崩れる 結婚にまつわる八つの風景 (集英社文庫)
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崩れる 結婚にまつわる八つの風景を追加
崩れる 結婚にまつわる八つの風景の感想・レビュー(229)
短編らしい短編といった感じ。ひとつひとつしっかり仕掛けられていて(自註解説まであり)色々考えて書く人だよなあと。しかし読んでた最中の印象でいうとパンチが足りないというかオチに不満がなくもない。短編集全体の雰囲気はホラーっぽい統一感。
短編集だから当然なのですが、貫井さんにしてはアッサリ気味な印象。副題の通り、結婚に関係した8つの話を収録。一部、結婚というよりただの恋愛なのでは?という物もありますが。先日、世にも奇妙な物語で「憑かれる」がドラマ化されましたが、いずれの話も似たようなテイストの作品揃い。個人的お気に入りは「怯える」「追われる」。基本的にベタな話だが、それゆえに貫井さんの描写の精緻さがよく感じられます。 5点/10
「世にも奇妙な物語」に、この中の「崩れる」が使われたみたい。読み返そうと思ったら本棚になかった・・・とりあえずここには登録。
この方の短編集を読むのは初めて。貫井さんが描く人だなぁ・・・と。人は脆く壊れやすい。この微妙なバランスを本当にうまく書くなぁと想います。でも貫井さんの本領は長編かな・・・長編昔読んだのを読み返したいと想います
「崩れる」と「腐れる」が好き。ラストにぞっとする。「誘われる」は村社会的な母親たちの世界がリアルだった。私も放し飼いにされた鳥のほうなんだと妙に納得。
うーん、短編だとやっぱり話が浅くなる気がする。長編の方が楽しめるかな。どれも身近にありそうと思わせるようだけど、リアルさがいまいち感じられなくて実際にはこんな事起こらなさそうな気がした。
結構、面白いよとの感想が多かったので、読んでみたら、あまり肌に会わなかったです。着眼点は、書かれた時代にしては新しかったのかもしれませんが、やはりなんとなく男尊女卑な内容が好きになれませんでした。どんな時代でも読まれる本は多いですが、こちらはチョッと通用しないかな?と思いました。日常に使う文章を使って欲しいです。
初めての作家であるが、短編集なので読みやすく、テーマも発表当時は先端を行くものであったようです。それぞれの作品にスパイスが効いており、なかなか面白かったですよ。
まだストーカーや公園デビュー等の言葉が流行る前なのに、すごくリアルである。最初の「崩れる」からいきなりかなり衝撃的。でも、なんだかとっても”ありそう”な話でした。「腐れる」が面白かった。解説の桐野さんも言うとおり、女性の心情を描かせるとすごくお上手で、すごいと思います。バスに乗り遅れてイラっとするとか、そういう細かい負の心情描写が本当に上手いなあと思いました。貫井さんらしく、後味の悪い作品が多い。
『乱反射』がおもしろかったので作者読み。結婚にまつわる八つの風景っていうのにも惹かれて。なんか、ストーカーとかママ友とかよくある話やしちょっとありきたり…?と思ったけど掲載されたの1995年とかなんやと知って納得。「追われる」「腐れる」が最後までおもしろかった。「憑かれる」は夜中に読んでゾーッとした。
BOOK・OFFでの掘り出し物。結婚に関する薄気味悪さを描いた短編集。一番貫井氏っぽいなと感じたのは(自分的に)、ママ友がいない同士の女性二人の話『誘われる』だった。読んでいくにつれて坂井さんへの嫌悪感が募っていったが、まさかのラストに衝撃を受けた。まさにどんでん返しである。そのほかの作品はなんとなくリアリティがあり、ぞっとした。
お気に入りは「崩れる」「腐れる」「見られる」。 誰かの作品に似てるなあと思いながら読破して、解説:桐野夏生を見て得心した。 バリエーションの異なる恐怖をあなたに。 傑作。
★★★ 「崩れる」「追われる」はいかにもありそう。「怯える」「誘われる」には驚かされました。しかし「誘われる」に驚いている自分はダメな先入観にとらわれてるなあ。
結婚や家庭にまつわる物語を集めた短編です。基本的にホラー要素が強い作品が多かったですね。全体のまとまりも、テンポも素晴らしい短編集だと思います。ただ、貫井さんをこれから読むって方にはおすすめ出来ないかもしれません。やっぱり、貫井さんの作品は分厚い長編からじゃないと!
『結婚にまつわる八つの風景』というタイトルがついているが、よくある人間関係の話が多かった。単行本では97年の刊行だそうだが、2010年の今読んでも古臭さは特に感じなかった。『崩れる』、『憑かれる』、『追われる』、『誘われる』、『腐れる』が特に好き。八つの短編が収められてるのに、五つも好きな作品があるなんて贅沢。貫井徳郎の自注解説、桐野夏生の解説も気に入った。
貫井氏としてはめずらしい短編集。「腐れる」がお気に入り。隣の旦那さんのことが気になる。「腐れる」や「見られる」など、いい感じに余韻が残っている作品が多く、気に入った。
副題にあるとおり「結婚にまつわる8つのミステリー」97年に出版されたもので、それ以前に雑誌掲載されたものなので、留守番電話や 新聞投稿での友達捜しなど ちょっと時代的に古く感じてしまうものもあるが、面白い。後書きに 著者が一編ずつの解説をしているのもユニーク。著者がイマイチだと書いてある「憑かれる」などは私は好みの作品だったし、「腐れる」のぞくっとする感じも楽しめた。
長編作品に比べればやはり少し物足りないけれど面白かったです。女性心理が結構リアルで、「あーその気持ちわかるかも!」という部分が多々ありました。貫井さんご自身の共感力が高いのかな、と思います。
人の心の深淵を覗き込む技量は流石です。日常が静かに崩れる様が怖い…。ただ浅い展開が多かったかな?短編だからしょうがないのかもしれないけど。
前半は良くも悪くも「世にも奇妙な物語」でありそうな話。予想通りの展開で進み、予想通りのオチになる感じ。後半の話からはこの作者らしい雰囲気になって◎。一番好きなのは「見られる」でした。
この人・・・主婦業経験あるのかしら??ってくらい、主婦の気持ちを理解してる気が。夏にキッチンで素麺をゆでる辛さとか。男性作家サンにはなかなか書けない情景のはず。不思議な人だ。
崩れる 結婚にまつわる八つの風景の
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感想・レビュー:55件














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