ガダラの豚 2 (集英社文庫)
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ガダラの豚 2巻の感想・レビュー(617)
呪術大陸アフリカで大生部一家のアドベンチャー。一同はテレビ取材クルーと向かった呪術村クミナタトゥで大呪術師バキリと出会う。そこでは衝撃的な出来事が待ち受けていた!岐路、出くわす文化や厳しい環境について詳しく語られることから、中島らも氏は線密に取材したと伺える。呪術が社会基盤で機能しているのは、必要なものとして残った結果なのだろうか。いくら科学が発達して解明できる謎が増えたところで、人間が扱うのだから曖昧なな部分が残るのだろう。呪術とは不確かなものだ。しかし、本当の呪いはあらすじにネタバレをされることだ。
すごいな2巻。1巻でミラクルさんの活躍に感心するばかりだったのに…どんどんアフリカの奥地に入っていき、ドロドロしたわけわかんないものがたくさん登場する。特にバキリのシーンなんて怖ろし怖ろし。でもこれを読んでアフリカの呪術というのはシステム的に無意識にしろかなり計算されたものなんだなぁと思った。
宣教師と呪術師の会話が興味深い。長老は神父の矛盾を突く。科学だの衛生だの叫んでいるくせに悪霊払いの呪文も唱える。それなのに呪術は認めないのかね。神の光があってこそ、悪魔悪霊が影として映りもするのです。呪術はイエズスの教えに背く。やりとりを読んでいたら、京極夏彦が京極堂に語らせる妖怪や言霊の説明を思い出した。
【読書期間】1/2~1/4。面白かった。1巻の超能力はインチキだったが、2巻のは本物っぽい感じ。3巻だけ評価が低いという話を聞くが、1巻のようなノンフィクション風の話を期待してる人にとっては期待ハズレという感じなんだろうか。私的には2巻も十分楽しめたので問題なさそう。後半の展開の速さを考えると、中盤は若干中だるみだった気がしなくもない。ムアンギ好きだっただけに最後の展開はちょっと残念。
本筋とは関係ないが…アフリカに行ってみたい!という気持ちと、行きたくない↓という気持ちが交互に波のように押し寄せてくる。それくらい、場面場面でぐいぐいと引き込まれる。
本物なのか、それともトリックなのか。読者すら判断しにくい。頭が混乱する。中島らもの文章の巧みさからくるものなのか。ページを捲る手が止められない。
アフリカ編。ほのぼのした呪術体験ツアー的な雰囲気で始まるけれど、終盤急転直下で緊迫感溢れるサスペンス展開に。1巻でこれむしろ生存フラグじゃね、と思った部分も回収、そして大生倍多というワードがついに登場。3巻はどうなることやら。
いよいよアフリカ深部へ入っていく。村全員が呪術師という場所で、本物の呪術師という男の力を目の当たりにするが、それが本当に呪術なのかトリックなのかわからない。不可思議な出来事が次々起こるが、それが未開の地だと本当かもと思ってしまう。面白い
テレビ局の特番取材で民族学学者とその家族がアフリカへ。ケニアの食生活や呪術師の立場が細かく説明されてて面白い。終盤の呪術師村では怒涛の展開、第三部へ続く。
アフリカ編、かなり話がスピーディーで面白い!アフリカには土着的に呪術はあるんやろな。それはそこで生きて身を持って体験してるから判る物なんかな。人間の心理と表裏一体でおもしろい。
舞台はアフリカ、物語のテーマである呪術が彼の地の人々にとって果たしている役割、その本質についての話がとても面白かった。そして最後の最後で早く第3巻を読みたくなる劇的な展開!
そこここに人が死んだり病気になったりする原因が転がっている、命の危うさと背中合わせの世界では、人は呪術を強く信じるだろう。強く信じるから不思議なことも起こるのだろう。『この国の人々の心の昼の部分は光にあふれかえっている。原初の笑い、天使性がそこにはある。それに比べて、夜の部分のなんと深いことだろうか。』
一巻とは全く違った展開。ところどころにゾッとするような表現が含まれていたりするし、先の展開もすごく気になってくる。呪いの力っていうのがどこまでなんだろうか…。
前半はのんびりした愉快なアフリカ紀行が、後半になると一気にサスペンスになり、死人も出てしまう。物語を楽しみながら、ケニアの食生活や呪術の知識も身につく。一巻からは全く想像できなかった展開だが実に面白い。果たして三巻はどんな展開になるのか…。
なんだこれー!おもしろい!1巻もすごくおもしろかったけど、2巻に入ってガラッと変わるアフリカ紀行のような前半、呪術に関するあやしげなあれこれ、そして怒濤のサバイバル展開。3巻はどうなるの!?
オニャピデと神父の会話が面白かった。確かに呪術に対して半信半疑だったが、悪霊云々のくだりでは完全に論破されてしまった。まったく先が読めないのに、不安にさせない安心感があるのが不思議。ずっと大生部のうんちくを聞いていたい。
「差別から笑いは生まれる!」と中島らもはどこかの本で看破した。それを実践したかのような第2巻。だって、日本人の偏見によるアフリカで笑いをとり、さらにその偏見を覆す現実のアフリカで日本人の無知を笑うから。ここには良質の「お笑い」がある。それにしても、ボケとツッコミを繰り返す現地ガイドとのやりとり、呪術師バキリとの哲学的な会話、さらにスピード感あふれる展開はもう読む手が止まらないッス。呪いを抱えたまま、日本へ帰国する大生部一家はどうなるんでしょ。
ケニアを舞台としての一行の珍道中なんだけど、要所要所に伏線が張ってあり続きが気になってしまう。どうやって落とすんだろう。
Ⅰとは打って変わって舞台はアフリカ、ケニア。前半はさながらアフリカ旅行記といった内容で、物語が進むにつれて不気味な「呪い」が大きな陰を落としてくる。最後はまさかのサスペンシャルな展開。結局呪術は本物だったのだろうか?
電車の中とかでちびちび読んで、終盤はオーシャンアリーナの外周で縁石に腰掛けて一気に読んだ。呪いの発動後はなんだか直視するのが怖くてだからなおさら一気に読んだ。
呪術の大陸アフリカ上陸。アフリカの文化や呪術のあれやこれやが詳細に書いてあってとてもおもしろい。後半からは怒濤の展開。ムアンギ…
謎の人物バキリ。かの者に近づくまでの過程で描かれる、それぞれの立場・思い・行動。読み進めるほどにさらに先を知りたくなるストーリー展開はさすが!らもさん特有の笑いのエッセンスもちりばめながら、エグいところはエグく。らも節!炸裂!
大生部一家とテレビクルーが、呪術師の密着取材をするためにケニアに乗り込んだ。そこで彼らが見たものは…。相当綿密に取材しているようで、ケニアの描写が物凄く生々しい。アフリカの野性、スラムの恐ろしさ、民族の純朴さ、全てが現実的で興味深かった。また呪術に関する知識が豊富で、なるほどと思わされるところが何度も。それらに加え、個性豊かなキャラクター(テレビクルーは印象薄いが…)、意外な展開などが相まって傑作の予感がひしひしと。さてお次はいよいよ最終巻!ちなみに裏表紙のあらすじはネタバレ気味なので読まない方がいいかも
第一部読み終わってからすぐに読み始めて、その日のうちに読み終わっちゃった(笑)。内容が無いよ〜とかじゃなくて、めちゃくちゃ面白いんです。話の展開と会話のテンポが心地いいくらいに早くって、夢中になって読み進めていくうちに読み終わってるんですね。ありきたりな展開、お決まりなパターンになってしまった話の持っていき方なのにどうしてドキドキさせてくれるんだろう。アフリカのケニアの具体的な話があります。マジもんの呪いと呪術師が出てきます。人がいっぱい死にます。大きな伏線が回収されます。面白くないわけがな
舞台は日本からケニアへ。大宇部教授と愉快な仲間たちの珍道中は、描写が細やかでリアリティがあり、サバンナの情景が頭に浮かぶ。社会の均衡を保つ呪いのシステムも、なるほどなと思った。クミナタトゥに着いてからは雰囲気がガラリと変わり、ホラー然とした不穏当な感じに。その落差のコントラストには少々面食らったものの、終盤の怒涛の展開には息を飲んだ。この状況でまだ残り1/3。三巻ではどんな展開が待っているのか非常に気になる。
どのキャラクターもページを追うごとに濃くなっていて、長編なのに飽きさせずに最後のページまでしっかり読ませてくれる。最終巻を読むのが楽しみです。
ガダラの豚 2巻の
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感想・レビュー:94件














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