傷物語 (講談社BOX)
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傷物語の感想・レビュー(4147)
内容の構成はいたってシンプルで、吸血鬼になった阿良々木暦が、人間に戻るためにヴァンパイアハンターと戦う話。そういう王道を、主人公の一人称を介した作者独特の語り口で、とかくシニカルに紡いでゆく。このシリーズ特有の、駄文に美学を見出すかのような展開の遅さは比較的控えめで、作品の時系列としても最初なので、西尾維新の入り口としてオススメ。厚さもほどほどだし。おちゃらけた文章とバイオレンスな演出が艶やかな反面、テーマというか本質みたいなものは虚無主義です。本文の言い回しが素敵。
<物語>シリーズ二作目。※ネタバレ注意※阿良々木くんが吸血鬼に襲われちゃう春休みの「こよみヴァンプ」。忍ちゃん…鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード、こういうキャラだったんだ!?話さない幼女のイメージしかなかったからびっくりです。命がけで助けられて命がけで報いようとして…うん、阿良々木くんが悪い。バトルシーンはすっ飛ばしてこれは、どうにもならなくなった吸血鬼もどきと人間もどきのそれでも足掻いて生きてくお話。あと羽川さんのパンツについて語り過ぎな件について。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 02/16
軽快な語り口に、弾むようなテンポで話が進み読み手を惹き付ける西尾維新ぶし炸裂の作品で、化物語に至るまでの話。主人公の阿良々木暦が何故怪異に関わる様になったかが描かれていた。吸血鬼になってしまった主人公を助ける同学年の女子である羽川翼とのなんとも言えないやり取りには笑えた。主人公のピンチに、羽川がいくら何でもそこまで助けるのは想いがあるだろう?何故、阿良々木解らない?と言いたくなるのは私だけであろうか?と疑問がわき上がったが、ラノベと侮るなかれ大人でも楽しめる作品です。
彼氏に勧められて読んでみた。ラノベって普段読まないけれど、テンポよく楽しめた。なにげに偽物語のアニメ観てたりする今日この頃w
「お前が明日死ぬのなら僕の命は明日まででいい。お前が今日を生きてくれるなら、僕もまた今日を生きていこう」あららぎさんイケメンや。
"「‥‥‥それでも僕は」迷うまでもなく、決意して。はっきりと自分の責任で。後先しっかり考えて――僕は言った。「僕は、お前に生きて欲しいと思うんだ」"このセリフ結構好きなんですが、あんなお喋り(←)なキスショットがあそこまで無口になるとは思ってなかったんですが好きだった暦と忍‥‥キスショットがより更に、もっと好きになった話でした(* ´艸`)そして今のところは一番面白いと感じた!それと"「1人目の眷属って、彼女の恋人だったんじゃないかなぁって思うのよ」"嗚呼、そういう捉え方もあるのかと納得しました。
作中でちょいちょい触れられていたり、アニメでも一話の最初に90秒だけ流した、化物語の前日譚。物語シリーズでも屈指のシリアスな雰囲気で御得意の軽機な雑談もほとんどない。大部分がバトル描写と羽川、キスショット、忍野の三人との会話で構成されている。既にアニメを見ているので結末は大体予想が付いたのだが、誰も幸せにならないバッドエンド。最後のキスショットは痛々しながらも何処か美しさを伴っている。今の段階では物語シリーズで一番面白かった。
暦は、春休みのある日美しい吸血鬼と出会う。傷つき合いながら、それでも互いを求め合う。そんなお話。暦は、弱くなったと同時に強くなった。
冒頭で言っているようにハッピーエンドではない終わり方でした。出会いって不思議だなあ。いつの間にかいろんな人が関わって、複雑になっていく。でも悪いことばっかりじゃない! 阿良々木君の暴走は半端なくてびっくりしました(笑)
かっこいいのに、エロい。このギャップがこのシリーズの人気なのでしょうか。「終わりのない妄想スパイラル」の記述に思わず頷く私でした。
本作においても阿良々木暦の渾身の”突っ込み”を垣間見れたのは微笑ましくも、これから彼が背負っていく事物を考えれば、笑ってもいられない。そんな複雑な気持ちになりました。
化物語のアニメを見て、続きが読みたくなり図書館にて貸りてみた。タイトルに相応しい互いに傷を負いながら、紡がれていく物語…。素直に面白かった。
しかし、この流れでどうして、ひたぎと恋人同士になるのだろうという位に、羽川さんが気持ちの悪い程に善人で強い子で驚き…。2人の友情(?)に感動しつつ、どんな緊張状態にあっても軽やかに交わされる、2人のピントがずれた会話が面白く大好き。眼鏡三つ編み巨乳の委員長だなんて、私の女の子の好みから全く外れているのに羽川さんが凄く素敵でした。
化物語の前日譚。あとがきで著者がこちらから読んでも差し支えないと述べていますが、化物語から読んだ方が、想像で補って考えて、それを想像以上で理解させてもらう楽しみと充足感を味わえるかと。本編ではわりと達観して淡々としている主人公の内面や経緯がしっかり描かれていて、ああそうだったの…!って思います。
あららぎ君が変態路線まっしぐらだった。パンツかおっぱいか…どっちもやんか(゜ロ゜)!バッドエンドだけどキスショットもあららぎ君も両方とも更に好きになった
傷つけあって傷ついて。なめあうは傷口、なれ合うは絆か愛か。西尾さんが描く人物は実際には有り得ないのに、人間そのものを表していると思う。優良の上位の忍でも、どこまでも人間らしい。暦は自分を悔いたけれど終わってすべてが見えた後で後悔するのなんて当たり前だ。大切なのはそのときの自分にとっての最善を尽くすことだと思う。それで失敗したとしても、それを悔いることはない。それよりもその失敗を補うことを考えなければいけないんだ、と思った。
読み出したら止まらないのがよく分かりました。気になっていた以上に面白く、バトル(?)も新感覚で面白かったです。
物語の中に入り込んでしまい時間を忘れて読んでいました。ほんと面白くて読後も余韻に支配されました。余韻にひたるという優しいものではなく、物語の余韻に飲み込まれました。すごく面白かったです。何よりアララギさんが予想以上に変態だった。男としてはまあ普通なのかもしれないけど、自分が読んだ小説の中では変態レベルが高かった。そこも含めて楽しめたのですが、ひとつ文句を言うと読んでいる途中よくわからない宗教の勧誘が来て読書が一時中断されたことです!タイミングが悪かった・・
化物語とは打って変わって掛け合いは少なめだったが、面白さは変わらず楽しめるものだった。特に羽川をパンツとしてしか認識できないなんて、「魔法陣グルグル」を思い出しつつ笑いながら読んでいた。バトル展開が多めでこっちの方が読みやすいので、一気に読み進められた。あっけない幕引きになるのかと思えば、化物語を読んでいたから結果はわかっていたけれども、意外な形でラストを迎えたのは面白かった。それよりも決戦前に委員長ちゃんにあんな羞恥プレイを強いるなんて、決戦前夜に王道的に男女で行為するよりエロいし酷い。良い意味で。
たった1日で読了。あっという間だった。
悪者のいない、悪者しかいない物語。よく漫画とかで「正義は見方を変えれば悪になる」なんて言葉があるけれど、この話はそんな言葉をより実感を持って感じさせてくれる内容だった。
二作目にして前日譚。面白かった。つばさキャットを読んだ後だと、羽川さんの行動の端々に納得がいく。同時に、致命的な差がある生物の共存は難しい…というか、自分らがペットを飼う感覚を皮肉られている気がした。
キスショットに出会う事が怪異に遭遇した事ではなく、阿良々木君が助けてあげたいと思う性格がきっと怪異に遭遇した原因なんだろうなあと。怪異をまきこむ、人の心が一番化け物のような気もする。
忍いやキスショットと阿良々木さんとの馴れ初め話。キスショットのことも阿良々木さんのことも今まで以上に好きになりました。今回は、言葉遊びよりも戦闘シーンが多めで。いつもはサポート的な立場の主人公ですが、今回は、主人公でありながら物語の中心であり、感情移入がしやすかったです。弱くも強い阿良々木さんの心、格好いいです。もっと残酷な話かと思っていましたが、予想以上に悲しくも温かい話でした。
植物になりたい、の延長線上に今の吸血鬼アララギ君があるんだなと再認識。いつか委員長さんみたいに元に戻る日が来るのかなぁ。こういう経緯で超人になった主人公が俺つえーやってる限り、何が書かれてもこのシリーズの本質はネガティブなものだと思ってしまう。語りの視点が変わっていくのもそういう理由があるのかな。
キスショットとのお話。誰も幸せになれないバッドエンドというけど、見方を変えればグッドエンド。だけど決してベストエンドではない。アララギくん語り部だが珍しく異能成分のほうが濃かったように思える。まあ、しっかり変態でしたけどね。体育倉庫での羽川とのやりとりは爆笑。いつか彼は両親に連行されます。8/10点
アニメ化物語視聴済みで、初西尾維新。あららぎ君はえろらぎ君だった。そしてアニメのつばさキャットを見た時にも思ったけれど、あららぎくんひどい男だった。フラグ乱立させて回収しない恋愛ゲーの主人公みたい(笑)。つばさ嬢もこれだけ恋愛フラグが立っていたら、横からかっさらわれるとは思わないだろうよ…。もっと読みにくい文体を想像していたんだけれど、読みやすかった。ただあまり奥行きを感じられるものではなかったかも。平面的。そんなふうに思うのはアニメを見ているせいかもしれないけれど。
再読。シリアス度が上がる一方で溜め込んだリビドーをぶちまけるように阿良々木君の変態度もめっぽう上昇。ここら辺から阿良々木君に対する認識がツッコミキャラから変態キャラに変わった印象。
化物語を先に読んでいたので謎が解けたような感じ。とても面白かったのだけど...なんか切ない気持ちにもなって奥が深いと思った。
だんだんバトルのレベルが上がるとか、これはジャンプ漫画を書く練習ですか?w強すぎるがゆえに死ねない吸血鬼でもあるキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと己が甘さ故に怪異に足を踏み入れた阿良々木暦の罪と罰にしてはじまりの物語。この頃から羽川の恋は始まってたんだなぁ…。切ない。
化物語を読んでいるときから期待していた地獄の二週間。忍を知っているだけにキスショットのキャラに意外性も生じ、展開も楽しめた。でも、羽川は委員長キャラで同じなのになんか違和感。余談ですが、委員長ちゃんではなかなか大笑いは出来ないかも!?神原・八九寺が恋しい(笑)。
読みだしたら止まらないこの不思議な魅力が詰まった本、そう傷物語です。内容としては化物語の前日譚になりますが、化→傷と読んでも大丈夫と作者も言ってたのでこの順に読んでみました。今回は化に比べてだいぶシリアスな話です。忍(この巻ではキスショット)とアララギが出会う話。加害者が誰で、被害者が誰なのかを考えさせる。この話を読んでて久々に心にグッときましたね。キスショットの過去や眷属の話、アララギとの関係。やはり公式のとおり、青春は「いたみ」なしでは過ごせないという感じでした。ものすごく思い入れのある本ですので大切
化物語の前日譚。地獄の春休みについて。これを読むと確かに羽川さんがいなかったら阿良々木くんは立ち直れなかっただろうなとは思うけど、羽川さんの優等生っぷりはちょっと違和感を覚えました。自分にとっての正義が皆にとっての正義ではないということについては考えさせられました。
傷物語の
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