the TEAM ザ・チーム (集英社文庫)
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the TEAM ザ・チームの感想・レビュー(220)
何でも当たる霊能者。だけど、実は探偵によって綿密な調査がなされていて・・・という『小田霧響子の嘘』ちっくなお話。 井上夢人ってこういうホノボノ系のお話も書けるんだーって感じです。既視感がある話なので、アッと言う様なことはないですが、読みやすいです。
結果がどうあれやってることが犯罪、動機的にも完全に犯罪。個人的にめでたしめでたしとはとても思えなかった。(とはいえ、内容がつまらないわけではないので自己矛盾を抱え少々ややこしい印象)
全体として読みやすく、面白い本。最後は第三者の目から(おそらく)チームの解散がした所で終わる。その終わり方が印象に残る。「目隠鬼」は少し無理がある気がしたけれども。
着眼点が面白い。私が期待する井上夢人ワールドとは違った現実的なストーリーだけどさもありなん、というところが不思議に引きつけました。
設定の巧みさが光る連作短編集。 「眠れぬ夜〜」シリーズの系譜に連なる作品と感じるのは私だけか。 抜群のストーリーなのだが、キャラクターが記号化されすぎていたのはちょっと残念か。 軽く読める作品。
TVで大人気の霊能力者は、偶像だった。緻密な(そして違法な)事前調査により支えられた霊視は、時に、隠された犯罪を暴く。なかなかの読み応え。私自身は基本的にスピリチュアル系は信じてないんですが、ここまで見事に嘘だと、ちょっとつまらないかも(笑)とはいえ、その嘘は誰も不幸にせず、そういうパフォーマンスを伴う探偵だと思えば納得です。これは、シリーズ化して欲しいなぁ。でも、何処かで必ずバレるだろうし、潮時がもう来てしまってるし、シリーズ化は難しいかな。
★2/5 キャラクターの魅力が薄い。ほとんどナシ。いたって普通。実際にありえるって思わせる設定、話しの作りは井上さんらしく良いけど。もっと魅力的に深みが欲しい。
全盲で耳に障害のあるおばさんはテレビ番組を受け持つほどの大人気霊能者。実態は偽霊能者。そんな彼女をサポートしているのが調査会社を経営し、霊能者のマネージャーも兼任する鳴滝、不法侵入・盗撮・窃盗など秘密裏に行動する賢一、コンピューターを駆使して情報を操りハッキングもする藍沢の三名だ。非合法な手段を用いることで驚くべき事実が判明することもしばしば。けれど、霊能を一切信じない記者など敵も多い。連作短編集。読みやすい。こんなにうまくいくかは疑問だけれど、あり得ないとも言えないところが怖い話。
今度は探偵つながりって、またしても全然違。霊能士という触れ込みの女をサポートする、超強力な調査チームのお話。短編集ですね。設定はすごくワクワクするものだったが、想像と違い、まるで現実味がなく、今ひとつ、のめり込めなかった。肝心のチームが二人って・・・空き巣とコンピュータ? 無理でしょ。もう少し調査チームの人数が増えて、それぞれキャラも立ってて、最後にはチームの存続を脅かすような事件に総力戦を挑む、というような展開を期待していたのだが・・・。
シリーズ短編って感じで、読みやすくおもしろい。好みです。とはいえ、今の時代にはちょっと難しいのだろうなという設定もあるので、多少厳しい面も。
テレビで人気コーナーを持ち、悩みや事件を見事に解決する霊導師・能城あや子。彼女の力は、霊視の力ではなく、最強の調査チームがついていた。霊能力を真っ向から否定した上で、綿密に調査して、人々の悩みを解決していく短編連作集でした。手口も鮮やかで、読んでてすごくスカッとします。中にはほっこりさせられる結末の待ってるものもあり、単に短編ミステリーじゃなくて、温かみもある作品でした。
霊能師に何の能力もなく、相談者の身辺を事前に調査したことを伝えるだけだが、騙すだけの詐欺行為ではなく、裏に隠れた真実を伝えることで相談者を癒している。短編で読みやすい。実際にこういう事があったのかもと思わせる。(霊能師が調査させているとか)★★★☆☆3.5
面白かった。短編だったけど、飽きずに読むことができます。いくらでもシリーズに出来そうだし、主要4人の過去だけでも話に出来そう。キリの良いところで終わったので、読む側からはスッキリしていて良かったです。ま、うまくいきすぎな気もするけど…
連作短編集。オモロかった。最後はチョット寂しい気持ちになったので続編を書いて欲しい。 非合法やからと思うけど警察より凄い。偶然やねんけど結果的に「ハングマン」ぽい結末が多いので主人公達を応援してしまう。殺しは無いので「仕事人」より「ハングマン」に近い。 連ドラ化希望。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 05/23
チームが解決に導いていく事件は切なくほろ苦い結末のものも多く、スッキリする勧善懲悪ではないものの、主役4人や依頼者達などそれぞれの“家族愛”が胸を温かくしてくれました。草壁君と悠美ちゃんのやりとりには癒されます!
なんとも小気味よく、潔い話。さすが大御所作品、ユーモアミステリの体裁をとっているにもかかわらず、余裕すら感じさせる。タイトル通り、なかなかのチームワークを誇るので、読書中のワクワク感は最高潮だが、強いて言えば、鳴滝には、もう少し切れ者でいて欲しかった。司令塔というには、言動が弱かったように思う。
面白い。詐欺グループなんだけど、かなりの完璧主義者。霊能力グループそれぞれのキャラクターがいい。ミステリアスなんだけど、そこもとてもいい。弱きを救い、悪を討つ!スッキリすること間違いなしの短篇集です。
霊媒師の能城あや子と仲間達がそれぞれの得意技を駆使して問題を解決していきます。非合法な手口ばかりなので気にするときりがありませんが、それを気にしなければ短編で読みやすく爽快に問題解決していきます。最後は能城あや子の過去も分かります。分かってしまうと神秘性が無くなりちょっと残念かな。
何とも痛快。構成もしっかりしてるしキャラクターも魅力的で映像化し易そう。終わり方も潔くて良い。にしても本作といい『風が吹いたら〜』といい昔読んだ作者の他の作品とガラッとイメージが違う。幅のある人だこと。
その道の専門家が集まってチームを組んで、何か仕出かすっていうのは、エンターテイメントの定番で外れがありませんが、この小説も外れではありませんでした。むしろ大当たりでした。陽気なギャングが地球を回すみたいに、続編が出ればいいのに。でもあの終わり方だから、無理でしょうか?もっとこのチームの話を読みたいです。
人気霊能者は実はすごい調査チームをもった詐欺集団だった!でもだれも「被害」を与えられたわけじゃなく、それどころか隠された悪が暴かれる・・といったちょっとした「仕置き物」です。でも味わいは井上夢人さんらしくちょっとビター。その苦さが引き際の鮮やかさにも繋がったのか?と余韻が残ります。
やってることは違法行為。だけどスカッとして好感を抱いちゃう。霊能者が『霊なんざ飯の種』て思ってるとことかなんか好き。文章が読みやすくってさくさく進んじゃった。こういうプロフェッショナルに思わずかっこいいって思ってしまった。特に草壁さんの飄々としてながらプロの仕事をしてるとこが素敵だ!
まさに「チーム」、適材適所な活躍でスカッとします。水子・幽霊など、オカルトの裏が超現実的なのが面白い。霊媒師(役)が、霊全否定するのが笑えた。エンディングもかっこいいし、ドラマになりそうだけど、「やらせ」の話だからやっぱ無理かな・・。
ふむふむって感じの集団が、そこに被害者の居ない、詐欺をする。こういう犯罪ならありっちゃありだわな。救いになってるのだもの。 いつか破綻が生まれる商いだよ、ってわかっていたから、あの最終話だったのかな。
犯罪に手を染めてるけどかっこいい集団が活躍する短編集。みんなひと癖ありそうなところが読んでてわくわくする。もっと彼らの活躍を読みたかったなあ。
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感想・レビュー:74件

















































