岳 (1) (ビッグコミックス)
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岳 1巻の感想・レビュー(532)
高度な山岳技術と山の素晴らしさと、事故の悲劇を知る男であり、日本アルプス在住で、山岳ボランティアもしている島崎三歩を主人公とした話。話が壮大で悲惨な事故の数々で、ふと目を瞑ってしまったり、グッと胸が詰まるところもありますが、三歩の明るさに助けられます。救助までに命を落とした遭難者や、どれだけ無責任な遭難者でも必ず「よーく頑張った」と励ましてから救助する所に魅了されます。
私は主人公の岳が言う『よーくここまでがんばった。』というセリフが好きです。社会に出ると出来て当たり前、出来ないと怒られる雰囲気があります。しかし、岳は最後まで山に来たみんなのことを、この言葉で称賛してくれる。失敗しても、たくさんの人に迷惑をかけても岳はその人を否定しない。この姿勢は本当に大切なことだと思います。
登山の遭難者をボランテイアで助ける三歩の物語。お涙頂戴でないのが好感がもてるが決してドライな訳ではない。生存者ばかり助けるのかと思ったとたんに死亡者も現れ、生死の差がわずかだということだろう。
自然は素晴らしい、同時に残酷だ。忘れがちなこの感覚だが、主人公三歩を通すことで強く心に刻むことができる。トレッキングの前に自然への敬意を忘れない戒めとして読みたい一冊。
遭難した人が愛と根性で生きのびるような漫画じゃなくてよかった。事故や天候には気を付けているはずの登山者が、霧や雪で道に迷えば一晩で衰弱しきり、崖から落ちたら関節が逆に曲がって動けなくなる。どんなに気を付けても事故と死はあっさり来るのが山だと描いている。淡々と、しもやけで赤く腫れた顔や登山道具の細部など、理由のある描写しかしないのも含めて無駄がなくてリアル。「よく頑張ったね」生死に関係なく全員にそう声をかける主人公の三歩がやたら優しくて強くて頼もしい。この声と姿にどれだけ救われる遭難者がいることか。
山登る人は多かれ少なから馬鹿な人が多いんだなあという印象しか持てない作品。こんな工場内作業での事故再現漫画みたいなのをみて山のぼりたいと思う人はいるんだろうか? うちの親父も山登るのが好きで、自分も子供の頃何度か家族連れで山登った記憶があるけど未だに山の何がいいんだかわからない。昔どっかで聞いた、「馬鹿の写真を取りたいならば冬に山へ行くやつ撮ればいい云々」な言葉を思い出した作品だった。
死んだ義父が読んでいたそうで、葬式準備でヒマな時に貸してもらった。ガンで死ぬ前に読むには人が死にすぎる気がするけど、逆にそれがよかったのかな…。山の好きだった義父と岳のこと話したかったよ。私もうレンタルで大分前に読んでたから。
「人間交差点」のようなほろっとするところと、山の恐ろしさが描かれて いるところが魅力。 でもなんといっても、三歩の行動力と人や自然を愛し、楽しんで生きている ところが好きだな。
主人公の三歩と遭難者との一場面…
「どうしてショーカク(昇格)しないとダメなの?」
「マイホーム。昇格すればマイホームが持てる。そしていつか、そこでのんびりと暮らすんだ。」
「…のんびりと…」
「どうかしたかね?ん?」
「なーーんだ、そんなことかあ。それなら俺なんかもうずーーっとやってるよ。」
ただのサラリーマン生活が虚しく感じてくる…。
図書館 24時間テレビのイモトさんに感動こそすれ、登頂の達成感なんて一生味わえなくてもいいと思ってる私が読んでみた→怖い。なのになぜ続きを読みたくなるのだろうか。三歩の人柄か、「頑張りましたね」の温かさか。『山に捨てても怒られないのは、ゴミと命以外の全てです』目から汗が止まらないよおかあさん
生き残る人と亡くなってしまう人の明暗があっさりと描かれていることに最初驚いたけど、実際はそうなんだろうな。登山での事故にも限らず、事故は不意に唐突に起きるもの。だけど事故だったんだからしょうがない、って割り切れる人なんてこの世界に一人もいないと思う。亡くなってしまった人、生き残った人、救助しにきた人、色んな人の思いを『良く、頑張った。』って笑顔で包み込む三歩は雪山で飲む温かい珈琲みたい。
[未]★★★★☆ #book 山の厳しさを知っているからこそ、山を愛している三歩。笑顔の裏側にいろいろな経験が詰まっている。読み進めようかな…
借り物。人はどうして山に登るのでしょう。山登りなんてしんどいだけじゃないか、と一欠けらも興味がない私は思っておりました。
毎日働いてご飯を食べている人達が休日に登る山は全くの非日常の、別世界。そしてその世界はとてもシビアで、すぐ近くに死が潜んでいる。こんなにもあっさりと、しかしはっきりと、助かる命とそうじゃない命があるのは衝撃だった。
山を降りて帰ってくる登山者には非日常でも、それが日常となり自然の厳しさを目の当たりにしている救助隊員の目には山はどんな風に映るのか。生き生きとしている三歩が羨ましい。
漫画。児童書で読んで、映画を見て、漫画を買ってみた。おもしろい!三歩がいい味出してます。映画より、こっちの久美の方が好きだな。いつか、私も三歩のように、山でコーヒーを飲んでみたいな。
「人生画力対決」を観てから気になっていた石塚先生。実直、誠実さが滲み出るような方でしたが、彼は三歩そのものですね(これは八巻さんも仰っていたような…)。私は地元が長野県で、父が登山をしていたのでこのような話を聞くことはあっても、ビジュアルが想像できていなかったので、父の体験を垣間見たようで、いい一冊でした。
今さらですが、読んでなかったので。ビックコミック系は嫌いじゃありません。コレは兄に「なんだ、お前『岳』持ってないの?」と言われ、ちょっと悔しく思った作品(笑) 父が山男だったので、私たち兄妹は登山厳禁でした。登ってもないのに、なぜか素晴らしさと怖さは知ってます。(汗
こんなに普通に、この人は助かったけどこの人は亡くなった、なんて世界があったのか。下界とは隔絶された世界。三歩や隊員たちが罵られるのには胸が痛くなった。ふわふわしてるような印象の三歩だけど、彼が来てくれた時の安心感といったら。
「クイズ。山に捨てても怒られない物、知ってる? ゴミと命以外ぜーんぶ。」「不思議だよね、何日も雪山にいると土が恋しいでしょ。けど、クレバスやシェルンドに…落ちるとさ…空が恋しいじゃん。」「本当に良く頑張ったね。オレは島崎三歩。山を登りに来たあなたのことを忘れないよ。」「でもね、本当は御飯が食べられて夜眠れれば、それだけでとても幸せなの。でも、もしもどんなに頑張ってもその2つの幸せに困る時は、あきらめないでお母さんを呼んでね。」「みんなが挑戦権を持っている。オジさんはそれを知っている。いいじゃんか!」
13巻までまとめてレンタル。短い短編がひたすら繰り返されるので、大量に読むとマンネリ化して感じる。うーん。読み方を間違えたか。しかし主人公は自由な奴だ。うらやましい。
そこに山があるから登る的な感覚でそこにこの本があったから読みましたはい 山に詳しくなれそうだけど内容がマンネリになりそうだしいい漫画ではあるけど続き読もうとは思いませんでしたがやっぱりいい漫画だと思います。 好き嫌いはありそう、当然っちゃ当然だけど
岳 1巻の
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