獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)
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獣の奏者 1闘蛇編の感想・レビュー(1606)
人と獣を始め、この世に生きるものが何故このように在るのか……生きてて一度くらいはふと疑問に思ったことではあるが、精霊の守り人に並び上橋さんの創る世界観やテーマは本当に惹き込まれるものがある。けれど中でも私が一番心惹かれたのはそう、親子愛のようなものかもしれない。エリンとソヨンは勿論だが、ジョウンのエリンに対する想い……本当の親子では無いけれど、自分にあまり時間が残されていないことからその後のエリンを真剣に案じて考えるその気持ちは、もう本当の親であるソヨンとなんら心に変わりはないんじゃないかな?
ケモノ繋がり。しまった最後まで文庫化されてない本に手を出しちゃった。なまじ面白いから余計にそう感じる。中身はなるほど児童文学っぽく、極悪人もあからさまな性描写もないけど、大人の鑑賞にも耐える落ち着いた文章。こういう本を読んでる子は落ち着いた文学少女(年)なんだろうねと勝手に脳内認定。ついでに和風テイストファンタジーも主観的に認定。火薬のない「もののけ姫」の世界。キーワードである闘蛇が「とうだ」か「とうじゃ」か、わからなくてイライラ。ようやく一ヶ所だけルビ振ってあるところを見つけ、その先は落ち着いて読めたw
職場の先輩からお薦めだと貸していただいたが、不思議な世界にあっという間に引き込まれた。母親との悲しすぎる別れを経験してもなお、逞しく生きようとするエリンを応援したくなる。闘蛇・王獣というのはどんな生き物なんだろうと、童心に帰って想像できるファンタジーの世界。想像力って、読書によって培われるんだなぁと、改めて感じた。王獣編も気になる!
先日、古書店をのぞいたら、文庫本で闘蛇編と王獣編が2冊並んでいて、即買い!でした。読メの皆さんの感想通り、面白いし読みやすい。精霊シリーズを読んだのは随分前ですが、その間同じタイプで上回る物には出会えませんでした。早く王獣編読みたい!
多分、読んだの三回目。上橋さんの作品でも特に大好き。エリンがトムラ先輩にリランの世話の仕方を教えてくれと、頼むシーンは原作で読まないと良さが分からないと思う。普通に良い人なんだけど、自分への評価や立場に引っ張られてた人間が、純粋に命を救おうとする少女にほだされる心理描写がすっごく素敵。
正直、まっすぐすぎるエリンに感情移入しづらかったです。Ⅰだけではまだまだ謎の部分も多く、狐笛や守り人と比べるとイマイチかなぁ・・・と思っていたのですが、Ⅱでその謎が明らかになっていき、様々な葛藤や駆け引きが出てきて、気付いたらのめり込んでました。私は文庫本派ですが、この続きはとても文庫化まで待てません。
母親を失った悲しみを背負いながらも、エリンが日々成長していくところ、ジョウンの優しく見守るところと、物語の世界に引き込まれ一気に読了。良い物語と出合えるとうれしくなります。
単行本は4巻+外伝を読みましたが、文庫版も購入&再読です。精霊の守り人よりも世界観が分かりやすく、読みやすい工夫がされていますね。でも、中身はやっぱり面白いです!つらいこと、悲しいこと、寂しいことはもちろんあるけれど、主人公がよく観察し、自分の経験から試行錯誤を繰り返して学んでいくのがとても良いですね。蜂飼いのシーンの描写は、「へぇ!」と思うことが多く、勉強になりました。若い人に読んでもらう作品としても、本当に良作だと思うので、是非手にとって欲しいです。
引きずり込まれるように、読了。壮大なスケールの中に繊細な設定が見事だ。Dr.ドリトルのような、動物と自由に意思の疎通の出来る女の子の楽しい冒険談かと、勝手に想像を膨らませていたが大きな間違いだったらしい。やはり守り人シリーズのように、悲しく数奇な運命に翻弄されるシリーズらしい。続きが気になって読まざるを得なくなるじゃないか。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(3)
- 01/07
精霊の~シリーズより好きです。世界観が好きです。作りこまれていて、想像しやすくて、話しに入り込みやすかったです。文章もとても綺麗で、私は好きでした。この本からは伝わってくるものがたくさんありました。後味が良くて、すぐつぎの話が読みたいとも思いました
テレビアニメを時々みて気になってたもの。壮大な世界観。魅力的なキャラクター。カタカナ名はなかなか覚えられないのだけど、これはイケそうです。
★★★★☆ 守り人シリーズでも思ったけれど、凄く読みやすいのに、心に沁みる文章を書く作者さんだなぁ……。エリンの今後が気になる!
面白いシリーズものに出会うと、読書の楽しみが増えて嬉しくなる。「獣の奏者」もそのひとつ。しかもコミック化もされてるなんて。両方買うしか! 登場人物の名前をはじめとして、生き物に対する考え方や食生活など、純西洋ファンタジーとは一風違った感じなのが、興味をそそられる。読みやすいけど軽くなく、少女の成長を丁寧に描いているのもいい。導入部はスピーディーで、ページをめくる手が止まらなかった。
ハイペースで読み終わってしまったー!最初から面白くて、どんどんページが進んだ!学舎に入学するところで、なぜか西の善き魔女のシーンがふっと浮かんだ。女の子の成長物語である部分がなんとなく重なったのかな?ともかく、やはり上橋さんの世界観、すごいと思う。国や人や物の名称からなにから。エリンはさてはてどうなるんだろう、、、
世界観を理解してきた、と思った時の衝撃。あっという間にページが進んで言って気が付いたら読み終わっていました。母を失ったとの大切な人との出会い。他人との交流、そして獣との心の結びつきなど、この先の展開が楽しみです。
漫画版を2〜3話読んで、小説も同じところまで、といった感じで読み比べ。小説だとスラスラ勢いで読んでしまうところも、漫画だと1コマ、1ページさいたりしていて間の取り方がうまい。というか自分の小説の読み方が雑なことに気付いて、ちょっとだけ反省(笑)
凄く読みやすくて一気に読みましたー続きが凄く気になりますねっ!母と辛い別れ方をしてしまったエリンがジョウンと出会えたのは本当よかったと思う。それにユーヤンというとても素敵な親友もできて…リラン元気になるといいなぁ…
読みやすい文章でエリンの孤独や解決されない疑問に悩み苦しむ様が手に取るようにわかる。これから奏者として成長していくのだろう、続きに期待。
うわぁ何だこの冒頭からの容赦ない展開は。そういえばファンタジーだったと気づくくらい自然な世界観に引きずり込まれた。エリンに刻み込まれた孤独感と愛する母への疑問が悲しい。この物語に大人が感じ取ることの本質は、きっと子供にも感じ取ることができる、という意味での児童文学だと思う。
青い鳥からもでてるしな、子供が主人公だしな、となめていたら、いけません。悲劇的な導入から、春のひざしのようなぽかぽかな暮らし、そして主人公の知恵でわくわくさせる展開。早く二巻読まなきゃ☆彡
守り人のシリーズや短編も良かったのですが、本書も面白かったです。相変わらず魅力的な世界観で、すんなりと話に引き込まれて行きました。闘蛇や王獣、精霊獣等の生き物や、真王と大公の対立、真王を狙う血と穢れと守る側の堅き楯、霧の民に伝わる指笛の事とかわくわくする要素が沢山ありますね。続きが気になるのですが、急いで読み終わるのも勿体無い気もして、ちょっと複雑な気分ですが次巻も読みます。
81点。闘蛇、王獣などファンタジックな生物が存在する世界観が、冒険小説を読むときのワクワクドキドキを感じさせる。しかしそれと同時に、幼い身で親と死に別れ、一人で生きていくことを決意した優しく聡明な少女が成長していく姿からは、生きる上で大切なことを学べる。子供ができたら読ませてあげたい。三人称小説だが、地の文での視点の切り替えが見事で、読者に名前が明かされている人物でも、まだその名前を知らない主人公の視点だとその人物を地の文でも「おじさん」と記すなど、文章にも繊細な配慮がなされているのに驚いた。
小さな女の子エリンが辿るには、あまりに過酷な道。母が世話をしている闘蛇が死に、何もかもを母の責任にされ目の前で母の死を見る。霧の民だから・・・。エリンが辿る数奇な運命も出会う人たちも、遇うべくしてであった王獣も。生き物の命を慈しみながら成長していく続きがとても楽しみです。 ただ、こんな辛い物語をどうやってアニメにしたんだろう、と思わずにはいられない。
久しぶりに小説を一気に読んでしまった。世界観とキャラクターと、設定がとても魅力的でどんどん先を読み進めたい気分になり、気がつくと読み終わっていた。読書メーターで評判が良かったので買ってみて読んでみましたが、もしこの感想を見られているのならオススメします。内容はファンタジー系であるとだけ、あとは序盤の部分でも立ち読みしてみて下さい。続きが読みたい…
very good!再読。4〜5年前に読んだはずなのに、粗筋位しか覚えてなかったという…。文庫化を機に購入して正解でした!/エリンの境遇はかなり痛ましいものでしたが、絶望に堕ちず前に進もうとする姿がとても良かった。好奇心と探求心と柔軟な思考回路はとても強い武器。そして何より他者の気持ちを汲めるのが良い。この先、エリンが何を見て、何を考えて、何を選ぶのか。楽しみです。
時代背景や世界観が上手く作り込まれていて、それでいて飽きさせず読ませる表現力は凄い。親子の絆や人との繋がりが強く感じられて、やっぱり児童文学は安心感が違うなと思った。エリンは強くて聡い子だけど、ただそれだけじゃなくて。母親のことも含め、自分なりに物事の深淵を見つめてきたからこそ、闘蛇や王獣など生き物の在り方について真摯に向き合えるのだろう。これからエリンがどう成長していくのか楽しみ。
ずーっと気になっていた作品。読み始めたら続きが気になって仕方がない!! まだ異なる場所にいる登場人物同士の繋がりが薄いので、どんな風に関わっていくのか楽しみ。
再読。ジョウンは本当に素敵な人だな。。外伝を読んでからだと、温かいお人柄がさらに豊かに伝わってくる。私もジョウンと夏の山に行きたい。。
ちらりとテレビを見て気になって、本屋で文庫で見かけて上橋作品と知って即購入。寝るのも惜しいほど、先が気になる物語だった(寝不足)。児童文学である為の良い人が都合いいほどいい人であることが心地良い。規範の詳細を隠したまま、話が進んでいて、きっと最後まで読むとビックリすることになるんだろうなぁと……。今から覚悟中、
気になっていたけど、なかなか読む気になれなかった本。それが・・・世界観、テンポ、ストーリー、どれも素晴らしい!Ⅱを今すぐ読みたくなった。
守り人シリーズは10数年のお付き合いですが、だからこそこっちには手を付けていませんでした。が、やっぱり面白い!上橋先生の作る世界観が好きです。このまま破綻しない異世界であってほしい。完結していることに感謝しつつ全巻一気に読みたいです。
獣の奏者 1闘蛇編の
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