楊令伝 8 箭激の章
楊令伝箭激の章 8巻を追加
楊令伝箭激の章 8巻の感想・レビュー(217)
花飛麟や呼延凌など、次世代の将星たちが輝きを増すにつれ、梁山泊時代から活躍してきた同志たちは、まるで星が燃え尽きるかのように戦場に消えてゆく。志も武具も、笛の音色も受け継がれては行くが、けして受け継がれえない存在感のようなものが失われていくのは、何とも言えない寂寥感をともなう。楊令と史進がラストのシーンで交わした会話に、彼ら自身の感じる万感の思いが込められているような感じがして涙が出そうになった。蕭譲や文祥など、普段は目立たない黒幕にも静かなスポットライトを当てるところがいい。
水滸伝からの登場人物と楊令伝からのキャラの温度差にまだ慣れない。あれだなーアイアンメイデンとレディオヘッドぐらいの温度差、でもどっちも偉大。白状するともうほとんどあらすじ分かってないんだよね…なんで読んでるんだろう、羌肆を地味に気に入っているからかな。そして脳みそ食べる役は呉用の方が似合うと思う。 『林冲が、月を見るのが好きだった』が好きだ。2回目出てきたからウヒョーってなった。
★★★★☆ 花飛麟がイキ、扈三娘が逝く。なんか花飛麟が気の毒だよな。ガチでプロポーズしてんのに扈三娘は死ぬ気満々。自殺同然の死って意味では豹子頭林冲と同じ。そこだけ林冲騎馬隊な扈三娘であった。
満を持してようやく戦いの火蓋が切られた。どうしても水滸伝の結末を思い出してしまい悲壮感が拭えないのだが、これが醍醐味だと思い定めることにする。扈三娘にとってアノ人は一番好きな人だったんだなぁ。
いよいよ激戦。嵐のような戦乱の章だった。ラストのシーンがとてもよかった。張平が吹いた馬麟の笛の音が、激戦の後のしばしの静けさの中で、同士を失った者たちの悲しみを浮き上がらせるようだ。馬麟の笛の後で、自分の笛を吹いたのもいい。若い世代の中で、死んでいった者が皆、生き続けているのを感じた。史進と楊令が兄弟のような思いで繋がれているのが、ほんの短いやりとりでも伝わってきて、史進の代わりに?私が泣いてしまった。
★★★★☆ 戦三昧の巻でしたね。若い世代の成長が著しい反面、また何人もの同志が散っていきました。。これからの展開ドキドキしますね♪
じっくり読もうと思ってたのに。もうやめられない、止まらない。乱戦、乱戦、また乱戦。多くの命が散っていく戦場で、ついに”不死身の子午山組”にも・・・。地味だからこそ好きなキャラだったので残念。
トップページに行くと震災以来グラフの角度が変わっていますね。読書どころではない人が増えている。多くの中毒同志が苦悩の中にいるのでしょう。遠方から出来ることは少ないのだけれど、応援しております。がんばって。
これまでの「梁山泊」という“国”を作っていく過程の話も面白かったが、やはり北方の真骨頂は戦闘シーンにこそあるのではないか。この巻は戦闘に次ぐ戦闘で面白かった。この巻で個人的に一番印象に残ったのは“聖手書生”蕭譲。秦明の偽手紙のエピソードを思い出した。
北方健三さんへ。7,8巻続けてよみました。個人的感想です。なぜかさらっと書かれた感が残ります。マンネリ?これだけの登場人物ですから読者も作者にも登場人物に対し、入れ込む度合いというか、温度差がでて当然と思います。少し残念な気がしました。読者である私にも思いいれのある登場人物はありますが。
扈三娘は女性であったり、容姿が美しかったりするよりも、心が誇り高くあることで自分を保っていたような印象があるので、この最期は哀しかったです。生まれの良さ故か、時に無神経な言動がある、という解説がありましたが、けれど自分が悪いと知った時にはちゃんと謝れる人でもありました。彼女の死には悔いが残ります。張清・馬隣もここで消えていきました。馬隣の鉄笛がもう聞こえなくなるのは寂しいですね。史進の寂しさが胸をつきます。
水滸伝から好きだった登場人物が死んでいくのが心底辛い。残されていく人たちの想いにまたぐっとくる。死んでいった仲間たちを思い出すふとした場面で一緒に懐かしいような切ないような気持ちにさせられる。
毎回間が開くんで、イマイチ登場人物が分からなくなっている・・・。”水滸伝”からの登場人物も徐々に少なくなってくるが、それこそ朱どうや雷横みたいなインパクトが少なくなってきているなぁ。
童貫率いる宋軍が梁山泊の中に入った。それを押し包むように梁山泊軍は展開するが、その外側から宋軍がさらに包囲を狭めてくる。一進一退の攻防の中、花飛麟と扈三娘が結ばれるが、それはつかの間の夢のように消える。扈三娘の死が花飛麟を変えた。金軍が南下し、宋に迫るが、今ひとつ統一と迫力に欠ける。張清が岳飛に迫るがあと一歩及ばず戦死。その報に楊令や史進は梁山泊の戦士達を思い出す。その間、岳飛は徐史を伴い、梁山泊内に入り、人々の暮らしを見る。いよいよ童貫と楊令の直接対決が近づく。
ついに童貫率いる宋禁軍と楊令率いる梁山泊軍が全面対決。全編戦闘シーンです。いやがうえにも盛り上がります。もちろん水滸伝の生き残りメンバーもどんどん退場していきます。扈三娘の死はちょっと悲しい。次あたりで決着?
好漢張清が死んだ。扈三娘も死んだ。水滸伝からの生き残りが次々と死んで、世代交代を進めているように見えるが、梁山泊が滅亡に向かっているようにも見えて、切ないなあ…。
水滸伝第1巻での王進と魯知深の出会いから、はるばるとよくもここまで来たものだという感慨が深いです。その間に敵味方含め数えきれない程の男たちが己の生き方に殉じてきました。あまりにも多くの登場人物たちの死に立ち会っていると、生と死は等価なのではないか、そんな思いにとらわれます。
楊令伝箭激の章 8巻の
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感想・レビュー:45件














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