風が吹いたら桶屋がもうかる (集英社文庫)
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風が吹いたら桶屋がもうかるの感想・レビュー(167)
小ネタ集というか、パロディというか、評価が難しい作品。 中盤からは定型パターンを経由しての脱力オチが心地よくなってくる。 井上版、日常の謎シリーズ…かも(笑)。
タイトルと中身は一切関係がない。だから必然的に想像していたものと中身は異なる。異なってよかった。とてもおもしろかったので。ジャンル不明の井上節が多い中、これは正真正銘の本格に分類されるべきものであると思う。特筆されるべきは、その推理がすべて"間違っている"ことである。二段オチのミステリーは数多いが、たいていはどんでん返しで驚愕の真相を持ってくる、しかしこの作品では真相がとてもつまらなく描かれる。これは論理なんてこんなもんだよって挑戦かもしれない。最近読んだものでは道尾秀介のカササギたちの四季が近いかも。
「まるっきり前作の焼き直しじゃないか、シチュエーションが似ていて、解決まで同行異曲とは、どういう神経をしているんだこの作家は。それでもプR(ry」by 両角一角
★4/5 面白い。ワンパターンなのはあるけど。最後まで続くと潔い…か!?読んでいた小説を投げることで始まるイッカク独自の推理。「論理に破綻はない。重要なのは結果ではなく、それを導き出した過程なのだ」バランス、真面目さが心地良い。三人をもっと深く知りたい。一気に読む本じゃなかったけど。シリーズ化もアリです。
風が吹いたらほこりが舞って→目の見えぬ人ばかりふえたなら→あんま志願が数千人→品切れ三味線増産体制→哀れな猫の大虐殺→増えたネズミは風呂桶かじり→とどのつまりは桶屋がもいかる! ※本部とは一切無関係デス。
清々しいほどのワンパターン。だからこそ話を重ねるごとに顔がニヤついてくる。読み終わった後に、anazonに記載されてる「BOOK」データベースの内容紹介を見てまた爆笑。ひどい紹介の仕方もあったもんだ
タイトル買い。非常に軽妙で分量も重たくなく読み易い。ニヤッとさせられたりクスッとしたり。ただ話の組み立ては変わらないので一気に全部読んでしまうのにはちょっと向いてないかも。
雑誌でたまに読むならいいのかもしれないが、ここまで見事に起承転結の同じ話を7本も読まされるとツラい。イッカクのところなんて3本目からは斜め読み。あー疲れた。
タイトルや表紙から受けた印象と違い、軽く楽しめました。名推理ならぬ迷推理や、超能力の無意味さの説明であちこち笑えます。キャラが皆ハッキリ分かりやすくて良いですね。
最初はあまりの軽さに拍子抜けしたが、おもしろいわ。イッカクのキャラがすこぶるいい。あの文庫本にケチをつけるのって、次の話のことなんちゃうかと。それがまたおもろい。ちょっと前に知らずに99%の誘拐を読んで、井上氏がその作品に参加してたの知らんかった。ちょっとした因果関係を感じた作品でした。
本物なのに労多くして効少ない趣味の超能力、華麗で理知的な推理が当たらない安楽椅子探偵、好みのタイプの美女と遭遇できるが全員ステディありの通年モテ期、が気の毒やらおかしいやら。水戸黄門的定型展開なのに毎度噴き出させ納得させてくれる、子供を公園で遊ばせながらベンチで完読できる短編集。本格ミステリを愛する人のための良いバカミスだと思いました。
最高に面白い。読んでいて何度も吹き出した。血なまぐさい事件も起こらず後味もさわやか。愛を持って本格推理を揶揄する作者の姿勢に共感。一見名探偵に見えるイッカク、いつもかわいそうな役回りのシュンペイ、ささやかな超能力使えるがヨーノスケ。このメインの登場人物の書き分けもお見事。
良くも悪くも、軽い作品だなあと思いました。全体を通してみると単調ですし。しかし、大したことをしてはいないと言っても、なんか報われない感じのシュンペーにホロリ
フリーターの余り役に立たない超能力者、パチプロでそれも推理があたらない安楽椅子探偵、この二人を同居人に持つ牛丼屋でアルバイトをする主人公。この主人公のもとに、超能力者の噂を聞きつけた、何故か美人の女性が、事件の解決を求め押しかけるという短編連作集。風が吹けば桶屋が儲かるというが、この話のように一応各物語は、「風が吹けば、・・・、桶屋が儲かる」の話のように続いてはいるが、それぞれ各章のタイトルと中身は全く一致しない。それも、結局本編での推理と事件解決が一致していないように、関連がないという意味なのだろう。
2009/5/24~6/3 牛丼屋でアルバイトをしている三宅峻平、パチプロの両角一角、区役所勤めの松下洋之介は倉庫のような建物で同居中。彼ら三人を中心とする短編集。 峻平の働く牛丼屋には次々と美女が訪れるが、そのお目当ては洋之介の超能力にあった。洋之介は確かに超能力があるのだが、他の方法でやった方が早いようなイマイチ役に立たなさそうなもの。美女の相談に乗って悪戦苦闘していると、推理小説マニアの一角がしゃしゃりでてきて、論理で問題を解決しようとするが...という流れで統一されている。東野圭吾氏の「名探偵
軽い感じで読めてしまう。しっかりとしたミステリが欲しいときにはちょっと物足りないかなって感じだけど、楽しい1冊。各章のタイトルが面白い。
ユーモア短編集。推理小説なので、超能力者を笑い者にするパターンは多いが、本作は知性と教養溢れる名探偵をも笑い者にしてしまった点が新しい。
爆笑のなかでも、ミステリやミステリ作家に対する皮肉(自戒?)が垣間見えてさらにおかしみが増します。
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感想・レビュー:48件















ナイス!
































