猫丸先輩の空論 (講談社文庫)
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猫丸先輩の空論の感想・レビュー(139)
謎解きと言えば殺人ありきのミステリーにもたれた胃を、心地よく癒してくれる短編集。イラストレーターの男性の玄関先に連日1本ずつ置かれるペットボトルの謎を描いた「水のそとの何か」、スイカ割り大会で何者かに割られた7つのスイカの謎と、ある青年のスナック娘に対する淡い恋心を描いた「な、なつのこ」、飲食店でステーキの大食いチャレンジに挑んだが、相方の友人を置いて謎の失踪を遂げた女性を描いた「魚か肉か食い物」が面白かった。
結果が本当か実証されないと言う点ではまさに空論。でも、それを逆手にとった「水のそとの何か」がいいなと思いました。全体的にほのぼの脱力するような感じですが、「とむらい自動車」で驚愕、「夜の猫丸」で恐怖感を味わいました。
楽しかった。すごくおもしろい。猫丸先輩の想像に過ぎないのだけれど、日常の小さな謎を解いていくのが読んでいて良かった。飄々とした猫丸先輩に癒される。さて、猫丸先輩の身長がいくつだったのか、ちょっと気になりました。
久しぶりの猫丸先輩シリーズ。なぜかこの一冊だけ読んでなかった。 相変わらず貧乏長屋のお節介おばさんみたいな猫丸先輩。挿絵とのギャップがすごい。 今回は謎に少し魅力がなかったかなぁ。なんてことない謎がとんでもなくアクロバティックな着地を決めたらすごいけど、なんてことない謎がなんてことない着地を決めても予想どおりというか。もうちょっと驚きが欲しかったかも。 「とむらい自動車」は推理以外の部分で驚かされましたが。
作中で真実は明言されないものの、謎に直面した人たちを納得するように導いていく猫丸先輩の推理(空論?)は「解決」と呼ぶに足るものだと思いました。謎には関係ないミスリードが張られていたりして遊び心たっぷりで楽しめました。
最初挿絵邪魔だなあ、と思ったんだけど、シリアスな本ではないから、これぐらいでいいのかなあ、と思い直した。個人的にテロップ書きみたいなのがある絵が嫌なので。絵なんだから、絵だけで表現しろよ、っていう。本編に関しては、日常ミステリなんだけど、答え合わせがないから本当に先輩の空論で終わってしまうのが今いち。猫の話は、すぐに私もそう思ったので、わざわざストーリーにするほどかなあ、と。
ん~面白い。倉知淳の心理トリックは本当に巧くてハッとさせられるなぁ。「魚か肉か食い物」や「な、なつのこ」などタイトルのパロディが笑えるのもいい。「魚か肉か食い物」は内容も素晴らしかった。猫丸先輩相変わらず可愛いな。
前作と基本的なテイストは変わらないが、「推測」から「空論」になってますます謎解きが小粒になった。その分ゲストとの毎回のやりとりは楽しくなってきているけど。 ただ全てがのほほんとしている訳ではなく、シリーズ通して読んできた人をどきりとさせる様な話や、薄気味悪い余韻を残す話もある。
日常ミステリの短編集。推理にやや無理矢理な感はあるけど、日常にそこまでの厳密さを求めるのもおかしいのでそこはOK。なんだけど猫丸先輩のキャラがどうもあまり好きになれなかった。某シリーズの小鳩君を見習ってほしい;
きっと再読。猫丸先輩の魅力全開な一冊。近くにいたらちょっと迷惑かもと思うんですが、親しくなったら絶対毎日スリリングな日常が過ごせるかも(笑)。どの話も好きなんですが、黒猫丸先輩を楽しめる「夜の猫丸先輩」がお気に入りです。
ほのぼのした表紙に惹かれて手に取ってみました。内容は連作短編形式の日常ミステリー。身の回りで起こるちょっとおかしな・・ちょっとどころではなくおかしな出来事に猫丸先輩が想像と言う名の推理をしてくれる話です。後どーでも良いけど猫丸先輩のキャラにやられました。あんなに可愛い顔してるのに(つд`)外見はあんなに微笑ましいのに(つд`)なんてこったい。
『推測』同様に、論拠などの弱い推理でしかないのだけど、それを知っていながらも、相手を悪い気分にさせない猫丸の言葉が印象的。シリーズを読み進めてきて、随分丸くなったな、と思うのは自分だけだろうか? ただ、そんな中、最後の『夜の猫丸』は、猫丸の推理は自ら冗談と言うものだし、それ以上の推測もなく、でも不可解なままで終了。そこまで、温かい後読感を感じていただけに、最後のホラー(?)という内容にぞっとした。その電話をしていたのが、猫丸先輩自身だった、なんてオチがありそうな気がしないでもないけど(笑)
「水のそとの何か」「な、なつのこ」の二つのタイトルの元ネタはわかる。他のタイトルも何かのパロディーなのだろうか。全体に遊び心満載。「な、なつのこ」の「ゆらあり」には笑った。
全体としての印象は変わりませんでしたが、個人的に好みな話が結構あったので、前作よりは好印象です。小気味良い大食い少女の「魚か肉か食い物」が良かったです。
読者を騙そうとしているのかしてないのか、「ひっかけ」の部分が丸わかりで、まぁそれでもいいかなって感じの全体的に緊張感のない作品でした。ただ、これは決して悪口じゃなくて、このシリーズの味なんだと思います。
猫丸先輩の空論っぷりに拍車がかかってます。真実とは異なるかも知れないけれど猫丸先輩の言うことには優しさが混じっていて空論を信じたくなります。最後の電話をどうしたか気になる。
猫丸先輩シリーズの連作短編集。身の回りの些細な謎に、猫丸先輩が推理ならぬ空論を展開する。軽めだけど印象深い作品集。各話のタイトルのパロディも楽しい。でも、たしかに空論です。「とむらい自動車」が好き。
前作に比べるとそんなに意外性はなかったかな(笑)分かりやすいというか(笑)まあ猫丸先輩のキャラクターを楽しむって感じで楽しめたけど(笑)
題名の元になってる推理小説がわからない(--;)
とりあえず『とむらい自動車』『夜の猫丸』が面白かったかな(笑)
意表を突く論理展開ならば別に真相でなくてもかまわないという謎解きスタンスは好感が持てるが、この短編集に収録された話は、いまひとつ意外性が少なかったような気がする。各話のタイトルがパロディだったりするのは、まぁありがちではあるが、楽しい
猫丸先輩の空論の
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感想・レビュー:40件














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