太陽のパスタ、豆のスープ
太陽のパスタ、豆のスープを追加
太陽のパスタ、豆のスープの感想・レビュー(579)
読み終わってすっきりする一冊だった。暗い気持ちにさせる小説も多いなかで、皆さんの感想のように読んだ人の気持ちをプラスに向けているという点で素晴らしいと思った。
豆のスープ食べたい。つまずきながら悩みながら自分の生きる道を見つけて行く話。忘れないため、自分に負けないために、やりたいことをリストにするのは良いかも。小さなことから大きなことまで何かを言い訳にしてやらないこと、それをやることで何かが見つかるのかもなぁ。
なんだか時間かけて読んでしまい、途中違う本にも浮気したせいか、あすわの日にちの感覚とずれてしまった。反省。子供がまだいない時に職場で年配の女性が、「旦那のためにはあんまりご飯作る気になれなくても、子供のためなら作れるよ。」と料理が不得意な私に言っていた。確かにそう!息子に野菜や卵をたべてもらいたくて、料理をする。わたしが選ぶもので、息子は作られるから。
生きているということが、さらーっと描かれているところがすごく共感できた。ロッカさんの「がんばれるときにがんばればいいんだよ」の言葉が胸しみます。面倒だと思ってたご飯を作ること(料理ではなくて!)が、今は大切な時間に思えます。
結婚が破談になってしまったあすわさんがドリフターズ・リストを作り立ち直っていく話。「私が選ぶもので私はつくられる」って言葉が心に残った。毎日頑張って家族のためにご飯を作ろう。
最初からクライマックス。そこから、おだやかに話は進んでいきます。太陽のパスタが、まさか食べたくないような料理だなんて・・・美味しいだけが、料理じゃない。そして美味しい、豆のスープ。様々な食べ物が、心を支えてくれる。人生も料理も、味わいがあるものですね。
結婚破棄された女性が日々を丁寧に過ごして成長していく物語。短編の「日をつなぐ」や「スコーレNo.4」ほどには心揺さぶられなかった。郁ちゃんは生き生きしていてかなり好き。
破談になったあすわが、周りの人達とのかかわりと食べ物を通じて自分と向き合い前向きに立ち直っていく話。優しい気持ちになることができました。料理って元気になれる何かがある。題名も素敵だと思う。
日々の暮らしの中で、ほっとする様な小さな楽しみに出会う事…豆料理ってそんな感じがします。婚約破棄された『あすわ』の心も一人暮らしによって、毎日の暮らしの大切さや友達の大切さに気付かされたのだと思う。叔母の『ロッカさん』も自然体で楽しい人。自分なりのやりたい事や楽しみを見つけて『あすわ』は、もっと素敵な女性になっていけそうな気がします。本文中の豆料理がとても美味しそうなので、私も自分で豆を煮てみようかな。
結婚が破談になった主人公が立ち直っていく話。叔母のロッカさんの存在で軽さを感じるが、重い体験で不安定になっている女心がよく書き込まれている。
堂々巡りする逡巡が、非常にリアルに描かれる。そんな繰り返しの中でもこの主人公は周りの人たちの力を借りてほんの少しずつ顔を上げ、前に進んでいく。元気をもらえる、とかいう類ではないが、一つ一つの心の揺れ動きに共感が満ちている。
破談のあと、どん底から迷いながらの自分探し。 進んだり後退したり、ゆっくりの前進が丁寧に描かれていて、入り込んで読みました。 ろっかさんがジャンプを毎週楽しみに読むあたりがリアルで、こんな叔母がいたら素敵だと思いました。
10.1.30.250p。画:西川真以子。『青春と読書』(2008年6月号~2009年5月号) 他の作品よりは少しもやもやしながら読んだ。婚約者に振られてしまうところから始まるので終着点はなんとなく予想がつくものの、主人公にあまり共感できずにもやもや。ロッカ叔母さんや郁ちゃんなど脇役はいい味だしてた。ドリフターズ・リスト(漂流者のリスト)が不可能リストと言われて納得してしまった(苦笑) おいしそうな食べ物の描写は相変わらずいいなと。豆のスープが飲みたくなります。
最初はなかなかストーリに入り込めず、「何だか20代前半くらいにこんなこと考えてたかも・・・」と10年くらい前の記憶を手繰り寄せながら読み進めていたのだが、リストが「不可能リスト」に転じるくらいから俄然面白くなった。大分、物語の後半だ。カラマーゾフ以上(笑) さくさくリストに載ってることクリアしてしまわない。日常の中の紆余曲折をやりすごしながら、リストにあげたことをこれでいいのかと思いながらあすわが立ち直っていく様がいい。
2か月後に結婚式を挙げる予定の彼からの突然の結婚破棄を言い渡された明日羽。落ち込みながらも、叔母のロッカ、幼馴染の京、会社の同僚の郁に励まされながら立ち直り、人間的にも成長していくストーリー。 明日羽の、心情が上がったり下がったり、「もう大丈夫かな」と思わせておいて、また落ちる。 正直、明日羽の心の傷は深くて当然でそう簡単に癒えるものではない。周囲の登場人物の一言一動で少しずつ癒えていく。そんな様を上手に描けた作品だと思った。 また、叔母のロッカのユニークさが、ほわっとさせる。
ふと訪れた空白の時間……気づいてみれば、周りには、自分を見ていてくれる別の人たちがいて、新たな自分をホールドして、落ち込んだ穴から少しづつ登って行く。そんな前向きな一冊でした。。。太陽のパスタはあんまり美味しそうじゃなかったけど、豆のスープは食べてみたいな‼
不思議なことに、これを読んで人の集まるところで仕事がしたくなった。誰も、一人なんかじゃないんだなあ、と思えて、とても気分がいい。豆を買ってこようと思います。ぽくぽく炊こう。
面白かったです!平凡では無いですが、しょっちゅういろいろな事がある訳でも無く、そんな日常が描かれてて、読んで共感も出来ました(^^)この本を読んでいて「私がリストを作成するなら、どんなリストになるかな?」っと思いました!
婚約破棄されたあすわ。ロッカさんからドリフターズリストを提案され、そこから自分を見つめ直すと言うか、自分を作り出していく。いったりきたり、試行錯誤しながら進んで行こうとするあすわに共感。中途半端な所とか似ていると思った。さらっと読みやすかったかな。
主人公の気持ちにとても共感! ドラマチックではないところがいいなぁと思いました。 最近とても考えすぎていたので、いいデトックスになりました。
同じ体験ある~。わかる~うんうん。ドリフターズ・リストが一切れのパンの話に繋がって衝撃!!日々の生活を丁寧に、私も見直さなきゃいかんなぁ。譲さんと同じく洗濯機回ってるとこ見るの好き。久しぶりに豆を炊いてみたくなった。ちょっと前向きになれる本でした。あ、タイトルいいよね~☆
大事件が起こるわけではないのはスコーレNo.4と似てる。いや最初にガツンと起こってしまうのか(^-^;その後のゆるゆると過ごす日常で自分探しというか生き方を模索してゆくお話。ふんわりした書き方は割と好み。
20代後半。挙式間近。このまま順調にいくかと思いきや、まさかの破綻。それを「転機」にかえていくゆるやかな日常。苦しくても顔をあげているうちに、違う流れが明日羽を未来へ連れて行く。じんわりといい話だったーw毎日ごはんを食べることは力になるのですね^^「豆」美味しそうだったなーw
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 11/28
テンポが良いわけでも話にメリハリがあるわけでもないけど、とっても読みやすい本。思いっきり焦っている20代ど真ん中の私には共感できる部分が多かった。あすわは私が逃げている何かに正面から向き合おうとしていてちょっとまぶしい。
初めてこの著者の作品を読みました。好きなタイプの作家に会えたなと嬉しく思いました。主人公が損失から一歩一歩前に進んでいく再生のお話。こういう状況はきっと世の中で起こっていると思うけど、実際自分に起きたらきついよなって思うと思う。でもこういうのがいいと思う。考える人生が一番大事だと思う。豆でも食糧危機でも、気づかなかった知らなかったという生き方はしたくないなあと。この人は自分で結果を良くした。大事だなと思いました。
ずいぶん前に読メで見たのと、スコーレNO4の作者なので手にとった。正直なところ表紙があまり好みではないのだけど、内容はよかった。評価かなり高いです。主人公がいろいろ取り組みながら、自分の立ち位置を調整していく過程の心理描写がリアルに感じました。これは宮下さんの得意とするところですね。ストーリー設定自体はわりとご都合主義だったり、良い人しか出て来なかったりしますが、作品の満足感にはマイナスにはならないし問題なしです。読後感も○でした。ぜひ。
うーん……。話に起伏が無く、起承転結もないので退屈してしまった。読ませるような文章でもないし、結構苦痛な箇所が目立つ。主人公のあすわがリストを作って悩む姿はなかなかに魅せられるものがあるが、そこから繋がるものがないのも微妙。そして結局京ちゃんとはなんだったのか……。京ちゃんとエステティシャンのキャラが濃い割にほとんど意味を為さなかったのが残念。二十代は焦る、っていう話しは面白かったけども。
宮下さん2冊目。長編のほうが読みやすかったです。おばに進められたやりたいことリストにそってガンガン前向きにすすむ女の子の話かと思いきや、結構迷うし、後ろ向いちゃう日もあるし、でも少し前をむいていいなと思わせてくれるそんなお話でした。
「あーわかる」って部分はたくさんあった。嫌われてたわけではないと思うがなんとなくはみ出しちゃったことがあったとか、思い切ってやってみたことが全くしっくりこなくて寧ろがっかりとか、友達の初めて見る生き生きした姿に軽くショックを受けるとか。前向きになってはまた少し後退しちゃう感じもリアル。でもそれだけに、物語のキーともいえる「毎日のごはん」が…。劣等感持ってた最初からロッカさんのパスタをバカにできる程にはラタトゥイユなんてオサレなモノ難なくつくれるとか、料理センス皆無の私から見ると説得力ない羨ましい(;∀;)
一人暮らしして、母の偉大さを感じるんだよな。。。結婚しようと思ってた人にばっさり切られて、その人に絡まずにいられるものだろうか~。周りへ視界が広がる前向きな感じはよかった。
読みやすい文体で一気読み。内容である「自分探し」について自分ってどんな人間なんだろうって明日羽と一緒に悩んだりしたけど、ロッカさんや周りのキャラクターの存在が暖かくて心地好い描き方をされているので暗くならず読後感もスッキリで楽しい作品でした。初作家さんだったけどファンになりそう。[図書館本]
太陽のパスタ、豆のスープの
%
感想・レビュー:288件












































