弁護側の証人 (集英社文庫)
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弁護側の証人の感想・レビュー(586)
大富豪・八島家の放蕩息子と結婚した元ストリッパーの漣子(なみこ)。八島邸で起きた舅・龍之助の殺人事件の冤罪を晴らすべく、新たな弁護士と共に控訴審に挑む。|第十一章でいよいよ「弁護側の証人」が登場する、その1ページ前の最後の一行に違和感を覚える。でも、そのときにはもう手遅れ。騙されたのではなく、自分で自分を欺いていたことを知る。道尾さんの解説を読んで「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々」を思い出す。こんな衝撃を味わえるのなら、喜んで踊ります!
死刑囚の無実を晴らせるか、どうか。の一本路線 さすがに数十年前の文章なので、読みやすくないですが、トリックは現在でも十分通用すると思います。 数ページ読んでついて来られれば、お勧め。
ちょっと文章が読みづらく話の内容に入っていくまでに少々時間がかかったのだけれど、突然うわー!こっちか!とミスリードにどっぷりはまっていた自分に気づき愕然。叙述トリックがあるだろう、と思いつつ読んでいたのにもかかわらずこれだけしっかり騙されると気持ちがいいです。即、戻って確認してしまいました。道尾秀介氏の解説が秀逸。実は登場人物に関してあまり読後感がよくなかったのだけれど、解説を読んでなんだかいい気分になってしまいました。
巧く騙されました。この作品の見るべき所は衝撃の真相ではなく、作者の仕掛ける騙しのテクニックでしょう。読者を騙す為の罠が物凄いです。読み終わってみるとタイトルの意味もわかり、興味深い。間違いなく傑作です。
見事に騙された。謳い文句から大分構えてたのに…。ミステリー要素は少ないから展開は少ないのにミスリードされてしまった。あと、道尾秀介さんの後書きでそう!そんな感じ!と納得させてもらって仕上げ。
初めて読みづらいなぁと感じた本でした。超簡単な漢字変換がされていないのに、難しい比喩。薄い本なのになかなか進まない…全く入り込めず…で(/x_x)/
叙述トリック。これが50年も前に書かれた小説と知って驚きました。 折原一さんの本が好きな人にはおススメです。私は、もともとトリック に気がつかないまま最後まで読み進めてしまう鈍感さなのですが 真相に気がついた時、再読して全く違う視点に自身の脳が転換した 時に快感を感じました。この手の小説はとても好きです。 著者が翻訳家の為、文章が読みづらかったりしますが私は気になり ませんでした。弁護側の証人・・・一体誰なのか。ある種社会派作品 でもある気がします。
「出だしから、自分の想像力を逆手に取られる形で騙されていたのだ」と佳境に至ってから気づくタイプの小説。最初の章と最後の章、同じ場面から始まり、そこへ戻って行く。夫が刑事被告人であり、妻が様々に奮戦した結果、刑務所内で金網越しに面談をしている形式を採り、回顧録的に中間の各章がある。…のだが、どういう経緯をたどって夫が刑事被告人になったのか、認識を改めさせられるプロセスが面白い小説なのだといえる。第11章になってすぐ、被告席に座っている人についての描写があり、「ゲッ」と思わせられたら著者の術中。
序章ですっかり騙されてたから判決が覆されたとき全然意味がわからなかった。なんで犯人そのままなん?って暢気に思ってた。なるほど最初から犯人は間違ってなかった。全てを読み終えた後にまた序章を読んだら浮かんでくる絵が変わった。ミスリードで思い込まされてやられた。しかし、堅苦しい比喩が多くて読みにくかった。
騙されてもいいかなと思いながら読み進めたので、 ことさら深く推理する事なく素直に読めた作品。 人物描写をさらっと描いている割には、 何故か臨場感がある作品。 読後感が爽やかな推理小説です。
殺された億万長者、疑われた元ストリッパーの新妻、彼女を疎む被害者の親族、火曜サスペンス劇場のノリで読むとよいと思う。名作としてタイトルが挙がるだけのことはあるんじゃないかな。文体は多少読みづらいけど、ストーリーはスマートでした。
絶版だった古典ミステリが再刊され、やっと読むことが出来た。道尾秀介氏が解説を書くだけあって、騙された。騙されはしたが、なんだろうな、このちょっとした失望感は・・・。歩いていたら足を引っ掛けられてつまずいてヒヤっとした・・というような感じ。改めて最初から読み直してみたら、又違った感想があるかもしれないが、再読することはたぶん無い。でも、読めて良かったです。
うーん。驚きの結末というか、後味悪いというか・・・。 登場人物の誰にも共感できなかったところが、読後感の悪さになっているのかもしれない。 作品の雰囲気は好きですが、やっぱりちょっと重め。
お見事。この時代にこれほどの作品を精確に描いた著者には脱帽。道尾氏曰く『この作品を楽しめないのは絵筆を握る手を持たない人』らしいが、先生の指示もきかずに勝手に色を塗り始め、それが当たっていたものだから『それ見たことか!』と周囲に自慢する生徒もまた楽しめない種類の人だと私は思う。
60点 トリックは途中でなんとなーく想像できますね。「やっぱりお前が犯人なんかいっ」というのも逆に新鮮でした。道尾さんの解説もいいですね。読後カバー絵をみて二度味わえます。
★★★☆☆ ::: 面会室の金網ごしに、騙した者と、騙された者が火花ちらす、命と莫大な財産を賭けた陰険心理対決は見ごたえあり。(゚∀゚) 両者の思惑が、お互いのあずかりしらないところで進行していく展開は、読み手を巻き込みハラハラさせる。ミステリの面白さだけでなく、社会派なテーマや、愛憎劇と、多角的な見方ができるので、ミステリ好きな方だけでなく楽しめる。
つまりそういうことか、というのはわかったけど、それの何が面白いのかわからない。騙された快感みたいなものもないし。昔のストリッパーな感じとか、雰囲気たっぷりの文章は好きだったけど。
往年の名作っていうことで読んでみたけれど、最初の早い段階で気づいてしまいました。こういう感じの話はいまどき珍しくもないけど、当時は画期的だったのかな?でもこれが自分の生まれてない時に書かれたものなんだなと知って尊敬の念を抱きました。
【★★★☆☆☆☆☆☆☆】ミステリー界で「名作」の位置を不動としている往年の作品、のはずだったんだけどねぇ、、、冒頭で全て気づいてしまったw このパターンのトリックの元祖的な存在なんだろうけど更なる発展型を何冊も読んじゃってるとさすがにわかるww 冒頭での意図的な省略でわかった。書かれた時代(1963)を考慮しなきゃいけないんだろうけど文体も古くて短い割に読みにくかったしうーん。。てか「道尾秀介お気に入りの一冊」ってのが一番のネタバレな気がするwww
叙述トリックが好きな方には良いのではないでしょうか。正直、私には魅力がわからなかった。ただ、こういう類いのミステリーもある、というのと、これが50年以上前に書かれたもの、という意味では興味深い1冊ではあった。
根強いファンがいるということで前々から気になっていた本をやっと読めた。ヤッタ!少々古い感はあるけどなるほどね、鮮やか。はじめっからまた読みたくなるよな。
ネタバレこそ見なかったものの、いくつかの書評(とあとがき)で絶賛されていたので読む。というか、冒頭から、「これはAとも読めるけど、Bかもしれない。どっちなんだろう」と思いながら読み進めることに。結局、Bが真相だったんだけど、当時の時代背景やらなにやら考えると、通常はAとしか読めなかったんだろうなあ、と思う。
鮮やかな逆転劇ですね☆この作品が発表された頃は‥まだ私はこの世に居なかった‥なのに色褪せてない☆お見事です☆☆☆
スマートに騙されてしまった。パラパラと読み返してみると、本当に最初から騙されていた。表紙がそれとなくトリックの暗喩のようになっているのですね。
発売されたのは今から五十年も前だが、色褪せない。尊属殺がまだ残っていたり、旧態依然とした精神が息づいていたりと、古いところはあるが、非常によかった。特に第十一章が秀逸で、裁判のシーンが頭の中に蘇ってくるようだった。こうした隠れた名作が再刊されるのは、個人的には非常に喜ばしいことだと思う
大騒ぎするほどのことでもなかった。トリックよりも、読ませる力に不足があった。半落ちのように、オチは大したことがないけれど、読ませる力が抜きんでているほうが、たぶん好きなんでしょう、私は。 まぁ、好き好きですね。
やられました…。叙述トリック小説が好きな方は一読をお勧めします。その際は事前情報を一切入れないようご注意ください!これだけシンプルかつ綺麗に世界を反転させてくれる作品に出逢えて幸せです。まさに文章だからこそ出来る技。解説にも書かれていますが一見単純に感じる人物描写、話の展開は全て著者の計算によるもので、そこから読者が想像して「描いた絵」こそがこの小説の肝になります。読者を「騙す」だけではなく「コントロール」する著者の才能と技術に脱帽です。
ううむ……上手い仕掛けだとは思うのだが、仕掛けのためだけに長々と書いている気がする。展開が無駄に長く、ワンアイディアだけの小説。もう少しストーリーに魅力があれば……
序章で感じた違和感をそのまま持ち続けていれば… でもだめでした。解説の道尾さんが言っているように、「勝手に絵を描いて」いた! 昭和30年代に書かれた本だが、文体が古くさいというより、どこか知らない国のお話のように感じて新鮮だった。
昔のミステリーの中でも全くノーマークだった。しかも大分好みのタイプのトリック。こういう作品を見つけるのは楽しいですね。
弁護側の証人の
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感想・レビュー:224件














ナイス!
































