闇の底 (講談社文庫)

闇の底 (講談社文庫)
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薬丸岳
ミステリ
小説

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闇の底の感想・レビュー(173)

幼児への性犯罪が起こるたびに、過去に同様の犯罪を犯した前歴者が殺されていく。死刑執行人となのる“サンソン”。男の正体は!?途中、マーガレットをヒントにサンソンの人物予想がついたが全くの間違い^^;最後の最後まで騙されました。しかし、ある意味サンソンは捕まっていないのだと、読後感はゾックリときます。。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/13

MT
こういう結末か…。

性犯罪という思いテーマのわりには少し表面的だったのでもう少し盛り下げて欲しかった。 ただミステリーとしては読者のミスリードを誘う展開にはやられたし、面白かった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/05

初めましての作家さん。扱ってる題材は幼女への性犯罪なので気味悪いのですが、なぜか読みやすかった。性犯罪が起きる度に過去に性犯罪を犯した人間を殺す殺人鬼サンソン。恐怖で犯罪を抑止しようという思想は、おかしいと思うが、抑止力があるのは事実だと思う。サンソンの正体は予想がついたが、ラストは予想外だった。賛否両論あるラストだと思う。私はまだ自分の中で答えが出せないでいる。「どうやったら子供達を守れるのか」答えはきっと出ないでしょう。でも考えてみる必要も価値もあるとこの作品を読んで思った。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/02

犯罪被害者の遺族の傷は,司法では救えない。じゃあ誰が救ってくれるの?‥そんな事を深く考えさせられる作品でした。 サンソンの正体は『どっち』なのかなって思いながら読み進めました。 後味は正直あんまり良くない。 それでも薬丸岳さんの作品は犯罪被害者の心境の書き方がとても上手で,読み手の心に入り込んで来ます。 わたしの好きな作家さんの一人です(o^∀^o)
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/02

★★★★
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/08

幼い子供への性犯罪が起きるたびに、かつて同様の罪を犯した前歴者が殺される。「警察には犯罪を抑止する力などない。私が子供を殺し、子供を傷つけてきた人間を生贄にする。この社会が浄化されるまで‥‥」と宣言する処刑人サンソン。       この手のテーマを目にするたびに、人間とはなんて罪深い生き物なんだろうと思ってしまう。そして、これだけ社会が発展しても、性犯罪の抑止力としてみた場合、警察とか司法といったものの力は、全くないとは言わないが甚だ微々たるものに過ぎないんだよなぁ‥‥‥
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/07

犯人の正体は、科白や描写に気をつけていれば自然とわかります。なので前作よりは意外性はなかったですけど、ただ、この作品のテーマについてはすごく考えさせられました。サンソンは、悪意と言い換えてもいいかもしれません。誰の心にもある悪意、「欲望」や「復讐心」だってその一部で、どう向きあうかでその人のあり方が決まってくるのだと想います。醜い、眼を向けたくない部分であるけれど、考えなければならない。自分にとってこれはそんな作品でした。たとえちいさなことでも、サンソンが顔を出す機会はいくらでもあるのですから……。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/06

妹を殺された男が大人になり刑事になった。そして、子供への性犯罪が起きるたび、同様の罪を犯した前歴者が殺されていく事件を追う。最後まで犯人が分からず、カラクリが分かった時はなるほど!でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 10/24

賛否両論ありそうな作品。サンソンの言い分も理解できる。そして警察や司法の立場も。ただ、私は最後までサンソンに共感できなかった。難しい。。。

ぺドの犯罪者とその周囲の物語。私刑を下すサンソン。それは法的には許されないこと。しかし子を持つ親の心情的には…。難しい。立場が変われば考え方も変わる。でも、殺人は…。サンソンの正体には驚いた。犯罪者も苦しむのかもしれない。。。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/09

自分の何気ない行為で妹を死に追いやってしまった長瀬。その結果家族もバラバラに。そんな彼が刑事になって幼児誘拐殺人犯を追う。よっぽどの精神力がなければ心が壊れてしまうだろう。途中で疑いを持った相手は実は犯人ではなかった。作者の思うツボにはまったのでした
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 09/04

きっと賛否両論あるし,結末も人によってとらえかたが違うだろうし,嫌いな人は嫌いだと思います。ハッピーエンドを期待する人にはオススメしません。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/04

犯人は明快にされず、暗に示されるような書き方がされているので、ミステリ調に読める。でもこの作品でミステリ的な読み方を楽しもうとしても上手くはいかない。それは、子供への性犯罪を受けた被害者遺族の人生が前面に押し出ているので、必然的に読み手の関心もそちらへと引き摺られるからだ思う。物語が進むにつれ、社会的正義を担っているはずの警察は万能とは言い難く、犯罪を抑止できない。という法治社会の構造的限界をまざまざと見せ付けられる。法治社会の外で正義を実行した犯人に手を貸した長瀬の心境をどう捉えるか、考えさせられる作品
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/20

子供の人権を無視した大人の身勝手な行動には、心の底から憎悪が湧き上がってくる。でも小坂とは。しかも、長瀬が...。 被害者にとって、法治国家の限界がもどかしくて堪らないと思う。実際に同様な事件を耳にすると、被害者に人権なんて無くてよいと思うのだが。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/16

65

★★★ 薬丸岳作品読了。ラストが若干窮屈も面白かった。まあまあ期待通りの作品。薬丸岳の本は結構面白いかも。次も読んでみよう。

子供への性犯罪が起きるたびに、前歴者を殺害していく処刑人・サムソン。犯罪を殺人で防ぐという行為は、正義なのか悪なのかと考えされられる内容だった。過去に妹を殺された刑事の葛藤が痛いほど伝わってくる。ミステリとしても巧みな構成にぐいぐい引っ張られてあっという間に読み終わってしまった。天使のナイフもそうだったけど、犯罪被害者の問題に真摯に向き合っている作者の強い気持ちが表れた良作だと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 06/22

天使のナイフ、虚無に続いて読了。少年法や刑法39条という難しく敬遠されがちなテーマを見事に描いている著者の子供への性犯罪をテーマにした作品です。読み方によっては犯罪者擁護とも捉えかねない内容なので、賛否両論あるとは思いますが、私はただただ難しいテーマのを見事に描ききっている著者の力量に感服しました。ただのミステリーではなく、著者の社会への問題提起という要素もあり一読の価値あり、だと思います。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 06/16

デビュー作『天使のナイフ』に、この作家の将来性を感じたので、文庫2作目のこれも読んでみました。 ミステリーとしてのトリック部分に関しては、さほど目新しさは感じられなかったですが、物語のテーマは非常に重く、考えさせられるものがありました。 ラストの主人公の行動は賛否両論ありそうですが、もし同じ場面に立たされたら、人はどう行動するのか・・・。最後も、なかなか巧い終わらせ方だと思いました。 『天使のナイフ』よりは確実に質の落ちた作品ではありましたが、もう少しこの作家を追いかけてみたいです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 05/19

テーマは非常に考えさせられる物でした。 内容としては物足りなさがありましたが…

ko
長瀬の父か小坂か、ドキドキする展開も最後のほうはごっちゃになってわかりにくい感があった。「天使のナイフ」の後だったが事件が凄惨すぎて気持ち悪い部分もあったが展開はおもしろかった。

なぜか終始サンソンに感情移入してしまった。長瀬には踏みとどまって欲しかったが、もし同じ境遇だったら…。自分の中にも確実にサンソンはいるなぁ…。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/05

長瀬の父親に目を向けさせておいて、実は違いました、って落ちだろうとは思ったけど・・・。 最後があまりにも尻すぼみで、甘いまとめだと思いました。 残念。

asa
久々に薬丸岳さん作品を読みましたが重たい。被害者家族の苦しみを描くスタイルが多いと思うがこの作品も。幼児・児童性犯罪の家族の苦しみが怖いほど伝わってくる。そして犯人全然わかんなかったのでなまら驚きと感嘆してしまう。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/21

『天使のナイフ』で個人的に大注目の薬丸さん。本作も「殺した」「捕まえた」だけのミステリーではない。テーマは子供への性犯罪で、登場人物の一人は「俺たちはどうやったら本当に子供たちを守れるんだろうか」と問いかける。でも、きっとそれだけじゃない。犯罪の対象が子供だろうと大人だろうと、被害が身体的なものだろうと金銭的なものだろうと、人が社会を築く限り、犯罪はなくならないのだろうか・・・。理想主義と笑われようが、ユートピアを求めてやまない自分を発見した。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/05

一気に読みました。重いテーマですがミステリーに仕立ててあるので読みやすかったです。話の流れで事件を追いながら読み進めると、犯人の側の驚きの意図が。ラストはアレでよかったのか悩むところです。社会派でありどんでん返しであり、問題の提起である良作でした。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/27

薬丸岳さんは三冊目。 いずれもテーマや展開が似かよっていましたが、飽きることがありません。 読みやすいけど軽薄なミステリーが多い中にあって薬丸さんは稀有な存在だと思います。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/08

もしも、私の妹だったら…我が子だったら…と自分に置き換えるのが、とても辛い難しい。サンソンは、結局自分のことしか考えてないような。最後まで長瀬を苦しめてるし。ラストがあの映画と似てるような気がしました。タイトル書くとネタバレになっちゃうかな?(汗)
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 06/26

読んでてこれは貫井徳郎の『慟哭』と同じかもって思って、最後まで読んでミスリードされててやられた感じ。「サンソン」のやってることは法律的に間違ってるし、そのことは自分もわかってるんだけれど、遺族の気持ちを考えたら逮捕されないでほしいという気持ちもスゴくわかる気がする。この問題って本当に難しいしこれからどうなっていくかもわかんないテーマだろうなぁ・・・ 父親の行動がしかしイマイチ解せなかったのは何故だろう。長瀬の行動は間違いではないのかもしれないと自分は思った
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/25

☆7 小説とするにはとても重くて書ききるのが難しいテーマだった。いくら悪人だからといって、個人が勝手にそいつを裁いて殺してしまうのは正しいのか。なんであっても殺人というのは許されないことだが、遺族の側からした憎悪の気持もわかる。簡単にわかると言ってはいけないのかもしれないけど、この作品を読んでそういう気持ちが伝わってきた。ミステリとしてのひねりは弱かったがきれいな落としどこだとは思う。作者にはこういう人間社会の闇をこれからも書き続けてほしい。ただ連続で読むには辛い気がする。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/11

幼女に対する性犯罪が起こるたびに、同罪の前科者が殺害される連続殺人事件が発生する。それぞれの事件を追う刑事たち、被害者家族、加害者と語り手が多くて、最初は戸惑った。意外なラストはちょっと後味が悪かった。

視点が動くのでついていきにくいところもあるが読ませる一冊。人が人を裁く、という観点においてもっと評価されていい本だと思う。私は最後のサンソンの独白部分はどちらともとれると思うんだけど…以下ネタばれにつきコメントへ
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 05/20
朱音@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
実際に衝動を抑えられない、と素直にとるのが一説。「抑えられない」と言うことによって聞き手の殺意を促し、その存在を永遠のものとする…ととるのは考えすぎ?
ナイス!ナイス! - 05/23 21:09


天使のナイフを読んで他のも気になったので読んでみました。 個人的にはラストがちょっと…子供もいないし身内に不幸な亡くなり方した人がいないからわからないのかなぁ? でも色々考えさせられた。

近所の書店のでは、「本店では“東野圭吾”よりも“薬丸岳”をお勧めします!!」とポップがあります。さてどうでしょう?個人的にはまだまだ東野圭吾のほうが質・量ともに勝っていると思います。最後の長瀬刑事の選択は残念に思います。東野さんならもうひとひねりあったでしょうか。“赤い指”を読み終えたばかりだからでしょうか。加賀刑事がいたらどんなふうに裁いたのか読んでみたいと思いました。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/17

著者の作品はテーマが重く息苦しい。サンソンが自ら人格崩壊していく姿は、まさに闇の底。一瞬、貫井徳郎「慟哭」が頭を過ぎったが、やはり驚愕の真相で読ませる作品ではなく、不条理な社会に一石を投じる作品だった。最後の対決は、もうひとつ消化不良で後味が悪い。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/07

骨太なテーマでミステリーを書く作家で以前より注目していた。テーマからもっと重いものを想像していたけど、読後感は思ったより軽い。もっとテーマを掘り下げた作品が出てくると、この作家の評価はより上がると思う。とはいえ、この本も充分に面白いし読みごたえはあるのでおすすめ。犯人の最後の言葉から、異常な嗜好(性癖?)はどう矯正しようとしても変わらないのかと、怖かったし悲しかった。再犯率が高いと言われる性犯罪への罰則は軽すぎるんじゃないかとか、アメリカのように犯人の情報を公開すべきではないかなどと考えてしまう。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/16

いつまで経っても答えのない問題の1つに切り込む作品。ただ予想していた重さよりも軽かったかな。ミステリーとしても読みごたえある1冊。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/29

「天使のナイフ」を読んで、同著者の作品をもっと読みたいとおもって手を出した。期待に違わず、この小説も一級品。小児性犯罪者と正義の名をもってそれを殺す「サンソン」、被害者家族と警察と世間の声。どれかに偏ってしまうと転げ落ちるバランスを見事に保って、深く考えながら読みふけらされた。ミステリとしても二重丸で、私はまんまとミスリードにひっかかったがそれもまた快感だった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/17

jin
入り込みやすいのに読んだ私が悪いんですが、何という読後感…。私が闇の底に引きずり込まれたような気がします・・・。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/12

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闇の底の 評価:68 感想・レビュー:59
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