間宮兄弟 (小学館文庫)
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間宮兄弟の感想・レビュー(702)
「間宮兄弟を見てご覧よ、未だにいっしょに遊んでるじゃん」共に30を超えても彼女が出来たことが無く2人での数々の趣味を楽しんでいる兄弟の話。妹好きなわたしはこんな兄弟がいてもいいなぁって思う。読んでいてとても和む。
好きな子が写っている修学旅行の写真を買おうとしたのがバレて号泣の猛抗議を受けたとかフラれると決まって新幹線見に行くだとか…リアル過ぎて顔から火が出るような男のヘタレ心をグイグイ斬り込んでくるかと思いきや返す刀で「あはははゴメン言い過ぎた。細かいこと気にしないで好きなことやって楽しく生きようよ。男も女もさ!」とエールを贈る江國香織はやっぱり魔女かな。オススメの読み方はあとがきまで読んだらパタンと本を閉じ「間宮兄弟を見てご覧よ、未だにいっしょに遊んでるじゃん」とつぶやきながら表紙の絵を見る。じんわり来ますよ
自分も兄がいて、昔は間宮兄弟ばりに一緒に行動してたんで、すごく感情移入しやすかった。「思いわずらうことなく愉しく生きよ」を読んだ時も思ったが、兄弟、姉妹愛っていいもんだなと思った。さらに自分も兄弟がいて幸せだなと、感謝した。
この人ってこんな本書くんだ~と驚いた。主役だけど、主役になれない2人。なりたいとは決して思わないだろう2人なのに、ちょっぴり憧れてしまうのが不思議。人って、自分の掌にあるもので満足することも大事だよね、と感じた。
恋愛などの世間の雑踏からは離れた生活を送っているように見える間宮兄弟ではあるが、実際には完璧に煩わしいものを避けきれずに希望を抱き傷心したりもする。けれど、兄弟でたくさんの趣味や食事を共有し、またそうした日常へと戻っていく。丁寧な描写と大事件が起きることのない兄弟の日常のおかげで、あっさりすらすら読めるもののどこか切なくでもあたたかい。兄弟っていいなぁ。
とっても江國さんらしい文体で、江國さんらしい性格の主人公だけど、もてない男って言うのが新鮮。映画をずいぶん前に録画したのを見てみたけど、おもしろかった。佐々木倉之助がかっこよすぎる感じだけど、沢尻エリカかわいい。あれがなんであんなになったんだろう・・・・
恋愛対象として考えた場合。うーんやっぱりうざったい。もうちょっと何か、エッセンスがあれば恋におちるかも。もうすこしなにかたりない兄弟。たとえば、おにいちゃんはとりあえず、ウェストをしぼりすぎないでパンツをはき、弟はビョウつき革ジャンをやめる。そうやって少し、自分から変わることで何かがはじまるかも。求めれば変わる。求めなければ変わらない。
文庫版を手に入れたので再読。自分自身が一人っ子なので兄弟がうらやましく、兄でも弟でも欲しかったなぁ、などと思った。あとがきが壮大すぎてちょっとびっくりした。とりあえずこの本のあとに「風の歌を聴け」を読むことにした。直前に「ファーストプライオリティー」を読んでいたので、姉妹で暮らす怖いお話を思い浮かべながら読んだ。
《再読》☆キモくてモテない間宮兄弟と、その友人達。友人達の人生や恋愛は発展してゆくけれど、間宮兄弟は変われない。でも、兄弟は季節の移ろいと美味しいものを分け合い、生活にこだわりとスタイルを持って楽しく快適に過ごすことができる。そういうことは、幸せな事なのです。☆「いつかきっと、あなた達の良さを分かってくれる人が現れるよ」って兄弟の肩を叩いて励ましてやりたくなります☆今回も、ほっこりなごみました。
彼女いない歴=年齢みたいな人もけっこういるはずだけど、世の中は恋愛至上主義だ。そんなのすっ飛ばしたような間宮兄弟って良いなぁ。あ、私の生活も間宮兄弟とたいして変わらないか。でも、同性の友だちが居るだけ私のほうが、いいんじゃないかと思っちゃう。
大洋ホエールズ(現横浜ベイスターズ)ファンの僕にとって、この本が楽しいわけがないね。怒りのような感情が湧きました。ごめんなさい。しかし、この作者は、なぜこれを書いたのか?
本文より「世間にはややこしい恋愛沙汰がごろごろしているらしいのに、なぜ自分の身にだけ起きないのだろうと考えてしまった。起きないのに、厄介なとばっちりだけは被るのだ。」←すごく共感しました。
◎ほのぼのとした間宮兄弟。江國さんの作品でこんなユーモラスなお話が読めるなんて驚きました。もし自分の身近にこんな兄弟がいたら・・やはり恋愛抜きでオトモダチで居たいと思う。弟が保坂和志のカンバセイション・ピースを読書していて私も次に読む本だ!と嬉しくなった。
それぞれの独立した世界と重なり合う世界をお互いに大切にしているのがうらやましい限り。うまくいかないけれど、自分の中で暮らしを閉じてしまうことは決してないところも好感が持てます。小説の中とはいえ、こんな兄弟がいたら普通の人は気持ち悪いと感じるのでしょうか。
再読本。夏になると読みたくなる一冊。季節を追い越されるから最後は読むのがゆっくりになるのだけどw 読むたびに変わらない間宮兄弟に安心する。友達になりたいなぁ。
先に映画を観たためか、何度読んでも映画のキャスティングで読んでしまう。ボードゲームやカレーパーティー、読書日。確かにキモい。が、不思議と肯定してしまう。つい母親の目線で、ほほえましく兄弟を見てしまう自分がいる。――だって間宮兄弟を見てごらんよ。いまだに一緒に遊んでいるじゃん。
男の二人兄弟(35と32)の不思議でちょっと悲しいけれど、何だかホッとする話でした。いい人(男性)というだけでは決して女の人にはモテないということがよく分かりました。結婚するのも離婚するのも、けっこう難しいことも・・・。
江國さんの本を読むのが久しぶりで、懐かしくなってしまいました。少しぬるくなった缶ジュースみたいな、夜の始めの紫と紺色の空みたいな、上手く表現できないけれど なんだか心地よいこの文章。また江國病が再発しそうです(笑)。ちょっと変わった間宮兄弟。葛原依子に直美ちゃんと夕美ちゃん。大垣賢太やその周辺。うん、全然周りにいてもおかしくなさそうです。少し変でも、有意義ならば良いのです!そう江國さんも言っていますから。
間宮兄弟の
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