スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)
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スロウハイツの神様の感想・レビュー(1838)
現実逃避も兼ねて一気に読んだ。直前に凍りのくじら読んでたせいか、どんでん返しを少し期待してしまっていた自分がいて少しだけ肩すかしをくらった感…SF(少し・フラット)な状態で読めてたらもっと楽しめたんだろうなたぶん。また読みたい!
そういうことなのか、の連続だった。噂通り最終章が良かった。もしかして?と思ったことが当たってやっぱり!と思いつつも、それよりも感動のほうが勝った。スロウハイツの住人たちの関係性が一方通行じゃなくて、ちゃんと通い合ってるのが素敵。
なんて話だろう、というのが一番の感想。上巻からずっと張られてきた伏線の回収が始まるあたりから、本当にのめりこんで(というか巻き込まれひきずられ…)一気に読み切った。コウちゃんと環が「出会う」以前のストーリが、もう、これでもかー!!!というほど、沁みました。途中で何度も本を置いて深呼吸しました。圧巻はコウちゃんの最後のセリフ。今度は怒らないで、と言える、スロウハイツで過ごした時間の重み、今後も決して環に過去を伝える気がないコウちゃんの優しい想い、すべて詰まっていて胸に迫りました。大好きな物語です。
再読。最初読んで最終章までは穏やかで何にもない気がしてたけど最終章でやられ衝撃を受けたのを覚えてる。環はコーキに助けられコーキは環に助けられてる。お似合いのふたりかも(^^)コーキが環と初めて会ったとき、お久しぶりですって言った真相を知れたときは1番感動した。環とコーキの関係も好きやし、環とスーの関係も好き。正義も本当のところスーのことどう思ってんのかな?狩野が実は高額納税者とか焦ったわ!狩野の暖かさとか好き。登場人物みんな好きになれる作品だなあ。
コウちゃんとても好きだー☆ラストとても感動した。あと、芦沢さんが出て来て嬉しかった。欲をいうなら、もうちょっと芦沢さんの出番が欲しかったかも。でも、そしたらあからさますぎるか、、次は、「冷たい校舎の時は止まる」を読む☆
気持ちの良い読後感でした。トキワ荘をモチーフにしたといわれているスロウハイツで繰り広げられる青春ストーリー?、登場人物が多い話はついてはいないことが多いけれどこれは大丈夫でした(⌒-⌒; )「凍りのくじら」で登場した芹沢さんも登場する作者の遊び心もよかったです。言葉の力がやっぱりキーワードになるのかなあ。
クリエイターたちが集まるスロウハイツの物語。すっごい良かった…感動した辻村さん作品は初めてかもしれない。 そしてこの作品は下巻の最終章に集約されると思う。千代田さんと環さんの愛の物語だと思いました。
どんどん回収されていく伏線。コウちゃんの過去と気持ちを知り泣きそうになった。そんなコウちゃんを暖かく見守る黒木さん好きだなあ。西尾維新さんが解説してる。
面白かったです♪ミステリーではないけれど張られる伏せん。前半はなかなかページが進まないこともあったけど、後半グイグイ。小説に影響を受けた人間が起こした犯罪。それに翻弄される小説家。もうたまらなく切ないですっ!!!
ほんっと面白かった!タイトルの意味、あぁなるほどなぁって感じ!これ絶対再読する。最後まで読んで、色々わかった上でもう一回読んだら絶対面白いだろうなぁ♪
これまで読んだ辻村作品には「感情を束縛された」と喩えるならば。本作では「感情を操作された」。本を読んでいる間、どれだけ面白いと思っていても、どこか客観的に自分をコントロールしている自分がいる。ハズだった。そんな自分がいなくなる、という体験をした。まっすぐな感情、まっすぐなコトバ。緊張の後、弛緩。弛緩、時々、緊張。チヨダコーキはいつの間にかスッと自分の隣にいて、気付けば物語のチカラに、いいように翻弄され、蹂躙され。踊らされたのは、ボクだけですか。お化けは出ませんが、この静かに荒々しい感動、やっぱりバケモノ。
pochico
物語のチカラ、圧巻ですよね… 同じく、この物語に有無を言わさずひきずり回された一人です。 「静かに荒々しい感動」というのが素敵な感想だと思いましたので、コメントさせていただきました。
ナイス!
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02/11 16:57
物語のチカラ、圧巻ですよね… 同じく、この物語に有無を言わさずひきずり回された一人です。 「静かに荒々しい感動」というのが素敵な感想だと思いましたので、コメントさせていただきました。
ナイス!
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02/11 16:57
いずむ@R.O.M.
コメントありがとうございます。スロウハイツに関してはパッと見、皆さんの感想とは全然感じ方が違うように感じていたので、賛同して下さって、スゴく嬉しいです。
ナイス!
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02/12 10:27
コメントありがとうございます。スロウハイツに関してはパッと見、皆さんの感想とは全然感じ方が違うように感じていたので、賛同して下さって、スゴく嬉しいです。
ナイス!
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02/12 10:27
人は誰かに依存しなくても生きていけると思う。でも友達や恋人と見栄はったり喧嘩したり仲直りしたり別れたり、そんな中で得られるものはとても多い。そんな人との依存をシェアハウスという形で家族でもない他人と0距離で生活することで魅せていく温かい小説でした。
環には最初あまり好感が持てなかったけど、エンディングで好きになりました。辻村さんは言葉にしにくい感情を表現するのがうまい作家さんだなぁ、と思います。 くっついて欲しかったカップルが約2組ほどいました笑。
なんだろう。形容するなら「やさしい」とか「あたたかい」って感じかな。物語に大きな盛り上がりはないと思うんだけど、先を読みたい気持ちが止まらなかった。たぶん、これは何回読んでも飽きない気がする。この文章は読者の想像を掻き立てて、ストーリーに引きこむ。読む度に発見を得られるような期待を持たせてくれる。
ノベルスで既読。泣かずに読める日がいつかくるかな。環とコーキの関係が好きで、コーキが最後まで告げないところもまた好きで、黒木の不意に子どもな感じが好きで、環みたいな子どもみたいで強がり泣き虫が大好きで。冷静になってみると視点切り替えとか、読者に読み取らせようとする部分とか多くて、ややこしくなるからきっと苦手な人も多いんじゃないかなって。けど、本当に素敵な作品なんです。そんなややこしさを、読後冷静になるまで気付けなかったくらい入り込んでる。辻村作品で一番好き。また解説が西尾維新って、厄介だ。厄介で、魅力的。
読みやすくて一日で読んじゃった。上巻で現在の状況を提示して、下巻で過去にまで遡って、実はこうだったんだよ、と提示している感じ。何か新しいことが起こるというよりは、今までにあったことを説明されてる気分になった。環とチヨダさんの関係は、最後まで読んで、素敵だなぁ、ってなった。速く読み過ぎて色々飛ばしてしまった気がするから、いつかもう一度読みたい。
凍りのくじらの人が出てきたので、順番はくじら→スロウハイツであっていたらしい。よかった。/そろそろ辻村深月にも慣れてきたので、実はあの人がこの人でした、というのはなんとなく読めてきた。この人の作品ではわかりやすく愛らしく飾った人は大体おっかないので、カガミさんはまあ天使ではないのだろうなあ、と。(黒木さん黒いです。)それに、これまでのパターンからいくと、主人公はだいたい好きな人とうまくいく、とも読めていたので、ラストは「ああまあそうですよね」感があった。
環(たまき)、コーキ、スー、エンヤ、こういったいかにも作り物めいた名前のキャラクターが出てきて挫折しかけたけれど、読破。色々なところに伏線が張られていて、最終章でそれが回収される快感はあった。けれど、好き嫌いが分かれそうな文体と物語構成。
キャラクターひとりひとりの描写がとても丁寧で、とても好感がもてた。作中でも言ってたけど、登場人物それぞれの物語にきちんと終わらせてるのも良い。コウちゃん伏線は概ね予想通りだったけど、幹永舞の正体だけは解らなかった。
惹きこまれっぱなしで、最後の文章を読み終えて、ようやく一息吐くことが出来た。ご都合主義、優しすぎる結末だとも読めるが、この本もまた「創作物」であり、だからこそ素晴らしのではないかと心強い希望を与えてくれた。
物語が進むにつれて伏線が回収されていく様は、読んでいてとても気持ちがよかったです。特に、最終章で公輝が抱く環への想いが明らかになったときには、胸が締め付けられるような切なさを感じました。
最終章での、コーキの取った不器用ながらもひたむきな行動に心を打たれた。互いに想いを伝えられなくても、そこに確かに存在する絆が羨ましい。
最終章が良かったです。想いを伝えて一緒になることが幸せだとは限らないのだな、と思いました。見返りを求めず相手を想いつづけることは辛いだろうに、環とコウちゃんはすごい。コウちゃんの純粋に相手を想う気持ちが素敵でした。
優しい話でした。みんな不器用ですごく優しい…(T_T)外で読んでいた時に何箇所か泣きそうになって、ガマンするのが大変でした(笑)コウちゃんが純粋過ぎて愛しかったです!最終章で、曖昧になっていたものが全て繋がって、号泣しながら読んでました。自分の好きな人達を大切にするスロウハイツのみんなは、本当に素敵です(*^^*)
2012年最初の本が「スロウハイツの神様」でよかったです!!
そうかな?そうかな?と思いながら読んでいたけど、予想以上の思いの深さ。あたたかな思いは、たとえ行動が認識されていなくても、「私はあなたのためにこうしたよ」と直接伝えることがなくても、きっと伝わっているんだろうな…。見返りを求めない優しさ、口に出さない思いやり。とてもあたたかい気持ちになります。でもねおふたりさん、最終章以降では、ちょびっとくらい、気持ち語ってみてもいいと思うよ笑
やっぱり泣いてしまった。読み返すのは3度目なので、伏線も結末も知っているのに。みんなそれぞれ不器用ながらも自分の事にも他人の事にも一生懸命で、こういう関係って素敵だなと思いました。読み終わった後の余韻もとっても好き。あったかい気持ちになれます。初めて読んだ辻村作品だからというのもあるけど、今のところやっぱりこれが一番好きだなぁ。
今までの辻村作品で1番衝撃がなかったかも(笑)あっそーゆーことね。って感じです。話はストレートだけど、そこにたどり着くまでが丁寧なので其々の「思い」に純度が増して良かったなっと思いました。☆大切な物を守る為には解っていても言っちゃいけないことがある。知っていても種明かしはでき無い。そんなもどかしいさもいいですね。
あーもうほっこり。すごく満足。とにかく環がすごく好きだし、コウちゃんの不器用さってか、環を愛しく思ってるってゆーコウちゃんの感情にこっちが愛しさ感じた(笑)スーと正義の関係もすごく素敵だし、もうとにかくぜんぶが素敵でした。最後らへんとか、もうしあわせで、満たされて、涙がでました。にしても最後のぜんぶ結ばれてく感じは推理小説とは全くちがった感覚で新鮮だった。再読しよう。
不自然だった箇所が、最後の1章でまるでパズルのようにかっちり嵌った。オチを知ってから読み返すと、非常に無駄のない構成である。上巻が壮大なキャラ紹介とか言ってごめん!しかし、欲を言えばもう少しカタルシスを味わえるラストも可能ではなかったのかと思う。さっくり終わった印象。チヨダ・コーキの事を、「自分が生み出したキャラが好き」と表現する箇所があったが、それは辻村さんの事だろうとツッコんだ。チヨダ・コーキは、弱虫ペダルの御堂筋くんとデスノートのLを足して割ったようなキャラで脳内再生。
あぁ、そこに持ってくんだ。それは予想してなかった。冗長なまでに人物の話をしておいてからの、ソードマスターヤマトばりの伏線回収が物凄い。そこまでは正直読んでてだるかったりもするけど、読み終ったら結構すっきりしてるのよね。結局チヨダ・コ―キが何のシャツ着てたのかは分からなかったくらいしか心残りもないし。才能のあるクリエイタ―ってカテゴリーで集められてるけど、なんつうか、葛藤やら悩みも普通の人間なのよね。不安定だったり貧弱貧弱ゥ!な所もあるし。そういう意味では情移入もあるんじゃないかな。男は理想的っぽいけど。
「冷たい校舎の時は止まる」を読んで以来、辻村ワールドにどっぷり浸かりましたが、ミステリー系が好きだったので、ずっと気になってはいたけど、なかなか手にとらなかった作品でした。読み終えて、今までどうして読まなかったんだろうと後悔しました。やっぱり辻村さんの作品はいろいろ張り巡らされた伏線の回収がすごい。ラストが近づくにつれて、さらに引き込まれていく。上手く言えませんが、そんな作家としての辻村さんは、環にとってのチヨダ・コーキのように、私にとってのチヨダ・コーキのような存在です。
スロウハイツの神様の
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感想・レビュー:632件















































