王妃の館(下) (王妃の館) (集英社文庫)
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王妃の館の感想・レビュー(379)
発想は面白いけど、ネタがバレる部分も最後の大円団もありえなさすぎてつまらない。。そんなみんなが都合よくいくわけないじゃん、てか登場人物の動き方も本当にありえないって思ってしまうのは穿った見方をしてるから?あらすじ面白そうだったから期待してた分残念。
登場人物のキャラがみんな濃くて楽しく読めました。上下巻で結構なボリュームですが先が気になってスラスラ読めてしまいました。ちょっと強引だけど、登場人物達みんなに希望の光が灯る終わり方で、綺麗にまとまっていたかと。ミチルさんやクレヨンさん辺りの言葉がぐっと来ました。
光と影どちらのメンバーも憎めないキャラクターだった。「警察だ」「オカマよ」「リストラ女よ」…何だかこわい…の流れは笑ってしまった。その前後が心にくる展開なので余計に。テンポよく読める作品だった。
サウンドノベルとか映画とか舞台に向いてそうな話だなという印象。プティ・ルイの話は個人的にあまり意義を感じなかった。まあ面白いといえば面白かったけど……。個人的にはあのメンバーで経営するカジノのほうが気になります。
浅田作品として内容的には評価が分かれるところだろうけど、ヤッパリ多才!お見事な仕立!宝塚の大袈裟ミュージカルと三谷幸喜のドタバタ喜劇を一度に見終わった様なお得な気分。ありがとうございました!
最後までかなりハチャメチャな設定・展開だった。<光><影>ツアーよりもプティ・ルイのほうが気になってしまった。プティ・ルイにフランス国王になってほしかったなぁ・・・。途中で出てくるお料理を食べてみたい!どんだけおいしいポトフなの?!
ルイ14世の部分では泣ける場面もあり。 冷静に読んでいると、全体にある笑いの部分が痛いような気もしましたが、映像になったら素直に面白そうですね。 最後はドタバタ大円団すぎて、これでいいの?と思っちゃいましたが、これはこれでいいんでしょう。 他の作品もこんな感じ?読みやすかったので、他のもチャレンジしてみたいな。
ちょwwさすがにその突拍子もない大円団はいかがなものかとww でも良い!回収されてない伏線とか唐突な展開とか出来過ぎとか、 そんなんは瑣末なこと。何がなんだか分からないけど楽しかったし、収まるところ収まったみたいだから良いでしょう!
出てくる人たちのキャラが濃い。そして、こんな偶然って普通にないから。現代のハチャメチャな話の中で、ルイ14世の話は切ない。この話に出てくる小説家は浅田次郎さん本人がモデルなのだろうか?と気になりました。
光と影がどんなふうに交わっていくのかと思えば皆での大円満。ハチャメチャもここまでいくと気持ちがいい。癖のある登場人物達も魅力だった。途中で出てきたポトフが美味しそう。
ツアーを企画した旅行会社と参加者たちの双方が訳ありで、それぞれの話が同時並行で進んでいく。そこに、ブルボン朝ルイ14世の時代の切ない王家の物語が交錯する。参加者個々の物語は、最後には力技ながらひとつの方向にまとまり、大団円を迎える。どんでん返しやハラハラドキドキ感はないけれど、テンポがよいこともあって読みやすい。何かの息抜きとして気軽に楽しめると思う。
このドタバタをどう収拾するのかと思ったら、とっても浅田さんらしい感じに落ち着いた。
コメディなんだけど、感動的なプティルイの話がイイ感じにはさまってたり、金言にハッとしたりして好きな感じです。
初めて読んだ浅田さんの作品。個人的には、ハードカバーの表紙の方が好き。でも、せっかくだからナツイチの方をチェック。ドタバタがどんどん加速していって、最後の大団円につながるところが好き。感想書いたら、また読みたくなってきた(笑)
上巻のドタバタ劇の勢いがさらに加速。収束できるのかと思いつつ、最後は見事な大円団。一気読みでした。傑作。北白川右京から発せられる言葉の数々は、著者の心の思い?それとも実話?
登場する多くのキャラクター。それぞれに事情を抱え、ただのお遊びの旅行客がいない。そんな複雑な一行を、それぞれの事情をきちんと描きながら物語を進展させてゆく。またそこには浅田節ともいうべき「義理」とか「人情」とかもしっかりからんでくる。付きまとってくるオカマに義理を通すためにしかたなく一晩抱く正義漢、なんてシーンもあって、もはや笑い泣きの世界だ。
上巻では単なるドタバタ劇という印象しかなかった。さして面白いとも思わなかった。下巻に入りドタバタ劇に拍車がかかりながら、ルイ14世の物語が同時進行してゆく。この、ルイ14世の物語が良かった!最後はウルッときちゃたもの。ツーリストのドタバタ劇も大団円を迎え浅田さん、上手いなと思った。舞台化されたら大笑い出来そうだな。
どたばたしていて、いい年した大人が…とか思いつつも抜け加減が絶妙で楽しめました。ルイ13世から14世の歴史を絡めつつの話だったので、世界史の授業の時に思わず「あっ」と呟いてしまいました。読んだのは大分前だったのに印象に残ります。
面白かった。ドタバタなのに感動できる。最初は嫌だったミチルさん貫一さんが最後は大好きになった。自分の人生は他人にむちゃくちゃにされるほど安くない、自ら苦悩し愛し生きるのだという言葉が強く印象に残った。ルイ14世の王であるが故、太陽であるが故のの孤独を思うととても切ない。
いや〜笑ったわぁ。なのに、時々ホロリとさせられたし、最後は大団円。ドタバタ劇にさりげなく織り込まれた中世のパリの物語がまた素晴らしかった。パリに行ってみたいな。
おもしろかった!コメディ路線が趣味ではなかったけど、最後のまとめ方がうまい。太陽王のフランスと現代の日本を重ねて描く浅田次郎らしい王道作でした。
ネガとポジの人々の話と、太陽王をめぐる話が入り交じり、より重層的になっていく。たくさん笑えてちょっとほろりな感じでした。表からは見えない、それぞれの魅力がじわりじわりと染み出してくるのがいい。深みがあります。その後、みんなで経営するリゾートの話を読みたいなあ。
下巻では、老コンシェルジュが語り、北白川右京が紡ぐ太陽王の物語の割合が増える。それだけでも一つの小説になるような魅力的な物語。「光には影がなければおかしいし、光あってこその影なのだから(324)」。〈光〉と〈影〉が出会い、物語は大団円へ。まったくもって都合の良い終わり方だけれど、それはそれで良いと思えるのは流石の浅田次郎。願わくば、後半、もう少し丁寧に長めに書いて欲しかったような。そう思うのは、終わってしまう寂しさか。
展開が読めてるのに、笑っちゃうし涙出ちゃうし、読後に幸せになれる。バスの運転手に至るまで人物描写がされていて、話に入り込めた。なんだか三谷幸喜の『有頂天ホテル』を思い出した。
☆☆☆まさにドタバタ劇。後半はプティ・ルイの話が多かったので、もうちょっと現代の話をしてほしかった。実写化すると面白そう。
上下巻ともに大いに笑わせて頂きました。下品なネタが結構ありましたけど。浅田次郎は初めてでしたけど、他の作品も読んでみたいと思います。
散々笑わせておいて、最後にホロリと泣かせる・・・まさに、浅田作品の王道をいくような物語でした。大々円を迎えたシーン、穿った見方をすれば「あまりにもご都合主義的な結末」といえなくもありません。でも・・・私自身が心の中で「こうなってほしい」と願ったとおりの結末になったような気がします。右京の筆を借りて綴られた太陽王の物語も、まさに圧巻。本来であれば、これだけで一本の作品としてもよかったように思いますが・・・そこへ現代人の姿を重ね合わせてみせるところが、浅田先生のすごいところですね。
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感想・レビュー:71件














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