迷路館の殺人<新装改訂版> (講談社文庫)
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迷路館の殺人<新装改訂版>の感想・レビュー(503)
作中作という形で進んでいくので、じっくり読めば私にも解けるぞっ!!と調子に乗りました。が、やっぱり甘かったです……全然わかりませんでした。しかもじっくり読むつもりが、半ばになって話がめまぐるしいほどに進んでいき、ページをめくる手を止められず、じっくりどころではありませんでした。そして事件の犯人も気になりますが、この作品のもう一つの謎は「迷路館の殺人」の作者が誰なのかということ。最後まで分からず、結局本文を読んで驚き、その後一人布団の上でのたうちまわりました。綾辻行人にまたやられた……という感じです。
新装版になったので事実上再読。本当に綺麗に騙してくれるよなぁと感動、毎回完全に予想もしなかった所からやられるんだよね。今作はなまじ『解けた!』と思えるだけになお悔しいというか何というか。単品でも面白いけど、シリーズを追ってる人にはなお堪らない一品。作中作の形式にこだわっている遊び心も素敵。タネが分かってから読むとこれがまた楽しい。
作中作っていう聞き慣れない言葉(常識でしょうか?)でしたが、なるほど~って感じでした。ちょっと怪しいって思う人がいて、そこを調べなくて良いのか~ってずっと思ってたけど、謎が解けたら・・・あ~惜しかった~って感じ。でも謎が解けて、安心して読んでいったら・・・最後にしてやられた!そこがなんだか妙に嬉しくて、一人で笑ってしまった。さすが綾辻さんだよね~面白い。次が楽しみ。
これが噂の作中作だと?!またまた全然違う人を犯人と思いながら読んじゃったよー!かすりもしませんでした^^なにこの最後…。「えェェェ?えっ?!!!」と驚きっぱなしでした…。トリックはそれほどこったものではありませんでしたが、館シリーズならでわでした。今回は犯人の心の描写とかまったくなかったのでちょっと軽くも思えたかな。とにかく最後までだまされたっ!!!
はじめの方で 犯人わかっちゃった♪と喜び、自分の想像通りだったと思いきや、ミスリードに まんまとハマってしまってました(笑)最後の最後まで やられっぱなしな作品でした。かなり愉しませていただきました。
館シリーズ3作目。「作中作」というのをはじめて読んだので新鮮で面白かった。エピローグを読んで思わず「え⁈」って言ってしまいました。最後まで飽きることなくわくわくしながら読むことができとても楽しめました。
犯人はあの人、まちがいない! 謎はすべてだいたい解けた・・・勝った!! と、軽い興奮を覚えながら、エピローグへ読み進めていく――。・・・・・・。何・・・だと・・・・・・! 結局のところ作者の思惑通りに踊らされていた。ミステリで謎解きができたの初めてだったのに、とにかく悔しいです! たしかにあの人にこれほどの犯行をこなすのは――的に無理があるんじゃないかと思いましたよ。ホントですよ! と結局完敗に終わりました。とはいえ、事件はともかく、単純に迷路館そのものにすごく興味があります。あったらぜひ入ってみたい。
ワクワク感は健在。個人的には迷路という状況が十角館・水車館よりもヒットして尚更でした。前2作より楽しめた。ただ……ちょっと(かなり?)きわどいかなぁ(笑) 無理があるとは言わないけどギリギリのラインだと思います。
推理小説家・宮垣葉太郎の邸宅「迷路館」に集められたのは、四人の小説家と評論家、編集者とその妻、そしてご存知島田潔。高垣の提案により、四人の小説家は競って迷路館を舞台にした小説を書き始めるのだが……。いやはや、見事に罠に填まってしまいました。事件の解明に一捻り、そこに感心していると最後の最後にもう一捻り。やられました。
地下迷宮で起こる連続殺人事件を描いた小説「迷路館の殺人」、犯人と作者を探る本格ミステリー。すっかり騙されました!まずトリックに驚かされ、次に犯人の正体に驚かされ、最後にエピローグに驚かされと驚きの連続でした。何重にも絡む伏線は圧倒的で、作中作という構成も謎を複雑化するのに一役買っていて面白かったです。
導入部の設定が良さげでした。wwhの秘密が解け、犯人が分かり、著者の正体が矢継ぎ早に明かされて行き、やはり前作同様にワクワクが尽きる事は無く、とても楽しかった!(小学生の感想)
内容も凝っていて面白いです。作中作って書き方も楽しめた。でも最後の騙しはちょっと”ずるい”と思ってしまいました^^; でも迷路館を読んで館シリーズがもっと好きになりました!
ははあ、なるほど。とてもよくできてますね。でも、『十角館』のときのような興奮や驚きが得られなかったのはなぜだろう。わたしに「遊び心」を理解できるだけのミステリ的教養がないからかしら。★3つで。決して悪くはないのだけど。
十二分に楽しめた!作中作という趣向はなかなか好き。ギリシャ神話やエラリークイーン等々の知識があったのでより楽しめました。ただ少し納得できてない感が否めないのはあのトリックのせいだろうか?しかし演出を考えると妥当かなあ
迷路館という舞台のリアリティの無さ。殺される側への愛情の無さ。探偵島田潔の一人よがりのヒロイズム。自分には合わないと思いました...〈エピローグ〉を読むまでは。
自称?ミステリーファンの謎解きにもそうそう・・そうでしょと言わせてくれる場面とちょっと後出しでもその後の更なる展開もなんだか納得して、古典以外にも本格ミステリーもありって思える。私にはフルコースな一品でした。
館シリーズ第3弾。今回は迷路のような内装の館でおこる殺人事件。前作の『水車館』同様、今作の犯人もトリックもわかった、と思っていたら、今作では最後の最後で見事にひっくり返された。うまいなぁ。それにしても、綾辻さんの作品はどれを読んでも(と言っても言うほど読んでいませんが…)面白い。どうやら私も後れ馳せながら、アヤツジスト(旧版解説参照)の一員になってしまったようです。そして“紙の悪魔”。一枚の紙からあんなものを作りだすことができるとは…。折り紙の世界も奥が深いですね。
館シリーズ三作目。評価が高い作品なので、慎重に読みすすめ目をつけるポイントはよかったのですが、最終的には勘違いをやらかしていた事でびっくりでした。前二作を読んでからの方が良い作品ですね。それにしても折り紙の悪魔…凄いの一言です。。
叙述トリックにだまされた!十角館も水車館も読んだが、あの人の出自はまったく忘れてしまってた。霧越邸も読了済みだが、暗色天幕のあの人って誰だったけ?ガンガンわすれてゆく。
館シリーズ3作目。まだまだ殺されますよと言うも同然な目次や莫大な遺産をめぐる競争など、序盤のサスペンスで一気に掴まれた。着るもの次第では若い頃は美青年に見られただろうなんて、確かにかなり苦しい書き方ではあるけれど、見事に騙された。もうちょっとわかりやすい名前なら気づいたんだけどなー。どうにも女性名には見えない。エピローグはきれいな叙述トリックでした。シリーズを読んでいる人ならお馴染みの「今日の一本」におや?と思ったらこれだよ。
殺人トリックに関して言えば、驚嘆する程のことではないかもしれないが(中村青司の著物という前提があるだけに展開は読みやすい)、殺人犯、そしてこの小説全般における主役という存在について、見事な叙述的展開を用いており、すっかり騙されてしまった。物語で指摘されている"真犯人"に、すべからく推理を誘導されてしまったこと、その物語にすら丸め込まれてしまっていたこと、そして最後に、作者そのものについて誤認していたこと。読了した今になって考えると、本当に良く出来ているなぁと感慨深い気持ちになった。
読破した誰もが言うと思うけれど、やっぱりこのシリーズは順番に読むべきでしょう。この迷路館は、トリックとしては確かに解りやすいと思うし、伏線もはっきりしてる。鹿谷門美がだれであったのかもわかりやすい。でも作中作、という形がどういった意味で生きてくるのかは最後にならないとわからないし、初めて読んだときは、なぜ名前を変えたんだろう?と不思議に思ったあたり、ちゃんと気づいていたくせにしっかりだまされた。読み返しになると、そうそう、ここのトリックには声を上げて感動したんだっけ、なんてこともちゃんと思い出すのが楽しい
久しぶりの館シリーズ。やっぱり凄いですね、驚かされました。普段はミステリーは長くて読むのに時間がかかってしまうのですが、途中でだれる事もなく一気に読めてしまった。それだけ、内容に引き込まれたということだと思います。ミステリーの細かい技法などについてはよく知らないですが、とにかく楽しめた、驚いただけで十分でした。 島田さんの印象、ここにきてようやく愛着みたいなものを感じました。次も楽しみです。
あぁ、もう本当にすごいですねこれ。十角館も凄かったんですが、面白さ•完成度という点ではこちらの方が圧倒的に上でしょう。分かってしまえばよくあるトリックなんでしょうけど、それを見抜かれない巧みさがありますね。最後の最後まで楽しめました。今のところ館シリーズのベストです。
「館シリーズ」も3作目になれば、自分の中でこのシリーズのルールや登場してくるキャラクターというものが固まってくるわけで、なおさらこうだろと思い込んで読んでいくと最後にひっくり返される。何重も罠があるので1つ2つ得意げになって超えたところでなんてことはなく、もうお見事としか言い用がないです
まんまと、そして気持ちよく嵌められた。エピローグまで、終始「こんなに簡単でいいのかなぁ」 と不安になるくらい予想通りに進んでた。そこで、「笑わない数学者」で最終的にまんまと騙されたことを思い出して、きっと何かあるはず…と。そしたら、エピローグでやられた!あんなラストまでは思い当たらないよ。あの人に関する記述がやけにボンヤリしてるなぁとは感じたけども。とにかく脱帽です。
大御所ミステリー作家の住む奇妙な館に集められたミステリ作家4人と評論家、編集者、ミステリマニア。劇中劇的な構成で、読んでいるこちらも迷路に迷い込んだ感じ。ラストはどんでん返しのどんでん返しのどんでん返し!
新装改訂版による再読。全く読書をしなかった僕が、読書にハマるきっかけとなった作品の中の一つです。意外に細部まで覚えていて、それだけ当時、インパクトがあったのだなぁ・・・と自分で驚きました。 このシリーズは「順番に読むことで、さらにおもしろさが増す」というのが特長で・・・ラスト1ページの仕掛けは、シリーズファンを驚かす最高の1ページです。 作品からも、あとがきからも「綾辻さんは本当に本格推理が好きなんだな」と感じられるのが良いですね。好きで書いてるからこそ、これだけの作品が生まれるのだと思います。
◎ やはり“館”は夏の夜にうってつけだと思う。 シリーズ第三作。お約束もありつつ、前作とは全く違った趣向になっている。 久々にミステリでも、と軽い気持ちで読んだら、こてんぱんにやられた。今回の仕掛けはなかなか。二度三度と驚愕。騙されるって最高に気持ちいい!
「十角館」とは違う意味ですごい作品。まさかの犯人で全て解決したと思ってたら、エピローグを読んでビックリしたっ!やっぱりミステリーはこうでなくちゃね。迷路館みたいな館があったら面白いだろうなあー憧れる。
綾辻さん館シリーズ第3作目。読むたびにまったく違った物語を見せてくれますね。作中作の免疫がなかったので、最初「??買い間違えた?」って一瞬思いました…(笑)設定ならではのミスリードに見事に引っかかりました。特殊な空間の不気味さが文面から伝わってきて読んでて怖かった…。うまく最後は咀嚼しきれず思わず読み返しました。
さとちんさんお薦め本。作中作っていうのも斬新でおもしろかったです~。作中作のほうは意外と早くから犯人に見当がついたんですが、まさかそう来るとは・・・。期待どおり見事に騙されました。館シリーズ、次のお薦めは?
犯人やトリックを予想しながら読むも片っ端からひっくり返されました。十角館ほどの衝撃はないものの、作中作の形式で進行していく迷路館も新鮮でやっぱり面白い!最後は鹿谷さんのまさかの正体に驚かされました。あの人だったなんて…疑いもしなかったな。それにしても島田さんが大活躍してて嬉しかった。
迷路館の殺人<新装改訂版>の
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