トイレのポツポツ
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トイレのポツポツの感想・レビュー(154)
有さんの仰るゲリラ本でしょうか…。いや~良かったです!!東京ポロロッカを読んで良かったので図書館で見つけ、手に取りました。トイレのポツポツ。こういうことだったんですね~。最高です。最後には何やら解らずも涙がこぼれました。感動です。チェンイーも良い言葉ですね。こんな良い感じで話が繋がると初めは思わないので余計に感動かもしれません。是非、お仕事小説をご希望の場合はオススメ!!いや~いいです。
タイトルからしてお仕事コメディかと思ったらそうじゃなかった…。憎らしい上層部にやられてばかりで読んでてムカムカしたけど、ラストにほんの少しだけ希望が持てた。でもやっぱりすっきりしない。
ポストを巡る足の引っ張り合い、責任逃れ、業者からのキックバックなどが当たり前になっている鴨之木製麺工業で、心ある社員たちが小さな(大きな?)クーデターを起こすというお話。会社勤めをしていると、納得できないことや忸怩たる思いにかられることはあるよねぇ。掃除のおばちゃんの「社内が乱れてくるとトイレが汚れる」という知見に妙に納得。軽妙な文章で楽しく読めました。
なんか実感させられるよねぇ。読み進めるにつれ、あるあると関心することしきり。企業も少しずつ大きくなると目線がお客様よりも上役に向くし、外部に対してより内部により深く注がれる。でもそんな中で立ち上がるのは本当に至難の業。この本はそこんとこの有志の立ち上がり具合が絶妙。次の展開が気になって仕方なかった。章毎に時系列を追いながら様様な人の目線で書かれているのもそれぞれの事情あからさまになって面白い。原さんの中でも久々の良作。
これはいい!凄くいい!本当の意味でより良く会社を変えていきたい、いかねばならないと立ち上がる人達がかっこよくて、スタイリッシュでもスマートでもない、泥臭さくかっこよくって。腐敗していった会社、歪んだ方針、進むべき道を誤った企業。やるせなさが漂っていた中でのこの最終話、結末。スカッとするし、結びの言葉にこちらもニヤリ。これはすごくいいな!
壊れはじめた会社の崩壊と再生の物語。腐敗した上層部の賄賂や不当表示、不正の数々。自社粛正と再生に動き始める普通の正社員&派遣社員たち。それにしてもこの会社の幹部、うちの会社の上層部連中とそっくり!!二の舞にならないように頑張らねば…。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 06/24
こ、このやろー!欲深く汚い大人に腹が立つ。こういう人たちが社会を、日本を駄目にしていくのね、と悲しくなりました。右向け右、左向け左で何も考えず企業へ従うことの愚かさ。現状、守るべき者の為に従わざるを得ない状況はきっと沢山ある。働く以上、自分で善し悪しを考え意見を言える人でありたいし、そういう人と共に生きたい。自分の中の正義を無視して自分を嫌いになるなんて悲しい。なくした信用を誠意で再建。頑張れ、チェンイーフーズ!私が働く職場は、トイレのポツポツはありません。恵まれた環境に感謝。誠意を持って恩返しがしたい。
会社っていうのは、結構やっかいですからね。特に同族企業はネ。現在経験中の身なので!僕にとっては、ヒーローものの小説でした。各章とも巧くまとまっており、次の章がいい感じでバトンを受け継いでいました。会社人にとって、栄養剤のような小説でした。タイトルの「トイレのポツポツ」は、読んでいる最中はもっと別の良いタイトルがあるんじゃないかと思ってましたが、読み終えるとこのタイトルがベストだと確信しました。
さすが、原さん。チェンイーフーズ、良い名前だ。なるほど、人が見てないところで、何をしてますかかぁ。誠意をもって、正しい事に突き進んでますか。翻ってどうなんだ、俺は。なんちゃない本だけど、良い本だなぁ。お勧めです。
タイトルとは、全然違う印象の小説でした。一つ一つの短編の終わり方が、暗雲立ち込めるから、ついつい一気に読んでしまい、多少の予想は出来る最後だったけど、ああいう終わり方じゃないと読んだ甲斐が無いです。お掃除のおばさんの言葉に耳を傾けるような上司と働きたいと思いました。
タイトルからして、どんな奇抜な物語かと思ったら!いい意味で違うのね。物語それ自体の造りは大好物。いろんな目線で話は続く。表示偽装、中国食品問題、派遣問題その他諸々、原さん目線で、わかりやすい上にさりげなく斬っていくところが快感。
ラストで光が。頑張る人たちの頑張る会社。食品系の会社で、取り上げられている問題を盛りだくさんに盛り込んだ話。テンポがよく、個性的な登場人物、そして山場の問題と気持ちよく読み進められる。面白かった。【図】
結構好きな系統の楽しい雰囲気なのに、各話各話の終わり方が微妙なのが多くてちょっと困惑 最終話で ばばーん とカタルシスが爆ぜるって仕組みっすね 最終的に敵方がサラっといなくなるのがサラサラしすぎてヘンな感じになっちゃいましたね
わー、びっくりした。連作短編で、伏線がきちんと全部繋がったよ。勤め人の立場としては辛い気持ちになるエピソードばかりだったけど、最後は前向きでよかったです(できすぎという気もしないでもなかったが、みんなしょっぱい体験をしてるからこその結論、という意味では十分納得のいく範囲でした)。「トイレの神様」を聴きたくなったね。
なんのこっちゃと思わせる題名。どんどんシリアスになりましたが、ラストほっほーこう来るか。なんて思いつつ読みました。誠意ですよね。誠意。ともあれ困難なことにぶつかったときに受け止められるかどうかは本当に難しい。特に自分に非があったときなんて。そんなこと考えました。
タイトルが気になって手に取ったが、ヒット作!! 七転び八起き的な読後感がよい。いい映画を見た感じ。短編かな、と思ったらオムニバスっぽい構成の長編。作者の別の作品を読みたくなった。
これはうまい。ちゃんとつながった連作短編集で、最後にカタルシスが得られる仕組みとか。あまり大した意味が感じられなかったタイトルがあとから響いてくるところとか。しかし、うまいなあと思うと同時にきれいすぎてファンタジーっぽく思えてしまうのと、結局ダメな人が全部出ていけばそりゃ解決するでしょ、でもそれでいいのかなあという疑問が残るのがちょっと残念。
何作か読んだ作者で、しかも作品によってはあまりよい印象がなかったのですが、これはいい!タイトルからは不条理短編集を想像していましたが、話は最後までつながっていました。なるほど。理不尽な会社と抗う社員たち。納得のできでした。
各章の結末は、どちらかというと、いずもハッピーエンドではない。また、それぞれの伏線は、忘れた頃にうすぼんやりと現れてくる。「チェンイー」という全編の集約のさせ方は、読んでいる者を、柔らかく幸せにする。願わくば、波乱の新会社の今後を、別のスーリーとして読みたい。
『社内が乱れてくるとトイレの汚れはひどくなるもの』。会社って、こんな卑怯なものなのかな。って就職活動中の私には暗くなる話だと初めは思ったけれど、そんなところでも『心ある人』は絶対にいるんだ。そう思えた本でした。『チェンイー』いい言葉だなと改めて思いました。
タイトルからは想像できない内容。最初の方は会社ってこんな物だよなあと理解しつつイライラ。最後までこんなだったらストレス溜まりまくる~と思いつつ途中の早乙女さん話にストレス解消。ラストは水に流したようにすっきり(笑)「服装の乱れは心の乱れ」じゃないけれど「トイレの汚れ」大切なんだなぁ。確かに水回りって気持ちが落ち着いてるときは綺麗かも、見えない部分に気を使えるかどうかって大切。チェンイー(誠意)も目に見えない物だしね。こんなに上手く行きっこないけど偽造だらけの社会、田布勢たちがたくさんいるといいなぁ。
この著者の本は初めてで、最初の2、3ページを読んだとき、ちょっと引きそうになった。でも、会社勤めには身近に感じる話のせいか読みやすく、読後はちょっと笑顔になれる話で面白かった。
現実は正しい事だけが通るわけではないと分かっていながらも、各章の終わり方が苦くて切なかった 最終的には頑張って欲しいなと思う人達が残って安心した 田布勢さんが戻ってきてくれて、しかも社長なんて嬉しかった
「トイレのポツポツ」事件から始まった 製麺会社内の騒動。セクハラ(?)、派遣、成分偽装、癒着・・・会社という組織の中で はじかれそうになった者たちの闘う姿がいいなぁ。久しぶりにすっきり楽しい小説を読んだ気がする。それにしてもこのタイトル。読めば納得だけど 何も知らなかったら書店で手に取らないだろう。損してない?このタイトル。
トイレのポツポツ発言からこんな大きな問題に発展していくとは。読み進めていくほどに気分が落ち込みましたが、最後にちゃんと希望の光が見えてちょっと安心。途中挫折しなくて本当によかった。
中堅会社の鴨之木製麺工業に吹き荒れる社内戦争? 色々ある会社の内情をわかりやすく、面白く書かれていて 興味深く読めました。 「トイレのポツポツ」は奥深いなあ。 内容(「BOOK」データベースより) 会社は、あなたに誠実ですか。あなたは、仕事に誠実ですか。派遣社員が部長に命じられ、全部員に送信した1通のメール。すべてはそこから始まった…!?中堅食品会社の内実を描く連作小説。
初めて読んだ作家さん。おもしろかった!連作集でどれも読んでてムカついたり憤りを感じてばっか。けどラストは希望が持てた!最後の一行が素敵!!
古い体質の会社で働いている婆派遣としては「そうそう、そうなんだよ!」とアツくなる場面が多く、どこの会社も(これは小説だけど)似たようなものなのだなと思ったり。トイレの綺麗さと社内の健全さは比例するというのは、以前聞いたことがありますが、実際その通りだと思います。正義が勝てない内容の話が続いた後、最後の最後でスッキリはしないまでもまずまずの解決が得られて、ほっとした。こっそりと会社のあれこれを書く場所が欲しくなった。
会社と仕事を愛し、真面目に働く人たちがどんどんと排除されいく。トイレのポツポツをきっかけに、腐敗した会社の内情がどんどんと明らかにされていく。内部告発で一気に膿が出た後に残ったのは、一握りの良識派。かつて社内から排除された人々が『まともな会社』として出直そうとする。原さん、このところググっと成長されていますね。サラリーマンの悲哀を、やや斜めからブラックな感じで書かれてきた原さん。あとほんの少し原さんらしいブラックさを香辛料のようにピリリと効かせていただけたらもう最高!ぜひぜひ、更なる進歩を期待しております
山本幸久さんのお仕事系作品とはまた違った味わい。原さんは『東京箱庭鉄道』についで2作目。うまいなあ。「トイレのポツポツ」が全てを繋げてゆく。小気味よく進むストーリーに引かれて一気読みでした。
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感想・レビュー:66件

















































