調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940)

調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940)
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調べる技術・書く技術の感想・レビュー(198)

ノンフィクションを書くために必要なノウハウを系統立てて順番に解説している。文中に出てくる参考文献は一読の価値あり。民俗学を学ぶ身としては頷く部分も多々。社会学のように方法論が明確に確立されていない民俗学は、長年研究者の個人芸的な調査によって発展してきた。かくいう自分もフィールドワークの技術については試行錯誤の末に、自分なりの手法を身につけた。筆者もきっとテキストからではなく、数々の失敗経験からこうしたことを身につけられたのだなと感じさせる実践的な内容で、自分の学術手法を見直す良い契機になった。

物を調べて書くことについて基本的なところからかなり丁寧に説明している。マスメディアに関わる人たち、目指す人は、巻末の紹介されている本と参考文献くらいは読んで欲しいもの。

文章を書くにあたって、資料をどう調べるか、見つけるかに関してすごく参考になったし、勉強になりました。また具体的な参考文献なども記述されているので、それも知ることが出来て大変ありがたかったです。ていうかもっと早く読めばよかった。

取材して文章を書くノウハウが詳細に書かれている。そして引用されるノンフィクションもまた心を動かす強力な文章である。かなり面白かった。

ide
ノンフィクションライターのハウツー物。アポの取り方、インタビューの仕方、資料の整理、書き方など。ジャーナリストの仕事を垣間見れる。私が求めていた内容とはちょっと違った。

とってもよい! 調べる技術・書く技術を学ぶために読んだのだが・・・ノンフィクション作家のお仕事とは?という内容でした。最近は良質ノンフィクションにはまっているので、グッドタイミング!とても興味をそそられました。いろいろと名作ノンフィクションの紹介もあり、期せずしてとてもためになる一冊でした。

いわゆるノウハウを教えてくれる本だが非常に身が詰まっている。プロの手法を惜しみなく公開している名著。

Ted
取材のアポ取りから訪問、聞き取り、その後のフォローについてのノウハウを開陳。最終的に「モノを売る」「作品を創る」という違いこそあれ、営業の仕事と重なる部分が多いと感じた。こういう基礎的な事ができない書き手が増えているのは、マンツーマンで指導を受ける機会の少ない仕事であるのも一因かもしれない。その意味では恰好の教科書といえる。第6章以降は著者の作品を例題にしているが、その内容に惹き込まれて、読み終えた時には当初の目的とは違う本を読んだような印象を持ったので、純粋に技術的な事だけ読みたいなら第5章までで充分。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/03

プロの書くノンフィクションのAからZまで、具体的に記載されており、とにかく凄い。新書なのにズッシリと重さを感じた。ジャーナリスト志望者以外でも読むべき。

佐々木俊尚氏の著書のなかで、ペンシャープナーという言葉を知り、この本からの引用という事でこちらも読んでみました。正直とてもおもしろく読めました。私は何か書き手になろうとか考えているわけではありませんが、個々人の発言力の在り方が変わってきている昨今。ブログやTwitter、Facebookなど、かなり短い文章の場合のほうが多いかもしれませんが、身の回りでの出来事を他者に伝えるということについて。より考え直させられるものでした。もし伝えるのであれば、より上手く伝えたいとも思いますし、今後パラパラっとなり、しっ

本書の中で取り上げられている作品に是非目を通してみたい。

ノンフィクション作家が自身の情報収集やインタビューの手法をまとめたもの。テーマの見つけ方における『チャップリンのステッキ』は秀逸なアナロジーだ。正直、最初の目的だった論文執筆の参考にはあまりならなかったのだけど、面白かった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/03

筆者はノンフィクションライターで、技術指導的内容だ。この作品自体がノンフィクション作品でもあるように取れた。

私自身の読んだ動機はノンフィクションを書くわけではなく、調べ物をして書いて発表する機会があるので参考になりそうだと思ったところからでした。そんな方向違いの私でも取材、原稿作成の際の具体的なコツで役立ちそうな点が多かったと思います。折に触れて読み返したいですね。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 07/09

(T)

★★★★☆

多分、三回目の通読です。野村進さんの「コリアン世界の旅」で衝撃を受けて以来著書をチェックしていましたが、この本では野村さんが自らの経験とノウハウを惜しげもなく提示してくれています。心構えと言うか、仕事に対するプロとしてのありかたにも敬意を感じます。インタビューの項目では、セルフインタビューをやってしまいます。この本が、自分自身のペン・シャープナーですね。ノンフィクション作家を目指す方はもちろん、調査やレポートをまとめる必要のある方、人に会って話を聞く必要がある方にも、ぜひ一読を勧めます。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/27

マスコミ志望の人間はこれ買って100回書き写せ!!!超オーソドックスなノンフィクションの文体の教科書。というくらい、文章自体が名文である!沢木耕太郎のような真似しようとしても真似出来ない天才肌の文章でもないし、日垣隆のように書き手の怒りがもろに伝わってくるようなアツい文章でもない。書き手は「死んで」いるが、「現実」は生き生きと描かれている。とても緻密な名文。引用されている本も名文。調べ方講座、ジャーナリスト志望の学生へのハウツー本として読むだけではもったいない!!おすすめ!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/27

ノンフィクションライターによる、調べて書く技術をまとめた本。資料収集やインタビューのお作法に始まり、実際にノンフィクションの事件を描くためのポイントなどをまとめてある。まるまる実践するのは難しいかもしれないが、インタビューの際の質問項目や依頼状の書き方、現場に赴いて取材をする際のコツなどは大いに役立つと思う。「チャップリンのステッキ」を実際に探すのは難しいと思いますが、調べる・書く機会があれば、折に触れて読み返したい本であります。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/15

ノンフィクションライターってすごいですね。私にはとてもとてもできそうにありません。

ペンシャープナーという言葉が一番印象に残りました。確かに読むと落ち着く本や音楽ありますね。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/16

素晴らしい!大学だけでなく、マスコミ業界の若手のテキストにもなる。さらには、これからノンフィクションの書き手を目指す人には、極めて有用な本になるだろう。この中で紹介されている野村氏の作品例を、読むふけってしまった。こうやって、取材し書くのかと、うなずいてしまった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/09

とても実用的な事も紹介されつつ、途中で紹介される文もとても読みふけってしまった。これまでノンフィクションは敷居が高く感じていたが、紹介されている著書はぜひ読んでみたい。と思わせてくれる1冊。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/02

カポーティの『冷血』すら読んでいない僕にとって、ノンフィクションは完全に守備範囲外。それでも非常にたのしめる本だった。著者が、今までの作家としての生活で身につけた『ノンフィクション作家のノウハウ』が惜しげもなく書かれている。巻末に本書で述べられているノンフィクションの作品リストがあるのも良い。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/19

久しぶりに読み返した。やる気がわいてきた。あ、これが「ペンシャープナー」?
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/06

調べる技術・書く技術だけでなく、取材するマナーなども書かれている。またノンフィクションの取材の難しさなど、とても勉強になった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/05

「豊かになる」=他者や世の中から受けて自分自身も豊かになり、世の中にお返しする。

ペン・シャープナーとは、読むとカンが冴えて原稿が進む文章のこと。筆者はそればかり集めた「ペン・シャープナー手帳」を作ったって!書き出しに全神経を注ぐ。初心者は会話文や擬声語から始めない。ノンフィクションライターは仲介者(mediator)、マスメディアのない場所で事件勃発時に自然発生する「叫ぶ男」。実際の記事を、取材前の構想が変化した解説と併せて読めて面白い。プロの気迫。惜しげなく手札をさらすのは、先達への敬意と、後進を育てて「叫ぶ男」を絶やしたくないという思いなのだろう。「言葉のリレー」に胸が熱くなる。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(2) - 02/21
僕素朴
「インタビューを文章にするとき、自分をも三人称で書けるくらいの突き放した距離感」
ナイス!ナイス! - 02/21 21:16

僕素朴
web古書店memo:日本の古本屋、スーパー源氏、高原書店
ナイス!ナイス! - 02/21 21:17


まず文体に感じ入った。平易な文だけど、的を外さない。それをひとつひとつ積み重ねていくことで、読む方の心に静かに感動が広がっていく。この人の文体は「信頼できる」感じがする。ノンフィクションの書き手の価値を決めるのはそこなのかも。勉強になりました。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/12

知らないことを調べる場合、全体を見渡す水先案内人をいかにして見つけ出すか。時間がない中、わかる範囲のことを筋道立てて書くという制約と負担が大きい仕事をこなす上で非常に参考になる

何度読んでも刺激的で、先生のようでもある。できていることもあって、10年仕事をしてきた自分の歩みを確認できるのもうれしい。でもまだまだ勉強と実践が必要だと実感もする。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/09

読友推薦本。「読ませる文章の書き方」について書かれているはずなのに、読むのが退屈でしょうがない。そんな本末転倒な文章読本をたくさん見てきた人にこそ、ぜひ本書を薦めたい。ビートたけしへの取材、茨城女子中学生集団自殺事件のルポなど、著者のこれまでの経験を通して語られる取材・文章のイロハは、もはや上質なノンフィクションでさえあった。ただ読んでいるだけで面白いのだ。それに加え、取材時のマナーから情報収集・整理法まで基本的なノウハウもしっかりと凝縮されているのだから呆れてしまう。ちょっと出来過ぎな新書。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 12/08
ジョニーウォーカー
ご紹介くださった シラヌイさん、ありがとうございました!
ナイス!ナイス! - 12/08 19:52


調べもののハウツー本として読んだが、むしろ細かい具体例が面白かった。六章、七章、八章では著者の書いた記事が全文引用されており、それまでの技術論に説得力を持たせている。この部分は読み物としても非常に面白い。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/04

ノンフィクション作家の実戦的ノウハウ。足で稼ぐことの重要さ。そのための十全な下調べ。読者を引きつける書き出しと文の組み立て。

記者あがりの文章は、小気味よく断言型な独特の癖が共通します。25年余もノンフィクションを書き続ける野村さんともなると、瑣末な文具紹介すらルポ風文章に仕上がります。誠実なノンフィクションを心掛けるのが、正しい姿勢であるような気にさせてくれます。すがすがしく、よい本です。だが小市民の私にとり、書いてあることが事実であろうが憶測だろうがヤラセだろうが、実はどれでもよかったりします。衆愚とはその程度のモンだと思う。無駄に苦労を背負い込む稼業ですよね、ノンフィクション作家って。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/06

=) 第七章の事件を書くは居たたまれなかったが記者としての経験を伝えるのには十分すぎる内容だった。

読ませるなあと思いながら読みすすめた。サクサク読めるが、どの章も内容としては濃くて、満足感を得られる本だった。/ライター歴四半世紀という人なだけあって、ものを書くときにも有効だし、人生を考えるにも有効なくらいよい。/時々再読したい。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/02

i recommend it to people who want to become editor .

「コリアン世界の旅」「千年、働いてきました」などの名著のあるルポライター氏が惜しみなく開陳する、書くための方法。テーマ設定や取材方法などごく丁寧にスタートする序盤から、実例を出してルポ原稿の真髄を示す終盤へと加速度的に本のテンションが上がっていって圧巻。単なるノウハウ本とか新書としてでなく、「書く」ことに興味のない人にももっと触れて欲しい一冊だと思った。例として載せられていた、市川笑也のドキュメントや、茨城の少女集団自殺事件のルポがすごすぎて驚いた。電車降りた後も思わずホームで立ち読んでしまった…。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 07/14

ノンフィクションの凄さと怖さを感じました
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/02

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調べる技術・書く技術の 評価:62 感想・レビュー:61
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