ポーの一族 (1) (小学館文庫)
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ポーの一族 1巻の感想・レビュー(527)
小学5年生の時に初めてこの本に出会って衝撃を受けました。当時、本ばかり読んでいた私は、「漫画にもこんなに深い世界があったなんて!!」と興奮して眠れませんでした。何度も読んでいくうちに、今まで気づかなかった細かい描写や、エドガーたちの声にどんどん惹かれていきました。今では私の愛読書の本棚の真ん前にどっしり居座っております。
時系列バラバラでちょっと混乱しましたけどおもしろかったです。見た目の美しさだけじゃなくて吸血鬼の気高さや恐ろしさがよく表現されていてとても引き込まれました。エドガーの冷たい瞳にしびれました。アランは最初生意気なお坊ちゃまというイメージでしたが「一週間」で寂しがり屋だということがわかって可愛く見えてきました。
不老不死永遠に少年のままでいる吸血鬼(バンパネラ)の話 短編集ですが時系列には描いていません。 一巻では、「グレンスミスの手紙」が好きです。 霧に迷ってバンパネラの村にたどり着いたグレンスミス氏。 不可解な出来事を日記に残す。 100年後ぐらいに、ひ孫(?)がバンバネラと同級生だった・・・
永遠に大人にならない、そんなユートピアをノスタルジックに描く後半部分に感じ入った。バンパネラという異端を身にまとうエドガーが同時に永遠の中へ放り出されているという行き場のなさが身に沁みる。
マザーグース関連を調べていて出会い、ちょうど良く近くにあったので読んでみました。話し言葉と絵がちょっとレトロで引き込まれる内容でした。様々な人の視点から描かれる、エドガー、アラン、メリーベルの物語はどれも別れがつきもの。二巻三巻も楽しみです。
独特な雰囲気の作品にもかかわらず物語は押しつけがましくなく、文字がすっきりと入ってくる。絵で登場人物の心情が伝わってくる。すごい。…アランは女の敵だな。
言わずとしれた少女漫画の名作のひとつですね。親の世代が読んでいた漫画のですし、あまりに有名なせいか少しお堅いイメージもありました。しかし読んでみると意外に読みやすく、すっと引き込まれ、古臭さが気になるなんてこともなく、ただただ面白かったのです。そして、大人になって何度読んでも味わい深くて面白いなあ!どれだけ経ってもいつ誰が読んでも面白い、だからこそ名作なんですね。
昔この本を勧めてくれた人が「いつかエドガーが迎えに来てくれると思って窓の外を見ていたことがある」と言っていた。これ以上の評を書ける気がしない。
私の拙い文章では上手く表現できないのですが、ストーリー、キャラ、絵、世界観、台詞のセンス、どれを取ってもすごい…!の一言。少女マンガの頂点に君臨するのにふさわしい作品です。表題作とグレンスミスの日記が特に好き。とにかく読んでほしい!
永遠の時を生きる不老不死の存在「バンパネラ」一族を描く。生と性の意味を問い続ける萩尾望都女史ならではの世界観の集大成とも言うべき作品で、文句の付け様が無い。混乱の19世紀後半~20世紀前半のドイツと、少し距離を置きながらも共に駆け抜けた摩訶不思議な一族完璧の世界観のズレを、生きなくてはならない哀しみと生きることの喜びを持って描いている。バンパネラはバンパネラしか愛することが出来ない、そうした世の中の見えない壁は、現代社会では民族問題として顕在している。アランとエドガーの耽美なことといったら!
儚く、壊れてしまいそうな永遠の世界。この漫画の世界観構築、キャラクターの詩情と叙情の演出は神がかっていますね。ストーリー、キャラ、絵からコマ割りまで、無駄なものが一切ない。時に哀しく時に怖い話が、歴史の折々に重層的に展開され、アランやエドガーが忘れられない原風景になっていきます。萩尾望都の代表作の一つ
世界観といいキャラといい、わたしの好みのど直球をついてきて…大好きです!所々にマザー・グースが入ってたりして、感動しながら読みました。なして今まで読んでこなかったのかが不思議でなりません。
バラの咲き乱れる洋式のお庭のあるお城、綺麗な巻き毛の美少女。キラキラとした少女漫画の世界です。だけどドロドロとした所もあって、ハマってしまいます。
相方の本棚で目についたので久々に。自分が生まれる前の漫画だけど、描かれる世界観、テーマ…登場人物、すべてそろってる。古びない。文庫で全3巻という短さなのに、長年、世界のどこかに暮らしてきたポーの一族の歴史がそっと描かれている。それにしても、最初の話が実はこんなに強烈だったとは!エドガー達が永遠の時を生き、エピソードごとに時間軸がいったりきたりすることも、物語に厚みを加えている気がする。
時の止まったバンパネラのエドガー。孤高ともいえる冷たい眼をしているのに、ひとりでは居られない寂しい子ども。アランはこれからどうなるのかな。リデルの話が好き。時系列バラバラで如何にすて収束するのか楽しみ。
時系列に対するストーリーの配置や時代の醸し出す演出が秀逸。ヨーロッパの怪奇小説や童話の匂いがお気に入り。BLっぽいところにまだ抵抗があるので、さらに何度か読んで慣れたらもっと楽しめそうな気がする。
献血センターで血を抜かれながら読む。読んでるときは「何度読んでも美しい物語だなぁ。。」と特に深く考えていなかったのだが、よくよく考えてみたら献血センターで吸血鬼ものってのはちょっとどうなんだろう。献血センターよ、いったい何基準で本を選んでいるのだね。。でもまあ久々に読めて幸せな時間でした。
この文庫に収録の通りの順番で発表が有ったわけでは無いようです。 しかし、この文庫の収録順で読んでいくとメリーベルが死んだとき~過去 ~そしてアランとの生活になっています。 過去にも彼らは特殊な一族として隠れているようで、実はかなり人目に 付いています。 直ぐに移動できるせいでしょうか? 子供なのが大人を騙すのにも良いのかも知れません。
永遠の名作…! 大人になればなるほど、この話は切なさ深みが増すな…! いつ読んでも色褪せないストーリー、 そして少年少女が本当に美しい。。。 男性にも是非読んでほしいです。 巻末エッセイに小池修一郎がいたのがビックリでした。 是非宝塚でいつかやって欲しいものです。 私は3巻をどこにやったのか…あああ…
永遠に止まった時を生きるのか、人間として滅びゆく時を生きるのか。悲しみに耐えられないものは永遠の夢を選ぶが、バンパネラは意外にもあっさり死ぬ。少しも永遠ではないところがポイント。解説の小池修一郎がフリーターとか主婦を引き合いに出しているけど、この作品のすごさは一回読んでしまうとその後死ぬまでずっとエドガー・アラン・ポーがついてくるところにある。
吸血鬼モノでは一番のお気に入り作品。というか、私の中では不朽の名作。それにしてもよくこんなに時系列バラバラに描けるよなぁ・・・。
高校時代に読んで以来、10年以上ぶりに再読。細部のストーリーは忘れていたけれど、あのとき感じた鮮烈な印象や、せつなさ、うつくしさは、ちっとも色あせていない。バンパネラなど異形の者をモチーフにした作品はいくつもあるけれど、この作品に何らかの影響を受けたもののなんと多いことよ、と改めて思った。
オムニバス形式とは思っていなかったので、若干拍子抜けしましたが、異なる時間軸で連鎖するのは面白い。僕たちはずっと実在していると言うセリフに全てが込められているように思いました。
ポーの一族 1巻の
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感想・レビュー:86件














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