スローグッドバイ (集英社文庫)
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スローグッドバイの感想・レビュー(1331)
読まないまま溜まっていた一冊。ゆえにこれが石田衣良さんの一冊目。セックスセックスと多用されていてちょっと滅入りましたが、中盤の作品たちと表題作品はよかったです。段々空気間に馴染めたので、中盤からはサクサク進めました。段々自分の恋愛たちをぼんやりと思い出すにはオススメなのではないでしょうか。あとがきにあるように少しずつ読み進めるのがいいかも。
【再読】すごく好きな一冊。恋愛短編集でさくさく読めます。どの話しも柔らかくて優しさが溢れてる。「夢のキャッチャー」と「ローマンホリディ」が特に好き。ローマンホリディは特に、先が気になっちゃいました。
久々の石田衣良さんで存分に楽しんだ.表題作だけあって「スローグッドバイ」が一番良かったと思う.別れの話のはずなのに,すごく温かくお互いを思いやる気持ちにあふれた作品.
この人達のちょっと先の未来を見てみたい。共通してそんな想いを抱かせるさりげない終わり方の恋愛短編集。どこにでもありふれているような気もするし、かといってそんな体験をしてる人がいるのだろうかと不思議にも思う。重く壮大な恋愛ストーリーではなく、自分の経験に重ね合わせて、心を暖かくしたい方はぜひご一読を!
燃えるような恋愛ストーリーではないけど、どれも心があったかくなったり少し涙ぐんだり。恋愛ってほんとに‘たまたま’なんだな。タイミングを逃して大事な人も逃さないようにしなきゃ。
若い頃、こんな恋愛もあったなあ。いや、こんな経験はないなあ。そんなことを心の中で呟きながら、この短編集を読みました。ずっしりとした滋養のある糧にするために読むことだけが読書ではないんだと、気づいたような…さらさらとした風がすり抜けたような爽快感がありました。石田衣良さんの他の作品を読もう。
石田衣良はちょっと…と思いながら読むと案の定出だしから数話、セックスがどうだのと何回もしつこく描写されていて顔をしかめてしまった。けど、「夢のキャッチャー」と「スローグッドバイ」は今まで読んだ数少ない恋愛小説の中ではいい印象で心に残る。夢のキャッチャーでは、成功を収めて遠ざかる彼女に対しての複雑な心境が揺れる様子がうまく表されていてそんなことを体験してもないのに共感してしまう。スローグッドバイではゆっくりと、刺々しくない別れ方をしていて、初めてそういう別れ方に触れて、なんだかふんわりとした気持ちになった。
短編集。 「You look good to me」:アヒルの子の気持ちがよくわかる、自分も醜いから。けど、僕は中身派です。醜い自分を好きだと言ってくれる人は、内面が素敵な人だから。そんな人を僕も好きでいたい。 「ハートレス」:男女って、こうやってすれ違っていくんだよな。お互い好きなのに噛み合わなくなる、苦い思い出を思い出した。 「スローグッドバイ」:いつも悪い別れ方しかしないから、別れるのなら、こんな素敵な別れ方をしたい。
さらりとした軽いものが読みたくて手に取りました。あまりにもありふれていて、当人以外は知るよしもない、およそ道端に咲く花のような、恋愛って結局のところ、そんなものかもしれません。登場人物がワカコ、ナナと片仮名で表記されていることに好感をもちました。特定された人物ではないその書き方のおかげで、時に自分を、時に友人を重ねてみたりして愉しみました。人は、あるいは恋愛は、どうしてこうも独特でオリジナルなものばかりなんだろう。例えばもっとオリジナルでなければ、こんなに複雑に心を使う必要もなくなるだろうに。
20代の恋をテーマに描かれた短編集。30代がテーマの「1ポンドの悲しみ」がよかった分、少し期待が外れてしまった感じがしました。20代という自分と同世代をテーマにしていたのに、恋愛のスタイルに基本的に共感ができなかったのが痛かった感じです。多くの作品に、会ってすぐだとか、好きでもないのにだとか、体を重ねる描写が多くて、そんなに必要なのか、不思議でかつ、ちょっと多く感じて不快になりました。「ローマンホリデイ」「線のよろこび」はこれから始まる恋を予感させる素敵なお話でした。個人的に当たり外れが激しい作品でした。
『1ポンドの悲しみ』の方が後だったんですね。「ローマンホリデイ」が一番好きでした。おばあちゃんかわいらしいのもよかったですが、孫がおばあちゃんに張り合おうとするのが微笑ましかった(笑)
「逝年」のモデルになったかと思われる短編もあり。どの話も登場人物が優しく、温かく、さっくりとしている。恋愛って綺麗なものなのだなぁ・・と思った。男も女も、よく泣く。この本を読んだら、友達が失恋して号泣している夢を見た。
恋をしたい時や恋愛中に読みたい短編集。以前に読んだ時は、コールガールとの恋の話「真珠のコップ」が一番好きだった。再読して、デザイン系キャリアウーマンと年下駅員の話「線のよろこび」にもグッときた。『娼年』もしかり、石田衣良の描く、男性側からみた女性像や恋愛観はすんなり受け入れられる。
さらりとした恋愛小説。 スローグッドバイは非常に切なかった。 また読んでみたい。 石田氏の描く恋愛小説の主人公は みんなスタイリッシュであきらめがいいけど 実際こんなあっさりされたら自分だったら物足りないかもしれない。
石田衣良らしい深みの乏しい短編群。表層土10cmほど削ったらなんにも残んないくらい。そんな中、「15分」のエスカレートぶりは好感が持てた(笑)
一編、一編丁寧に書かれたラブストーリー集です。私は一気に読んでしまいましたが、作者があとがきで書いているように、毎日一話かニ話ずつ読むのが良いと思います。正直ラブストーリーはちょっと…と思っていましたが、甘過ぎず、優しい視点で書かれたいくつもの恋の話を読んで、やっぱり恋はいいものだと思いました。あと、街や季節、ファッションの描写も丁寧で楽しめました。
すっきりと読める大人な恋愛小説でした。歳を重ねるごとに感じ方が違う本になるだろうと思います。何度でも読んでいきたいです。個人的には最後2つの短編が好きです。
超引き込まれる!とかではないけど最後まで魅せられ読了。普通の人のちょっと普通じゃない恋の話がとてもいい。「フリフリ」「真珠のコップ」「ローマンホリディ」が好きかな。なかでも「ローマン〜」の“自分は一体何を期待してここまで来たのだろうか。それは簡単な恋愛でもお手軽なセックスでもなかったはずだ。なにか今までの自分が知らないストーリーを見つけに、夏休みの最初の一日をつかうことにしたのではなかっただろうか”という所が鮮烈な印象を受けた。しかしどうして石田さんはセックスという単語を乱発しても下品にならないのかw
年齢が近い人達のお話だったのですっと読めた。色んな恋を重ねたいなぁという気分になりました。石田さんらしい作品。「さよならデート」かぁ。ふむふむ。
再読。甘く切ない10の恋の物語を集めた短編集。どの話もドラマティックでエモーショナルに展開されていく。読後、重たいものもなくすっきりした後味。ですが、恋を始めたい時、恋が始まった時、恋が終わった時でまた別の読後感があるかもしれない何度も繰り返し読める面白い作品だと思いました。
スローグッドバイの
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