でかい月だな (集英社文庫)

でかい月だな (集英社文庫)
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でかい月だなの感想・レビュー(313)

20120205

ラノベとSFのガジェットと中二病をミキサーにかけたら何故かやけに透き通ったソーダかサイダーが出来た感じの青春小説。「いかにも」な感じの要素の数々が、ゴチャゴチャせずに奇跡のバランスで非常に繊細な物語を構築してる。なんだこれ(驚愕)。キャベツバスケのシーンと、主人公が生き残った理由を教えられるシーンと、綾瀬が主人公を蹴り落とした理由が明かされるシーンが素晴らしい。良い作品でした。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/15

DK
友人によって大きな傷を背負った主人公が失ってしまったあらゆるものを獲得し、再起する青春小説。突然の喪失による訳分かんない感情のごちゃごちゃがとても丁寧に描かれており、周囲から浮き立っていく様子がある種のファンタジィ的な要素にマッチしている。異彩を放つ中川とかごめという人物の造詣も素晴らしい。同じ物を得ることはできないけど、新しい何かを築くことはできる、という姿に優しい気持ちにさせてくれる。この雰囲気、このテンポ、身を切るような想い、でも、温かな光。僕はとてもとても好きだ。

綾瀬とユキ、二人が自分なりに立ち直る姿がよかったです。そしてユキ、中川、かごめのやりとりも面白かったです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/10

再読。一日で読了。大筋は覚えていたが、細部はボンヤリだったので思ったより楽しめた。いい再読だ。登場人物が魅力的。主人公・幸彦、綾瀬、中川、かごめ。特に、中川とかごめは良いキャラしてる。コイツラは読んでて飽きない。最後は切ないし、完全なハッピーエンドとは言い切れないが、どうにか一歩を踏み出せたようで、よかった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/09

あらすじをざっと読んだとき、もっとぎすぎすどろどろしたお話を想像していたので、繊細かつ不思議な展開には少々驚いた。表紙の色合いが作品の雰囲気にぴったり。幸彦や綾瀬を始め、中川やかごめなど登場人物がそれぞれいい味出してた。終盤の展開に寂しさと孤独を感じで途方にくれてしまった分、先を見て歩き出す幸彦の強さが眩しかった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/03

少し不思議な友情と恋愛の話。青春の瑞々しさやドロドロとした感情は、この年頃特有なものかもしれない。被害者と加害者という立場ながら、もがきながら大人になる彼らの今後が楽しみ
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/19

切ないですが、面白いです。親友に突き落とされて負った怪我で、主人公も周囲も複雑に考えながらしかしすれ違い。甘酸っぱい。思春期の不安定さもよくでていて、有り余るパワーとその行き場のなさにもがく、広がってゆく世界にたいしてまだ幼い自分やとりまく周囲にたいする苛立ちは誰しも経験するようなものだろうと思います。最後に大きく変わってでてきた綾瀬もそうとう大きな変化があったのではないか、と しかーし!切ないっす…(´;ω;`)
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/09

中学の時に途中まで読んでもう一回最初から読んだ 中学の時に読んどけばよかった
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/07

人物の性格がそれぞれ誰かに影響していて、その点がとても綺麗にまとまっていて読みやすいです。 ユキが物語終盤であの行動に至ったのには、中川やかごめと関わったからというのが大きいように思います。 綾瀬がユキを蹴り落とした動機をいくつか推察しながら読み進めましたが、全てはずれ。それでも違和感やこじつけ感はなかったです。

これは凄く良かった!最後のシーン、まだまだ幼い自分を自覚しながらも、必死で自分なりに立とうとするユキと綾瀬。ふたりとも愛しくて愛しくて泣きそうになった。青春時代って、家族や友人の前では決して言えない暗く捉えどころのないドロドロしたものを抱え込み、前に進めなくなる。それを見事に表現しつつ、救いにも満ちていて大満足でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/07

不思議な青春。ユキは綾瀬に崖から落とされる。そこから世界がおかしくなってユキは真相を掴みにジェットコースター並みの情緒を抱えて綾瀬を探す。現実にありがちな惨くてデリケートな問題への追求が神秘的な境遇の中で綴られていく様子は、すごく面白かった。友情は、短くて脆いものだということを密かに信じていた綾瀬の気持ちが彼の描写を通して痛いほど伝わってきた。そしてそれに対するユキの答えに、惚れそうになった。永遠などない、いつか別れが来る、という「おとな」の事情が結論付けた答えに対するユキのそれをあたしも信じてみたい。

綾瀬がユキを崖からけり落とした訳。そこが読んでいて一番切なかったし悲しかったし腑に落ちた。中川とユキのコンビも良い感じだったと思う。だけどかごめが後半あんな風になっちゃうのはちょっと意外だった。さらっと読めてなんとなく印象に残る本だった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/24

文庫で再読。青春+SF(少し不思議)心理描写が秀逸でユキの気持ちに共感できた。一番辛い時に側にいて、心にぴったりハマる言葉をかけてくれる中川に感動した!綾瀬とユキの関係は哀しくて切ないけれど、何十年か先の未来で心から笑いあえる日を迎えることを願いたい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/14

YH
中盤まで、なんだかかったるい話だなと思っていた。月がタイトルにあるからか、恩田さんの「月の裏側」をちょっと思い出して、苦手かもって思ったけれど、中川と仲良くなって家を訪問した当たりからどんどんスピードが出て、青春小説っぽくなって話にも入り込めた。綾瀬が一番切ない。まだ、中学生なのに、罪を受け入れている姿が痛々しかった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/17

久々の夜更かし本! 良くも悪くもラノベっぽい仕上がりで好き嫌いは分かれるだろうけど、個人的にはとっても好み。ガチのラノベでも画がイマイチ映えないものが多いのに、この小説は映像的にも面白い! 中川を呼び出すためにお寺の鐘をごーんと搗く場面、深夜にキャベツでバスケする場面、海辺で少年二人干物を炙って食べる場面、「さかな」……読後も頭にこびりついて離れない印象的なシーンが沢山。登場人物も一人ひとり魅力的で、中盤「中川ーーー!!」って心の中で絶叫したくらい中川にやられた。最後ふわっと終わったのが少し心残り。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/11

一人一人にそれぞれの思いがあり、それぞれの生き方があるんだなぁと思いました。

中川、イイ味を持ったキャラクターでカナリ好み☆綾瀬が罪の意識を感じなくなる日は来ないと思うけど、何回か尺玉打ち上げているうちに解けた関係になっていって欲しいな。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 07/16

不思議な青春小説で楽しく読めた。綾瀬が幸彦を崖からけり落とした理由が切ない。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 07/05

これは素晴らしい。表紙がこれなのでラノベかなと思ったけど、ラノベの皮をかぶったものすごい「中二小説」というか。邪気眼を持つ女の子が出てきたり、ネットの噂に翻弄されたり、ハカセキャラがいたり、なんかガジェットが軽くても物語はちゃんと成立するんだなというか(書いてて、なんかこういうこと書きたいわけじゃないんだが、と思っている)。まあとにかく、みんな読もうぜ。オチとかすごい好き。こういう本を中学生に教えてもらえる自分がありがたい。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 06/13

再読。夢中で最後まで読んでしまいました。不思議な青春小説?中川くんが素敵すぎる。でも家族との関係、ユキのこれからなど…気になるところが多いかも。葛藤とかキャラバンの襲来とかの合間の穏やかな日常が印象的。中川くんの手料理食べたい!
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/13

この話はどこへ向かっているのかよくわからなかったが、幸彦の最後の選択の結末は知りたくなった。かごめやヒカルの魅力がもう少し欲しかったかな。中川とのキャベツバスケのシーンが好き。一つずつ幸彦は言葉にならない思いをこうやって見つけていくのかな、と。中学生の幼さと感受性の強さがよく出ていた。最後までさらっと読んで冒頭をもう一度読み返し、綾瀬が「わからない」と泣いていたのは何かわかるような気がした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 06/09

読了。読む前に聞いたある一言の感想だけが頭の中に去来した感じ。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/01

幸彦と中川とかごめの印象が大きかった。 お気に入りは幸彦と中川がキャベツでバスケットをするシーン。ゴールした瞬間の中川の反応がおもしろくて思わず笑ってしまいました。人にはそれぞれ奇特というものがあるのだと深く知った。 『なぜ?』という言葉がとても胸に来た。永遠に答えが出ないということに納得。毎日なぜ?がごろごろ転がっている日常で『正しさ』というものを自分なりに見つけながら歩いていこうと思いました。 先がどんどん気になる内容でスラスラ読めました。 不思議と夏の月が見える場所で読みたい一冊だなと思いま
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 05/20

一般的な青春小説だと思って読んだから予想外にオカルトなファンタジーでびっくり。登場人物がなんか痛々しいなぁと感じたけど中学生ゆえかな。幸彦と綾瀬の友情は非常にどろどろしてるけど、いつか平行線から抜け出せる日がきたらいいな。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 04/26

読み易かったけれど、特に何も残らない感じ。ところどころよくわからない展開があり、最後はほとんど何だかよくわからないまま終わってしまいました。かごめの魅力もわからず…。中川みたいな友達が欲しいな。ロールキャベツ美味しそう。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 04/06

それぞれの場面でしっかり感情が書かれてました。内容はよく分からなかった…。でも、なんか面白かった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 03/27

好きなことがもうできない、友達に崖から蹴落とされる。全てが考え付かないことばかりでした。でもその中で主人公がみつけていく大切な何か。見届けることがとても楽しいです。言葉運びや表現、全てがツボで、今でも何度も読み返してしまいます。

dnw
★★★★☆ 題名に惹かれ購入。ファンタジー?よりに展開していき、いったいどこに話が進むのかと思ったが、すごく引き込まれたしおもしろかった。最後の主人公の決断はいいね。私的には中川の性格が好きだ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/07

すごく好きな話だった。読んだ後のほっこり感がいい
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 03/02

綾瀬への思いが正直な言葉で表されるたび、私は沢村が彼を”想って”いるように思えてならなかった。そっちの方向に行かないのなら、もっとあっさり書いてくれ。紛らわしいから。 綾瀬の癖は少し共感できた。もちろん、壊したことはないけど。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 02/25

よくわからない終わり方でした。理解力がないせい?とりあえず綾瀬くんが格好良かったです。中川くんが某同級生のイメージと重なり、一番親近感が持てました。 よくわからなかったですが、なかなか楽しく読めた気はしました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/11

おもしろいとは思えなかったな…。

怪我を機にギクシャクとしてしまった家庭の描写が、ちょっとよくなったと思ったらまた悪くなって、そしてまた少しよくなって悪くなってという感じで、 大げさな出来事が起こってそこから大団円という小説らしい話よりよっぽどよかったです。 家族や友人関係のトラブルが解決(らしきもの)したのもあればそのままおわったものもあり、 それは意図ぜずなのかワザとなのかはわからないし、それが小説として正しいのかもわからないけれど、 この小説のそうゆうところに僕は魅力を感じました。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/29

普通に良かった^^

読みやすい文章と目的地の見えない構成にどこへ向かうんだろうと一気読み。ファンタジー?青春?オカルト?ジュブナイル??ジュブナイルはちょっと違うか…。よくわからないものだらけの世界観。よくわからないけど、よくわからない感じが学生時代の空気やユキの心情を表してるような気もする。続きが読みたい。でも先を描いたら蛇足になっちゃうんだろうなぁ。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/21

見事に表紙買いした後、冒頭の二人のシーンを読んで思わずそのまま閉じそうになる手を押さえてなんとか読了。若くて瑞々しくて爽やかと捉えるべきか素直に痛いと読むべきか。いやぁ・・・年取ったな自分と感じられる一冊
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/25

最後の幸彦の決断に笑みをこぼさずにはいられなかった。最善かと聞かれたら少し違う気もするけど、最善である必要なんてないんだと思う。溶け合って一つになることなんてないんだ。お互いの海の温度が違ったって、一緒にいることはできる。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/02

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でかい月だなの 評価:82 感想・レビュー:128
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