スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)
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スロウハイツの神様の感想・レビュー(1874)
初めて手に取った辻村作品。今となっては思い出深い作品です。 ぜひ下巻まで揃えてから読んでほしいです。 人物描写がとても丁寧。登場人物たちと同じ年代なのも要因としてあると思うのですが、とても感情移入できました。 20代前半で出会えてよかった物語のひとつ。これからも何度も読みたい。
勉強しなくちゃいけないのに読んでしまった。面白かったから一気読み。上巻は人物紹介的な内容で、下巻で物語が動く。というわけで、下巻を読みますか。
緊張が破裂する瞬間、人間はフッと表情が緩む。正にそんな体験をした一冊。物語の舞台、奇跡的な、あるいは悪魔的な何かが起こるワケではなかった。けれど。時おり見える、はっきり見えるのに実体のない、恐ろしい何かに、恐怖の手綱を握られていた。思いもしないことは書けない。とすれば。書かれているのは、紛れもなく辻村深月の思考の一端。書き手として、読み手として。先を往く者として、後を追う者として。『スロウハイツ』、そこはそのいずれでもある彼女の精神、そのもの。次ぐ下巻。もはやお化け屋敷。極限の緊張と恐怖に、自ら飛び込む。
凍りのくじらに続いて2作品目読了。 題名通り、時間がゆっくり過ぎていく感覚でした。プロ・アマのクリエイター達の共同生活です。同じ方面を目指す人たちが一緒に暮らすのは良いプレッシャーにもなるし、楽しそうだと思いました。
講談社ノベルスの方で既読。20歳の祝いとして文庫版のこちらを購入。読み始める前から愛おしい。スロウハイツで暮らす権力者と、“ナンバー2”と、もがく卵。スロウハイツって、すごく穏やか緩やかに感じるけれど、生活するみんな穏やかでいられない日々。展開をわかっているだけに、改めて伏線を咀嚼して、ぐっとくる。たぶん、辻村作品で一番好き。早くあの結末を再び味わいたい。けれどもっと、みんなの生活を、葛藤を、成長を見ていたい。いいな、こんな環境。才能もないのに夢を追いかけるのは無様だと、背を向けた私には少し、痛い。
猟奇的なファンによる小説を模した大量殺人。この事件を境に筆を折ったチヨダ・コーキだったが、ある新聞記者をきっかけに見事復活を遂げる。闇の底にいた彼を救ったのは『コーキの天使』と名付けられた少女からの128通にも及ぶ手紙だった。事件から10年。売れっ子脚本家・赤羽環と友人たちとの幸せな共同生活をスタートさせたコーキ。しかし『スロウハイツ』の日々は加々美莉々亜によって思わぬ方向に…。今までの辻村作品とだいぶ違うような。続きが楽しみです。
辻村さんの作品なのにゆっくり、マッタリ読めました。トキワ荘に習って癖のありそうな芸術家の卵達が良かったですが、これは下巻で何かあるのか?起こすのか?全く話の展開が読めないな。
辻村さんは藤子不二雄大好きだから、トキワ荘的なものをやりたかったのかなあ。久々にマンガ道を読み返したくなった。特に何も事件的なものは起こらず、上巻をふんだんに使った登場人物紹介であると思う事にする。芸術系というか皆が少し偏った人の日常小説だなあという印象。しかし、辻村さんの事だから何か仕掛けがあると思い、下巻を楽しみにしよう。「レディ・マディ」がどんな作品なのか想像出来ん!
妹に貸していたのが戻ってきたので、久しぶりに再読。(といっても半年ぶりくらいかな) タイトルと表紙に惹かれて初めて読んだ辻村作品で、これをきっかけになんとなく敬遠してたミステリーにも手を出し始めたので、思い入れたっぷり。 結末を知っているから初読の時ほどドキドキハラハラはしないけど、何度読んでもいい!下巻も早く読まなくちゃ。
2012年初の本です。今まで読んだ辻村さんの作品は、初めに大きな出来事があって、そこから話が進んでいく印象がありました。でも「スロウハイツの神様」はすごくゆっくりと話が進んでましたね。ほとんどが人物紹介で最後に話が動き始めたので、下巻でどうなっていくのか今から楽しみです(*^^*)
辻村さんの作品を読むと、人間は少なからずどこか歪んでいて、私達はそれを隠しながら生きているんだな……でもそういう所が人間らしいんだろうな。なんて事を思ってしまいます。きれいごとだけの世界や人間関係はないんだろうな…
どことなく人間関係が不安定な印象を抱きながら読んでいて、最後に亀裂が生じた時は予想していたにも関わらず、背筋に寒いものが走った。この展開をどう持って行くのか非常に気になるのでこのまま下巻に突入しよう。
辻村作品はこれで5つ目。この作品には夢がとても詰まってる。帯にも書いてあったが、10代でこれを読んでいたらきっと人生が変わっていた。スロウハイツに住む登場人物たちの様に夢を追いかけて悩み、喜び、同じような境遇の仲間と共に生活をする。誰もが世間に認められることを望む一方で、自分の曲げられない信念を貫く若者達には胸が熱くなるだろう。圧倒的な、それこそ神様のようなスロウハイツの主と“ナンバー2”。そして天使ちゃん。最後の展開からどう辻村ワールドを広げていくか楽しみだ。毎度のことながら続きが気になって仕方がない。
読メの方に紹介していただいたオススメ作家の辻村深月さん。初の辻村さんの作品です!!スロウハイツで夢を追いかけ、共に刺激し合い共同生活を送る6人。そこで、空室になった部屋に新たな住人がやってくるという物語。名前をよくお見かけするのですが今まで読んでいなかった辻村さんの作品。誰しもが持っている葛藤・悩み・優しさなどの描写がとても良かった。キャラの一人一人が「自分」というものを持っていてそこからぶれようとしない…けれどもとても共感できてキャラがとても魅力的でした。今後の展開が読めないから下巻を早く読みたいな。
再読。初辻村作品で、この後むさぼるように辻村さんの本を読み漁りました。お正月なのでのんびり好きな本を読もうと思い、これを選びました。軽いんだけれど、とてもいい!さあ、下巻へ♪
初辻村作品。キャラクターが立っていて、スラスラ読める。舞台もトキワ荘を彷彿とさせるもので読んでると自分も何かを捜索したくなってくきました。下巻を早く読みたい!
夢に向かう若者たちが住まうスロウハイツ。ミステリー要素や青春物的な要素もあって面白い。わたしも住みたい。このまま楽しい時間が続けばいいと思うけど、そうもいかなさそうな感じで次巻へ。続きが気になる。
タイトルから伝わる雰囲気にぴったりの舞台・スロウハイツ。上巻はそれほど動きはないものの、キャラがみんな個性的で、それぞれへの愛や敬意が伝わってきてどことなく幸せな感じになれます。こんな共同生活をしてみたいです。下巻がとっても気になるタイミングで終わるのがにくいです。
ネタバレみたいになるけど、コウキの天使ちゃんは環な気がするんだけど…。みんな、頑張ってて、いいなぁ。目標のある人ってそれだけで凄いと思うけど、決断も大事なんじゃないかな。みんなのこれからが楽しみ。下巻も早く読まなきゃ!
話がどの方向にいくのか、まだよくわからない。でも、クリエイターが一つ屋根の下で住んでいて、お互いに認め合って暮らしているのを読むと、うらやましくなったし、楽しそうだと思った。そして、終わり方が気になる終わり方だったから、下巻が楽しみだ。
「一緒にいて沈黙が怖くない間柄の人間がいるということは、幸せなことだ。」どうにか話を繋げたり盛り上げる事に精一杯になって気疲れするより、互いの雰囲気をなんとなく察して心で会話する間柄はすごく心地良い。そんな人達が集まるスロウハイツに住んでみたい。
初の辻村作品。題名に惹かれて購入。トキワ荘的な設定がいいですね。上巻では説明が中心で特に大きな動きはなかったように感じます。それでも非常に読みやすくすぐに読了してしまいました。そして最後で気になる終わり方。下巻は上巻に比べページ数もあるようなのでかなり期待してます。
舞台はクリエイターばかり集まるアパート。『凍りのクジラ』のドラえもんに続きトキワ荘物語。まったくもってこのモチーフの持って行き方にまずやられる。しかも、『スロウハイツの神様』。つまりはトキワ荘の神様=手塚治虫を冠しているわけだけど、本編で神様の座に座るコウキは、どうも主人公という立ち位置ではない。ということは、すなわち本作も、藤子先生目線の手塚先生へのラブレターをモチーフとしている。本編の主人公は女性で、これはもちろん作者本人を投影しているわけで、これはまたしても作者から藤子先生へのラブレターなのだね。
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感想・レビュー:431件















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