魔王 (講談社文庫)
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魔王の感想・レビュー(6575)
伊坂さんにしては難しい内容だった。それでも、最後まで一気に読ませるのはさすが。考えろ考えろ。日常に追われて、流されてばかりの自分は考えさせられる部分が多かった。私は死神の千葉さんのファンなので、にやっとしちゃいました。でてくるって事は…とも思いましたが。潤也くんと詩織ちゃん、ふたりの空間が好きです。呼吸は詩織ちゃん視点ですが、伊坂さんの描く女性っていいなぁといつも思います。
もやもや…何だかはっきりわからない…何が伝えたいんだろう……考えろマクガイバー。まぁそう思いながらも読み進めてしまうのは伊坂さんのすごさなのかな。モダンタイムス読もう。
まだ、モダンタイムス読んでないから謎だらけ。モダンタイムス読もう!
モダンタイムスの50年前。面白かった。政治に頓着のないノビコに政治を考えさせる話でした。未来党が実在する団体ならノビコは貴重な一票を投じると思いますw 国や人種を束ねる力や、党首になる人物には宗教の教祖的なカリスマ性って必要な気がする。キリスト教でもイスラム教でも昔から宗教は政治に深く関わってきてるし。ノビコも宮沢賢治好きです。どんな人物かさておき、賢治の残した文や言葉はストレートででき過ぎてないのがいい。そんなこと言って中原中也も好きなんですけどね、顔w とりあえずゴキブリを「せせらぎ」って呼ぼう
凄すぎて感想書けず、引用のみ。「政治家が賢いのと馬鹿なのでは、どっちが怖いんだろう」「たぶんさ、今までの政治家だって、何をやるべきか分かってたんだよ。ただ、それをやると、怒る人が山ほどいるし、怖いし、だから、やれなかった」「その結果、今は、もう誰が政治をやろうと世の中は変わらない、と虚無にも似た気持ちが蔓延している。」「 どうでもいい、だとか、俺には関係ない、だとか思っている人間は後になって、後悔する。後悔し、逃げる。無責任に意見を翻す」 「この国の人間はさ、怒り続けたり、反対し続けるのが苦手なんだ」
うーん・・・モダンタイムスを先に読んだせいもあるかもしれませんがイマイチでした。エンディングがこれからって時で終わってしまうので物足りない感じです。安藤兄の話の方が個人的にはよかったです。モダンタイムスだけでもよかったかも・・・
ちょっと難しいのにスラスラ読めるのは、さすが伊坂幸太郎だね♪面白かった。難しい事は、よくわからなかったけど、犬養は魅力的にみえた☆日本の首相に1ミリでもいいから犬養のような貫禄があればよかったなぁ。とか色々考えさせられる内容だったけど、結局よくわかりません。でも、すごく面白かったのは確か。
よしモダンタイムス読むぞ。井坂幸太郎は言葉のやりとりが絶妙で心地いい。ラストは…だがモダンタイムスに答えがあるだろう
なんかやっぱり伊坂幸太郎いいなぁ。千葉さんがてできたりとか、兄貴の幻視と弟のシーンがつながってたりしてて、世界観がしっかりしてる気がする。犬養の言葉や兄貴の言葉に考えさせられることあった。続編のモダンタイムスを読みたくなった!!
犬飼さんはどうしても橋本さんや小泉さんに見えてしまいました。分かりやすく端的に物事を伝えることにより、国民から絶大な支持を得る。そのことは政治の習熟のように見えますが、議論の単純化によって一点に絞り込みすぎて重要な箇所を抜け落ちてしまう危険性を感じます。民主主義は守っていかなければなりませんが、欠陥商品であるということを改めて感じさせられました。
モダンタイムスを読む前におさらいで再読。ファシズムというと難しいけど、好きなアーティストのライヴで同じフリをするファンの行動と思えば、確かにわかりやすい。よく考えもせず、わかりやすいカリスマ性に惹かれてしまうと、いつの間にか危険な方向へ向かっていても気づかないのかも。怖いな。うーん...。終わり方が中途半端な感じがするのは、これまでの伊坂作品が最後に全て伏線回収で大団円、だったからかも。さあ、モダンタイムスを読まなくちゃ。
モダンタイムスを読む為に再読。いつもながら伊坂さんの本を読むと自分は無知だって事を実感する。政治が軸になっている話なのでもっと勉強しないとなと思った。果たして犬養首相と潤也は対決するのか先が気になる!
ラストは期待はずれだけど内容は濃厚で面白い。国際や政治の問題などを物語に組み込ませ群集心理の恐ろしさについて問題提起する小難しさと伊坂幸太郎独特の登場人物や文章とがいい具合に絡みあって時事エンタメ小説ができたみたい。実際にあった物事や政治家を連想してしまう。誰だって空気に、情報に、流されてしまいがち。きっと、客観的にそのおかしさに気付くのは安藤兄のような人ぐらいなんだろう。さて、思考の深みまで掘り進める人がどれくらいいるのだろうか。勇気で世界を変えることができるのだろうか。考えろ考えろマグガイバー。
語り手こそは兄弟だけれど、兄弟が何かをするというよりも時代の流れを楽しむといった感じ。この作品だけでは何かが起きているような起きていないような、そんな感覚だけが残るんだけれどその空気感にまたなんともいえない面白さがある。これだけでもそれなりに満足ではあるんだけれど、まぁやっぱりモダンタイムズも読まなきゃいけないんだろうな
犬養と安藤弟の一騎打ちを期待して「呼吸」を読んだ。「不思議な力発動でどっちの勝ち、おしまい」なんて終わり方を想像していた、自分の浅はかさを実感。
ぼくにとっては「満を持して」の一冊。モダンタイムスが文庫になるまで待っていました(笑)。伊坂さんの作品(俗に第2期と言われるあたり)で見えてきた「何か得体の知れない『流れ』との対決」というテーマに、サイキックを乗せた作品。ちょうどこの本の書かれたあたりの社会状況が鮮明に思い出され、当時の閉塞感みたいなものを感じながら読みました。懐かしい「神様」がチョイ役で登場したあたりで「ええっ!」と結末を予感してしまったのですが、後に続く話が何というかとても『伊坂さん』という感じで温かくなりました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 02/08
なんかすっきりしない話だった。政治が苦手なのもあるかも。けど伊坂さんの文中の表現は好きです。マスターの力も気になった。犬養みたいな首相が日本に現れてほしいよ。
小泉さんやら今の橋下大阪市長やらが犬飼とダブってしまいました。 今の政治も嫌だけど犬飼みたいなのも嫌。集団で同じ方向を向くって本当に恐ろしい。 でも物語自体は政治抜きに面白い・・・「魔王」だけだと落ち込みそうだけど、その5年後の「呼吸」が付いててちょっとホッとしました。
特異能力を持った安藤兄弟のお話。前半が兄、後半が弟と2つの物語。
どうやって物語を収束させるのか興味があって、一気に読み進めてしまいました。
「覚悟はできているのか?」
考えろ考えろマクガイバー、が印象的な言葉。
私も普段の生活できちんとものを考えて過ごせているのか。。。じっくりと考えることが苦手になってきている自分に渇を入れる。
いろいろと学ぶことは多いけれど、最近軽いのしか読んでなかったのもあり、ついていくので精いっぱいでした。
謎がいっぱい残るので読後感はすっきりではないけれど、仲の良い兄弟が重力ピエロを彷彿させる感じ。
読了。部屋の中で紛失したりしながらようやく読みきりました。「モダン・タイムス」の前日譚というか、スターウォーズ的に言うとエピソード1。とある政治家の台頭と呼応する様に発現する主人公の超能力。話の枝葉として政治や憲法改正に触れますが、作品のテーマは「考えろ、マクガイバー」思考停止と無意識の扇動の危険性。「モダン・タイムス」を先に読んだためか、そこに向かう大きな序章という感じで楽しめました。
人間が何も考えないでまとまるだけだと、怖いなーと感じました。 私も自分のことばかりで、日本の未来なんてあまり考えてないなーと実感しちゃいました。子供のときのほうが、未来に期待できないから結婚したくないとか言っちゃってたな、と思い出したり。 これからはもっと自分以外のこともたくさん考えたいと思う、そんな気にさせてくれる1冊でした。モダンタイムスも読もうと思います。
イマイチ。政治や社会問題などが話に沢山出てきて内容が難しく読むのが辛かった。続編と言われているモダンタイムスはどうなのだろうか・・・考えろ考えろマクガイバー。
モダンタイムスが読みたいので予習に、と思って読み始めたけど面白くて一気に読んでしまった。怖い話。久しぶりに社会や政治を考えさせられる小説でした。流されてしまいがちな私。ちゃんと自分で考えて行動しなきゃ。初出04年であるにも関わらず、今の日本にダブるような、不思議な気持ちになった。ちょこちょこ出てくる宮沢賢治の詩がよくて、他のも読みたくなる。「『アンダーソン』と『安藤さん』って似てるね」
先に「モダンタイムス」を読んでいたので、なるほどねと思いながら読みました。こちらを先に読んだほうがよかったのかもしれないけど、こちらから先に読んだら、頭が???だらけになった気もします。もう一回、「モダンタイムス」の後半部分を読みたくなりました。
娯楽小説のつもりで読み進めていったが、メッセージ性が強く、社会派小説の印象と余韻が残った。しかし、“魔王”とは何を指していたのか?…、“オオタカ”は一体?…といったことを考察し、読後のひと時を楽しんでいる自分を客観視すると、やはり娯楽の一端はあったのだなと、納得してしまう。
COMICS版「魔王juvenile remix」を先に読んでいたので~設定の違い とか面白かった!! 「呼吸」の仙台での生活感が好きです
考えろ考えろ。本当にその考えは自分のものか?誰か誘導されていないか?ステマステマと騒がれるこのときに相応しい一冊。やっぱり、伊坂さんだと一番好きだわ。モダンタイムスも再読しようかな。
やっぱりモダンタイムス読む前に読みたかった。マスターの存在が最後までひやひやさせたけど、潤也と詩織の空間が好きです。魔王で思いつくのは中学の音楽で習ったオペラだったから出てきて驚いた。息子が死ぬという、かなり印象の強い歌だったのでなんだかダブルパンチをくらいました。
読書メーターの積ん読に登録した際、魔王と言えばシューベルトとコメントしたらホントに本編に出てきたビックリした。ところで、登場人物の中で魔王はだれなのだろう?と思うと、【群集】かな?と思う。お父さん、魔王が見えないの?と言っているのがお兄さんか。ところで、マスターは犬飼が刺されたときにテレビ局にはいなかったのではないか。犬養を守っていたのはマスター。そしてお兄さんの死因。とか、こんな感想を掲載させる覚悟はあるのか、俺?
操られつつある群衆(心理)に歯止めはあるのか?自分を信じて対決すれば勝てるのか?勇気ですら金で買えるのか?魔王は誰なのか?ファッショと言えばムッソリーニは胆略的だけれどわかりやすい。資材課の千葉さんはあの千葉さんなのか?<あの千葉さんだね。
再読しました。 例のごとく、伊坂さんの他の作品である「死神の精度」の千葉さんが登場しており、楽しまさせてもらいました。
モダンタイムスの前に読めば良かったかなぁ…。でも面白かった~!群集が本当に怖く感じる。自分もその中の一人なのかな。怖さも感じるけど、ユーモアのある文章で楽しさもある。―考えろ考えろ。グサッときました。
モダンタイムスを読んでから魔王を読みましたが、十分に楽しめる内容でした。「呼吸」の冒頭を読んで、女性目線のしなやかな文章が書ける伊坂さんをますます好きになりました。私はお話の中に出てくる、アンダーソンさんの「生きてると、こういうこともありますね」の一言が心に残りました。
魔王の
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