THE HOURS―めぐりあう時間たち 三人のダロウェイ夫人
THE HOURS―めぐりあう時間たち 三人のダロウェイ夫人を追加
THE HOURS―めぐりあう時間たち 三人のダロウェイ夫人の感想・レビュー(29)
02/14:オリヴィオ
02/13:bookends
世界には愛はほとんどない。と言う言葉が印象的に語られる。この言葉の意味に取りつかれるように読み進めた。「ミセス・ダロウェイ」に想を得た本だと言うことは読み進めてから知ることになったが、それ無しに読んだ私にとっても悲しみの様な強烈な感情を抱かされた。ダロウェイ夫人と呼ばれる女性とダロウェイ夫人を書く女性、ダロウェイ夫人を読む女性の話。女性作家のような心情表現は美しい。いい本だった。
違う時代に生きる三人の女性のそれぞれの一日が絡み合って一つの物語に終結するというプロットは面白いと思ったが、家族に愛され恵まれた生活をしながらも心が満たされない女性たちに、絶対的な絶望感を感じた。ウルフの『ダロウェイ夫人』を先に読むべきだった。そうすればもっと違った感想を抱いていたと思う。99年ピューリッツァ賞受賞作。
01/11:しばた
映画→ダロウェイ夫人→映画ときてこの小説。訳者が書いているとおり、「ダロウェイ夫人」との人物像の対応というのはすぐわかるのだけど、映画ではルイス(=ピーター)が訪問したときに泣きだすのがクラリッサであったりして、少しひねりがある。わかりやすくした結果なのか、意図的にもうひと味加えたのかはわからないけど、おもしろいポイントだった。リチャードの死がセプティマスの死に先行しているように見えることとか、クラリッサとブラウンの両方にとってリチャードは「魂の死」の象徴だったのではないかとか、うがった考えが楽しかった。
09/11:comeal
08/24:のちか
08/04:yumiko
07/27:桃喰う蛙
03/25:skbara
ヴァージニア・ウルフの名作「ダロウェイ夫人」をモチーフに、世代が異なる三人の女性の「時間」が時を越えて巡りあう話。ここで言う「時間"hour"」とは何なのかが、この小説のテーマになっていて、それこそ「ダロウェイ夫人」よろしく、社会における女性としての様々な悩みや、待ちかまえている死の影に怯えることが、話全体を盛り上げるのに成功しています。読んでいるとアメリカ男性作家であるにも関わらず、イギリスの女性作家のように思えてしまう程、文体も美しい。映画が面白い(映画賞総なめ!)らしいので、できれば観たいなぁ。
02/11:g h o s t
ウルフが作中で、ダロウェイ夫人を書きながら、だれを殺すか考えているシーンがある。夫に「何故殺すのだ?」と訊ねられ、誰かの死は別の誰かの死を引き立てる、という彼女は応える。それが、卑屈にも事実だというのが余韻の中に深く迫ってくる。
「ダロウェイ夫人」と一緒に読んでよかった。表紙に使われているミレイの「オフェーリア」を、色々思い出しながらまじまじと眺めてしまう。泣きたくなってしまう。
06/10:みふぉ
08/17:森
09/01:Ai
06/10:インナミ
03/22:海 都
02/23:ゆりっぺ
ヴァージニア・ウルフの『ダロウェイ夫人』を読んでないのにいきなりこれを読むのはちょっと無理があったかもしれない。繊細なタッチは好感が持てたが、『ダロウェイ夫人』を読んでないせいで、一番おいしい部分を逃してしまったような気がする。後追いで『ダロウェイ夫人』を読んでも大丈夫だろうか?映画版の方がとっつきやすったかな。
08/11:crysalis
--/--:ケニオミ
--/--:kazu_tea
--/--:mico
--/--:タオリー
THE HOURS―めぐりあう時間たち 三人のダロウェイ夫人の
%
感想・レビュー:8件














ナイス!





