鬼
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鬼の感想・レビュー(165)
初めて読んだ作家さんの短編集。どれも面白かったけれど、どこかに毒や残酷な、不気味なものをひそませている。そこが魅力なのかもしれない。これは癖になるかも…
タイトルになった「鬼」はこの中では一番、よかったと思える一編だった。
「メイ先生の薔薇」は、最初いかにも良い話、ってところから真相?が明らかにされ…嘘なのか真実なのかわからないところがまた不気味だった。
以前読んだ「よもつひらさか」が良かったので、コチラを。まあまあ面白かったかな。「たつまさんがころした」は中島みゆきの歌にでもなりそうな内容。「シクラメンの家」はミステリーというより、ちょっと哀しい不倫話とでも言いましょうか。「セイレーン」は結構平凡な話でした。
実家所蔵本。再読です。「カラス、なぜ鳴く」や「たつまさんが殺した」などに見られるある意味、思い上がった人間に対する冷ややかな視点が嗤いたくなるほど好きです。でも貴島刑事シリーズなどにも見られる本当の怪異や不可解さも「悪夢」、「黒髪」、「メイ先生の薔薇」にもあり、好ましいです。「セイレーン」の登場人物、落合愛美は太宰治を連想してしまいました。というかもうすぐ、大晦日なのにこんな遣り切れない短編を読むって一体・・・・orz
どの話も後味が悪くて、でも面白かったです。ミステリー風味で最後にひっくり返されるような話や、ただただゾッとするような話などが、たくさんあって楽しめました。
この読後感の悪さ加減がクセになる。今邑さんの短編はホントにハズレがない。しかしそういうミステリばっか集めたのかと思えば表題作の様な、何というかいい話だったなぁ、と思わせる作品もあるし。ステキだ。
ちょっとだけミステリー風味のホラー短編集。あからさまに怖いわけじゃないけど、どの話も読む人を不安な気持ちにさせる、そんな余韻のある話ばかりでした。
後味の悪さがうまいなと思う。特に、「たつまさんがころした」はラストに最初の伏線とつながって、かなり怖かった。他の作品も読みたいと思う。
心の奥にある強い思いが引き起こす、スッと背筋が寒くなる不思議で奇妙な出来事を綴った短編集。「鬼」世にも奇妙な…で永作さん主演の缶けりの原案? ただ恐怖を煽るだけのドラマの演出よりも、こちらの方が味わい深い。「黒髪」怪異の正体が意地らしく可愛らしい。
装画がいちいち素敵。
メイ先生の薔薇とシクラメンの家が好き。
表題作の鬼と悪夢が好きです。全短編通して展開に空恐ろしさを覚えるも、読む手を休めず読んでしまいました。オチで良い具合に締めてます。素的で面白かったです。
ジャンル分けについて気にしない読者なので、あとがきに書かれている「段差」は気にせずに楽しみました。サラっと読める短編8話。読了後に人の心が生み出す仄暗い部分にじわじわと襲われる感覚が真夏には良いかも知れないw
さらっと読める短編集。3編はミステリーであとはホラーかな。ホラーのほうが好き。ちょうどよい恐さでした。「黒髪」が良かった。「たつまさんがころした」の最後、注意しない妹の心理に冷やりとした。
短編集でサクサク読めた。著者が言われているように「ホラー」か「ミステリー」かいまいちわからないけど、妙な怖さを感じた作品もあった。
今邑作品初。読みやすいし作風もとても好きだと思った。どれもこれも甲乙つけ難く面白かった。「ホラー風のミステリー」か・・・。最後のオチのつけ方が全部良かった。読んで良かった。
この前の世にも奇妙な物語で、永作博美さん主役の「缶けり」に、似た話があると聞いて読んでみた。表題作「鬼」。確かに話の流れがそっくり。原作という表記はなかった気がするが。ドラマはただ怖かったけど、「鬼」はより掘り下げがなされているというか、とてもよかった。ラストシーンをしっかり受け入れられた。他の作品も、さらっと読めてじわっと怖くて結構好き。前妻の怨念「黒髪」と我が子を殺す予知夢を見る「悪夢」が特に気に入った。
とても読みやすいホラー?集。 表紙の絵がとても気に入り 手に取った。★極上の恐怖を集めたベスト短編集 幼い頃、かくれんぼの最中にいなくなり、無残な姿で見つかったみっちゃん。「みっちゃんに会った」と言い残して死んだ友人達。どうやら彼女は今も鬼を続けているようで…。戦慄のホラー8編。
「いつもの朝に」がちっともピンとこず、むむ~っと思いながら手に取った、今邑彩2冊目。「カラス、なぜ鳴く」で、ああ~やっぱり合わない…と諦めかけましたが、全体的に小粒で先の展開が読めてしまうところはありますが、結構楽しんで読みました。どうやら私は、この作者の描く「饒舌すぎる子供」に違和感があるようです。
霊的な怖さというより、人間の怖さや残酷さが見える短編集。はっきり結末を示すのではなく、もしかして・・・という含みを持たせて終わるものが多く、それが面白かった。個人的には「黒髪」が断トツで怖かった。
昔読んだかも…と思いつつ、今邑氏を数冊手に取る。短編集が多い模様。こういう短いのをたくさん読ませてくれるのは嬉しい。ちょっと強引な部分もあるけれど、さらりと書いているような「ちょっと怖い日常」がツボ。北見隆さんとの組み合わせは良。
会話の描写があまり上手でないのが残念。「……」の多用は見苦しい。 表題作の「鬼」が一番好きだ。かくれんぼでいつまでも見つけてもらえない寂しさと、人生を十分に生きたのにお迎えが来てくれない寂しさ。これらを併せたときに、それは怖いものではなくなった。 他の不気味な話とは毛色が異なり、素直に楽しめた作品。
ホラー風味な短編集。正直怖いというより気持ち悪くなった。たとえば他人を犠牲にして笑っていられる、みたいなひとがさりげなく日常に紛れていて、それがふと露になる、そんなのがとても苦手です。だけどなんだか惹きつけられてつい最後まで読んでしまった。あぁもう黒髪とか夢に出そうだ(涙)
ジャンルは、ホラーになるんだろうか。。 どの作品も、真相をはっきり語ってない。 でも、想像すると、、そうだろうなって思わせたり、、 その方が怖い。。
友達の名前と一文字違いというだけで気になってた今邑彩さん。怖くて気持ち悪い感じなのに一気に読んじゃえる短編集。ホラー風味のミステリーと本人はおっしゃってますが、私にはミステリー風味のホラーだな。
私が好きな今邑さんの作風だったので一応は満足したものの、序盤からオチが見える作品もちらほら。。。とはいえ、やはり人間にとって一番の恐怖って、人外の存在なんかよりも「人」なんだなぁと強く感じさせてくれます。
ホラーテイストの混じった短篇集。微妙かなあ。鬼、たつまさんがころした、はなかなか面白かった。「ルームメイト」を読もうかどうか思案中。もう少し不気味でも個人的にはいいかな。
【図書館】最近今邑彩さんの著書が新聞で紹介されてたので、気になって探してみるとこの本があったので読んでみたけど…ゾッとした。なんとなく結末が予想できるんだけど怖い…。他の本も読んでみたい。
もういいかい。まあだだよ。かくれんぼで上手く隠れ過ぎて、何時までも見つけて貰えず、急に寂しくなった経験はないだろうか?表題作「鬼」はかくれんぼをモチーフにした小編。同種の作品は多い。かくれんぼを扱った作品を私が読むのは、今年だけで三度目である。よくあるモチーフを使い、先の展開が読まれてしまうにも関わらず、それでも面白いと思わせてくれるのが著者の巧いところ。恐さは控えめだが、最後の一行が醸し出す、ぞわりと不気味な余韻を引く後味が堪らない。北見隆氏の装画の妖しい雰囲気も魅力。
背筋がちょっと寒くなるような不思議な話でした。「黒髪」がよかった。主人公、優しいよね。私だったら怖すぎて退散していただくと思う・・・
作者いわくホラー風味のミステリー短編集。けれど恐ろしいというよりかは、不思議な話という印象でした。どれも何となくラストが想像出来ますが、入っていきやすく読みやすかったです。表題作の「鬼」が一番好きかな。
鬼の
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