海街diary 2 (フラワーコミックス)
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海街diary 2巻の感想・レビュー(876)
あ・・月。昼間偶然見つけた月って、確かに思いもよらないことが、ある日姿を現すことと似ている。ずっとそこにあったのに。ただ気づかなかっただけ。それは、友だちや家族の別の表情でもあったりする。今回も様々な絆の大切さを、自然の描写と重ねて表現していますね。とくに、鈴が言う”家族”という響きに絆の重みを感じます。多田の決意、決して過去を振り返らず、前向きに歩いていくその姿が印象的でした。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 02/10
鎌倉の四季を感じる。普段の何気ない生活の中ではあえて口にはださないけど、梅が咲いた、風が温かくなった、日差しがあつくなった、いい花の匂いがするなんて何気ない瞬間に季節を感じとっているその間をこの漫画では触れられるように思う。その中でストレートにぶつかっていく姉妹や親子の関係がとても心地よく感じます。
丁寧な背景、生活空間の描写が、何気ない日常の中にある複雑な人の心 を引き立たせていると思う。人は信じたいものだけを信じて、見たいものだけを見る。自分にとっては今そこにあるものが世界の全て。でもすこし視点をずらせば、また違ったものに気付くかもしれないのに。物語は淡々と進むようにみえて、その1話1話に何かしら訴えかけてくるものがある。次の巻を読むのが楽しみです。
年末に鎌倉に行って、全巻、読み返し。売ってしまわずよかった。 4人の姉妹のそれぞれの一日、一日が何層にも重なりながらつむがれて、とてもいとおしく感じる。真昼の月をさがしてみあがえるようになった。 幸ねえの強さの下の繊細さがなんだか悲しい。すずはすごい。みぽりんとのやりとりに、まっすぐに人間関係築いていける人間力の高さ?みたいなのを感じてとてもまぶしかった。
うまく感想言えない。面白い。登場人物の性格からか,読んでてテンションの上下はあまり無いのだけど,心のさざなみが丁寧に描写されていて自分の心にも染みこんでくる。人って皆それぞれ色んな事情があって色んなこと感じて考えてるよね。当たり前なんだけど。自分の身近な人の事も,自分は全然わかってないんだろうなぁとか思う。
素晴らしい作品!『花底蛇』と『真昼の月』の使い方は特に良かった。見つけた蛇が大切な人たちの顔をしていることの恐ろしさと悍しさ。前だけを向いていないと生きることさえ辛い現実。そんなことを中学生にしてわかってしまうすずがなんとも。死ぬことが取り返しのつかないことだと悟り、自殺しないと決意する裕也も。そして真昼の月。人は見たいものだけを見ているが為にそこに当たり前にあるものが見えないこともある。最後の真昼の月を見つけて終わるシーンなんて溜息でるくらいうまかった。脱帽です。
サブタイトルが秀逸だなー。続き物だけど一つ一つの話が凝縮されていて短編集を読んでいるみたい。余韻に浸りたいけど続きも読みたい。
まるで、もともと家族だったみたいなのにやっぱりまだ家族ではないのかなあと「女子寮の一番下っぱ」と言う言葉を受け取ったりしたのだが、私が卑屈なせいかな?でもそれぞれがまだ自分たちを勝手に線引きしてるだけで、傍から見たら朋章のいうようにもうとっくに姉妹なのかもしれない。大人って子供から見ると完璧に見えるけど全然勝手なんだよね。幸たちのお母さんしかり。カレー食べたくなった。
すずの出番が多い2巻は、子供の持つ潔癖さと大人が身に付けた狡さの対比が鮮やかだ。色々なことを曖昧にしておけないすずの言動は真っ直ぐで、年相応に抱える悩みと真剣に向き合う姿が好ましい。一方の大人達は一番の常識人である幸ですら不倫をしている。かつて自分達を傷つけた母と似たような事をしている疚しさや情けなさ、それを抱えて生きてゆく彼女の頭上に、うっすらとかかる真昼の月が象徴的だった。人は信じたいものしか信じないし、見たいものしか見ない。朋章の叔母である美佐子の言葉は、使い古されてはいるが至言だなぁ。
すずと幸姉は顔がよく似ているな~。お父さん似かな。すっかりこの家にも慣れてきて、素を出せるようになってきたようで良かった。良いこと悪いことの線引きは本人同士だと余計できない。曖昧になるし、普段は無関心なのに立場が変われば愛しくも憎くも思えてくる。みんなといい関係を築けたらいいけど、そんなのは無理。難しいね。表紙を見ていて思い出したけど、鎌倉には濡れると柄が浮かび上がる傘が売られています(京都とかにもありそうだけれど)。いつも買おうか買うまいか迷って荷物になるから買わないのですが、次回は買おうかな~。
ずっと後ろ姿を見ていたみぽりんの恋心。奇抜なコマ割りではないのに胸に迫りました。 すずは大人っぽすぎるけど、シャチ姉といいそうならざるを得なかったんだろうなぁ。
シャチ姉の話が印象に残った。賢者、もしくは、賢者のように見える人(シャチ姉)が、いちばん大きな愚行(自分の家庭を破壊した不倫を自らしてしまう)という話に心惹かれる。
花屋敷の家族の話が面白い。すずちゃんがいろいろわかってしまうのが救いなような、かわいそうなような。それを理解できてしまう環境にあった、ってことだしね。でも、わかってないところもあって…。難しいねぇー。サチ姉の心情も複雑。
とても面白かったですー。ホントに上手いですね〜。お母さんとの葛藤、和解。すずちゃんの涙にこちらも泣きそうに。藤井くんおばさんがかっこよかったです〜。次巻も楽しみです。
良い。ドタバタしているように見えて、実はしっかりとした骨組みがある。センシティブでありながら、自分の生き方に誇りを持っているし、作品世界にスッと入り込めるのもポイント高し。
江ノ島に行く道すがら読み終えました。いい感じに鎌倉の街のノスタルジックなムードが上手に生かされています。この手の作品はホント上手いです!
【★★】色とりどりの鉢植えの下にかつて根を張っていたものは姿を消したが、花底蛇は変わらず息衝いている「花屋敷」の早春。2本の花穂を持つ二人静のように、ふだん頼もしい友のもう一つの顔を見た春休み。4月の桜の花の満開の下で見つけたのは、友と片恋の相手の間に共有されてる何か。真昼の月にふと気付かされるように、知ってるくせに見ないようにしてる、自分のせいで泣かせてるかもしれない存在を実感した梅雨。 身内同士の繋がりが多く、妙に密というか狭い世界に感じもするが、煩わしさより温かさや賑やかさが伝わってきて好い。 ↓続
「ゆるせない」を抱えているシャチ姉が子供っぽく見えた。でも、子どもでいさせてほしいから、親の身勝手をゆるせない。人を赦せて、楽に生きられるばかりがいいわけじゃなく、苦しさ=甘えを持ち続けることでしか絆を持てないこともある。
表紙のアジサイが美しい第二巻もますます好調。すずの鎌倉生活も慣れてきたなぁ。この四姉妹を取り巻く人々と鎌倉の町並みが本当にすてきだ。それにしてもすずちゃんの行動力と人の心の中を見抜く力はすごい。真っ正面からの体当たりにはハラハラさせられるけどね。幸ねえと母親の確執の場面では、母と娘のつながり(祖母と母も)のややこしさとせつなさがこころに響く。あ、朋章君の叔母さんってあの人?…う〜ん、まだまだあの二人の縁は切れないわけね。まだあと二冊も楽しめるかと思うと、思わず頬がゆるむのだった。
海街diary 2巻の
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