ミシン
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ミシンの感想・レビュー(635)
世界の終わり~もすきだけど、ミシンはすごくよかった。レズビアンじゃなくて、エス。野ばらさんの作品はあまり読んだことはないけれど、作品の中に入りこみやすい。今回も、自分では絶対に行けないようなお洒落で美しい世界に連れていってもらえた。
今年も初雪の季節がやって来たので再読。毎年、初雪の日に必ず読みます。世界の終わりは何度読んでも不変。でも今年はミシンが今までと違った。それもまた素敵な発見。わかる人にだけわかれば良いのです
Vivienne Westwood、MILK、シドヴィシャス、パンク、四条河原町、吉祥寺、昭和、レトロ…そういう世界観の中で、ずっと敬語で静かに語られる物語。「Vivienneは革新的な洋服を発表しているけれど、自分は保守的な人間であるといってる。君の中にはその相反するもの同士が存在する」本文中のこの言葉が、この小説に対する私の印象そのものかも。身に纏う派手なものとは裏腹に、ひっそりと真摯に生きる登場人物たち。悩み切らないままに死に行き着くその解決策が悲しい。
この人自身が真っ直ぐでブレないから、文章もブレないんだろうな。そう思わされます。私は物語に共感はできなかったけれど、世界には「僕と君」「私と貴方」しかいないかのような狭くて真っ直ぐな世界観に確立した著者自身を感じました。
あまり読書して泣くってことはないんですが『世界の終わりという名の雑貨店』の最後の2ページは心揺さぶられました。他の人にとってはどうでもいいようなことをふたりで大事にしていきたい感じがかわいくて切なくて好きです。表題作の『ミシン』はあまりわたしには響かなかったけれど何度も読みたい本になりました。
野ばらちゃんの小説処女作。なんというか、この人はブレないなと思った。常識的に見たら異常だし狂ってると思われて然るべきなのかもしれないけど、私はこの人の描く世界が嫌いじゃない。痛切なまでの独りよがりと言ってしまえば身も蓋もないけれど、確固とした理想像を追い求める姿は私の胸を打つ。野ばらちゃんの作品を読むと、何故だか泣きたくなるのです。世間から色眼鏡で見られながらも、作者の本が一定数の読者に熱狂的な支持を受けている理由が、分かる気がする。
世界の終わりという名の雑貨店が好きすぎて。何度読んだことか。野ばら先生の描く、儚くて、だからこと美しい世界観が好き。ミシンも。彼女以上に乙女な子なんてこの世にいるのかな。
初めての嶽本野ばら作品は、それはもう、衝撃的でありました。「世界の終わりという名の雑貨店」「ミシン」ともに、激情と高い美意識が貫かれた二作品。読んでいて胸が苦しくなりました。決してさらりと読むことなんてできないし、痛みをともなうだろうけれど、他の作品も読んでみたいと思いました。
原点。表題作「ミシン」よりも「世界の終わりという名の雑貨店」の方が好きだ。 彼が描く世界には、自身を投影させたような儚さと激しさを併せ持つ男性がよく似合う。「世界の終わり」「シシリエンヌ」「ハピネス」・・・違いはあれど、本質は同じ。投影が見えるからマンネリなキャラクターである。しかし、同じでいいくらい魅力的だ。 だから、彼の作品を読むなら男性目線で語る作品のほうが面白い。「ミシン」に出てくるMILKの描写は大好きだけどね。
久々に読んだ野ばらさん…この世界観、10代のうちに読めてたらな。「世界の終わりという名の雑貨店」→タイトル、書き出しが、素敵だ。「ミシン」→それを知らない頃よく生きてたもんだと思う程の本や音楽と出会ってしまったあの頃の感覚…痛いが懐かしいな。
『世界の終わりという名の雑貨店』はしっとりしていて儚げで美しい。『ミシン』は乙女を極めて衝撃的。でもどちらも純粋でも歪んでいても、一途すぎる愛がある。
初めて手にした嶽本野ばらの作品。もともと音楽をやっていた頃にパンクやロリータファッション、そういった思想にも傾倒していたので興味深く読めた。静かな『世界の終わりという名の雑貨店』も好き。雪が降っているという事実をただその人にだけは告げたい、恋をするならそんな恋がいい。喧しい『ミシン』も好き。異性より同性に精神的な繋がりを求める気持ちもわかる。この人の他の作品も読みたくなった。そしてJAMは初期JAMがいいよねって。
『世界の終わり~』世界の終わりから出発した僕たち、で始まり、ここは世界の終わりではないのです。で終わる。エンドレスで読み返したくなる作品。雪が降っているのを伝えたい、この言葉がしみてきます。表題作の『ミシン』は言葉にするのが難しい・・・二人の気持ちが分ってしまうような、分ってしまってはいけないような。
『世界の終わりという名の雑貨店』の性描写にドキドキしました。下品な感じが全く無くて、高貴な印象でした。僕=君という考えをよく主張していたなと思います。『ミシン』では、エス(レズみたいな意味)をあんなに綺麗に表現されていたので、BLver.も読んでみたいです。ラストで、愛する人を公衆の面前で殺すことに何の躊躇もないであろう主人公の意志がよく出ていました。嶽本さんのは初めて読んだのですが、全体的に影があって惹かれます。この本はリピート決定です。嶽本さん作品読みあさりたいと思います。
収録されていたどちらの話も、痛々しくて切なくて、愛って残酷なものだなと思いました。こんなにも人を好きになれるなんてすごいと思うけど、ちょっと恐いです。
お洒落な小説でした。タイトルがミシンとあるけれど、あのミシンとは無関係。てっきり洋服を作る内容の小説だと思っていたので、最初は驚きました。お洒落に全く興味を示さなかった女の子が、洋服に魅了されていくシーンが、特によかったです。
中学生の時にはじめて読んだ野ばら作品。今までにない読書体験だったので衝撃を受けたのを覚えている。表題作より「世界の終わりという名の雑貨店」が好き。冒頭がとても素敵。
私がまだ少女だった頃に出逢ったバイブル的一冊。人生で最もあらゆることに敏感だった頃に読んだので影響力はずば抜けたものを持つ一冊。何年も毎日持ち歩いてたからボロボロ。大人になった今、カクテル片手に読んでみた。あの頃の気持ちにすーっと戻る。けど何かが大きく変わってしまった。それは悲しくもあり寂しくもあり。でも乙女でありたい、変わらずずっと。信じていたかった世界は壊れたけれど、わたしの根っこは確かに今もここにあります。麻薬みたいな本だから人には絶対おすすめしない。人にこの良しあしをわかってもらいたいとすら思わな
ねえ君
雪が降っていますよ
世界の終わりから出発した僕達は、一体何処へ向かおうとしていたのでしょうね
冒頭のこの文章が堪らなく好きで、表題作ミシンよりも、この世界の終わりという名の雑貨店の方に惹かれる。
たぶん私が1番読み返しているのは、この本だ。
十代だった私に大きな影響を与えた本のひとつ。これ以上美しい物語を他に知らない。
野ばらさんの味が強かったです、やはり。ミシンの愛の形は綺麗なほど狂っていました。だからこそ可憐。そして切ない。くせの強い野ばらさんの書き方にいつの間にか引き込まれます。
地名やブランド名などの固有名詞と、心情描写の細かさの差がとても印象的。良い意味で雑多であり、現代的で、それでいて純粋な世界の広がる2篇。
ミシンも雑貨店も好き。読み終えてから、話の最初で回想しているのを読み返すと、1回目とは全く違う感情に支配される。切ないをあまり多用したくないが、雑貨店は切ない。と、思う。ミシンは限りない純愛。(雑貨店もそうかもですが)早速ミシン2/カサコを読みにいこう…あの終り方好きだけど
漫画的にとんとん拍子に話が進んでいった『ミシン』、この作家さんの事だ、絶対に黒い方向に進むんだろうなと思ったが案の定…。しかし、『好き』という感情がこれほど純粋なものなのかと息を飲んだ。野ばらちゃんの、世の中の綺麗なものも汚いものも一緒くたになった高潔な世界が好きだ。
「ミシン」の方が好き。私の中で美心は「kissxxxx」の海老根のイメージ。続編は読みたいような、読みたくないような… あの終わり方が好きだから。
ミシンの
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感想・レビュー:105件














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