悪党たちは千里を走る (集英社文庫)
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悪党たちは千里を走るの感想・レビュー(280)
◎ 絶対失敗するだろうけど、こんな詐欺師集団だったら仲間に入りたい。それにしても子どもの存在ってズルいなぁ。最初はダレ気味に感じた話も誘拐事件から面白くなってきたのは、明らかに子どもの存在とキャラクターが◯だったから 笑 このメンバーの話だったら続編も読みたいな。
誘拐ものとはいえかなりコミカルタッチで読みやすい。詐欺師たちが妙に人情味あふれて読んでるこっちがはらはらしてくる…! 意外なところから黒幕が明かされるのにびっくりしたけど、その真犯人すらちょっと可哀想に思えてくるような事件でした。
初の貫井氏作品。
人物同士の会話がセンス良く大変面白い。つまり、よく人物を書き込んでいる作品。だから、ひとりひとりがとても人間臭い。
展開は時に大胆だが、全体に派手さに欠けるストーリーも視点の切り替えや散らばるユーモアにより飽きることなく千里を共に出来た。
貫井徳郎さんの本は、重そうなので敬遠していたんだけど、本作は、少し抜けてる詐欺師たちが主役で軽くて、面白かった・・賢くてクソ生意気な少年もいるし・・・。「ユーモア・ミステリ」というのですか?!続編があれば是非読みたいな
貫井さんにしてはコミカルタッチの作品。伊坂の陽気なギャングを思い出したがこっちはあんまりカッコ良くないw 新しい身代金受け渡しの方法っていうけど、これすぐバレるよね?巧が家に戻ったあと警察はどうやって決着つけたんだろう?渋井が持ち回ったお金はそのままだから深くは捜査しないのか?いい加減そうな警察だったし。
氏の初読作品。テンポ良く、会話も軽快で、2枚目半(?)の主人公、ライバルでもあり恋愛になるかならないかの微妙な距離の美女(?)、体力だけは自信がある子分という正に正統派なコメディ。それでいて、犯人は最後まで判らないし、犯人にたどり着く過程もさほど無理が無く、素直に楽しめた。続編が出ると嬉しい作品です。
本にとっても詳しい患者さんが勧めてくれた。誘拐コメディ?軽快でキャラがたっていてテンポがよく、全編とおして肩のチカラが抜けた笑いがある。かなり高い技術がないとできないだろうスピード感。ストーリィも淡めの色恋要素もナイス。楽しかったー。
上質なクライム・コメディーという印象でした。なんといっても、会話が軽快で最後までテンポよく読めます。昔読んだ、「大誘拐」を思い出しました。
重い暗い作風の貫井さんにしては珍しい、コメディ犯罪劇。冒頭、電動の門にビビるところからニヤニヤしっぱなし。魅力的な人物、クルクル変わる展開。面白かった!
スピード感があってほぼ一気読みした。奥田英朗の「真夜中のマーチ」に似た雰囲気だが、こちらのほうが2ランク上。でも警察の捜査はどうなったんだろうね。
貫井氏の小説といえば堅いものばかりと思っていたので、コメディタッチで意外な一冊。最初はちょっとむず痒い感じで始まり、中盤からは続きが気になって仕方無いと次々とページを捲る。そして最後は肩透かしをくらったという印象。十分楽しめたんですが、中盤の期待値が高かっただけに残念でした。
全く貫井徳郎ぽくなく一気読みでした
ちょっと構えてたのにライトでよみやすさは一級品でした
最後までコミカルで楽しめました
一気読み。面白かった。他の作風とは、かなり異なるが、岡嶋二人をリスペクトしている事は既知だったので、「ははぁ」と思う。思いながら、解説に進んで爆笑。適任。元来、ユーモアミステリも、クライムノベルも好きなのだが、この悪党どもに出会って、たくさん読みたくなった。と言うか、あなた方、次はどんな犯罪に巻き込まれますか? そのお話、聞かせてもらえますか?
初貫井作品。誘拐物というと『大誘拐』と『99%の誘拐』が好きですが、前2作同様にユーモアに富み重苦しさがなく、でも緊迫感もあって楽しめた。大人達を手玉に取る小学生・巧君。最後の最後まで振り回しましたね。振り回された大人の中には私も含まれます。
憎めない小悪党トリオが小生意気な美少年に振り回されるクライムコメディ。とぼけたキャラといい二転三転する筋書といい、とってもありがち。でも穴はないしテンポも良くて読みやすい。王道&ハッピーエンドを愛する私はこの作品けっこう好きです。
誘拐ものの傑作。 多彩な作風をもつ貫井だが、この方面に特化するのもいいんじゃないか?と感じてしまった。 語り口も軽妙だし、また優れたプロットの物語である。 魅力的な人物ばかりだったなか、ダサいけど魅力的な高杉が特によかったかな。 まだニヤニヤが止まらない、爽快な娯楽作。 必読。
スマートだとは言い難いのだけれども、その娯楽性が間違いなく、この本の魅力というか(笑) こんなに穴だらけの頼りない三人組を、「悪党」だと言い切ってしまうあたり、作者の「してやったり感」が伺えて、一本とられた気分になってしまう。 まったくもって貫井氏は、作品の幅が広い、器用な作家だと思う。
岡嶋二人の魂が乗り移ったかのような、誘拐ものクライムコメディ。どうしても既視感はあるけれど、個性的で悪党なのに憎めない面々が織り成すストーリーは、単純に面白い。ドリカム的な男女構成の妙もあり。誘拐された少年と悪党になりきれない悪党たちの絆もよかった。他の貫井作品に見られるような悪意の塊に押しつぶされそうな圧迫感はないけれど、これはこれであり!
クライム小説なのだが、妙にツボにはまるキャラ設定のためユーモアあふれるミステリーになっている。貫井さんは中編で楽しい系のミステリーも書いているが、この小説は事件はシリアスだけれど楽しく読ませる新しい境地を開いています。
疾走感溢れる作品だった。義に厚い詐欺師とその舎弟。別の美人詐欺師。この3人がふとしたことでチームとなり、誘拐を企てる。最初は犬。そこから狂言。さらには別の思惑が交じり、形を変えていく。人物たちの心の裡や性格も描写されていて会話なども楽しめた。誘拐モノは現金の受け渡しが肝。そこをどうするのかが楽しみで、なるほど!と思わせてくれました。女1男2の悪党。性格的にもまさに有名アニメを思わせる。アニメシリーズのようにまたトリオ結成してほしい。いや小生意気で頭の良すぎる+1のカルテットもいいな。おしおきだべ~。
貫井さんの本で読んでいないかな?と思ったので手に取ったのですが、再読でした。軽いので細かいディテールはすっかり忘れていましたのでそこそこ楽しめました。クライムコメディーにつきものの急転直下感は薄かったですが。
貫井作品にしては軽快で爽快感があります。クライムコメディ小説ですね。読んでる最中は、この詐欺師たち大丈夫なのか…と思わせるくらいのキャラには好感が持てます。少し園部が気になった…彼視点が欲しかったです。気楽に読みたいものを探しているときにオススメ。
たぶん、初・貫井作品。貫井さんの小説は後味が悪いものが多いと各所でよく見るので、軽めのものをチョイス。入門には正解でした。主人公が小悪党、ユーモラスでキュート。後味爽快で、クライムコメディ好きにはおすすめ。伊坂幸太郎の「マリアビートル」と交互に読んでいたので、悪意の薄さがちょっと物足りない感じもしましたが、単体で考えればさらっと読めちゃう軽妙さもまたいいかな。
ドタバタコメディです(^-^) 貫井さんの幅広さには脱帽。凸凹詐欺師トリオが振り回されるのは小学生!?それとも…。
『ラストホープ』も然り、“トリオ”で行動するのは役割が明確化される分個々のキャラ描きやすいのか、コメディタッチの小説には多い。
★★★・・・突っ込みどころ満載の設定なんだけど、軽く読み終えちゃう楽しさが満載。再読はないけど、1度読む分にはくだらない楽しさがあると思います。
クライムコメディを成立させるには、クスクス笑えるキャラ、スピーディな展開、洒脱な会話、などが必須だと思う。この小説も十分に満たしているハズなのにイマイチ感があるのはなぜだろう。昔、「ホットロック」を読んで興奮してみんなに薦めまくったような衝動が湧きあがってこない。想像するに、小説っぽさが薄いような気がする。映画の脚本的な印象というか、緻密な表現まで落とし込まずに、読み手に任せたかのような印象。映画で観ると面白いかもしれないが、ちょっと小ネタすぎる気もする。そうか、物語の起伏が足りないのかも。
貫井さんの作品は重くて考えさせられて後味が悪いというのがこれまで何作か読んだ印象(そういうところが好きなんですが)だったけどこれは…!今まで読んだものとは全然違う軽妙でコミカルで親しみやすくて展開に意外性があって、こういうのも書く人なんだ!という発見があって嬉しくなった。登場人物が悪人ばっかりなのに小市民ぽくて親しみやすく、この「悪人たち」がシリーズになったらいいのになーとか妄想している。続編が読みたい。
貫井さん初めてだけどイメージといい意味で違ったなぁ。ザ娯楽作品って感じで面白かった。キャラが立つ小悪党たち、小生意気な坊ちゃんが織り成す誘拐劇がコミカルで楽しめた。コメディとシリアスとミステリーと人情と。とてもバランスがいいエンターテイメント!
ユーモアを交えた比較的軽めのタッチと軽妙なテンポに反して、二転三転四転するストーリィは意外性抜群で、冴えない詐欺師を主人公にした被害者でもな加害者でもないその中間で右往左往する姿に手に汗握る。全体としてトリックの小技やキャラクタのおかしさ、プロットの巧妙さが光り、この種のクライム・コメディとしては相当の完成度を誇る作品にして、社会派の重々しい作品を多く手掛ける貫井徳郎には珍しく狙って書かれた気楽に読める一作。
ユーモア誘拐モノは素晴らしい作品が多い気がします。この作品もその一つでかなり面白かったです。ナイスキャラの詐欺師のドタバタさと誘拐後の緊張感漂う展開が絶妙です。貫井さんは本当に上手ですね。
登場人物の個性がそれぞれよく出てて、楽しかった。誘拐事件なのに詐欺師3人組の掛け合い漫才のような会話で軽く読めていけました。ドジでお人よしな3人組の詐欺師の話の続編を読みたいな。
コメディタッチな誘拐モノ。登場人物がそれぞれにコミカルで、「思いっきり悪党」っていうのはほとんど出ません。読みやすいし、軽く読むにはオススメかと。個人的には刑事さんもうちょっと出てほしかった(笑)
悪党たちは千里を走るの
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感想・レビュー:93件















ナイス!
































