オバマ・ショック (集英社新書 477A)
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オバマ・ショックの感想・レビュー(133)
オバマをどこにも属さないストレンジャーとしてとらえる視点が今でも新鮮。オバマ就任時の勢いで出されたヨイショ本かと思って読んだら全く違う。最後の方の越智道雄の「彼にとっての「強運」が、周囲にとっての「強運」とは限らない」、「オバマの「強運」が何を呼びこむのか、心配しておいた方がいいですよ。「雷は自分のところに落ちる」と思っていたほうが、心安らぐこともあるんですから」というのは、覚えておいて損のない発言ではないでしょうか。
オバマ大統領誕生にいたる共和党、民主党の変遷。アメリカにおける民主主義とは何か。対談本ということで偏りはあるのかもしれないが、勉強になった。
町山智浩の本ということで。勉強になった。ギャングスター・ラップをやってる黒人って、けっこう裕福なインテリが多いっていうのは意外だった。
というタイトルだけど前半はアメリカの政治史とか 覇権国家の金融化が終焉のサインという話は興味深い そりゃみんなハイホーハイホー言ってる国と、隙を見て金で金を増やそうとしているヤツばっかの国と、どっちの方が先が長いかはいうまでもないわ
町山智浩作品は、「安いところ」で見つければ買ってしまうのだが、そのような本の一冊。越智道雄さんもどちらもアメリカに詳しいので、面白い。アメリカは異人が再生するという説があるが、果たして3年目の今年、どう評価されているのだろう
マイケル・ムーアの映画の背景を理解するのに、「民主党のアメリカ共和党のアメリカ」(冷泉彰彦)と「貧困大国アメリカ」(堤未果)と、本書が参考になりました。
熱狂的支持で生まれた史上初の黒人アメリカ大統領オバマ。かつての栄光に翳りを見せた大国は何故、オバマを選んだのか?アメリカを研究する大学教授・越智とアメリカ在住のコラムニスト・町山が、オバマ誕生までの過程をアメリカの歴史を振り返りながら語り尽くす!
「オバマの大統領就任」という結節点に至るまでの、民主党と共和党によるアメリカ政治史がおおまかにわかる本。 対談本としては例外なほど情報量が多くお得感あり。ブッシュ時代や金融危機をアメリカに住んで体験した町山さんの体験談が読めるのもよい。
アメリカ政治学入門。かの国には、ヨーロッパにおける伝統的な意味での「保守」ってのはいないらしい。だいたい30年周期でイデオロギーが入れ換わっていくとか、民主党はリベラルなのに政策的には内需や経済コントロールする方に傾き、共和党は保守のはずなのに非常に自由主義的な政策に走るという取り替えっこ構造は非常に興味深い。その情況において、イデオロギカルな側面を乗り越えて行きたいというのがオバマの本音のよう。その当たりは今後のお手並み拝見というかんじか。
2009/1/24 ジュンク堂住吉シーア店にて購入 2009/5/17~5/19 ちょっと時期を逸してしまった気がするが、中身はブームに乗った薄っぺらいものではなく、アメリカ人が何故オバマを選ばざるを得なかったか、オバマが選ばれたことの意義を対談形式で深く掘り下げている。アメリカ建国以来のアメリカ人の政治意識などもわかってとても優れた本。ストリームのコラムの花道ポッドキャストで知った町山さんは単なる愛とエロの伝道師ではないことが良くわかる本。
オバマ就任までのアメリカ史を知ることができる、なかなかお得な本。ブッシュ親子の宗派が違うというのは本書で初めて知った。オバマ礼賛と称していいほどベタホメ状態の町山氏を越智氏が諫める、という構図も良い
オバマまで続く近年のアメリカ政治の歴史をおさらいしながら、そこにアメリカ在住の町山さんの体験談がミックスされ、大変楽しく読ませてもらいました。難しい話の中に、オバマ宇宙人説やスーパーマン説等が入ってくるのが面白かった。
まずタイトルが関心を惹く。そういう本は要注意で、本書についてもあまり期待せずに読み始めたのだが、裏切られた。なかなか重要な記述が多かった。バラク・オバマが米国大統領に就任して1ヶ月が過ぎた。先日は、麻生首相と初の会談を行い、オバマ政権が日本と現実に繋がり始めたところである。本書は、なぜオバマが大統領に選出されたのかを、アメリカ社会の価値観(アメリカン・ドリームの本質など)や政治思想の系譜(レーガン以後続いた保守体制の終焉など)、覇権国家としての現状(ハリウッド空洞化など)から読み解く。
町山さんのアメリカ事情本の中で最もおすすめ。オバマ自身についてよりも彼を選んだアメリカの国民性と歴史を根本から辿る。支持政党と地域性、メディアと経済についても詳しく噛み砕いて説明してくれる。越智氏からうまく話を引き出し、自分の得意な映画カルチャー面から補うあたりが師弟関係ならではの阿吽の呼吸で非常に読みやすい。町山さん自身がサブプライムローンの利用経験を語るところなど、なかなか他ではお目にかかれないルポになっている。
貧困大国アメリカ、と併せて読むとネオリベラリズムがもたらしたものが何かがわかる。そしてオバマ氏がいかに期待されているのかが、カルチャーの観点から鋭く指摘されており面白く読めた。
町山本3冊目。師である越智氏との対談でオバマまでのアメリカの歴史を確認しながら、オバマ政権の今後を考える。ブッシュはセカイ系。(規模は違えど)日本とだぶって見えたり日本が後追いしてるような感じだったり。対談の中にもあったけど、日本にオバマのような「マレビト」を呼び込むような回路がないところは致命的な問題だと思う。
町山さんが、オバマ大統領の登場(というより、ブッシュの退場)に高揚している気分がよく出ている。が、その分越智先生の考えがあまりよく掴めなかったかもしれない。オバマのこれからについては、越智先生は意外と悲観的に見ている気がしたのだけど、そのあたりをもう少し突っ込んで欲しかった。【(アメリカと違って)日本には異人やマレビトを呼び込むような回路がない。そこに深刻な問題がある】
オバマ・ショックの
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