はなうた日和 (集英社文庫)
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はなうた日和の感想・レビュー(149)
山本さんらしい、心温まる作品でした。 世田谷線でクラス人々を描いた8編の短編集。 それぞれが微妙につながっています。 世田谷線近郊の情景が思い浮かぶ方には、入り込んで楽しんでもらえると思いますね。 私は全く土地勘がないので、ちょっとついていけなかった。 嬉しかったのは、最後の短編に文庫描き下ろしで「笑う招き猫」のアカコとヒトミが出てくる作品が!! 山本さんふぁんには、こういう微妙なつながりが嬉しくてたまりませんでした♪
独立した短編集と思いきや、世田谷線沿線の話でゆるくつながり時々人物がリンクしてて楽しい仕掛け。そんなに大きな事件は起こらないんだけど、この作者さんの温かい視点がどの話にも効いてて、ほわほわした笑みをくれる。文庫版のみのおまけだそうだが、アカコとヒトミの話がついててお得な気がした。
山本さん二冊目。良いですね。好みです。東京行きの新幹線の中で読み終わりました。長編好きですが、しみじみした短編小説もよいものですね。
書店で見かけて思わず購入。久しぶりに山本さんの小説に触れました。本作の舞台は東急世田谷線。登場人物がさまざまに交錯する連作小説。最後にあの二人がゲストで登場してました。なんか、ほんわかです。
まるで、有川浩『阪急電車』の世田谷線版のような連作短編の群像劇だった。モロに私好みの形式の作品。人々への眼差しはもちろん、電車そのものに対しても愛が溢れてる。「犬が笑う」「コーヒーブレイク」が特に好き。書き下ろし短編読了後は、伊坂幸太郎『死神の精度』を思い出した。加藤千恵『さよならの余熱』にも形式が似ていて好き。電車好きな彼氏に逢いに東京に行ったとき、その帰りの電車の中で読んだんだけど、彼の先輩で世田谷区に住んでる人にも会ったばかりだったし、この時期に読めたことがなんだかタイムリーだった。
短編集は基本的に好みではないのですが、これは凄い好き◎「ハッピー・バースデー」の虹脇にほんとドキドキした。どの話も存分に面白かった!キャタストロフィンもパタラ王も、訳分からんけど、凄い見たい。「さえない日常の中にある小さな幸せときらめき」謳い文句に偽りなし!「笑う招き猫」も読まなきゃだ~^^
単純に面白かったです。ただ東京の人間ではなく世田谷線のイメージが全くできなかった。分かっていればもっと面白さがあったんでしょうが、楽しく読めたんでよろしい。
読んだら世田谷線に乗って何往復もしたくなる一冊。別にどうという話ではないのだけれど、どこかほっこりしてしまう。みなさん厳しいコメントが多いですね。私はこれで十分染み入るのですが。「笑う招き猫」と合わせて読むと楽しみ倍増です。
どちらが先かは知らないけれど、有川さんの「阪急電車」に似た感じの本だな、と思いました。「阪急電車」と比べると、あまり電車沿いという意味が感じられず、そういう意味ではいまいちだったけれど、作品としては良い作品でした。面白かったです。
世田谷線住民の何気ない日常を切り取った作品集。ああ、こんな人いるなあ、こんなことあるなあ、と共感できる一服の清涼剤。気持ちが癒されたい時にどうぞ。最中は苦手だが「世田谷もなか」は妙に気になる。
全区間が東京世田谷区という、言ってみれば「ローカル」な世田谷線沿線の物語。世田谷というと高級住宅地イメージもあるのですが、この線近辺はいたって普通の地域商店街があり、洒落てもいないけれど野暮ったくもないという典型的山の手地域と言う感じです。とりたててドラマチックでもない、小説なのに「普通」という感覚がしっかり思いだせる佳品だと思います。「世田谷もなか」がキーワードですが、思い当たるものは無く、招き猫(山下駅・豪徳寺)の形の最中が有名かな・・と思いだしました。
前半は世田谷線を中心にした人間模様、後半はそれにリンクさせた物、全体的にほんわか、心温まるストーリーなんですが、これといった感動は感じられませんでした、でもこの作家さんは読みやすいです。
物とか人とかがちょっとづつリンクしてて、それを見つけた時に何とも言えないほわんとした気持ちになるのは何でだろう?・・・というか、私が言いたい事は全て解説で書かれていたのでそこを読んでいただければ・・・v。
春に読みたくなるような、心が温かくなる短編集。世田谷線沿線が舞台で、それぞれが少しずつリンクしてるのもいい。出てくる人物がみんな愛らしい。
「世田谷線」を軸にほっこりする短編集。日常的にありそうなストーリーばかりなのでドラマティックな展開を望んだ時は手に取らない方がいいかも。 文庫化にあたって「書き下ろし」があるのは嬉しい。
世田谷線付近を舞台にした九つの短編。全体を通してほのぼのと暖かい空気なので息抜きに読むには良いのだが、話が膨らまずどうにも淡泊過ぎて、読み終わって面白かったかと聞かれると普通だったとしか言えない。
☆5 面白かったとは思うんだけど、改めて印象には残らない。世田谷沿線中心だったり、各短編が少しつながっているというところはいいんだけど、そこまでいい効果は出ていなかったように感じた。個人的にはそこら辺をもっと前面に出している方が好きかな。
このひとは短編は向いてないと確信した作品。ぜんぶおもしろいのにラストがどんづまりってかんじっていうのかな。足りてない、もっと膨らめる。おもしろいからこそもったいない!どれもこれも、雰囲気がとっても良い。
読むと気持ちがあったかくなる短編集。
世田谷区、を舞台に働くひと、住むひとが営む生活の話たち。いろんな出会いがあるのだなあ、いいなあと思いました。やたらでてくる世田谷もなかがきになります(笑)
タイトル通り読了後には、はなうたを歌いたくなるようなほんわかとした気持ちになる一冊。文章も出てくる人たちも優しい。あぁ、世の中捨てたもんじゃないなぁと思った。
いろんな意味での息抜きになる一冊。 少々じれったくなる登場人物たちの愛おしい短編がならぶ。 ならんだところでそれぞれが連作とは言えないほどにニアミスしていくのがまた楽しい。
世田谷ローカルだったらたまんないだろうなあ。それにしても。ばななまんが気になって仕方ない!バナナまんってまさか(笑)でもラーメンズの片桐さんのこともあるからあながちまさかのバナナマン?w
どれも心があったかくなる。千倉さん2回登場。しかもどちらも仕事失敗してるっていう。この人好きだ。 元気のでないあたし。下を向いて歩くあたし。そんなあたしを心配した親が千倉さんをあたしの付き人にした。彼は、まあ、これでも飲んでくださいよ、とコーヒーをくれる。ぐれてるあたしは、コーヒー嫌いなんだよ!と言って逃げる。『絶対に、髪の毛が数本落ちたに違いない』 ...我ながらツマラネ。
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感想・レビュー:56件














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