リアル 2 (Young jump comics)
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リアル 2巻の感想・レビュー(480)
①②巻 Yさんの強い指示のもと井上雅彦先生の世界に足を踏み入れる。野宮朋美のプロローグ、高橋の転落、戸川清春の回想シーンでスプリンターとしての人生が終わるところで②巻が終了。八話で初めて「リアル」という言葉が高橋の口から出る。実際に感じていること。車椅子バスケの広い広い世界の入り口に立つ。未完なのでくれぐれも一気に読まないようにとお店の方に釘を刺される。italGabon蔵書。しばらくは、寒い京都に足が向きそう。
高橋の事故、そして少年戸川の骨肉種。これまで歩んでいた道が突然断ち切られる時、いったい僕らはどうするのだろうか。立ち止まるか、道を直すか、新たな道を作るか。その時にならなきゃわからない。だけどその時を迎える人は、今この瞬間にも居るんだ。
すごい漫画やな。この巻では、陸上部の顧問の先生が、戸川を陸上部に誘う台詞が特に胸に響いた。「お前の前には何人かな戸川 そいつら全員ブチ抜いたら気持ちいいぞーーきっと」大人のさりげない一言が子どもに夢を与える。素敵。そしてこの巻のラスト、衝撃。
絵の線が細くなった。この方が軽やかで好き。 いじめとかひがみとか、高校生活のバスケの「終わり」とか。バスケというか、集団でいることの負の面が長く丁寧に描かれる。それに加えて戸川の病気のこと。読む方としてこの長さに耐えられなかったけど、まだ序章なんだなぁ。
後のことが分かっている分、14歳の戸川君を見ているのが辛いです。やっとピアノを離れて、自分のやりたいことに目覚めたのに、何故、と嘆いてしまうのも当然です。切ないです。
病気に気づくまでの戸川の過去が。そのあとどれだけ絶望したのだろう。それを思うと胸が痛い。次巻以降描かれるのかな。でも同時に、チームのメンバーとの前向きなお話が進んでるから救われる。井上さんは上手いなぁ。たまに出てくる手抜きの、気が抜けたようなキャラの絵が好きだ。
戸川の過去はせつなかったな。父親との確執があってそれが解消されて応援してくれるようになったりもう少しのところで11秒をきれるというところと彼にとって望むことが叶いかけたところでの骨肉腫という話の盛り上げ方のうまさなど感心する。ところで戸川と安積ってどういう関係なの?友達以上恋人未満?1巻の時最初。姉弟かと思っちゃったよ。
☆重くて痛い出来事ばかりだけど、続きが気になる。事故や病気というのは自分にもいつ降りかかるかわからないことだけど、なかなか受け入れられないよね…。綺麗ごとではないリアルさが痛い。
九巻に向けて再読! きついですね、読むのが。でもこの漫画に描かれるひとの人生を、「リアル」を追って見て考えることで、自分の何かが動いてくれることを願いたい。しんどくても、読まないより読むことを選びたいなあと思っています。気づかないまま奪われていくこと、気づいたのに苦難を強いられること。どちらがどうとはいえないんだけれど、救いがあってほしいなあ。
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感想・レビュー:45件














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