ感覚で読むと違和感を感じるかもしれない。

村上ワールドを初体験。不思議な世界観。読了後は思わずうなりそうになる。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/04

ひっさしぶりに読んだ。3巻だけだけどね。いま考えると(考え方が下品だけど)これはNTRってやつかぁ、と思い、それも完落ちじゃないなぁと思うと、村上春樹とエロゲを対比したり、RPG対比したりするのも説明するにわかりやすいなぁ、という気がする。井戸と戦争をめぐる冒険ご近所冒険の最終章、ほぼすべての物語は暗喩で綴られ、潜水艦の謎はのぞかれ、そして壁を抜ける。正直よくわからない。文章が面白いので読んでいて楽しくはあるんだけどね。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/03

am
ああ終わってしまった…。第三部から構成がぐるりと変わって。自分自身が今考えてることと同じ問題が語られているような気がして、わけわからんとこもぜんぶ含めて、ほんとにおもしろかった。ほんとうの自分ってどれなのかとか。「~だから~になった」ってロジカルに語られることは、実は何も救ってくれなかったりすることとか。一見、意味も合理性もない夢も想像も行動も、自分にしかわからない形で意味をなすことがあって。全てがつながっているかもしれないと思うことと、そこに何のつながりも見出さないことは、同じことだったりすることとか。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/28

四年ぶりの再読。今回も一気に読めた。当時どの謎もはっきりと形をとらずに幕引きとなるモヤモヤしたラストに釈然と出来なかったが、今回もやはりそれを解き明かすことは不可能だった。ただ一つ、以前と違うのは物語の全体を「全体」として捉えられるようになったこと。それは自分の思っていたよりもずっとスケールの大きいものであって、独立した「部分」でしかないように思われた事象が、時空をも超え運命や因果といったものによって紡がれ作られてゆく一つの輪の中で、「自分」という存在は知らず知らずのうち少しずつ世界とコミットしながら象ら
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(1) - 12/24
ゆどうふ
れていく。その圧倒的に理不尽な力をねじ曲げるにはただ一つ、それがひどく孤独な行為だと分かっていても圧倒的な暴力を持って立ち向かうしかない。じゃあ、一体何がそこまで運命に刃向かおうと駆り立てるのか?という。正に世界の縮図の物語なのでした。後、 笠原メイは最後まで好きになれなかった。
ナイス!ナイス! - 12/25 17:14


この作者は読者に対し明確な回答を持たないのだろうか。よく言えば考えさせられる。悪く言えば責任を持たない。通じて雰囲気はあるものの、小説なのだから作者なりの見解を示して終わるべきではないだろうか。

2巻までと、3巻とではかなり違った印象を持った。2巻まではあくまでも人間の内面性が強調されているが、この3巻には社会システム、社会性、などの邪悪な外部についても描かれている。従来通り「壁にぶつかってこわれる卵」の側のことが描かれているのではあるが、「大きな壁」の存在についても中に踏み込んだ描写が増えてたような気がした。それによって表現が重層的になり、客観小説への試みが始められたのだろう。

再読(3回目) ★★★★☆
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/04

この物語の歴史の中で繰り返される痣・バット・暴力のことを考えると、過去にあった血なまぐさい世界が終戦後も続いていて、現在でもそういった事が起こり続け、人は運命にただ翻弄され続けるだけなのではないかということ。クライマックスの部分は黄泉の国から妻を連れ戻す古事記の節を思い出した。過去や運命を主人公たちが清算させられているような感じがあった。多少は謎は残ったかもしれないが、解く必要がないものなんだろう。読後感は悪くない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/30

村上春樹が創り出す第1でも第2でもない、第3の世界との関わりあい。自分はいったいどの世界に属しているのだろうか。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/29

一気に読み終えた。とはいえ、前2巻から相変わらず、むしろ深まる不思議な世界観。謎がいくつも残ったまま終わり、何ともいえない読後感。ねじまき鳥ことオカダ・トオルと他のねじまき鳥の鳴き声が聴こえた人達の関係は一体?アザを持つ者の関係は?なぜシナモンの父親はあんな・・・。ワタヤノボルの能力とは一体何だったのか…?もやもやするけれど、それが村上春樹ワールドということで納得するしかないのだろうか。カッチリ事実関係が説明されたり論理的な展開の本に慣れてる人には脳の柔軟体操になる?かも…。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/29

多くの謎を残して物語は終わり、その謎を抱えたまま主人公は向こうの世界から主人公の住む世界に、そして読者は小説の世界から現実の世界へと戻される。不思議な人物たちや彼らの言葉がなにを表しているかをはっきりということは難しいし、はっきり言おうとすればなにかを取りこぼしてしまう気がする。ただ主人公の成長はこのよくわからない何かを拒絶せずに自分の中に引き入れていったことにあると思う。もやもやしてるとも、さっぱりしているとも言えるようなこの不思議な読後感を大事にしたい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/25

物語は1と2とは別物と考えても納得できる。以前の登場人物がぱたっと出てこなくなる。でも人生もそんなもんで思い出はあるけどこれから一生会わないだろうみたいな人はたくさんいる。要するにこういう伏線を拾わない村上春樹作品が好き。

面白いのか面白くないのかよく分からないまま3部まで読了!笑 皮剥ぎのシーンとか読んでて辛かった(;_;)こんなエグいことも出来る人間の恐ろしさを感じつつ、今回も謎がたくさん残ったままです。「世界は謎を包括して回る」っていう著者の言葉をそのまま飲み込んでおきます。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/21

絶望は自分自身の中にある何かなのだ、というか、絶望とは、自分自身の心そのものなのだ。そして、その絶望の前に我々は幾度となく諦観を抱き、立ち尽くすだろう。我々自身の絶望は――我々自身の心は――時に牙を剥き、我々自身の心にナイフを突き立てようとするだろう。しかし、我々には諦観を打破する為の手段が残されてもいるのだ。心臓を木の根に埋め、我々は今日も世界のねじを巻く。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/19

何回目かわからない。でも毎回一気に読んでしまう。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/10

村上さんの作品は奥深く複雑!!1つの物語なのに、色々な物語を読んだ感覚です。牛河犬の所はツボにはまって笑ってしまいました。208号室やパソコンの場面は恐くて仕方がなかったし、不思議な話でした。メイ、イイですね!!!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/03

でもしおりはクミコには戻ってきてほしくないんだ。笠原メイがいい。村上春樹の描く男の人って、それでもクミコみたいな人に惹かれてしまうのね。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/31

綿谷のぼるの謎。一体なんの能力を持っていたのだろう。もう一回よまなわからんな。今度読むときは、加納クレタが汚された告白の下りをもっと慎重に読まなあかんわ。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/31

屈折した光、鈍麻した音、独特の時間の流れ。笠原メイの手紙で息継ぎできるのを、じっと待ち続けながら。ようやく読了。──ジブリ映画みたいな雰囲気と、SFXみたいな花粉の飛散が印象的でした。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/28

笠原メイが大好きです
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/24

208号室は緊張しながら読んだ。緊迫感が伝わってきて、私も暗闇で何かを見ようと必死で読んだ。 第3部まできて、さらに現実と非現実の境目が混ざってきてる感じがした。でも最後にきちんと現実に戻ってきた。クミコは思われているから、きっと自分のいるべき場所に戻ることが出来るハズ。読み終わった今、シナモンが子供の頃に見た夜の庭の出来事が何故かひっかかる。もう一度読んでみよぅ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/24

相変わらず??な読後感。彼は辿り着いたのだろう。やはり私は村上作品の、語られなかった部分を勝手に想像で補完するのが好きなのだ。なんといっても牛河。好きだなぁ。こちらを先に読んでいたら、1Q84もまた違った楽しみがあったのかな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/23

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ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編の 評価:26 感想・レビュー:350
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