終わらぬ「民族浄化」 セルビア・モンテネグロ (集英社新書)
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終わらぬ「民族浄化」 セルビア・モンテネグロの感想・レビュー(48)
02/08:シグマ
02/07:dyaic2003
旧ユーゴでの紛争が、単純に正義と悪の二元論で語れないことがよくわかった。セルビア人の被害者達から、「悪役」の国なんて存在しないことを。NATO空爆後の混乱から「正義」が名目でしかなかったことを感じさせた。現地で体当たりで取材する渾身のルポがあってこその貴重な本だと思う。何が著者をここまで駆り立てるのか知りたくなった。
11/26:Slave
コソボ紛争終結後ユーゴスラビアのルポタージュ。1999年にNATO軍が制圧したことで紛争は終結し、国連の視線は中東へと向かったのだが、21世紀の今でもありとあらゆる形で紛争は起こっている。それの主たるものが3000人以上のセルビア系民間人の拉致・行方不明で、紛争時にアルバニア系住民に対し虐殺行為をしていたセルビア民族を悪者とする民族浄化(エスニック・クレンジング)である。ところがこの言葉はアメリカのPR会社がボスニア政府に依頼された造語で、善悪二元論を推し進める手段でしかない。何をしなければならないのか。
09/10:ほくと
05/24:こく
週刊誌連載のような軽妙なノリのルポルタージュ。空爆、分裂後の旧ユーゴのうち、セルビア・モンテネグロに足を運んで書いただけあって他書にはない記述が多くて面白かった。セルビア人=悪、としない本を読んだのってこの本が初めてかも
02/03:えり
01/13:時尭
12/27:edokko_mitsu
[試験対策本Ⅲ]旧ユーゴ地域のルポという体裁だが、民間人の犠牲、テロリズム、報復、麻薬、介入、マフィア、偏向報道…など、「21世紀」という問題を突きつける一冊。ユーゴ解体の経緯が省かれ、主に2000年、NATO空爆後の現状について書かれているため文脈を共有しにくい面もあるが、今・現場にフォーカスしているため、動的なセルビア・モンテネグロを見ることができる。
10/18:Kaorie
10/07:blue.
08/29:sai10_san
08/13:junkun0621
a125、この本がわからなかったとおっしゃってる方がいるが、まあ要するにそういうことでもないんだと思う。先の章で理解したはずの「悪意の」民族があとのところで容易く逆転し、それだけならともかく、独裁者とそしられ殺された人間もその捌きを国内でしなければならなかったと不満があり、まだその独裁者の方がよかったとも、間違ってなかったとも言われるし。周囲に略奪を働いた組織だって蓋を開けてしまえばやっぱり周囲とは変わらない。国際機関ですら、浚われた民間人を助けるためになにもしてくれない。正義って要するになんだろう。
06/18:なかがわみやこ
04/28:prebisch
04/20:よしき
『オシムの言葉』をまとめたジャーナリストによる旧ユーゴ地域のルポルタージュ。「地域紛争」「民族問題」というくくりから抜けおちた事実や視点をフォローし現場のリアルを伝えることに徹しながら、心情の部分にも強烈に訴えてくる。ジャーナリストという職業に対する腰のすわりっぷり、ウォームハート&クールマインドな現地の人たちとのかかわり方には伊勢崎賢治と相通じるものを感じた。このジャンルではあまりない再読に耐える良質な新書。
02/08:佐和子
現場に入り取材した、凄みのあるルポ。紛争について簡単に解説したものはたくさんあるが、それだけをもってわかった気になっては絶対にいけないんだと改めて痛感。
11/23: 丰
まえがきを見て知ったのだけど、この本の前に書かれた『悪者見参』を先に読んでおいた方がいい本のようでした。ある程度の知識があることが前提となっているような記述が多く、それがないため理解しづらい部分が少なからずありました。現地の人々へのインタビューという貴重な体験をスムーズに読み取れない自分がもどかしいです。
11/27:ivnin
06/01:55マリリン
03/21:杪
01/19:あちゃくん
09/11:りり課長
07/20:めんそーれ
06/30:55マリリン
--/--:kyo
--/--:susu
--/--:lucy
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感想・レビュー:13件














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