獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)
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獣の奏者 2王獣編の感想・レビュー(1531)
アーン読み終わっちゃった!!大事に大事に楽しみました。やはり面白い、上橋さん。「精霊…」と同じ様に読んでいるだけで、頭の中の映像がどんどん流れて行く。広い大地や、王獣やエリンが…見えて来る!から素晴らしい!全ての出来事には意味があり、繋がって行く。無駄もやりっぱなしもない。完璧。さ、次に行こう。
皆さんのレビューにもあるように、闘蛇編よりも、暗く重いテーマ。可愛がっていたリランに牙をむかれるシーンも、その後に笛を使うシーンも、ショックでした。力を利用しようとする人への嫌悪感もあって、ずっと眉間にシワを寄せながら読みました。でも、ラストはフラストレーションが一気に吹き飛ぶほど、爽快!もう終わりかと、諦めかけていたところに・・・。スピード感があって壮大で、私の脳内ではハリウッド映画のようなシーンが流れていました。(安っぽい表現・・・)映像を見ないで、想像を膨らませることの楽しさを改めて感じました。
再読。児童書、というには夢のない話な気もする。大人が読むにはちょっと色気(濡れ場ではなくて人と人との心の触れ合い的な)が少ない気がする。再読でも一気読みするくらい面白いんだけど何かだしのような物が足りない感。映画とかだともっと面白くなりそう。アニメはあれでしたがw
獣繋がり。普通の小説を児童が読めないのに対して、児童(も読める)文学だと思う。何にせよ、素晴らしく面白い。ある意味、保護された少女時代を描いた一巻に続き、二巻は世の中の酸いも甘いも押しつけられる、苦しい物。決して馴れない王獣と心の交流ができるまでになり、幸せな時を過ごすのも束の間、王獣を兵器として捉える偉い人達に否応なく協力させられていく葛藤。そしてラストシーン。この流れがいい。確かにここで完結でいい。悪辣な陰謀、敵役は大人が読むには、ちと歯ごたえがないが、子供にもっと黒い世界は難しい、というか勿体ないw
ナショジオの某番組を見ていたせかも知れないが、エリンとセィミヤの会話の中でエリン言った言葉、「リランには<今>しかありません」にはグッときたし、のちの会話を読んでると、エリンはリランと接するうちに王祖や霧の民ですら達することのできないところに来たんだなと思ってしまった。まだ、文庫化されてない探求編と完結編にも期待したい。
再読しました。2巻は何度読んでも涙なしには読めなくて、読み始めるとぐっと話に引き込まれて止まりません。ジョウンへの感謝の気持ち、もう会えないことへの寂しさ、そして終章のリランとの絆・・・。いっぱいいっぱいで、自分の拙い文章力では表現し切れませんが、この作品に会えて良かったと思います。
Ⅰでの謎が明らかになっていき、政治がらみの駆け引きや心の葛藤に悩む。大きな権力に押しつぶされそうになりながらも初志を貫くエリンがかっこよかったです。
複雑な政治的状況とエリンの周囲の様々な思惑が絡み合って物語の世界を奥深いものにしています。様々な局面でエリンが立ち向かう事となる困難。その困難を乗り越えても、また違ったかたちで向かってくる困難。終始、どうなることやとハラハラしながら手が止まることなく読み進みました。
思わず徹夜で一気読み。「獣とのふれあい」の一言じゃ済まされない深さを持った、素晴らしい物語だった。リランの獣としての恐ろしさや、王権に対する様々な人物の思惑もきっちり描かれている、地に足の着いた作品。大切なことを書くために、あえて重くて苦しいところも外さない作者の姿勢が好きです。ラストは本当に美しかった。心が震えました。
★★★★☆ エリンの心の葛藤や、恐怖、虚しさ、願いなど、様々な感情が胸に迫ってきて涙が出た。ジョウンもきっと、空の上で満足そうに微笑んでくれるだろう。続編・外伝も読みたい。
ハードカバーでの初読時、全体に暗い雰囲気が漂っていると思ったが、今回の再読で原因が分かった。この物語は、少女エリンが生き物に心惹かれ成長する表の軸と、薄暗い国政の裏の軸とで構成されている。表の軸の輝きと裏の軸の腐臭とは、物語が進むにつれて強さを増し、王獣編でぶつかり、からみあう。自分と相手とは、違う存在なのだ。「それでも」と、わかりあおうとした結果、リランはエリンに手を差し伸べてくれた。簡単に歩める道ではないが、苦難の末に、報われることもきっとあるんだ。逃げずに立ち向かった人だけが。
ものすごく惹きつけられてあっという間に読みました。かなり凄惨なシーンがあるものの王獣との関係の深さ、想いなどなど読み応えありです。話は完結しているのですが、続編があるとのこと。やはり気になります~
前巻がとても面白かったために超期待して、読み終わった翌日に買いに行ったけれど、あとがきがあるのでこの巻で終わる、ということを察してなかなか読めなかった。燃え尽き症候群みたいに鬱になるからです。しかしこの話は最後までがんばって読みました、読めるくらい長さも展開も絶妙でした。こういう終わり方嫌いなのにすごく満足した気持ちになりました。自分の拙い文章力では表せないのだけど、素晴らしい作品です、この本を読むきっかけになった読書メーターに感謝です。そしてこの感想からたった一人でも読む方が増えたらいいなと。
すごく良かった!!最後めまぐるしく展開してパタっと終わった感もあるけど、逆にそれが続編へと導かせているようにもとれるかと。要は続きが読みたいってことですね(^^)エリンどうなるんだろう、、と読み進めてきましたが…いやぁもう最後のシーンときたら…!"一生の夢"のところで胸が痛くて涙、リランが舞い戻るシーンで感動の涙、でした。人同士のようにはいかない獣との、心を通い合わせ続けたことによって生まれた絆を感じたあのシーン、、、やられました、完全に。上橋さんはすごいです。こんな素敵な作品に出逢えてよかった!
人と獣の間に成り立つのは恐怖や主従関係だけではない。すごく良い感じの終わらせかたをしてくれているし、エリンとリランの物語は十分に完結しているから、続編は書いてほしくなかった気がする。もちろん文庫化したら買うけど・・・。
エリンの成長、王獣との関わり、エリンを見守る人々、エリンの王宮に対する関わり、どれをとっても、良い。心を開くことの無い王獣が、エリンに対して心を開き、そして守るのは、感涙でした。子供に読ませたい作品です。続編の文庫化、待てません。
うわぁ…これは上橋さん渾身の1作だな。獣が最後まで物語を左右するので、国の動乱を描いていても世界観は相変わらず濃厚。終わりに至っても差別と偏見は尾を引き、言葉を重ねても信じ合えない複雑な人間同士というリアルで立体感ある世界の中で、解り合おうと全力でぶつかりあったエリンとリランが掴んでいた絆に、最後は涙…。
闘蛇編も面白かったけど、王獣編はより面白かった。人と獣の在り方、政治的駆け引きや人としての葛藤、色々と考えさせられることが多くて、ただ優しいだけのファンタジーではないと思う。むしろとても現実的で過酷。エリンとリランの関係に温かさを覚えつつも、その厳しさに読んでて苦しくなった。何が正解なのか、どう在るべきなのか。そういったことを常に問いかけられる物語。探究編と完結編の文庫化も楽しみにしてます。
読み終わってしまった。エリンと王獣の話ではなく、これは政治色の濃い話だと思う。王獣規範がなぜ作られたのか。神と呼ばれるその人たちは本当は何をしてきたのか。心を通わせているかに思い込んでいたエリンとリランの厳しい現実、そして最後に迎えるリランの優しさ。エリンの強さに最後まで引っ張られました。後書にもあるようにこれで最後と思えば最後だろうと思うけど、やはり母になったエリンにも会いたい。大切な本に出合えました。
あ、最後こう締めるのね。それもまた良し。愛の形は歪で棘だらけなモノですから。刺して刺されて嵌るんです。本当に、王獣達がどうなるのか。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 11/07
一歩ずつ確実にリランとの絆を築いていったエリン。時には獣と人間の冷たい溝を意識せずにはいられないけど。それでも冷静にリランと向き合う姿にエリンの強さを感じます。あの結末は政治的にどっちに転ぶのでしょう?終わりの始まりか、もしくは始まりの希望か。元々この二巻で閉じた物語だったそうですが、ここで終わりにするには勿体無い作品です。その後を書くきっかけとなったアニメ化に感謝です。
very good!再読。余韻までしっかり堪能しました…。エリンやセィミヤやシュナン、それぞれの選択が正しかったのかは分かりません。が、各々がギリギリまで考えた末の道なのだから、進む先は明るいと信じたい。リランとの絆が消えていなかった事も本当に嬉しかった。物語はここで綺麗に完結してるのかもしれないけど、この先のエリン達をもっと見たい。続きが読みたいです。佐藤さんの、この完璧な物語の完璧さが損なわれてもいいから、という感想は、当に我が意を得たりでした。探求編、完結編が楽しみです。
面白かったー!!主人公のエリンと、人に懐かないはずの王獣であるリランが、次第に信頼し合っていく様子は臨場感があってドキドキしました。特にリランが初めて空を飛ぶシーンが印象的。リランがとっても可愛く、格好かったです。闘蛇編と王獣編は続いているので一緒に購入することをお勧めします。
個人的には霧の民との関わりがあっさり絶たれてしまったことが残念。どこかでまた再会してお互いにわかりあえる日が来るといいなぁ。ラストで改めてわかるリランとエリンの信頼関係には思わず涙。続きは今日にでも図書館行って借りてきます!!
再読。全体のレビューはもう必要ないと思うので、すごいニッチなポイントだけどどうしても言いたいとこを! 用務のおじさんがリランの鞍を作ってくれる一連のシーンがすごく温かくて好き!!こういうところをしっかり作りこんでしかもくどくならないエピソードに仕立てて作品世界のリアリティを出す上橋さん、ほんと素敵な作家さんだなあ。
リランとエリン、心が通った瞬間ほっとしました。ほんとに描写がうまい!エリンとは年齢もずいぶん違うけどすっかり感情移入。小さなエピソードも手を抜いてないのがよいです。最後は電車で涙。。
一巻は凄くワクワクしたんだ。二巻も途中まではワクテカしてたんだ。イアルと絡みはじめた辺りから気分が失速。完璧さのある物語が苦手なのかなぁ。闘蛇を天敵とみなすのが王獣の本質と理解しながら、それでもリランに殺戮させたくない、自分が嫌なんだというエリンちゃんの決意が心に突き刺さってます。
一度ここで終わっていたとは知らなかったので、ラストシーンにはちょっとびっくりでした(「続く」と思っていたので)。あまりに「出る杭」のエリンを、打たずに見守ったエサルが素晴らしい。何年間も王獣に関わってきた教師よりも、一生徒でしかないエリンがどんどんリランと心を通わせていく・・・普通なら嫉妬するし、越権行為だと規制することも出来ただろうに・・・。個人的に上橋作品には、そういう汚い心を持った人間があまり登場しないので気持ちよく読めるところが気に入っています(信条による対立は仕方ないですし)。続きも楽しみ!
上橋先生の本領発揮!分類するならファンタジーになるかもしれないけれどあなどることなかれ。大人も子供も楽しめる話。ただ優しいだけでなく、生々しく厳しくとても現実的、論理的で色々な物事にそれたらしめる理由がある。それを徐々に感じ取っていくエリン。世界の謎が明らかになるときに物語が大きく動きます。日本でトールキンの指輪物語のような言語も作れるほどのファンタジーを書けるのはこの人だと思う。続き早く読みたいです。
やっぱりいい! リランかわいいなぁ… エサルさんもお茶目。エリンとイアルはこんなにも会う機会が少なかったっけ?と思う程、時間は少ないけどあの信頼関係。探究編・完結編・刹那の文庫化待てません。とりあえず単行本買って再読したい。
最後のエリンとリランには、じわりと胸に込み上げるものがありましたね。あぁ、続きを早く読みたいっ!それにしても、エリンはいい子だ。
獣の奏者 2王獣編の
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感想・レビュー:457件
















































