雷電本紀 (小学館文庫)
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雷電本紀の感想・レビュー(56)
02/11:sner3jp
01/11:あいまーる
12/11:わいてぃ
11/26:Shin__chang
さすがの飯島和一品質。当時の人々の生活、考え方など、びっしりと書き込まれていて読み応え十分。特に煽るような書きぶりではなくどちらかといえば淡々としているのに、心情や考えが思い知らされてぐっと来るところが多かった。相撲の取り組みのシーンで緊張したかと思うと、鍵屋 助五郎さんの話でほっと緩められ・・・そこに生きている人たちの呼吸が感じられ、興味深い。いつもこの人の話を読むと、より深く登場人物のことを知りたくなる。雷電資料館でも行こうかと思いました。しかし、読むのにものすごい時間がかかりました。
志は真剣に生をまっとうすることで叶う。後半から終わり近くまで、読みすすめるのが辛かった。この死に様を見届ける。そのくらいの気持ちでページをくっていった。借りた本に途中涙のあとなど残してしまったが、読後感はやるせない気持ちの方が強かった。生まれたままの姿で相撲うしかなかった関取たちとそれを見守る商人、町人、農民。天変地異に生活を脅かされる人々の祈り。現政府お役人方に是非読んでもらいたいもんだ。
09/10:池波周平
こまかなエピソードがもうこれだけで一本書けるんじゃないかっていうくらい書き込まれていて贅沢。 この人の小説は物語もおもしろいけれど緻密な文が積み重なることで得られる充足感、感動がある。時間かかってるだけある。濃いい。そして読んでる間濃い時間を噛み締め続けただけにラストで一気に脱力した。よく知った人がいなくなったような、世の理不尽さに本気で憤ってしまうような脱力感。いい時間だった!
雷電為衛門は名前くらいしか知らなかったので、史実と創作の境目を気にすることもなく読めた。当時の歴史や文化、神事としての相撲なんかも興味深かった。取り組みの描写がとても細かくて、動きが脳裏に浮かぶのには驚いた!特に白虎編の小野川との息付く間もない一戦はヤバイ。登場人物に筋が通った人が多くて長口上とか痺れるシーン多し。相撲 or 任侠物 好きならオススメ!
読み終わるのに時間が掛かったのは歴史物に弱いのもあるのですが、時系列が解らなくなってしまった。当時の飢饉を今回の震災と同じに考えたらどうでしょう? 号泣はできなかった。
05/03:ただし
04/17:Egashira N.
03/03:k
02/02:UsutaruAsaumi
11/03:chie
10/22:海人
09/06:molloy
さすが飯嶋和一。読み応えは抜群で、時間がかかる。度重なる天変地異にじっと耐える民。こうした積み重ねの中に市井の人格者は生まれるのだろう。情報がないからこそ、本物が伝わるのか。様々な取り組みの描写が、相撲ファンにはたまらない。先日、元大関大麒麟が亡くなった。大鵬に従い土俵入りで、露払いを務めており、谷風と雷電のよう。雷電は、常に自分に求められていることを意識し、民の幸せのため、相撲人への追悼、強き者の責任を思う。米騒動の喜三郎の義賊ぶりがすごいが、その意図は悲しいかな普通の民には通じない。本紀は本気である。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(5)
- 08/18
07/01:ひつじ
05/06:なっちゃん
04/25:chloe
04/19:ちぃ
飯島和一ならではの重厚感。この満足感は他の作者では得られない。劇的に物語るのではなく、淡々と出来事を積み重ねていった結果の物語は、本当の意味での歴史小説ではないかと思う。
02/08:ねえやん
「たいてい、人は再び見えることはあっても、会うことはかなわぬ。譲るところばかりが多い者は別人になってしまっている。ほとんどの者がそうだ。人さえ人の身に着かぬ。」
01/19:Gun
12/25:旦那
11/20:atk
11/02:mats605
10/12:ロドリーゴ
09/04:デンティスト
「始祖鳥記」もそうだったが、飯嶋和一の作品は、歴史小説でありながら、必要以上に物語を作っているという感じがしない。淡々と市井の人々の姿を描いているのだが、それが静かな感動を呼ぶ。最近何かと不祥事の多い相撲界であるが、全ての相撲人にこそ読んで欲しい作品である。
飯嶋和一の本は、他の作家と別格のように思える。どこかで「飯嶋和一を知らない事はものすごく損をしている」と読んだことがあるが、その通り。
時代が前後するので、時々元に戻って確認しなければならなかったが、決して無駄な時間という訳ではなく、自分の中での確認作業を楽しんだ。「民」の側に立ち、「民」と共に生きた英雄の人間としての生き方を通して、それに勇気付けられ、行動する人々を描いた良い作品だった。「読む人に勇気を与える作品」と言ってしまうのは簡単だが、最近、実はそういう小説が少ない気がする。世界のまん中で愛を叫ぶのもいいが、世界の片隅で黙って汗を流す、そういう生き方もあっていい。
06/10:crest
04/28:きっしょう
03/21:deku_dec
雷電本紀の
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感想・レビュー:17件


























