九つの、物語
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九つの、物語の感想・レビュー(657)
とても素敵な話でした。お兄さんの言葉や存在は絶妙で、より魅力的に見えた。話に出てくるお兄ちゃんの料理が食べたいです。七話の『種子と蒔く者』の本の紹介に心引かれました。「人は誰かの心に種を蒔く。」まさしくこの作品にも言える事で、最後の方はウルっとした。終わり方は前向きで、読み終わった後、温かい気持ちになりました。
お兄ちゃんの存在が絶妙でした!!! ステキ。 お兄ちゃんの本棚とかステキですね。純文学中心っていうのもそそられます。覗いてみたいなあ~。それはさておき、妹と兄の心の交流と書いてしまえば陳腐で読みたいという気持ちはいまいち湧いてきませんが・・・でも良かったのです!!兄と妹のやり取りに料理の文章が付け足されるだけで生きているという所が強調されてお兄ちゃんの存在が浮いて感じられるのが上手いと思いました。 違和感を感じながら「これで良いのかな?」とずーっとひっかかる感じ。 読了感は最高でした。有難う!!!
また素敵な本に出会えた。 すごく素敵なストーリーだったのだけれど、私には綺麗すぎるくらいでなんだか眩しかった。 あれ、感想うまく言葉にできないや。 とりあえずゆきなのお兄ちゃんには憧れる。 ああいうお兄ちゃんが欲しかったっていう意味でも、ゆきなのお兄ちゃんの人間性にも。
9つの小説とごはんを、死んだはずの兄が料理することによってほぐれ、再生されてゆくゆきなの心。確かにつらいことの多い世界ではあるけれど、それでも、ゆきなの世界が美しくあることを望む兄の温かさが突き刺さった。終わりを乗り越え、自らの傷を知ったゆきながこれから見る世界は、きっとビューティフルワールドに違いない。例えそれがどんな汚いものであろうとも。読み終えた後、普通の風景がいつもより少し色鮮やかなものに感じられた。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/30
最後の方は涙が止まらなかったです。前向きな終わり方だったと思いますが、私はただただ胸が苦しくて悲しかったです。ゆきなは私に似てる女の子で、お兄ちゃんは居ないけど家族とお兄ちゃんが重なって…あぁ、ネタバレになりそうでもう言えない。とにかく、胸が苦しくて、ラストのゆきなの前向きな感じはまだ理解も受け入れる事も出来ない私です。ずっと気になってた作品でしたが期待を裏切らない素敵な作品でした。
良かった!率直に好きです!ずっと読みたいと思っていた作品でしたが、期待以上に良い話で、とっても満足です^^*特に登場人物がすき!香月君とお兄ちゃんはもちろん、鴫子さんのような人には憧れますね。また、主人公と歳が近く、物語に入り込みやすかったこともあって、私の心に響いた作品でした。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/19
読破。ある過去を持った妹・ゆきなと、(ネタバレゴメン)幽霊となった兄・禎文を軸に、近・現代文学の作家の作品をモチーフとした、表紙の絵のような素朴な、付き合い始めた男女が、互いの距離をはかるようにおずおずと手を差し伸べるような──表現が、回りくどくてすいません──、もどかしいような、そんな九つの、物語です。心が暖まるんだけど、でもちょこっとほろ苦い、そんな感じのエンディングがいいです。 それにしても兄・禎文の料理が、いかにも男の料理なんだけど、美味しそうです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/11
過去に読んだ橋本紡さんの本と重なる部分があったのでちょっと傷食気味。でも中盤からはなんとか楽しめた。1話ずつ本のテーマと合わせて話を作っているから、ちょっと強引なところもあったかな?? お兄ちゃんは好きな性格だったのでちょっと残念。トマトパスタが美味しそうだったので作りたい。
今の自分に響くことがある本。また読んでみたい。
ライトノベルということでそのつもりで読んだけれど、凄く自分に重ね合わせて考えさせられることがあった。最近、作者が伝えたいことが分かりやすい小説よりも、自分なりにじっくり考ながら読む本が好きだと思ったけど分かりやすい本が教えてくれることは沢山あるのだと思い直した。
香月君みたいな人好きだな。
なんだか心が落ち着く恋で読んでて幸せ。
主人公と歳が近いせいか、共感できる部分も多かった。同じ場所には留まれない、時は律義に過ぎていく、何をどう感じるかは自分次第で、その気持ちに良いも悪いもない。など似たようなフレーズで繰り返し書かれているけど、説教臭くないのがすごい。読んだ後の安心感というか、心にストンと落ちる感じは心地よいものがあります。整理されない感想や考えもあるけど、それすら「読者次第」と許されるような気分になります。
死んだはずのお兄ちゃんが現れた!現実離れした冒頭からどんなお話が展開されるのかと思いましたが、とっても素敵な日常を書いた物語でした。おいしい物を食べること。家族と他愛のないやりとりをすること。誰かを愛すること。愛する人と別れること。人はいろんな経験をする。いろんな本を読む。たまには死んだ人間が生き返ることもある。うん、それでいいんだ。
初、橋本紡さん。あー、これ好きだわ。ってのが読み終わった後の率直な感想です。一章ずつ有名どころ?(無知なのです)な本と、とってもおいしそうな料理がうまく絡み合ってきちゃってて読ませるなーと感服。自分を擁護する為に、傷口を刺激する話を持ち出す母親と傷心の娘置き去りの夫婦の心境は理解し難い。物語の進行上致し方ない設定なのかもだけど。
初・橋本紡。田山花袋、太宰治、永井荷風など文豪達の九つの作品を作中に登場させながらのストーリー。第1話でホラーor奇譚なのか?と思いましたが、愛する・許す、生きることを優しく堅実に語った物語でした。丁寧にしっかり生きていきたくなりました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/16
輪郭を持たない人の心が、はっきりと形を持って伝わってきた。やっぱり橋本さんはすごい。ラストは比喩ではなく、本当に泣いてしまった。兄の妹に対する気持ち、恋愛の明暗に激しく心を揺さぶられた。とても素晴らしい作品でした。
初、橋本作品。食べることは生きること。そう感じさせてくれる、やさしい作品。大学生の妹と幽霊のお兄ちゃんの美しい兄弟愛を中心に描かれた連作短編。一編ごとに泉鏡花、太宰治、田山花袋、永井荷風、内田百閒、井伏鱒二、樋口一葉、サリンジャーといった文豪の、名作文学になぞらえたエピソードが出てきて面白い。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/30
本好きの兄の部屋から1冊ずつ借りて読む妹。兄が手に取って読んでいた感触を味わうかのように丁寧に読む進めているのがとても印象的。兄の存在を見える人と見えない人が居るのは、やはり心の温度差なのかな。同じ霊仲間は別として。純文学はやはり何年何十年経っても色あせない魅力を持っていますね。蒲団、ノラやは読んだことがあったけど、その他も折を見て読みたくなった。かっこよくて料理も得意な兄なんてなかなかそんじょそこらじゃ見つけられないかも。辛い出来事で消えていた記憶、それをすべて包み込んでくれる兄の優しさが兄妹愛だ!!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/27
ヒロ@いつも心に太陽を!
もー、私この本大好きなんですが!!!あつひめさんの感想読んでまた読み返したくなってきました。ちなみに私は文庫版の表紙よりもこっちの表紙の方がスキ。
ナイス!
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11/28 17:17
もー、私この本大好きなんですが!!!あつひめさんの感想読んでまた読み返したくなってきました。ちなみに私は文庫版の表紙よりもこっちの表紙の方がスキ。
ナイス!
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11/28 17:17
1章ごとの題名が本の作品名というのが面白かった。 優しくて料理上手なお兄ちゃんっていうキャラクターがよくて、こんなお兄ちゃんが欲しいなぁとつい思ってしまった作品でした。
一話目読んだ後、「え?これからどうなるの?」と思ったけど・・・なるほど、そうなりますか。優しくて料理上手なお兄ちゃん、羨ましいです(Iam一人っ子)。別れの場面で、お兄ちゃんのゆきなへの深い愛情にうるうるしました。
お兄さんが幽霊っていきなりネタバレ?って思いましたが、そういうことだったんですね。一章ずつ作品の名前が出てきて、面白いなぁとは思いましたが、どのキャラクターもイマイチ魅力的に思えず・・・ちょっと惜しかった感じでした。料理はすごく美味しそうでしたね。吉本ばななのあとに続けて読んだからこういう感想になっちゃったのかもしれません・・・
お兄さんの独特な考え方に翻弄され学んでいくゆきな、ゆきなのためを思う幽霊の兄と読んでて暗い部分もあるけど生きてる事について考えさせられました
幽霊なのにちっとも怖くなくて、むしろ愛すべきキャラクターばかり。ビックウェーブのある本ではないけれどちゃんとメッセージが届いた本でした。トマトスパゲティが食べたい!
本が自分を表してくれることや、本の中の言葉や表現に自分の気持ちを見つけることもある。スパゲティのように曖昧でいい。色んなことが詰まった本だった。田山花袋が出てきて嬉しかった。
イケメンで人あたりがよくて料理上手で自分の事を一番大切にしてくれる兄、何それオイシすぎる。香月くんより紺野くんの方が好きだなぁ。この人のほかの作品も今度読んでみようと思う。
たまたま読んだ物語の中に、私がいた。最終話のゆきなの言葉がすき。私もそう思う。どこかの誰かが書いただけの作り物が、絶妙なタイミングで心に飛び込んでくる。自分のために書かれたと錯覚するほど。小説は不思議だ。
淡々とした展開なんだけど、なぜか先が気になってさくさく読めてしまう不思議なお話。お兄ちゃんが優しくて切なくなった。料理ができる男の人って素敵。小籠包とかパエリアとか作ってみたくなった。あとトマトパスタも!純文学との絡みは自分に知識がないからか、あまり響かなかったのが残念。
初の橋本さん作品。名前は聞いて知っていたものの、なかなか手が付けられず。お兄ちゃんがなんだか愛おしくなりました。ゆきなちゃんの淡々とした感じが好印象。香月くんとどうなるのか中盤でドキドキさせられました…。どの料理も美味しそうで、食べてみたい。特にトマトスパゲティ。毎回違う味っていうのが面白い。幽霊なお兄ちゃんとのちょっと変わった生活に憧れました。この本は買って、何度も読んで味わいたいです。
発売当時から読みたかったくせになかなか機会がなくて、でも、ついに、ようやっと読めました…! 「料理がおいしそう」とか「やさしい幽霊」とか中途半端な情報だけなぜか耳に入って知っていたけれど、なるほどその通りだとかうなずけました。トマトスパゲティとパエリアが私は特に食べたいです。 食べることの大切さも何だか思い出したな。『食堂かたつむり』にもそんなことが書いてた気がします。 さらさらと胸があたたかくなって、お腹もいっぱいになる、スープみたいな作品でした。
とても優しい気持ちになれる本だった。何人か出てくる幽霊たちも、当たり前のような存在に思えてしまう。なんというか、心地良い。楽しいことも嬉しいことも、悲しいことも辛いことも、この本はすべてが心地良い。ゆきなが兄とその恋人を見て笑顔になるように、読者もこの登場人物たちを見て、穏やかで愛おしい気持ちになるのだ。この作家はいつも、『喪失』を優しく包んでくれる。
各話のタイトルに使われている作品を何ひとつ読んだことのない無教養な自分が恥ずかしい。それはさておき、最終話でのゆきなが「ああ小説とは、と思った…」のくだりに納得。たぶん、自分の気持ちと同調する所が多ければ多いほど、他人が書いたまったくの作り物が心に飛び込んでくるんだろうなと。とくに辛い時かな。人は強くないから。でも人生は物語のようにはいかない。自分でどうにかするしかないのです。
純文学はあまり読まないのだけど、読んでみたいと思いました。特に山椒魚。改変前と後をゆきなみたいに読み比べてみたい。この本の幽霊の存在の仕方が何だか好み。お兄ちゃんみたいな召され方もいいなぁと思いました。あぁ、トマトスパゲティが食べたい・・
温かい気持ちになって、静かに時間が流れていくような本。 山椒魚を読んでみたくなった。 こういう、なんとなく一緒にいて浮上できる感じの兄妹の関係って、とてもいいなぁと思います。 見ているだけで微笑むことができる。
さらっと読める。短編集かと思ったら違った。各話のタイトルになってる実在の小説を絡めて本筋が進んでいく話でした。全部読んだことなかった。純文学読まんとあかんなあ。話ごとの扉絵がすき。書いてある通りに作ったらほんとにおいしいトマトスパゲティできるんかな?あ、あとお母さんが嫌い。あのタイプすごく嫌い。
橋本紡初読。橋本版ナイン・ストーリーズは切なくも暖かい。各話のタイトルになっている小説と内容が絶妙にリンクしていて、ネタ元の小説を読みたいと思った。そして食事の描写がいい。食べるということはそのまま生きるということに繋がっているんだと思い知らされた。最終話をサリンジャーのナイン・ストーリーズの収録作品で締めくくっているのはサリンジャーへのオマージュかな。サリンジャーのナイン・ストーリーズ一回読んだけどもう一回チャレンジしてみようかなぁ…。2011/324
九つの、物語の
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感想・レビュー:235件
















































