02/08:
ぐうぐう マスコミの空虚さや論壇の不毛な権威主義に対し、そのレトリックの盲点や矛盾を、膨大な資料と文献を駆使し小林が果敢に論破できうるのは、彼が漫画というサブカルチャーの視点から社会を眺めてきたことで養われた感受性やタフさがあるからに他ならない。 その論破の心地よさと、また『おぼっちゃまくん』などのヒット作を連発してきた実績による表現のうまさと迫力は、無知な若者を熱狂させるに充分だろう。しかし、この『ゴーマニズム宣言』にも、小林による巧妙なレトリックが存在することを私達は忘れてはいけない。
コメントする(0)